〜気まぐれ作詞帳〜

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1:たぴおか◆:2015/12/02(水) 18:07

作詞したいとオモイマス

261:たっぴー:2016/11/22(火) 21:50

;てぶくろ
薄暗いくらい紫の空
遠くから響く電車の音
明日は雨かななんて
呟きながら


少しいい音質で聴いてた
悲しそうなその声は
包み込んだ包装紙が
足りなかった


朝晩一日中
君のことだけを
考えていたら
君を感知して
脳内に送信中




サビ


ひとりふたり
追いかけて
聞こえない憂鬱
キスをした
ひとつふたつ
片っぽずつ
履き替えて
指を一本ごとに
温もりを感じて
ポケットの優しさに
鼻が赤くなる

恋しいくらいに

262:たっぴー:2016/11/22(火) 22:04

;記念日
背中は広く
背丈は高く
僕の帰ってくる居場所
包み込む手
暖かい笑顔
嬉しいときも辛いときも


何かあったら背中をさすって
『大丈夫』
そんな温もりが
くすぐったくって

迷って苦しんで
それでも見ていて
答えを見つけて
また抱き締めてほしいの


サビ


ほんわりしてる
あったかい気持ち
僕もプレゼントを
あげなくちゃな
その気持ちが嬉しい
だなんて言うけど
やっぱりいつもいえない
ありがとうを伝えたい
時がたっていって
いつの間に背丈越して
しわが増えてくのは
虚しくていつか
なくなってしまったら
どうすればいいか
畳に染みが
できてしまわないよに
それでも笑って帰れるよに

263:たぴりん:2017/02/02(木) 14:22

映し出すスロー
鍵の音でリズムをつくる
だめになる前に壊せばいいんだと
思うだけで何もできず

世に身を投げ出せないかと
思ってただ死ぬ勇気がない

明日になれば何か変わるのに
今日の私をごまかせなくて
昨日までのイヤイヤも
きっとスキスキになりたくて


飛び込んでしまう勇気を今
くださいと謳歌しているんだ

264:たぴりん:2017/02/02(木) 14:26



笑って笑って嫌っていく
はじめから事実などないはず

今居間の中で十五回刺す
めった刺しにしてなすりつけて

罪は償いを解いていき
解せないのはあと一歩先へ

なぜ嘘をついてたのか
気づくのはあと何世紀先

今今居間


真実を答えにしておけと
知らないのは同じなはず

265:たぴりん:2017/02/11(土) 17:54

非行少年

雲隠れするのに
法律を罰する現代役人
飛び火を受けて業火になって
屈折するのに
光を見上げて
苦しそうなんて

そこから逃げるための法を
裁くのに
更生される作られる
プログラミング
薬をのんでいっそいなくなるのに
見るとそこは消毒の中


プラスマイナス
カッコカリ
呑み込んで乏しい
吸い込んで貧しい

深夜の公園フラッシュメモリー
どうにもこうにも酸素二酸化炭素排出
足りない血液の
鉄と返り血非行少年

266:たぴおか:2017/07/13(木) 20:51

平面バスター


なんでだろういつからかな
嘘ばっかりな気がしてならない
キライなアイツもスキなアイツも
一色淡にまとめちゃって
願った通りの自分がいなくて
嫌ってもがいて苦しんでいるのはどこだ


止まった信号迷った僕は
迷子のままで置き去りに
縛った過去気づかないのは
一体どこへ

行ったの

267:たぴおか:2017/08/11(金) 05:08

朝焼けの花火


多分きっとバカなんだなってわかってるけど
それでも気持ちはかわらなくて
キライなのはキライのまんま
スキもキライに塗り替えて
自分から逃げて聞こえないふりをして

眠れなくてもう朝5時
やけにふらふらするのに記憶は鮮明で
暗さにちょっと慣れちゃって
なんか自分が悲しくなって笑える

外に出ると自分はもう誰かわからなくて
大衆にまぎれて猫背になって溶ける


心理とか気持ちとか隠してやっと僕たちは
人として成り立ってる気がするんだ
なんか理想とちがってきっと悔やんで
そうやって傷をつけてくんだ
窓の外は今日も雨で
静けさが染みるんだ
早く大人になりたいな自由になって
ひとりで生きてひとりで目を閉じたい

268:たぴおか:2017/08/22(火) 11:11

毒林檎

今日も昨日も同じようで
汚いものを取りこんで

少し人気だからって
もう死んだって
遅いのわかってる
待ってるとか大好きとか
消えてなくなっている

毒をかじって瞼を閉じて
陶器みたいに白い肌
綺麗だなんて縁起が悪いな

きっともう残らないこの詩も
誰も知らない秘密の箱も
閉じてしまおう


全部食べて呑み込んで
どんな歌かじゃなくて
誰の歌なのかがきっとだいじ
たぶんそんなもん
理論とか探すと頭が割れるので
どうか安らかに


眠れるといい

269:たぴおか:2017/08/31(木) 14:43

夏の終わり


嗚呼もう夏は終わったみたいだ
雨が降って台風が僕を
ノックする音で息をする
二学期になったら
いつかやるって
先延ばしてる
ありがとうなんて言わないで
一方的じゃ気が済まない


散々言わせておいて
もうやめるなんてひどくないか
散々心奪われて
お預けなんてもう
空しいよ

ねえ夏が終わるってさ
嗚呼、明日
僕は昨日へ行く

届いてほしいんだって
追いかけて届かない

未来のことは何もないけれど
僕はこの夏を
忘れないだろう

270:たぴおか:2017/11/14(火) 00:55

うはは

271:たぴおか:2017/11/14(火) 00:55

…久しぶりー

272:たぴおか:2018/01/03(水) 16:47

生きてていいだろ


誰かを傷つけたことはあるかい
誰かに傷つけられたことはあるかい

何かを我慢したことはあるかい
何かを我慢できなかったことはあるかい

己を過信したことはあるかい
失敗した
傷ついた
死にたい

気持ちを押し殺して生きている
鬱憤晴らしてどうなるんだ

@死んだら全て無くなるから
A全て無くなるから死ぬの
↑@はそう言いたいんじゃない

ただ生きてていいんだ
生きてるからいいんだ

逃げてもいいから
俯いていいから

この歳になっても己を過信してるやつらよりは
大人だから


頑張ってんなら息をしろ

273:たぴおか:2018/01/04(木) 09:04

黒い宝石

他人から傷をつけられて泣いている自分がいる
悪気はないのに傷つけてしまって自己嫌悪になっている

幸せで平和な世界だからこそ
少し優れた人が生き残ってるんだ

僕ら弱くて力が何もないから
逆恨みとか陰口だとか
黒い感情は作らないように
必死に清らかに生きようとしてる

関係カースト身分位置
全部ないはずなのに
僕らそれにとらわれ醜く汚くなっていく

むしろ戦争がおこったほうが
無力に無残に死んでいけるだろうか


無表情で黒い言葉打ち込んで
楽しんでいるクズにはなりたくないよな
泣き笑い転び滑稽でも
昔の自分に恥じたくない

例えば平気で仮想世界で
文字だけで切り傷抉る奴がいたら

僕はできることってあるのかな

集団でしか何もできない
集団でなら何でもできるさ

見下しているその理由は手が届かないほど
上にいるのが


くやしいんだ

傷がついたなら宝石作ろうか

274:たぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/01/05(金) 11:51

アマネ

雨の今日光る雫
薄暗い視界静寂に包まれる

雨足は早く晴れやかな空
狐は嫁入り天気雨で

肩に少しかかる息が
脈を鼓動をせかさせる
シャンプーの香り柔らかい髪に
触れたら壊れるモノだから

小糠雨になり耳奥に響く



まだ何も知らない僕らだから
臭い恋をしているんだ
先を見据えずにただ今を
生きてく君と雨音と
思い出して恥ずかしくなるくらい
精一杯に今を進むんだ
後悔するのもまたいいさ
それも含めて未完成なんだ

275:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/11(日) 04:12

たぴおかです。

もう面倒なのでここもこれで

276:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/11(日) 04:20

sing!!

僕ら普通に生まれ育ってきたもんだから
歌い方わからず自分に嫌になる

特徴的な声だったらどんなに容易いことか
努力もせずに生まれ落ちたもの恨む


誰も教えてくれないことだったもんだから
大人になって後悔したって遅すぎる


今を一つざつ重ねていって
そしてたどり着くんだ
普通の武器を



立ちはだかるか壁が
落ちたものを悔やもうと遅いから
今の自分をどう変えるかが大事なんだ
たとえ潰され焼かれようとも
歌い続けるんだ

277:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/11(日) 04:38

廃れてるガール

もしかしてまたもしかして
深夜一桁明日がきた

とりあえず青い鳥に報告しといて
泳いでいる私は魚ですか

汚い顔してるつもりはないが
どうやら距離感が気になる
隠した本音は準レギュラーで
一気に吐き出させ掃除してる

気になるあいつは未読スルー


知識をつけなきゃいけない
お年頃なんですよね
雑学だろうと見てる未来は叶えはしないが
甘く見たって死にゃあせん

警備をしなきゃいけない
時期なんですから
無駄だろうと願う望みなんて名だけ
痛い目なんてあったことないし

どうせまたリロードしちゃえばいーや

278:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/11(日) 04:51

零れた。


溜め込んだ事情はもつれにもつれて
花のあの子を照らしてる
インスタントだけど使い勝手は良いって
売り込んでたのに
また在庫処分ですねわかってました


単に貴方の趣味なだけでしょ
今では遠ざかり
何となくいただけの物です

溢れてた一杯
いつのまにやら
花に吸い取られたようね

息は吐くことだけ
吸うのなんて若手に任せるべき

身体から零れた
それは次第に
空っぽに渇いた
塩っ気の多い何かだったようでした

279:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/12(月) 23:34

透けた


瞬きをしたら寂しくなって落ちた
まるで雨の様に打ち続けた証だった

傘はなくとも堪えてたつもり
下ばっかり見てたんだ

ある日上の民が
見せつける様に笑ってきて
自分のしてることが
酷く惨めに思えた

返す脳すらない言われるが儘
認められたい誰かに見つけられたい
そうだ僕は透けてるんだ
色がないから留まったまま
見向きもされないんだから



描いてた夢未来希望は
一つの音で簡単に壊れてしまう
踏み潰されてボロボロになって
全て無駄だって言われてる

数えてた努力と自信は
消えるはずない結晶だから
輝きはまだ微かに勇気へとなり得るんだ

280:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/14(水) 22:24

ひとかけら


説明文は読みましたか
寒い愚者を翻弄して
頑なにおりない頑固者

嗚呼全部消え去ってしまいたい
嗚呼全て捨て去って逃げてたい


最期の一欠片潰れてったみたいだ
何とも呆気なく針は廻る
暗がりで翔けてったようだった
ねえ声を聞かせてよ
チャイムが起こる
足先まで痺れる


躊躇っていたら置いてかれる
敵うはずないってって
煌めく瞳に渦潮を


もう目移りしちゃって
もう厭になってみて

281:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/14(水) 22:32

春降り

渇くほどの世界は消え
陽射しと風と花の香り
飛ぶ鳥を落とす勢いで
叫んだりして
浮かれ気分だって
しょうがないんだから

季節は巡るこっちの気も知らず
朝の暖かみにちょっと背伸び


春が降ってきた
小さな春が
君に似合いそうな花だから
明日、また明日って繰り返し
今日も巡っていく

282:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/17(土) 23:50

stand out

その他大勢から抜け出したいんです
些細なことでもなんでもいい
頭一つは飛び抜けたい
とにかく誉められ讃えられたい

ちょっと軽い気持ちツイート
称賛の嵐なんだか有名
増えていく数値に
周りが消えてって

苛立ち評論悪化デストロイヤー
飲み込む不安定明日吐く
見据えた未来と悟った人生
夜が明けるまで痺れる感覚

283:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/18(日) 00:01

アンドール


ひとりぼっちの悲しみに溺れて
それでもまだ生きてるの偉い
そうやって自分だけ憐れん
可愛いガラスケース入り展示場

空想偶像仮想幻想
カッコイイからって乱用厳禁
価値どんどん下がってくなんて
知らんぷりなんです



女子は大変だって
イヤホンの世界閉じこもって
安い課金膨れ上がり
破産寸前

制作者の意図に沿って
睡眠時間暁の刻
読みにくい改行
人形様様

284:花吐き◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/18(日) 15:01

金平糖


藹々果てなく過ぎると目の当たりにして
購ってみたけどあたら棄てる
あながち悪いとはいえないが
数多な苦難は消えはしない

天が下知らぬことばかりで
厭になるような陽が廻る



生きとし生けるもの泡沫に
思いなしか元気のない浮き世
燦々の雲母 独りのせせらぎ
あるが儘に届けこの想い


一粒の願い弾けた甘さ

285:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/20(火) 18:39

日和

息を吸ったら春の香りがして
噂話にひとつのくしゃみをしている
少し伸びた髪をまとめあげ
ひとつ背伸びをしてみた

穏やかな陽射しに手を広げ
明日を祈って走るんだ
遥かなる未来に手を振った



ねえ笑ってよ耳を貸してよ
なんて言ってはまた逃げ出す二人
ねえ話してよこっち向いてよ
なんて言っては蕾にキスする

このまま時間が止まったら
僕らは永遠に春となる

286:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/23(金) 22:47

哀愁


どこか遠くへ行ってしまう気がして
急いで掬っても出遅れて
まだ暗い先の未来へ
自分だけ信じてひた走る

見せかけの愛なんてないんだよ
そう言った貴女は酷く綺麗で
未完成ながらにも穴へと飛び込んだ



優しさに耳を貸してよ
喜びに泣き笑ってよ
せめて手の中にいてくれよ


哀しさを食べ終わり
乏しさが喉につまり
寂しさを受け止めて

287:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/24(土) 00:34

分の1


中身がないんだから
ひとつのこらずなんてものはなくて
後味が悪い気がするから
見上げてた気分を蹴ってみた



山奥に眠る太陽は
明日を照らしに眠っている
従来古来の永遠だなんて
随分と他人行儀なもんだ


引き際を忘れて意地を固めて
冷めたのは心か感情か






数値で数えると一掴みの人の世だって
嘲笑い生きてくような反面教師が愚かでさ
指折り数えても一握りの分しか見つからないから
痣だらけ分けてくようなひとつのためにしかなかったの

288:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/24(土) 00:37

>>34
私のくせにいい歌詞だ

289:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/24(土) 16:15

sympathy

度重なる痛みや不安に
胸の内を吸い取られる気がして
奴隷のように間違いを正しさと主張しているの
はかなくも舞ったその真意とは
闇と一緒に葬ってしまえ


惑わせるものが大嫌いなのに
僕らいつの間にか共感して朽ちていた
みずほらしいものが見えるのに
大勢流れるように収束して離れてった

みんなって誰だろう
正解はなんだろう
正しさを正したってそれはただの気分でしかない
望む描いたシンパシーをちょうだい

290:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/24(土) 17:47

never


努力は無駄ではなかったが
勝敗は追いつかなかったんだ
また自分を嫌いになった
仲間の優しさが痛かった

苦味に顔を歪めても
事実はひとつも変わったわけじゃない
勝者に憎しみを持っても
功績が裏切ったわけじゃない



理由を探して恨んでみても
大体のことが理由だったわけはない
やっぱり悔しいのは身に染みているから

明日強くなって戻ってこよう
結果は副産物ではないって証明

291:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/25(日) 18:40

アイコンタクト

いつから僕らは褒めて伸ばされなくなったんだろう
どうやら包帯だらけになっているようだ

Ah

明日の暗がりを見つけられ
大体のことは聞かないで




それならばと何もしなくて
過去と未来に怯え生きているのはなんでだ
誰にも見つからないあらがいも
砕けてしまう前に今を見つめて

292:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/02/27(火) 20:17



擦り減る金の園
夜の帳 花束そえて
暗い クライ 夜陰を抜ける

彩れ涼し宵月に
時の晩まで弧を描く
年の功も同じく昇り
音に聞く宴は下がる


宙舞った光りは
日向に照らされて消えた
月などない今宵は
潔しとしない闇夜で

293:鷹:2018/03/01(木) 07:10



君の夢を見ながら目覚めた
こんな日は良いことがありそうだ

夢の中の君は
笑顔で
涙なんて知らない
という顔をしてた

そんな幸せいっぱいだった君が
何故
何故
何故
死んでしまったのか

僕はあの
トラックを
道路を
空を
あの日が来たことを


憎む
恨む
嘆く
怒る

君のために

294:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/03(土) 00:29

>>293
すみませんがここは個人スレとして作ったつもりだったので
作詞は控えてもらえると光栄です

私がはじめに書けば良かったですね、すみません

295:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/03(土) 00:47

プランタン


両手で掬ったプランタン
哀愁がして明かり先を目指す
呼び掛ける君なんてのは
元よりいるはずはないのに
届かないことは承知の上
紫のアネモネ渡すんだ

吹き付ける風が寂しそうで
一息で息を殺したのに
やっぱり差し出した心臓を
大事に抱えて死んでくれないか

渦巻く現状に逃げてばっか

天気みたいに変わるはずはなくて





プランタンがやってきたのに
まだ僕は立ち止まったまま
泣きたい衝動に駆られて
涙 光になって嫌った

動けない僕の横で
揺れるフードが愛おしい気がした

296:みちる:2018/03/03(土) 10:48

いいですね!

297:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/04(日) 04:02

>>296
ありがとうございます(*^-^*)

298:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/08(木) 15:10

ありったけの


どれだけ絶望したって
むしろ重なる暗い暗がり

どのくらい諦めたって
信じてやまない痛い痛がり


ささくれの中 希望も持たず
幼い間抜けは知りもしない

留めた無情の上 この身ひとつで
光が待ってる





ありったけの夢と幸福を探しに
険しい山谷だって最高だって言い張る

ありっけの希望の絶望かき集めて
苦しい今日だって微かに笑ってみてよ

299:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/10(土) 01:28

恩寵

悲しいことはたくさんあった
苦しいことはたくさんあった
泣きたい日々も慰めてくれた
やるせない日々も嫌いだった

ただ愛してよと心が叫んでる
自分愛せるのは貴方しかいない

それならいっそ消えるなんて
泡のまま淡い恋は枯れる


咲きくとばかり激しい雨嵐
花の散る乱切なき少女よ
今 一粒の種となり土となり
花になっていくだろう




少し思い出して泣けるくらいの
懐かしいあれやこれ
ちょっと笑えるくらいでいいの
やっぱりさ

古臭いと二人で日の光
浴びながら眠ろうよ
いつかまた
愛しい思い出たちに

300:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/10(土) 01:37

バターケーキ


二度目の成功は失敗に終わった
始まったばかりってのは言い訳なんだから

朝日も昇らぬ頃野いちごとミント摘んで
一口の大きさを見誤ったようだった

露を浴びて濡れる肌が透き通る
お世辞みたいでなんだか照れ臭いような

和ましい一日の始まりだった






自分のためじゃなくて
僕のために歌ってよ
はかないものは
やがて消えてしまうから

心臓えぐるように
僕の胸を突く
可愛らしい存在
花の香り

301:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/16(金) 21:59

メモリ


涙出したって感傷に
浸ってただ弱ってなんのって

強調したって協調されるだけの
不可解なこの世の習い

始まったばかりなんて終わってもいないのに
今日だって明日だって知らないほうが悲しくない



ハテナ笑ったってつんざく音に
ため息と刃を
破滅のメロディー奏でてる
あの娘はどこに連れてったんだ

302:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/16(金) 23:18

モーション


カッコつけて言った本音
思わず零れた恥ずかしさ

嫌いだって知っているって
まだ見つからない冒険の向こう

切り取った世界は鮮やかで
目に見えないものが華やかに

それって嘘 捉えてって嘘を
涙に映したのはどうして



君とて救うこの距離感
足掻いてもまだ凍りつく夜空
開けた闇討ちその奥に
限りのない信頼に耳寄せて

303:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/16(金) 23:21

キーワード機能良いです

よく使うワードは『明日』と『気持ち』だった

304:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/18(日) 20:27

Pastel

乏しい記憶に淡い桜貝
波打際まで押してって
くれないか



華々しい明けにスノウドロップ
張り付けた氷柱に光反射
やっぱり君だったみたい
そう言ってはにかんで
泣くのは前提で恋心
グレーに染まる鮮やか





反応したんだ青になってたのは僕だった
水溜まり変わる空色跳ねてって
煌めいては眩しかったように
虹色が重なる振り向きざま

端っこでもいいから
付き合ってはくれないか

305:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/24(土) 19:12

BLACK


嫌いなものが増えていく
また中身を開くと黒ばかり
知らないことだらけの常世
見えない癖して諦める十八番

激しい嵐も静かな快晴も
全部全部蝕んでいってよ
嫌いな自分とそれ以外を捨てて
何が残ってるか知らない
相変わらず濁っている
純真に純粋にそれは黒かった



真っ白大好きな見た目崩壊
はみ出したページの角を折り込む
並木道の平衡嘆いたのは
ただの塊だけでした
ねえちゃんと見つめて
濁らないように

306:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/25(日) 21:46

access


迷惑をかけたほど
精神乱心してるわけじゃない
はじめからそれほど
情をかけたわけじゃない

はみ出す感情の切れ端
繋ぎ合わせてできたのは無情
非常識な常識振りかざして
眉を寄せているのはどこの誰なんですか




案外嫌いじゃないかもって
気づいてたらどれ程良かったかもしれないな
禁止を止める抑止力に
高笑い苦笑い仮面劇ですよね

またまた禁止の乾杯

307:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/28(水) 00:57

アストル

逃げたくなった時は下を向いて
消えたくなった時は後ろ向いて
花のように散ってる
星のように舞ってよ


些か言い過ぎた言葉
リミッター外れて
このまま明日も
無くなればいいのに

振り返るとふと
シャボンの香り掠めて
耳元はしゃぐ声と
愛らしい眼で見つめてよ

そりゃあ嫌いになんて
できたらとっくにそうしてる
嫌いなら見なければいい
一番正しいものってなんだ





その手を掲げて
見上げたらほら
次元の空へと
未知の景色なんて見たくない
なら一日の神秘奇跡の足跡
果てしない零から
星々の花畑
煌めいた幻想

308:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/29(木) 01:46

BONHEUR


幸せが無いから不幸だなんて
まるで子供のように温い温い液体
ミサイル天空向かって投げつけたって
天候の維持始まらないような種

羽開く時は今じゃない
それなら羽交い締めにしてしまえばいい
なぜ横目にジロリと
やりきれないのは昔からじゃない






息吹滑稽に乱雑に
流行りものサブカルエンドラスト
来世に期待するのは
馬鹿げた阿呆がしてくれ

橋渡り両手あげ挨拶
見兼ねたカメラマンアシスタント
敵わないような物体
最高潮の幸福をくれ

309:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/29(木) 20:13

片目


辛いことばかりで壊したいんだ
強さばかりじゃ人情は買い取れないや
出会ったことって一つの運命の連鎖
滅びるなら君で全て終わってよ

辛いこともあっただろう
楽しいこともあったんだ
断ち切るのは簡単なら
繋ぐのだって容易いと
思って願って
離れ離れ
咲いてった瞳も
朝方散るでしょう





片目を開いて
紅い信号と重なった
未来はもう
間違ってたのかな
教えてよ ねえ
片方だけの
情報に期待とテレパシー
もっと私のことを
見てまた笑ってって

310:花吐きのたぴおか◆..KmHeyvmNfHE:2018/03/31(土) 01:01

枯色バトー

オールで手繰り寄せた
気分の内の水中
雷が走るにはまだ早い
破った線と森羅万象


追いつかれる前に
体の息揃える水準
やわじゃないのは
僕のほうだって

こんなもんに
何倍の空虚と真髄
破天荒さなんてのは
ごみ箱の中



コバルトブルーの波長
至極全うの中
退場した後は何でもない
まさかの展開 真実も同然


空を淡々に
畳の染み滅びたフィクション
間違いだらけです
僕のせいなんだ

あんなもんに
散々の紡ぎと顰蹙
摩天楼 サヨナラする
とにかくもう もう もう

同情してくれ

311:たぴおか◆vk:2018/04/02(月) 02:38

ワガモノ


ハイサイ、明日世界が滅んでも
僕はまだ死んでない
バイバイ、花の道を歩いてく
木漏れ日 影法師

野原のてっぺんで愛を叫んでくれないか
夜道が怖くなくなるように抱きしめてほしいんだ



やつがれたものばっかりだ
君もその一部になってたんだろう
ハナミズキ通る雨宿り
雲隠れしたのは月だった

君だった
いなかった


ハイハイ、わかっていますよ
一番汚いのは僕だった

312:たぴおか◆vk:2018/04/02(月) 02:45



好みのタイプとか気になるし
どうせ明るい子とかそんなんだ
24時間ずっと気にしてる
だって私はいつもだんまりだ

君がいると緊張するし
目の前だと色々ヤバいし
怖じけづいてんのはよくないって
どっかの雑誌に載ってたのになあ



目線が合うかなって
チラチラ眺めるけど見向きもされない
私の存在価値ってどんくらいなんだ
それならばいっそさガン見しようかな

313:たぴおか◆vk:2018/04/02(月) 02:45

あ、タイトル

314:たぴおか◆vk:2018/04/02(月) 02:46

>>314

『くだらないですが何か。』

315:たぴおか◆vk:2018/04/02(月) 02:46

安価ミスしたけどもういいや

316:たぴおか◆vk:2018/04/03(火) 21:35

Joke


褒められて伸びるのはご愛顧
スランプは毎日です
生憎私たちヘタレ平民
戯言聞こえない

抜群の仕上がり文才
誤字だらけ百万年
たまに戻りたい
ちょっと懐かれたい
ときめきなんかない
浮かれたアイツに冷水



足元狂って転んじまえ
何でも好きなんて嘘やめて
素人の傍ら知名度注目して
飛び出る自信にでもキスをして

317:たぴおか◆vk:2018/04/04(水) 23:57

新芽と足跡


何かしら個性求めて
無理くり渋滞またあした
心配でたまらない夜も
怖くて泣きそうな朝も
ばらばらになっても
心で思うのが良好なり


ポリシー守ってたら
平凡な多数に溶け込むから



材料捜して駆け抜ける
弱いままだったら始まらないや
足元見上げて
その先までジャンプで

318:たぴおか◆vk:2018/04/05(木) 21:48




空中浮かぶのは光の粒
運命論と青い涙
辛いだの痛いだの言い張って
世界で一番不幸なのは誰
一番幸せにも一番不幸せにもなれないで
真ん中中途半端だなんて
いつからこの世はランクづけされたんだ



頑張れって言うのは簡単だけど
頑張るのは少し難しいな
培ったのは見えない繋がり
藍色の地球が歪んで見えた

319:たぴおか◆vk:2018/04/06(金) 00:28

ハレ


透き通る様な
爽やかな白
みたいなもん
なれたらとっくになってるし

褒められないし伸ばされないし
ふてくされてもう休みたいな
休み明けだけど
健気な撲だって
消えちゃいそうなあの子だって
何にもしないで泣きべそ
知ってんだ
明日世界が滅んじゃえよ




マイナスな言葉全てでも
表しきれないようで
頼るのは顔も見えない
自演と自己防衛
ため息ついてばっか
そうでもしないと生きられないや
早とちりなのは
遺伝だからさ

320:たぴおか◆vk:2018/04/07(土) 20:33

アートムング


笑い声叫び声話し声
呼吸をする度喉に刺さる
足音物音うろ覚えで
何回目の感触

反抗心すら無くなって
黙っている 抵抗
こっち見つめる視線が
酷く痛く道を消してった

溺れて泡になってしまえ
その時を今でも思い出すから



一つの行動仕草全部全部
読み取れれば楽ってもんだ
心ない呼吸に息を奪われて
もう 瞼閉じたい夜

321:たぴおか◆vk:2018/04/08(日) 01:32

有り合わせの果実


光のようなあの子を見て
汚い私を見つめた
大嫌いになれるはずなくて
化けの皮剥がれる

言いたいことだらけなのに
口から出るのは思っていない
調子に乗ってるホントにそうだ
醜い魔女のよう

悲劇のヒロインではなく
ただのモブのその中の屑
汚れた私から出る涙も
透明なハズなかった




キラキラって見えた
初めの場所
砕けて集めての繰り返し
ハズレさ
哲学じゃ表せない
情景だった

切って出てきたのは
ただの屑だけ

322:たぴおか◆vk:2018/04/08(日) 18:10

呪いの呪文


人間に価値を求めて
矛盾した言葉を放つ
嫌気がさしたのは自身
心臓握り潰すのは他人行儀

ひとつの絶望感の末
部屋の中で今日も鬱です
悪いのはたったひとつの行動
それとも今この気持ちの私なのかな




死にたいなら死んでしまえばいいのに
案外何故か死なないや
唱えた呪文は数多の意味合いで
また縛り上げていく

死にたいよなんて呟いてみては
明日の仕事考えている
未練だらけの地球上
まだ後悔だらけ

323:たぴおか◆vk:2018/04/09(月) 23:09

シトラスシナモン


込み上げた涙に意味なんてなくて
ただ目頭が勝手に熱くなった
霞んできた視界に
なんだかな、って笑い合って

理想像はいつも数等上
気まぐれで戸惑う15時
花籠持ってこっちにきて
愛しいくらい大好きで
丸三角四角並べたら
重なってもう泣かないから




堪らないくらいキュンとして
もう会いたいよこっち向いてよ
甘酸っぱいシトラスとシナモン
駆け引きはちょっと恥ずかしいけど
頑張らなくちゃって呟いた

324:たぴおか◆vk:2018/04/12(木) 02:19

パンデミック


嫌い嫌い君のその言動が嫌い
警報機が鳴っている
痛い痛い君の思考回路
早く呟いて伝染しなきゃ!



時間の周りと感染症
問いただしては優越感
眉間を寄せて ポイズン
アイコン真っ黒笑止



嫌い嫌い君の全てが嫌い
瞳孔が開いている
憎い憎い君の存在が憎い
早く世界から消さなくちゃ!

325:たぴおか◆vk:2018/04/13(金) 01:28

ドミノ


突いたら崩れてしまう
無理矢理笑うのは十八番
揺らしたら零れてしまう
瞼閉じて深呼吸

嫌いでもなければ
憎むほどじゃないのに
疲れてもう泣きたいよ
弱音を吐くのは我が儘だから
そうやって私を殺したい




さよならまたあした
手を振って
まだ大丈夫って言い聞かせる
何もかもがいっぱいいっぱい
手を離して
もう私が崩れた

326:たぴおか◆vk:2018/04/14(土) 04:54

ポラリス


君から赤い糸90°
私との距離何光年?
近いと見えない水平線
遠くで輝く一等星

空気が淀んで濃紺
空一杯に駆けるゴミ
空白の映画鑑賞券
空想の儘ささくれ




私からは悲しいくらい煌めくのに
どうして君は見つけてくれないんだ
周り切って太陽が昇ったら
君は見えなくなってしまう

綺麗なままで消えてしまえたら
どんなに楽に生きてたのかな
はかないままで隠れてば
きっと今夜は晴れ上がり

327:たぴおか◆vk:2018/04/15(日) 18:13

>>279
>>319
を歌詞ちょっと変えてnanaで音つけたけど私本人なので大丈夫です

アカペラかフリーの伴奏借りてますがいつか曲自分で作りたい

328:たぴおか◆vk:2018/04/16(月) 02:20

素直生命線


素直じゃ生きられないような
こんな世界世知辛いです
可笑しいと否定したところで
すぐに跳ね退けられる

間違ってるのどっちなの
言えなくて開いた言葉
真実でさえ信じてもらえないや
頭がおかしくなっていく
生き残るためにだって
僕らは殺し合うんだって
今日知ったこと
今日死んだこと



壊滅的な箱の中
僕らどうやって生きようか
圧倒的なる醜さ
僕はどうやって隠そうか

329:たぴおか◆vk:2018/04/22(日) 01:23

ベイビー。


おいお前って声かけたら
正論じゃない正論に殴られた
理不尽だって飛ばしたら
お前のが子供だって喚かれた

生憎悪口は日を増して
度々増幅して塗りたくる
ばらばらに解いてしまって
一から、なんてのはおこがましいよな



キライ、キライ
キライですよ
その話し方も顔を存在も
キライ、キライ
キライですが
会ったこともないけど

移し替えてはまた削ってく
欲望を丸だしにして

後ろ向きに前向き

330:たぴおか◆vk:2018/04/22(日) 01:29

ナイトないと

不安ばっかで夜も眠れない
そんな健気な女の子
思考回路回転して
それが回路、なんてね

他人の気持ちわかるわけない
だって他人は自分じゃない
ありがちな口説き文句を
蹴落としてって作り物スマイル


意味がわからない
それが人間
守って悩んでもう寝る時間
君がわからない
不特定多数
共感反感人それぞれ

目の敵あいつを抹殺したら
ポジティブに生きてこうか

331:たぴおか◆vk:2018/04/22(日) 01:36

生き競べ

比較して我慢して
成長しないのは毎日
ルーキーのあの子だって
年を取ったら同じ婆

くらべて生きてたら反吐が出た
それなら自由に生きればいいじゃん
最もその通りだけど価値観それぞれ
つまり押し付けるのはよくない



YES NO
片っ端指摘した
一番間違いは自分のほうだ
YES NO
食い散らしてきた
一番不正解知ってるのに

わからないまんま大人になる
そんな大人にはなりたくねえ

332:たぴおか◆vk:2018/04/22(日) 18:10

屑のレイ

誰が一番悲しいか
背比べして蹴り合う
おかしなルールに縛られる
未成熟、操って

思い通りにいかない
じゃあ今すぐ死んでくれ
理不尽は世界の当たり前
未完成、触って



自己中心なあいつら
未来の僕ら
重なって嗚咽がする
心が折れてしまって

いつかいつかってまた
不実行

333:たぴおか◆vk:2018/04/22(日) 19:37

球体

祝日の夕食
美味しくはない
これから私を
見つけて嘲笑う誰か

信じる人は一人もいない
そんな捻くれた女の子
やっぱりここは残念だ
決め付けられたら世界が滅んだ

完璧な人間はいないけど
ノーマルよりかなり下だった


最低な気分だなんて
どこのどいつが決めたんだ
言葉自体を否定しないと
なんとか今日を生きていけないや

334:たぴおか◆vk:2018/04/23(月) 04:44

百歩譲歩

何もかもうまくいかなくて嫌になる
じゃあうまくいくってどんなの
自問自答繰り返しても
ぐるぐる巡る馬鹿みたいに

折り合いつけるってどんなの
比喩で意味を括るなんて
卑怯極まりないの分かってて
また手繰り寄せている



掛け声に合わせてワンツーさん
駆け足でステップあやふや
足音に絡ませていちに、って
足並み揃えてちゃ進まない

足並み揃ったら進歩しない

335:たぴおか◆vk:2018/04/28(土) 01:46

Flies

ああ、あの日の弱さが
あの日の絶望が
心に染み付いて離れないよ
ああ、戻れないあの時に
後悔しかなくて
周りが見えなくなって数年間

涙は流さない弱さは見せない
罵詈雑言を吐いては自傷していく
もっともっと勝たないと
フラッシュバックする嫌いな光景



走って回して息が切れても
ただひたすら値札を貼り付けるんだ
転んで嘆いて生きてても
日は登るし明日だって来るから
まだまだだって自分の弱さ見つけて
笑ってあげたら傷をえぐる

336:たぴおか◆vk:2018/04/29(日) 03:40

牴触人間


自己中心的な女は嫌い
でも
自己中心的な自分を好きに
なってくれる人がタイプ

他人に全く興味が無い
でも
友達沢山欲しくて
今日も嘆いている

なんで なんで
知らないよなんで
馬鹿みたいに対立しながら
生きている



大人だから子供だから
平等を願うのにそれを問わないでよ
完璧なんてものないのに
正しさを主張してホントは知らないや

牴触人間月と太陽

337:たぴおか◆vk:2018/05/01(火) 23:16

カブリスの四肢

弱さだって気づかないで
生きるのってなんて滑稽
行いを褒め称えても
何ものにもなれないだろうが

君のその甘えた根性が
殺したくなる




分かってるなら解ってよBaby
明後日までの予測変換して
ほら、ほら、ほら
瞑って

338:たぴおか◆vk:2018/05/02(水) 23:03

朝陽の雨音

ピアノの旋律
梅雨の障害
雨音から反響する
ぶつかり合えるのは君だけ

指の隙間から逃げる風


聴かせてその声を
元気でいられる魔法
明日も生きれる希望
感じさせて重なる音を
笑顔になれる法則
私らしくいられる音色

339:たぴおか◆vk:2018/05/04(金) 03:07

平たいキンギョ

いったいどこの誰が言ったんだろう
お互いに決めつけないと生きれない
一切割り切れないままで
人生もまだ数十年間

同じ色同じ顔
同じ肉同じ作り
表面を剥ぎ取れば
みんな同等の肉塊



どちらか1つを選べなくて
中途半端な世界の均衡
1の犠牲と10の平和
平らでちっぽけな鉢の中

340:たぴおか◆vk:2018/05/04(金) 16:56

マティーニ

金輪際しないと決めたよ
それは口だけの言葉です
混ぜ合わせながらじゃないとさ
成り立たないなんて悲しいよな

見境なく壊してほしいの
グラスがなきゃ呼吸できない
銀色の空に手を伸ばして
薬漬けのボトルの中で


キラキラ輝くように見える
怪盗になったらしい、君は
まだ何も知らずに
純粋無垢なままでいて
しゅわしゅわって瞳を動かして
些細な昨日の夜の匂い

341:たぴおか◆vk:2018/05/05(土) 21:44

天狗の羽折れ


随分良いご身分で
なんてほざいても集団社会は絶えない
人間性なんて問うもんじゃない

素晴らしい拍手喝采に
心踊らされるけれど
液晶の向こうには手が届かない、知ってた



我慢強けりゃいいってもんじゃない
好きなものは簡単に裏返せる
双葉から滴るものは
一握り一縷の期待と願い

342:たぴおか◆vk:2018/05/10(木) 02:17

数々淡々

ひとつ残らず食べ尽くした
つまらない思いは消えてった
ふたつある内のどちらかを
重ねながら今日も生きていた


スカートがゆれた
僕の初恋が消えた
針千本幾万本
届けよこの音色を君へ
ああ、まだ知らないようで実はそれは
ああ、盲目なのごめんねもう死んでくれ


ひとつくださいその幸せを
つられて並べた愛散々
ふたつめにはもう泡になって
間抜けヅラのままで逝ってくれ
君のひとつだけのものを
僕の中に入れてください

343:たぴおか◆vk:2018/05/14(月) 02:56

殺し文句に抱擁

朝、夕暮れの百三十
夜、涙の凶器刺して
知らないものなんてなかった
そんな何千回目の5月病

コンビニで買った惣菜
道端にあった肉片
羽根をもぎりとってから
バイバイって消えてった 君はどこへ


青で染まった世界滅亡の日
僕は毎日土に潜ってた
その言葉を殺して もう死んで
鮮血を頭から被れば
ノックしたのは甘い匂い

344:たぴおか◆vk:2018/05/15(火) 04:01

sweetwhite

糖度ゼロのクリームを食べた
朱と混じって恋になった
見た目が色白なら
中身も真っ白なわけない
腹の中は腫瘍で真っ黒
腹の虫が増殖してまた色がつく



その眼球をえぐり取って
真実の瞳をひとつだけ探せ
それでも牢屋に入れる前に
無残な姿じゃあ意味ないの
孕ませないでよ
君なりの爻で

345:たぴおか◆vk:2018/05/16(水) 20:22

ながら死

数年前の言葉の綴り
無垢だったことはいいことなのかな
知らないよ、なんて答えても
瞼の裏側は今日も震えてた

数年後の手紙の中には
不憫で泣きたい私がいた
ああしたい、ってほどのこともないのに
ひたすら独りが嫌いだった

せめて1つでも自分がいたら
隠れてしまう前に、ねえ



気づかれないことだらけ
知らないことが殆どだ
見抜かれる前に包み込んで
息を止めながら絶えればいい

346:たぴおか◆vk:2018/05/17(木) 01:09

ブジーアのおとぎ話

本当のことに嘘を足さないと
命乞いもできない僕たち
固まってまた散ってく様な
花を屑籠へ入れていこう
赤、青、正しさを教えて
紫の痣を作って
耳朶切り落としてみて
痛いくらい熱く高鳴るから



八百の嘘を並べても
周り続ける
やっぱり明日は信じないや
盲目になっても
さあさあ、法螺を叩き割って

347:たぴおか◆vk:2018/05/19(土) 04:22

ドメスティックヘルプ

流行りの口言葉その場しのぎ
相槌はいつも通りのアレ
一直線には歩けないような
西日が当たった靴の色

昔の時代の盗人の中
受けない引かない花が咲く



軽いのは鮮烈な発色
波に巻かれて
蜂蜜色が揺れる
陶器のように
透き通ってく夜の塊

348:たぴおか◆vk:2018/05/20(日) 23:25

T

他人から見てる程度
どうでもいいですまされる程度
涙ながらの鑑賞をも
無表情の語りに惑う

ふと見つけられない感情
孤独感に侵されるのなんで
広い世界のちっぽけな自分
信じられる人はいないな



相手の気持ちを考えろ
自分は考えたことないのに
語るなんてさあ
おこがましいにも程がある
自分になったら、解かれよ
一心同体の知人が欲しい
そんなの背後霊にやってもらえ

349:たぴおか◆vk:2018/05/20(日) 23:34

ルイ

定まったそれが今壊れたんだ
夜もぺしゃんこrileyriley
探し続けて千年万年
四方八方街の中へ
彷徨う
淀む
はにかむ

いや、それってさあ
もはや八方美人


わからないなら問わないで
傷つくなら柔くならないで
責任転嫁の天才
夜更け前に皿で割ってくれよ

350:たぴおか◆vk:2018/05/23(水) 02:11

水槽の曇

計り知れないことばっかり
割り切れないから嘆いてるんだ
見えないものなんて
見えないものなんだから

他人に興味無いフリして
他人を嫌ってるのってなんで
大体大人になったって
まだ未熟だらけでしょうがないや



あまのじゃくでいないと
崩れてしまいそうになる
華々しく枯れるあの子よりも
縁の下で潰れて死にたい

心の純度なんてつまらない

351:たぴおか◆vk:2018/05/26(土) 00:45

看板掲示

自分しか知らない痛みを
赤の他人が知って何を思う
一人、また一人と
僕から遠い場所へ向かう
第三者見知らぬ人
理解してるのに触れない
人間という冷たい生き物は
また僕を晒し上げる


醒めない今日を記録から消えて
何もいらないから消えないで
僕の中身なんてわかることないのに
見せしめのように笑われる

352:たぴおか◆vk:2018/05/26(土) 00:54

STANDARD

花びらが散った
並木通りの5月
開けた藍色
宙を舞う月光
時は止まらないし
明日は来るけど
おはようハローって
小鳥もなく

悲しいなら出たのに
引っ込んだんだ
冷たくなった蛇口
リリー、呼び鈴を
さあ
雨が降るから廻る
もう怖くない

353:たぴおか◆vk:2018/05/29(火) 02:13

アト

なんで気持ちぶつけ合うの
落ち着かないなら消えればいい
人間がたくさんいる中で
設計にどうしても抗えない

無責任なのはいつも話
匿名性をふんだんに壊せ
傷ついて泣き寝入りするなら
はじめからやらなきゃ、なんてウソ



心無い綴りのあと
また奥の方がハンマーで砕けた
説明がついてたら何も
途切れなんかしないんだ
暴走した愛が当事者を
燻してしまえよ
溶ける前にさ

354:たぴおか◆vk:2018/05/30(水) 02:41

シャンディガフ

満月が南の西の間のころ
濃い藍の街を歩き回る
ベージュのジャケット
控えめの高さのヒール

カバンがブランコみたいに
夜の虹の電球を点滅
あちらこちらの中の
小さな1つ

感情は人の数だけ
愛想笑いはもうやめた
正しさだけを主張する
私の微かな希望を捨てて


雲隠れした月と手を重ねたら
新しい幕開けに怯えないで泣かないで
来世にはきっと恵まれた人生であるように
その定義すらわからないのに
最下位を決めるの、嫌だよ

355:たぴおか◆vk:2018/06/03(日) 03:28

BIG!?

大大大成功!そんな感じで
安い魂生きてきた
怖い怖いものばっかりだけど
なんとか勝ち組やってます
糸を張って罰則を受けろ
言葉の先に悟りが見える
なんてなんて悲壮な世ですか?
こりゃまた階段が迫った

感情はいらないんだ
結果の中から見える偽物
アイツは馬鹿だ殺してしまえ
制裁って正しさなんだから


大人気の効果絶大
何万人の体験談
おかしいなんてつぶやいたら
負け組に成っちゃいます
固定概念をも
肥大したエゴの中で

356:たぴおか◆vk:2018/06/05(火) 00:15

最適解

綺麗なとこしか見えないから
お互いの弱さは隠して
糸を縫うみたいにするんだ
まだ何も始まってはいない

過去に鎖を付けられて
もう今年で何周年
明るさが邪魔をして
暗がりを端に寄せた
相互の愛し方を願ってしまえば
またゼロから始めよう


僕らの最適解
まだ見えないことばかり
だけどそれでもがむしゃらな毎日に
おはようって挨拶交わしたら
規定値なんか無視してもいいんじゃない

357:たぴおか◆vk:2018/06/09(土) 04:00

雷の街

君が水滴を垂らした代償は
形を帯び 拍車がかかったんだ
真夜中のネオンで嘆いた程、僕らは
明日を絶望しながら吐いてたんだ

丸い球が転がっていく
板挟みだけじゃ止められない
可笑しいこんな疎外感
耳元で大嫌いな呼び鈴


秩序正しく 冷静の街で
黒猫が横切った5秒後
君はもういなくなったよ
横目のまま頷いていれば

曇天も無い

358:たぴおか◆vk:2018/06/09(土) 04:12

FLAVOR

なんで私だけ
周りの子はやってるよ
泣き叫んでも
異常者扱いして
もう爆発しそうだ
伝わらない 心情にプラス「1」

どうしてこうなの
いつも同じ末路
パターンが変わらない
頭の悪い考え
苛立ちが横切った
理解されない… 孤独にプラス「2」

そうやって積み重なって
私のハートは傷がつく
カッターでかき切って
足りない脳をどうにかしてよ


調子に乗って大失敗 また
何度目かの繰り返し
君に便乗してカモになる あぁ
脱げないレッテルを香らせて
見えないものを匂わせて
止まれない気持ちを

重ねて

359:たぴおか◆vk:2018/06/10(日) 03:14

やっこ

あれは嫌いだからしねばいい
これはウザいからクズ屑クズ
汚いものが喉につまって
取れない届かない一生になる
真っ黒なハエに追われて
白いものが壊れて霞んで
拙い拙い一度きりがもう
ツギハギの布で貼られてる

上、下周り見渡せば
崩れていった人たち
横切った 一線を飛んだ
1つのパノラマが見えたんだ


ひとりぼっちって嘆くなら
自身の不幸に脅かされるなら
馬鹿みたいに死んでった
全てもういらないよね
後悔なんてないよね

360:たぴおか◆vk:2018/06/10(日) 03:26

群れたがり

おかしいと主張したって
烏合の中じゃ何も知らない
異常事態気づいたってさ
正しいのはいつも多数派

何億の情報の交互で
1つずつの生命体だから
死ぬことを強要してるなんて
偏差値が低いとは区別がない

未来なんてありゃしないさ
あと数十年で滅びるさ
亡命のため集団のため
人間の群れに飛び降りた


責任転嫁して 口笛吹けば
背中で隠した証拠もないや
裏側めくって 頁増やして
冤罪人のできあがり
きっとみんなが犯人


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