〜気まぐれ作詞帳〜

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1:たぴおか◆:2015/12/02(水) 18:07

作詞したいとオモイマス

480:たぴおか◆vk:2018/11/25(日) 20:29

他力サブカル

未来の向こうは止まってる
心臓はもう動いてる
僕らの活劇は終わって
大体人任せでもなんとかなる

左手は何もしなくて
使いにくさに眉をひそめる
だらしない腕と溜まってく淀み

どうやったってできやしない
僕の人生なんだ好きにさせろ
幸せは計り知れないし
このままじゃだめなのかな


会いたい会いたくないそれぞれ
交差するのは耳を去って
鮮やかなブルーと化して消えてった

481:たぴおか◆vk:2018/11/27(火) 23:22

瞬間

そのまま時間が止まればいい
忘れたくないなら消えればいい
今じゃないなら過去なのに
一秒前や二秒前 さっき過ぎたばかりだ

このまま死んでしまうくらいなら
離れたくないなら殺せばいい
今は更新続けるから
何秒前も何秒後も 今から数えるしかない


幸せは等しくない誰だってものさしを
翳しては価値観で勝負
くだらないやくだらないのです
足元を掬われてばかりだ
見世物の割に必死に生きてるもんで

482:たぴおか◆vk:2018/11/30(金) 23:58

フクロウ

月明かりは君の横顔晒して影を作ってく
風の音夜の匂い二人だけの酸素を吸おうか
何事も二面性があって光と影の狭間で
僕はまだ息を引き留めてる

どんなに大きな夢だとか希望も
どんなに沢山の努力も報われない


最低だ瞼を塞ぐ光に遮られ
僕らは足跡を辿ることすらできないんだ
こんなに最高な夜は無いさって
君はポケットを探る


二人の円から弧を描き始める
無くしたもの手に入れたもの
二つ合わせて僕らなんだ
嘘だと思っても試せないよ
勇気は才能と選りすぐりの努力だけ

どれだけ小さな息吹でも
どれだけ辛い明日もやってくる
それなら目を閉じて身体預けて

最低な世界すら何万回の光と重なる
僕らの未来だけが希望への讃美歌だ
こんなに捨て切れない思いで溢れてるよ
君はもう大丈夫だよ



こんなに辛い僕だっけ
どんだけ頑張ってる君だって
まだまだカッコつけるくらいできたりするんだ
僕らの物語続いている
刻む針に身を任せて

483:たぴおか◆vk:2018/12/01(土) 14:18

心の樹

憎いものに押し潰されて
絡まった糸に火をつける
正義や悪は目に見えない
正解でもそれは罪だった

知らない誰かに向ける憎悪
傷を付け合う連鎖する悲しみ

大嫌いや殺してしまいたい
そんな醜さも受け止めよう
この気持ちに蓋はしないで
ずっと思い続けることが償いなのだ


晴れやかな天気も憂鬱にさせる日差しも
限りのないものだからゆっくり待ってて
重ねた情を誰かに分け合って
僕らは等しくない幸せと呼んでいる

484:たぴおか◆vk:2018/12/03(月) 13:26

ちょちょ切れ

文の通り手繰り寄せようと
意地も名誉も知ったもんじゃない
見返りトラウマ作り笑顔
無造作に放り出す自尊心

ため息はらはら落ちる花弁に
悪戯にも微笑んでたんだ

泣いてしまえよ馬鹿みたいだ
一つの感情を捨て切れないのさ
無頓着にも欲が増して
体の心の臓までもが
ちょちょ切れてしまうから

485:たぴおか◆vk:2018/12/03(月) 15:32

デカダンス

花は散るから美しい
人は汚れるから美しい
堕ちていくまた散っていく
息の根に水を与え

夜闇に泣く雫を吸い取る
影も枯れも後退しかない
ナリだけよくして退廃的に
回れまわれ雑踏の下で


興味のない嘘つきは消えてしまいましょう
そしたら何にも考えないで元に還ることができるのに
希望の朝にバイバイしていこうか

486:たぴおか◆vk:2018/12/07(金) 14:42

99years

回りだしたレンジの皿の中
溢れる溢れる君の温もり
繰り返す初めての物を
どうか忘れないでいて

分かっている、解っているから
嫌なんだ辛いことばっかだ
君さえいればいい世界は形だけ
誰かの後の道を歩くだけ


僕はあと100年生きるから
君はあと99年僕のそばにいてよ
満たされそうな歓びや
枯れてしまいそうな絶望も
二人で手をとっていければいいさ
限りのある残りの余命を
沢山思い出で埋めればいいから

487:たぴおか◆vk:2018/12/07(金) 18:57

デグレーション

刻む軽快なリズムの音
刻み潰す単色のカラー
光ったものばかり目につく
比較対象卑下に蔑んだ
クライ暗い縛りを頂戴

溝に塗れる愛に埋もれる
奏でるは果てなき愛の唄
嘘なんかじゃない誰もいない
一人悲しみを飲み込んだ


ただどうして苦しめられる
解明しても理解ができない
辛いときは目をつぶるんだ
教えてくれたこと忘れないよ

488:たぴおか◆vk:2018/12/07(金) 21:07

タロット

ふいに魔が差してすべて失った
こんな私なんて
卑屈になればなるほど
喉が詰まっていった

僕は多分それ程悪いわけじゃないとして
心配いらない笑ってくれる
人はどれくらいいますか


許せないのは自尊心だけ
甘い蜜は苦い薬
僕に罪を君に花を
被害者でもだってわかってた

489:たぴおか◆vk:2018/12/08(土) 20:49

ヒトギライ

古い愛の中に相手を探す
枯れた花は晴れた彼の泣き顔
ラインに沿って手を伸ばした

寄り添おうとした彼は死んで
悪い人は悲しんだから
みんなみんないらないよなって
無意識に全員殺した

震える言葉は彼女に
届かなかったのだろう
その腕ごと無理に抑え込んで
堅い強いハグをしようか


別れ際に受け止めた刃先を
手の中でかばいとったから
彼と彼女は永遠に腕で泣き合うんだろう

辿っても終わらない矛先を
何処に向ければいいのか
解らずに彼らは人を嫌った
何も知らずに死んでいた

490:たぴおか◆vk:2018/12/11(火) 17:31

シェイクメランジュ

痺れた頭をかき混ぜて
どろどろ散々四面楚歌
一枚シャッター一秒後
画面は暗転堂々巡り

知らない知らないあの味は
混ぜて作った散弾銃
ピリリと傷んだ古傷が
抉ってもっと燻すのさ


僕の愛に注いでくれ
暴れた汚いエゴの塊を
奪ってくれ壊しても
慢性的に影響を受け
眺める崩壊の夜

491:たぴおか◆vk:2018/12/12(水) 16:17

夕餉

沈んだ光と登る衛星
密かな泣き顔に目を伏せた
足りない愛は守れずに
懲りない咎めは胸を締め付ける

どうか、どうか
「泣かないで下さいね」
咲いた花が萎んだ


暮れて笑ってもただ愛おしい
その愛を口に詰めて
飲み込めば僕のもの君のもの
鮮やかに散ればいいさ

492:たぴおか◆vk:2018/12/13(木) 23:52

PureTips

羨ましい妬ましい
肌から伝わる愛らしさ
魂から抜け出したい
ほしいものは何だ

わからないように見せかけて
その醜い汚れはお見通し
飛んでく鳥に見下ろして
空気の中に飲み込まれる


枇杷の木の下で手を取り合い
下を向きながら踊ろうか
薔薇の木に刻む契約も全てが
落ちてく華やかさに目を凝らす

493:たぴおか◆vk:2018/12/16(日) 20:45

ワイヤレスシェア

水槽から覗く好機の目
逸らしてはいけないロンリーナイト
はべらすには落胆必須項目
祓って括って焚いて煎てしまえ
とどめの一撃はらわたへと

首根っこ掴んで視線合わせて
もつれた足は絡み合って
どうかしてもどうにもできはしない
ならいちにのさんで暗闇へと


僕ら明日を憎んでる
ふざけあって忘れるなら馬鹿みたいだ
だからせめて悲しみを取り除き
歩けない道を通り過ぎる

494:たぴおか◆vk:2018/12/19(水) 23:48

スケープゴート

魔が差しただけ覚えていない不幸は
切って貼って新しくなっていて
バラバラに刻む1頁
忘れられない一世の合間

遠くへ遠くへ
離れないで放さないから


このまま散っていくなら
舌を噛んでじっと耐えるのが苦痛で
忘れない痛みも背徳感と
混ざって道化の異端者となる
バイバイもういらない
囚われるのなら辞めたいから

495:たぴおか◆vk:2018/12/22(土) 00:48

黒猫ソング

見惚れた夜明け前空に
空虚のような火が灯って
消え去る前にほら
その笑顔一口ちょうだい

蠢き出す自尊心と共に
止められない悪意を蝕んで
正しさの裏の正しさに
知らないふりして待ちぼうけ


知らないものが欲になって
駆け巡る両手を包み込んで
大嫌いから大好きまで
はらはら散っていくなら

496:たぴおか◆vk:2018/12/24(月) 08:52

ひだまり

心に少しずつ馴染んでく
この愛が愛おしいくらい
暖かい日差しに誘われて
光の粒を食べようよ

嘘つきだって教えてよ
ひとりぼっちもう嫌だよ
泣かないでその赤い頬を
幸せに満たしていて


さんさん太陽のひだまりが
どんどん言葉を唄っている
ねえ、その辛いこともぜんぶ
離れないでぎゅっとしてて
小さなひだまりがそっと芽吹いている

497:たぴおか◆vk:2018/12/24(月) 13:23

チーズケーキ

叩き割った甘い固まり一粒を
甘酸っぱく纏め締めるんだ
呑み込む途中の清濁を
生焼けの美味しさと共にして

戻れない向けた刃先は
過去に戻れない約束
かき混ぜるには足りなくて
旅立つにも拙くて


消えた鼻先まで香ってくる
愛情の出来上がりを
焦げてしまって無くしてしまった
もう厭だから
愛だけの有り合わせで
出来てしまうくらい簡単だった

498:たぴおか◆vk:2018/12/26(水) 14:07

蜘蛛の藁

見限っていた希望の朝は
僕に見向きもせず過ぎ去って
知らない場所押入れの中
ひとりぼっち立ち止まって

存在意義を口説いてよ
地獄から逃げるための藁に縋って
そんな優しさ見せないでよ
蜘蛛の糸は登れないんだから


のらりくらり百万年の光速で
花道を知らない誰かと
歩いていて同じようで違うもんだから
そりゃ涙も出るもんだ
嘲笑うように蹴落としてくれないか

499:たぴおか◆vk:2018/12/27(木) 00:12



迷い込んだ黒い渦
彷徨う感情の名前を知らず
肌の匂いとその言葉で
包みこむ心地よさに揺られる

未来はいつも来なくて
一寸先も進めないや
何かに期待することに
逃げてしまっている

忘れたくないのに
手の中から逃げていく
消えてしまえと伸ばす手を
そっと背中に隠して


見惚れていた三日月の夜
このまま星が降ってくれば
貴方は遠く彼方までいける
羽を伸ばして空高く舞い上がり
暗いだけじゃない
背を掴んで

500:たぴおか◆vk:2018/12/27(木) 00:19

キャラメル・クラウン

甘い蜜を溶かしたその刹那
焦げだす溶け出す崩れだす
思いに名前を付けられない
退屈な足跡辿ってた

汚れた白いシャツ身に着けて
その中の腐敗を隠して
もう近寄らないで
そう言って愛した


見えなくて口の中で溶けた
キャラメルくらい甘苦いもので
どうしよう纏う香りのせいに
そのまま食べ尽くしてしまおう

501:たぴおか◆vk:2018/12/28(金) 13:59

UP・DOWN

つながりの糸を手繰り寄せ
何回目かの裁ち切りをする
どうだって信じれずに
汚い豚箱で踊らせる

醜い不信感を隠して
笑い合った臓器をごまかす
キリのない大団円にまた
崩れちゃってるんじゃない


明け渡しどうも、どうも
シビラせてどうだい、どうだい
花びらは枯れて埋葬するその刹那
少し後ろめたくなるから
信じないならそれでいい
嘘を付き続けて

502:たぴおか◆vk:2018/12/30(日) 18:04

顔無し通行人

嫌いなのその一言が
頭の中染み付いてて
意外とか言わないで
どうかほっといてくれ

好きって言葉は欲しくない
嫌いの言葉はもっとノーサンキュー
外面の仮眠を貼り付けて
関わらないでほしくて


判らなくなるこの体は
どうしていつも拒絶するの
解かんなくて泣きそうになんだ
嫌い嫌いこの頭が
だから区切りがつくまで
無関心でいてください

503:たぴおか◆vk:2018/12/30(日) 23:13

ゴブリンキャッツ

苦い薬を飲み込んだ
偽善者でもいいから誤魔化したい
誰にも聞こえない嗚咽を
抱えて暮らすから


ラッキーラッキー今日も死んじまえ
パラメータは振り切っている
嘘みたいな取り繕いを
見抜くほど暇じゃない彼らだって
相反するのでいらないや
背中に隠してしまおう

504:たぴおか◆vk:2019/01/01(火) 09:08

青色サンライズ

重たい瞼をぐっと押して
寒気を肌で感じれば
頑張らなきゃって思うんだ
朝日が登るまであと少し

たくさん作ったボタンを
あなた自身で選んでいかなきゃ
ひとつひとつ繋ぎ合わせるんだ
大人になるまでもう少し


光の輪が溢れ出す青色
空も海も今住んでるところも
俯いて投げ捨てないで
貴方はあなたの道がある
貴方も僕も後ろには誰か
貴方と僕は繋がってる

505:たぴおか◆vk:2019/01/03(木) 14:05

晴れわたり

意外と上手く行くもんだ
緊張も嘘みたいで
地べたに寝転びたくなる
冬の晴天は寒くて

嫌いな人や物を嫌いって
言ってたらいつしか
自分が一番汚くなってた

夢を見た眠れなくて
夜は闇ばっかりで
終わりが見えない


晴れ渡る空は真っ黒で
遠い銀河の星々が丸く写った
耳も傾けない幸せの文字はいつも不幸で
座り込んでいる

506:たぴおか◆vk:2019/01/04(金) 19:52

枯牡丹

募った不安と苦しさ
はにかんで手の中そのまんま
つまらんないならフラリと
奈落の底まで飛び込もう

夢はいつも不幸で
恨み憂い繰り返しながら
君の頬に手を添えて
元に還ることもできなくなった

素晴らしい人ってどんなひと
都合のいい人ばかりだね
きみの好きな人はだれ
感情はいつも不安定


君は知らないでしょう
僕が腐って土に還るその刹那まで
悲しいくらい愛してて
苦しいくらい憎たらしいから
君は知らなくてもいい
僕の生きる種が落ちるその時まで
愛しいくらい握っても
もう近寄らないで
枯れてしまうから

507:たぴおか◆vk:2019/01/04(金) 20:03

紅掛空色

ため息をついた夕方
ゆらゆら揺られる吊り革と
大きな窓覗く紅碧

怖いくらいのグラデーション
幾人かが見つめる大きな箱から
君なら何を望むだろう

小さなハートが動き出す
トクトクトクトクと音を立てながら
人は知らず知らず騙される
両手に孤独と幸せを


ただ僕らは愛を覚えずに
あざけ笑い慣れ果ててく
明日を作る粒のすべて
紫色の空を願った
じゃあね、また
そう言って
昨日の傷みを撫でながら

508:たぴおか◆vk:2019/01/05(土) 02:31

name

今も明日も大差ない
転んだ傷は痛い
涙で濡らした頬
鮮明だったいつか

初めましてから
さようならまで
僕の屍を見届けてくれ
それたらきっと泣かないから
君の前では泣かないから

約束事離れない
当たり前の日々の一コマが
思い出しても足りない
君からいなくなるのはずるいから


名前を呼んで一つだけの
僕が僕だという証明を
名前を紡いでその声で
僕も君のことを呼ぶ
僕は君しかいないんだ

509:たぴおか◆vk:2019/01/06(日) 21:00

Highlight

静かに飛んだあの鳥は
くちばしから爪まで空色
はやる鼓動の奥の床
縁取った睫毛零れる光

絡まったイヤホン解いては
重なる灰が息を細めてく
いつかのための今日であれ
消える瞬間僕は満たされる

手を取る視線が交える
遠くへ響くサイレン
ホームの段差空中の電車
何でもない積み木の家


すれ違い通り過ぎる
顔も名前も何も知らない
止まっていけないよ
春はもう来ないから
君はきっといないから
僕も光ってたいのに

510:たぴおか◆vk:2019/01/06(日) 21:08

集合体

みんながそう言うから
みんなとおんなじように
みんなの言葉はどれだ
なんでなんでみんな

知らない馬鹿
一人の馬鹿
嫌いな奴
有名な人

嘘だってホントだって
どっちが正しくたって
嫌いだって
好きだって
みんな同じじゃないか

みんなってどこにいるの
何千何万あとどれくらい?
知らないのに言葉だけ
一人で地球を回っている
一人で呼吸をしている、みんな

511:たぴおか◆vk:2019/01/06(日) 21:18

MADE IN

羨望を夢見る馬鹿達は
言葉をずらり並べている
続かないきっと忘れる
フレーズはいつか見えない

like?Mylife!人生はいつも過呼吸
死んでも消えても忘れちゃいますよ?
君の寂しがりな気持ちはさよなら僕も嫌いだ
意外と馬鹿ばっか人生だ


僕が作った道をひとりひとり、また歩いていく
僕の思い一つ一つが重なっていく
君も僕も希望の歌じゃないけど
始まる終わらない記憶は終わらない
終身と幸福を食べるその日まで
変わらないさ僕の人生

512:たぴおか◆vk:2019/01/08(火) 15:52

白緑チアーズ

無能 剥げた塗装の豪華な花瓶
白髪 一本が心の廃れ

内臓はもうないでしょう
穴がぽっかり空いたまんま溶けてってくれ
どうにもこうにもないのでしょ
ならそこのお嬢さん隠れんぼ段飛ばし

一つ二つ取り込まれる液体は
雑でも煎て得て翻し
つまらない嘘をつく


道化の中身は本の中
護られた秩序赤い血の流れる
乾杯乾杯いたしましょう
染まった唇を三日月に引いて

513:たぴおか◆vk:2019/01/09(水) 21:45

ラムネカラー

戸惑って言葉を喉に詰めた
切り裂いて出たきれいな芽
明かり一つの暗いテーブル
冷たい夕食を口に含む夜


ひとりぼっちだって気づいた時は
もう最後尾で置いてかれそうで
象牙色の服を羽織って
明日の神様に願いを乞う
見えた世界が今日はくすんでる
もう虹色に見えない瞳で
僕は何を見るんだろう
きっと何か見落として
いる今日も

514:たぴおか◆vk:2019/01/11(金) 23:32

ハッピーバッドドナー

今までの全部が僕で
今までは消えないよ
道を作る途中の
僕の思いや願いはきっと
嬉しくって泣いちゃうくらい
恋しくて愛おしくて

重ねた幸福合わせる定規
だんだん君を好きになって
決められた一握りの愛を
二人手を繋ぎ届けよう


込めた愛を覚えずに
ひずみきってもこのまま泡になるくらい
君はきっと輝いてる
僕ももっと笑いあえる
さよならの笑顔も
嘘つきの言葉も
教えてよ答えてよ
重ねたいの

515:たぴおか◆vk:2019/01/12(土) 21:35

R階の主人公

吸って吐く生理行為
まだまだ酸素が回らない
嫌われることが嫌になって
私はきっと空を飛ぶ
私はきっと羽がある


両足両手踵を鳴らせ
机上の落書き飛ぶ消しゴム
止まれ止まれ優越感
浸してびちょびちょスニーカー

カチカチカチと鳴らす刃
私の左手にあてがって
トクトクトクトクって音を立てて
体の中身が溢れていく


切って止めてまた切り裂いて
まだまだ言葉が言えない
それでも嫌悪が消えなくて
私は今日も風になる
私は箱から消えていく

516:たぴおか◆vk:2019/01/12(土) 21:48

心袋

忘れられない過去のこと
片手にひっさげて歩んだ
自分一人の世界で
誰も傷つかないよそうでしょ

三千世界も天国も
僕の前じゃきっとお手上げです
自分嫌いを積み上げて
造った家の中泣き続けるの

忘れられない君の顔が
縋って纏って離れない
忘れないでいてほしいから
君は君らしく生きていてよ

517:たぴおか◆vk:2019/01/13(日) 21:37

一期狂い

目眩抱えてフラフラ
二人きりのダンス
絡む正義よ可笑しな目

そんじゃそこらの代替品
笑い続いて何千年と
狭間で悪魔に呑まれて


一夜に咲かせ赤い花
落ちる身の皮
慣れ合い狂愛馬鹿らしく
ふたりふたり鐘が鳴る
破れかぶれの一世から

518:あーやん:2019/01/13(日) 23:53

「ありがとう。」

暗闇の中で 一人座り込む私に 君が光をくれたんだ
届かない人でも どんなに辛くても 世界中の人が君を嫌っても
私は必ず君のこと思うから だから辛くても君だけは笑顔でいて
ちっぽけでこんなエールなんて 届かないかもしれない
だからずっとこの歌を 君におくるよ

「ありがとう。生まれてきてくれて。ありがとう。笑顔にしてくれて。」
ずっと言えなかった言葉を今 この歌にのせるよ
「ありがとう。優しすぎる笑顔。ありがとう。ずっと大好きです」
届かないこの想いをいつかこの歌に乗せて
君をずっとおもうから

519:たぴおか◆vk:2019/01/15(火) 01:12

>>518
えっと、えっと?

とても申し訳無いのですが、このスレッドは一応スレ主の私限定作詞となっている故、今後の作詞書き込みはお控えいただけると嬉しいです。
「この作詞いいじゃん!」「この作詞意味わからんwwww」等の感想は随時ウェルカムです。

始めに書かなかった私の落ち度です、申し訳ない。

520:たぴおか◆vk:2019/01/15(火) 01:20

Thawing

手のひらに落ちてきて
僕は一つ掬ったよ
溶け出す前に消えないよう
臓腑が濁らないよう

見つけた愛おしさは
一本ロープの上
終わりの無い綱渡り
世界の真ん中のふたり

僕が君に会えたこと
今でも信じられないんだ
行き交う一つの中で
巡り合わせってあるんだね


繋がった手と手を
忘れないで思っていて
誰も知らない僕のことを
君はちょっと覚えていて
悴んだハートの言葉
これからもどうぞよろしくってね

521:たぴおか◆vk:2019/01/16(水) 02:33

燕還

指の腹で触れた心地
不快感と前世の直前
一つ掬った白い息
やめていればなって

後悔広大な場所で
唯一人きり消えゆく時へ

裏返した善も悪も
大体変わらないじゃないか
見栄を張っていたいだけじゃないから
僕が僕である責任を
今手放すから心配はいらない

522:たぴおか◆vk:2019/01/16(水) 02:48

シルバー・ゴールド

気がつくまでに奪われていた
見知らぬ間に汚されいた
プライドや誇りは煙たらしく
光る碧の眼から反らして


どうだって反転反対ほどじゃない
僕は君より、だってなんで
嫌い憎いしまいには邪魔をする
孤高の隅に隠した灯り



気がついたら立たされていた
見知らぬ間に降る明かりに
目を背けては殻の中閉じこもり
澄んだ蒼い始まりの片隅で


どうやっても逃避灯台の下から
僕は相応しくない、だからもう
痛い怖いしまいには逃げ出す
孤独の隅に灯した祈り




君と僕はどうやらそっくりだ
君は僕なんか見向きもしない
君と僕は始まりなんだ、だから
終わらない終わらせないから
一人の中に二人が生まれて
君と僕は背中を合わせ

523:たぴおか◆vk:2019/01/16(水) 18:34

スターメイカー

上を見上げる首元のマフラー
締め付けて星色に落ちた
甘やかして甘く味わって
結晶が降り積もる

尖った心とつらら
溶けてくのにまだ綺麗なの
麓から散りゆく花弁も
呼吸している上向いて


無いものばっか目に余る毎夜
きらきらキラキラ箱の中
涙は口元から三日月を作ろう
巡るばかり小鳥の昼ダンス

524:たぴおか◆vk:2019/01/17(木) 18:17

Vanilla step

堂々堂々巡って巡る
血筋を透かす透過する血肉
奪って掴んで吸い取って嗚呼
狂っていくの君の奥

好み好み嫌い苦い
アレもこれもノーマルとは行かない
カスタマイズ?NOブレンドして
ぶっ壊しちゃえ天上の果てまで
甘い香り自我に感じて


ステップそのままタラッタ
右脚左脚骨折バキバキ腐ってもう
最低最悪低能な髑髏バラバラ
被害者弁論偽善偽善
傍から見れば皆同じ馬鹿

525:たぴおか◆vk:2019/01/18(金) 00:47

からふるフラワー

涙で咲いた思い出の数々
ぱっくり口を開けて
大切なもの宿る小さなおばけたち
ぽっかり開いた昔のこと

色とりどりの花を並べて
あれもそれもきっと
凛としてるから
色々あったね言葉巡り
あのことその子と
また会おうねって


手のひらで転がした夢
ひとつが僕らの冒険譚
日が暮れちゃうのも曖昧で
ポケットからこぼれ落ちる
甘い欠片をひと粒ぱくり

526:たぴおか◆vk:2019/01/18(金) 02:18

NAMED

ありふれた世のひとつのうちふたつ
転んだ躓いたでも歩いていた
込めた思いは目に見えないし
言葉に誠意も感じられない
闇雲に収まらないのは
ちょっと傷んだだけのハート

気に入らないし気になる
アイツもずっと悩んでいる
僕が泣きべそかいたぶん
きっとしょっぱさがなくなる


そうだ 名前を呼んで僕だけの
世界の何億のオンリーワン
美しいとは言えない日々も
積み重なればそれは唯一である
胸にしまった昔のキライ
今は引き出しでいつでも出せる
握りしめた僕だけのもの
君も同じオンリーワン

527:たぴおか◆vk:2019/01/18(金) 23:25

Simmer

最大級に行き詰まった
苦い思い抱えてスプラッタ
心のへりを重ね縁取っては
結んだ糸を手放していく

耳を貸さない口を紡ぐ
言い訳はもう腐るほど聞いた
仮眠の延長線上その刹那
頭の上でおどる白昼夢

偉大な橙色々恒星
辞められない興奮の先
君はもう煮詰まった


大々的に探せバッドエンド
離せよ話せ一夜漬けの夢
壺の中覗いてご覧
きっと新しいカプセルさ
空に写る沈んだ青平面上のホラ話
猫も杓子もぐつぐつ煮込む

528:たぴおか◆vk:2019/01/20(日) 19:16

溝鼠

熟れた桃が腐って廃れる
君は手で握って汁を零す
帰りたい気まぐれ本性
どちらも相応に傷がつく

ぬめりこんだ鈍い光の影
僅かに聞こえた叫び声
感情は尖って突き刺す
不幸を呼ぶ禁忌の薬

垂れ込んだ白い腕
座り込んだって針は回る
去ってしまえよと
悲痛に呟いたから


溝の中競争と言って泳ぎだす
言葉は知らない汚れた足跡を
暫く残しながら
鼠は鳴いた壊れそうな実験体
空っぽの脳を数字で埋める
淡い夜に溺れる

529:たぴおか◆vk:2019/01/21(月) 18:36

惨憺たる

鬼になって堕ちてったあの子
知らず知らずに渓谷の奥
化け猫あの子はランデブー
剥がれかけるは眩しい明かりに

誰も知らない
僕も知らない
赤い線から流れる血潮
狂った割に正気ですね


最低最悪耳栓をして
どんでん返しのパラノイア
僕を壊したのは君でしょほっといてくれ
言葉だとか重さだとか
要らない要らない止めらんない
忘れた頃に背中から尖った逆境の中

530:たぴおか◆vk:2019/01/23(水) 00:36

藪蛇生殺し

毎度毎度お馴染みの
知らんぷりにこにこ十八番
愛想愛想脱出ゲーム
抜け出したあいつは穴の中

どうにもこうにもこんなふうに生きてきた
どこにも自分っているはずないから踊ろうぜ


誇れ己を魂売って転ばせて
あいつはあいつも共犯者
逃げ出したら恰好の的
尻尾掴め引きずり落とせ
あんなふうに消えゆくまで

531:たぴおか◆vk:2019/01/23(水) 21:42

死人に喰われる

引っかかったわだかまり
どうにも心が傷んでる
頭のものさしが変型して
何だか歪に円を書く

そりゃないさ喉奥小骨
どんなに荒んだ果実なら
手を当てた定規ミリ単位
何でも大団円なようで

僕は片足で跨いで
偽った白無垢で夜を広める
綺麗事も解らないとんちも
口が出ないよ失ったもの


大きな口をぱっくり開けて
綱渡って高所は落下して
素っ頓狂なはにかみ
関係ないさ今日はスタート

532:たぴおか◆vk:2019/01/23(水) 22:32

ライアー・ドランカー

積もり積もった罵声怒声
今日も死にたいと嘆く鳥
音に乗せて煮えたぎる
空白の人生一ページ

勘違い馬鹿ばっか世の常
詠う愛情はパチもんで
開けた臓腑は狂ってる


ナンバー優劣一番不幸な
僕?僕は死ぬべきさ
明日終わるって言われたら
泣き喚くのはよしてくれ
君らが言った汚い世界を
望み通り壊してあげましょう
ライアーライアードランカー
嘘つきは苦しんで生きている

533:たぴおか◆vk:2019/01/24(木) 18:24

さよならムーンライト

静まり返る街の喧騒
揺れるつり革とリズムを刻む
もうすぐ月が沈んで
まっ更な黒いキャンパス星屑と

連なる炎天下ビルの最上階
覗き込んで躊躇ってたら
迎えに来たよ手を握り
空中浮遊散歩の道中


擦りむいた膝は手を当てて
消えた電源を起動して
触ってもつれないことばかり
あっちを向いて振り向かないの

534:たぴおか◆vk:2019/01/25(金) 02:19

木漏れ日の音

例えば幸せを謳って
表面上の綺麗を嫌った
君は何があれば幸せになるの
僕が死んで叶う幸せなら
捧げてもいいよ


泣いて泣いて吐いた夜
理や理屈はいらない
寸分違わず量っても
感情は顔から漏れ出る
木漏れ日から差す明かりが
僕の一等星照らしてる

535:たぴおか◆vk:2019/01/26(土) 01:40

Square egg

淡々と針が動く
トントン拍子で進む
身体に刻み込んだものは
中々消えなくて困ってる

悲しい歌ばかり聞いて
見えるもの全部否定したくて
やっぱり世界は滅ぶべきだなんて
僕に言えるのかい

解剖内臓見比べるけど
やりたくないこともやらなくちゃ


覚えた感情や痛みが
二度とこの身に起こらないよう
張り切って窄まって
努力の一つもできなくて
報われないのにどうしてこんなに
頑張っちゃうんだろう
そのままの僕を愛する人間は
きっと僕だけだから

苦しくなる度に僕は幸せを
過剰に摂取してきたから
誤って飲み込んだ裏表ばかりの世界
死んだ僕らが生きてる世界

536:たぴおか◆vk:2019/01/26(土) 15:29

また、

じゃあね僕はもう行くね
また会える日まで
僕が生きてたら
じゃあもう行かなくちゃ
また一緒にね
言葉を交わせる日まで


何にもしない
大した壁もない
転んでもへこたれても続かずに
今日をゴミに捨てて
糞より酷いかもね
悲しいよ泣きたいよ
こんな僕だけど

嫌いになってほしくない
別に褒められたくはない
認められたいとは思うけれど
頭の中身はいつもわからない


じゃあね僕はもう行くね
またここに来れたら
僕がいたら
じゃあもう消えるね
別に傷ついてはいないから
僕のために僕は行くね
またね

537:たぴおか◆vk:2019/02/15(金) 23:05

囀り

始まりがあるから終わりがあって
続く続くの回る遊具
砂利道あぜ道それに泥道
ペコペコの笑顔をちょうだい


嗚呼、忙しいの
話しかけないで忘れたいし
今、手がいっぱいだから
いつの間にかの黄色い線で

ボコボコ並ぶ目のある塀が
きょろきょろりって睨んでるの
知らないうちに背中押されて
パーとかわーとか抉れるの


がたんごとん揺られている
キシキシって骨が傷んで
パタンパタン音を鳴らしてる
じめじめにカビを生やして
殴って叫んで飛んでいく
真っ暗闇だから目を開く

538:たぴおか◆vk:2019/02/16(土) 23:36

燕尾のタロット 

なんて醜い面相引っ提げ
ありのままの姿を見てほしいとか
その謳う君は誰だ
目隠しした格子柄の背広


見た目だけの皮を剥ぎ取る
中から出てくるは廃棄品
誓いあった黙秘を暴けずに
周り回る視線を渡り歩く

性格だとか清潔さとか
所詮心は知り得ないから
言葉はいらない繋がる心は
解いた鍵を開けずに手綱引いて


こんな酷い人生他にあらず
あけすけな偽悪塗って
切って貼って縫って剥いで
君は誰だ
手袋越しの体温ここにあらず

539:たぴおか◆vk:2019/02/16(土) 23:49

キャシュキャシュ

どうにもこうにも乾燥しちゃって
涙の一つもこぼれません
愛憎心臓心身共に
思いれ一つもございません

蒸発しちゃった僅かな液体
なんてまた可愛そうにって
同情動機緊張調子
狂ったネジは止まりません


考えて感じなくて嫌い嫌いな感情論
否定否定傷つけちゃったよ
自分本位はいけません

退屈なんだってさ孕んだ熱は冷めない
後悔広大桶の水から
逆さまさかに転生です

540:たぴおか◆vk:2019/02/17(日) 23:46

DRY・DRUNKeR

すっ飛んだ意識手放しちゃって
幸福優越感ドーピング
素っ頓狂な映画眺めて
君は微笑んだ

ねえねえその笑顔
いくらでちょうだいいたしましょう
ねえねえこの痛み
なんて呼んだらいいのですか


最狂目覚めるパラノイア
判断不服邪悪な化物
背後で蠢く黒ずみFire
DRYDRYからからから
喉が渇くの
際限無しでいいじゃない
泡になってく

541:たぴおか◆vk:2019/02/18(月) 21:41

ひとつの朝

幸か不幸かはわかりませんが
愛しているのはわかってます
嘘ばっかリ口を噤むの
私以上の誰かを選んで

最上級の褒め言葉
広いのは背中だけじゃないって
ねえ知ってた?

脳裏に裏付けられる
フラッシュバックあの言葉
考え方や感じ方で
操る糸を手繰って



ほんとに胸が苦しい
軋む骨がリズムを肌で残す
長い髪と伏せた睫毛目を覚ます
こんな朝はひとつしかない

542:たぴおか◆vk:2019/02/21(木) 17:24

オキュロフィリア

愛愛愛ばっかり
もうなんだかギョロつく瞳
今日今日狂気の心
まあどうにもチラつく視線

嫌い嫌いよ黒いのは嫌
はっきりすっきり真っ白に
チカチカ点滅またですか
そのお粗末頭をFFFF


バリエーションは必要なくて
好き好きだけでいいから
劣等感とか倦怠感とか
はいはいまた見つめて
見たい見たいの見ててよ
私のいいとこ見つめて
凝視の先の三千里

543:たぴおか◆vk:2019/02/21(木) 21:29

ニニンサンキャク

苦いコーヒー写る面相
たまにちくんと針を刺されて
痛いなあ嘆いてもう
待ってくれない日が昇る
盲目的で周り見えないの
3周目の人生から
自分次第な訳なくて
見渡せば崩れるばっかり

死んじゃいそう、だから
脚を引きずって君も巻き込んで
だんだんソファに沈んでく
僕の体と自堕落不摂生


襟元掴んだ二人三脚
手とり足取り転んじゃうよ
なんて君は言ってた
僕はポケット手を入れて
君となら転んでもいいから
永遠の愛を誓えるかも、だから

544:たぴおか◆vk:2019/02/21(木) 22:58

チェリードロップ

重ねた瞼の奥
かさ増しした背丈
忘れたあの日の夢
それはきっと幸せで

塗りつぶされるの真っ黒クレヨン
汚れてきちゃったね買い替えどきかもね


生まれ変わってく花と共に
僕らそのものが見当たらない
ホントの僕らはどこだ
見当たらない困ったな

あふれる液体死にたいな
逃げる走る滑走路まで
その先は崖っぷち君は過去になった
もういない

545:たぴおか◆vk:2019/02/22(金) 22:20

ストラ

読みかけた本を閉じる
まだ終わりかけのお伽噺
消えかけた虹を掴んで
色を手に彩っていた

再三やりすごす度
綺麗事じゃ登ってけないや
再来年も取り残して
しまわないように掬う


白い淡い指の色を
赤みがかかる頬に寄せて
翻したスカートストラ
揺れる心臓と同じリズムで
来世はきっと楽しいよね
転んだばかりでもう願っちゃうの

546:たぴおか◆vk:2019/02/24(日) 20:32

白木蓮

素晴らしい世界と
向日葵と夕日
けれどどこにもいない

言葉だけじゃなくって
ちょっとしたサプライズ
飾って魅せてよ

いつも白い息と駆ける足
追いついて
ぎゅっと離さないから
ぱっと消えないでね


そっと落ちていく散っていく
命みたいに星空のように
綺麗なままじゃ終わらない
バイバイバイだってやめらんない
淑やかに宙に舞っちゃうから

547:たぴおか◆vk:2019/02/24(日) 20:37

モノクログラビティ


なんつーのそのムカつく仕草
馬鹿ばっかりの下心
腫らして晒して壊しちゃって
なんていうかこの吐き出したい感
陰湿カッター慢心
乏しい心で逝っちゃっと

背後から近づいている
僕の向ける刃は知らない


あああああああ
死んじゃったね残念もう明日
あああああああ
君の作ったもの全部全部
パラパラパラパラ
ありません

548:◆sE hoge:2019/02/24(日) 23:22

ずっと探していたんだ。
何を探していたの?
ずっと分かりたかったんだ。
何がわからなかったの?
ずっと自問自答してるんだ。
そろそろ答えは出ましたか?
どこにも届かないまま

古ぼけた記憶は
燃やされ尽くされ
過去の疑問は
波に揉まれて
生きる意味は
わからないまま

誰かを愛せていますか
愛されてないのに
誰かを信じられますか
信じてもらえていのに
誰かを大切にしたいのですか
それ、本心ですか?

549:たぴおか◆vk:2019/02/25(月) 22:48

>>548

とても申し訳無いのですが、このスレッドは一応スレ主の私限定作詞となっている故、今後の作詞書き込みはお控えいただけると嬉しいです。
「この作詞いいじゃん!」「この作詞意味わからんwwww」等の感想は随時ウェルカムです。

始めに書かなかった私の落ち度です、申し訳ない。

550:たぴおか◆vk:2019/02/25(月) 23:03

月下ランドリー

また昨日のペーストから始まった
瞼を擦り髪を挟み顔を塗りたくって
不手際と引き際は注意する
だってまだ未練があって

転んだまま足をぶら下げた
僕は呟いた月の下で
洗い流せるかなこの痛いこととか
月が応えた「大丈夫」


腹を掻っ切った喉の叫び
今も後悔と苦しみで埋まる頭の中
洗剤漂白剤香り付けと水をぶち込んで
月の深い夜と一緒に混ざり合うような

551:たぴおか◆vk:2019/02/26(火) 22:12

オーバースラング

瓶を弾いた誰かの肩にあたった
見えない何かに愛想笑い
酒でも飲んでゆるく着こなして
湿った心晴れぬ残像

裏も表も
やるからにはやらなくちゃ
上も下も
下劣な脳をまわしている


錆びれたフェンスの下では潰れた身体が
醜いように悲しくなるように
見世物として飾られている
僕の犠牲も100の命
守る価値ないけどね
間違って消えたって
終わるだけ

552:たぴおか◆vk:2019/02/27(水) 19:07

ロンリーラン

腐った室内ひとりぼっち
また辛くて苦しくて
もう嫌だ
嘆くのも許されないくらいに
僕らは宙の中浮いている


またこんな夜を繰り返す
いつか死んで全て責任を放棄する
走り去る電車揺さぶられる
誰かに後ろから刺されたい
抗えずに死んでいたい

553:たぴおか◆vk:2019/02/27(水) 23:36

Antithese

止まった脳味噌と
ガキばかり壊れたコミュニティ
反吐と裏返しの
正義と揺さぶるサイコパス

憎悪によだっては嫉妬を炎で燃やし
幸せな人を見つけては誹謗希望


斜め張り出した束の間魔が指す
閃いたその悪知恵が悲鳴へ
掻き鳴らす信者信者
堪え抜いた罪と天罰の拍手
晒したこの怠惰なる悲劇へ
飛び降りた勇者勇姿

554:たぴおか◆vk:2019/02/28(木) 00:59

もとくらい

涙は渇いたよ
執着なんてないさ
言葉を取り繕った
意味なんてなかった

はじめまして
声が溶けて空気の中身体に流れ込む
さようなら
知らない人の言葉で大事なものはどこ


作り上げた淡い淡い空
見上げたらほら届かないところ
透明になった脆い脆い糸
忘れられないのは僕だけだから

涙は拭いて
弱音をちょっと零す
まだ息吹と歩いている

555:たぴおか◆vk:2019/02/28(木) 01:09

Assertiveness

脳に焼け付く縛りついた振動
深みを知るまた一歩大人になる
膝を撫でる渇いた唇
誇りを捨てるゴミの様に生きた

上下左右挙動は見逃さない
白い歯見せて少女は笑った
凪いで流れ込む言葉で伝えて
来年また今度


今から生まれた生命
手をかざす
震えていてもう消えていたい
守るものは僕と共に
奥の方で光ってる

556:たぴおか◆vk:2019/03/02(土) 18:35

jewelry

何をやっても響かない
つまらない脳を振り起こす
浪費した金とすり減る心臓
まだ、まだ死んでない

からからのコップに癒して注いで
揺らいだ昨日靡く列車
最近なんだか生きている
意味とか何とかわからない


重ねた年月の割に
案外つまんねえ人生だな
人から遠ざけられたのに
人として息をしてるんだよ
つまらない日々を棄てちゃおう

557:たぴおか◆vk:2019/03/02(土) 20:40

夜の真ん中

足りない何かがない
私には無いもの
欲しいな欲しいや

溜まった腹の傷跡
思考想像力全部ない
ねえちょうだいいらないでしょ

淀み切った嫉妬を感じて
それに憂いて腕を切った
磨り減った自尊心
どこにいるの


言葉を交わしてまぐわして
戸惑ったみんなは黒い目を向ける
こんな私なんかいらないよね
外れた道から覗く

558:たぴおか◆vk:2019/03/04(月) 00:44

dramatic

割と元気ない感じしてる
考えすぎて大事なもの見落としてる
張り切って失敗して
また急いで回ってくるくる空回り
やっぱ生きるのって難しいです


誰かの起こすアクションと
忘れたい記憶フラッシュバックして
もうもうだめだなって
誰かに背中を刺されるの待っていたから

垂れた文句も許さない僕の
プライドとか捨てられちゃったらいいのにな
さあさあ靴を履いて
平凡な日々がdramatic

559:たぴおか◆vk:2019/03/04(月) 00:49

ワープループ

頭が悪いじゃ収まらない
喉に骨が刺さるような感触
諦めたから下を向いた
そんなの誰が教えたんだよ

勝手に期待とか勝手に責任とか
自分勝手な勝手を繰り返す
この世界は大嫌い


晴れる時も雨降る時も
いつだってとかってわけじゃないけど
格好つけて生きてたいな
単純そうで私には理解できなさそうな
そんな考えがループしてる
そんな理も全部離したい

560:たぴおか◆vk:2019/03/04(月) 01:22

チグリジア

髪が揺れる年月の中で芽生えた奇跡
日差しの下笑ってる

咲いた春季節
出会いと風に乗せて
鈴の声が耳に残る

凪いだ青い夏
泳ぎだす水しぶき
駆けた白さに奪われて

繋いだ秋の音
色づいて足元を照らす
言葉が愛おしくて

降った冬景色
静かな世界と温もり
君の名前を呼んだ


零れた花とうつる宝石
このままどこかへ
連れ去ってしまいそうで
手を握った歩みを二人で

561:たぴおか◆vk:2019/03/04(月) 13:02

cacao

毎朝昼間に目が覚めて
冷たくなった卵とコーヒー
お昼はチョコレートばかり
棒読み3秒後からまた

自堕落なんてもんじゃない
自分は普通と違うんだって
どんどん追い詰めてしまった
助けを呼べる立場もない


貧乏ゆすりが増してきて
とっくに自由な金もないのに
音を出して噛み切って
甘い甘い香りにむせ返る

562:たぴおか◆vk:2019/03/04(月) 23:23

ダスト

あー冷めて覚めちゃった
空っぽの頭にさらに
捨てかけたゴミを詰め込む

オンラインの上で
人を陥れるリスクに酔って
ポストに鼠の死骸を
埋められるまで気づかないや


汚れた画面を手で拭いて
油と黒いゴミが付着する
社会のゴミとか誰が言った
お前が勝手になっただけだろ

563:たぴおか◆vk:2019/03/05(火) 21:58

スプレー

一人でインスタントな食事をして
なんか寂しくなってくるのはなんで
死にたいと願ったってそうな勇気ないし
たった目の前から逃げたいだけで

誰か誰がいるんですかね
フラレちゃって
君はいなくって
もう少しってもう過ぎたから


近くで貼り付けて隠した
濡れて乾かない
こんないらないものまだ持っているの
振って吸って吐いた今日に
また新しいマニュアルがつくから

564:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 00:26

CATS

感情的なロジック
理屈の屁理屈攻め合い
自己満足自己防衛
試合に勝って勝負に負けた

可愛いあの子ブサイク私
言い分も苦しさも流しちゃってさ


シクシクシクシクどっちが悪いの
観客の気を引いたほうが勝ちだって
不服不屈再来ファイトどうでもいいの
感情の揺さぶりをかける価値がある

565:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 16:37

ハスリーベ

やっぱ生理的に無理
アルバムの表紙埋まる嘘つき
剥いだはずの綺麗心
消し去ってなかったみたい


嫌いなのでも気になるの
耳も目もさわってるはずで
僕ら互いにわからない
好きかもでも気が付かない
身体も声も覚えてるはずで
僕だけかなこんなに胸が痛いの

566:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 21:37

nights

息が苦しくて壊れてしまいそうで
また眠れない夜が続いてく
下を向いている愛探している
もう子供じゃないんだから

晴れた雲の一つ
仲間を失って楽しさを忘れて
死んで死んで死んでったんだ


夜は毎日やってきて
僕の心臓黒く塗りつぶした
ドライヤーは1時間と洗顔
長いから怖いから
宵の闇の中溶けてきて
僕の嫌いを鮮やかに彩った
どんなに辛い涙も
忘れることはないんだから
忘れないように後悔して

567:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 22:04

バキューム

息を吸い込んでまた飲み込んで
吐き出す間も無くまた飲んで
いつか壊れるその日を僕は
一人で待っているそれだけだ

最低な僕を繰り返す
振り返っても最低のままだ
純粋無垢に努力とか怒りとか
向けられない難しい

きっと僕は汚れてるから
僕は僕は他とは違うから
いつのまにか過ちを犯すのを
怖がって隠れている


息を吐き出すのはちょっと大変
だから代わりに飲み込む痛いこと
まだ我慢できるかも
誰かが僕を救ってくれるまで
誰かが見つからずに僕が死ぬまで
見ていて

568:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 15:34

Question

壊れたバケツ穴
錆びれたオルゴール
覗きこんで笑う
繰り返し早る鼓動

わからない価値観
足りないあげ足
もう嫌になっちゃう
私だって疲れるし


人生の生き方を教えて
まだ産まれてもいないの
心臓は動いているのに
止まったみたいで嫌になる

陶酔しちゃうから
多分君にはわかんないだろうけど
阿保が阿保なダンスを踊る
意味のないことだって人生のうち

569:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 15:43

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僕を造った僕は造られたから
愛を知って悲しんだのも世界のせい
時間が進む合理的に生きなきゃ
なんか生き急いでるみたい嫌になってく

最期の時を待つだけ
日々を過ごし死ぬだけ
幸も不幸も僕を造るから


過去がまた殺していく
辛いし痛いし嫌になっちゃうし
今はまだ嘆くのも人生
積み上げたものたち
いつか消えるものたち

570:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:09

閃く

コソコソ息をして
大体の日々をこなす
涙で濡らしてた
枕は夕焼け浴びる

独りよがり寂しいかもね
春の光が暖かいから
ドラマチックには日々の中に
僕は惑星の一部


パッパッパッて光ったら
一人で庭の中花を灯そう
重ねた愛とすれ違う恋も
多分多分記憶になるし

571:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:18

カラーボール

思い出はハートの中にしまって
忘れたくない彩りを食べて
まだ昔を懐かしんで
今から逃げてたいの

たくさんあった記憶と
忘れられないな嫌なこと
わたしのダメなとことか
気づいたら自己嫌悪も感じてる

最悪な毎日
手を繋いで帰ったあの日
わたしだけ思い出してる
過去のことばっか縋ってる


甘い甘い香りが鼻から
チャイナマーブルと白黒
苦い苦いことも消えてく
ラムネ弾ける口の中
時に飾ってケース入れて
色褪せないように蓋をして

572:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:30

ミニハート

週末の味甘すぎてちょっと喉に残る
消えかけた信号走り出すスニーカー

知らない知らないことだって
消えない消えないことばっか
大変だし泣きたいし誰もいないし


あの日の僕を忘れないで
僕は覚えているから
ねえねえ春が来るの
雨で落ちた桜の花弁が
僕の日常となんか似てて
今日もひとりベッドで泣いてる

573:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:51

イチゴマシュマロ

真夜中のプラットホーム
色あせたランドセル
おかしな曲を綴って
おかしな薬を飲んで

いつか見てほしいから
空席の教室透明人間
いつか笑ってほしいから
僕は言葉を贈る


帰り道レンガの花の蜜
イチゴの味夢の味
泣いちゃったからしょっぱい味
僕はみてるよ大丈夫だよ
何も心配ないよ

戻りたいランドセル消える
ラムネを食べて
嘘ごとままごと遊びごと
君はおかしくないから

574:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 20:48

骸の住処

紙に染み込ませた
僕の想いと思い出
切り取って貼り付けて
隠しちゃう本音がある

憎悪と罪悪感
苛まれて魘されて
嫌々歌い出す
楽しくないのに


古びたささくれだらけのドア
何処かへ行こうだなんて
今更すぎて涙もでないや
遅い遅い遅すぎるよ
馬鹿苦しいから

575:たぴおか◆vk:2019/03/09(土) 14:35

INK

それなりの言葉を綴って
大人ぶった意味不明繰り返す
話がしたいの近寄って
離れられるの苦しいからさ

何回か逃げられたから
もう光はないよ暗闇だけって
何回も試したんだし
もうひとりで泣いてもいいよねって


胸の中から滲み出てく
苦い暗い悲しいところ
散々傷つけた癖に
僕は僕を否定するし
無駄な時間を過ごしている
不条理不合理寂しいとこ
じわじわ蝕んでったのに
僕は僕を嫌いなままだ

576:たぴおか◆vk:2019/03/10(日) 19:14

カミングアウト

そんなの知らないよ
探究心とか殺したくなって
純粋愚直にいれたらな
どんなに楽だっただろうか

好きには拒否が通じちゃって
罪悪感感じてるいつも
ごめんねごめんね君とは
ごめんねごめんね
ホントごめん


手を合わせて回るスカートふわり
手を取り合って抱きしめちゃってさ
幸せの反対いつも誰かが泣いてる
手を取って歩く駆け出すもういいや
絡み合って混ざり合っちゃって
許してもらいたいし
嫌われたくないし

577:たぴおか◆vk:2019/03/10(日) 23:43

四角

たった一言
大袈裟と糞達
涙は枯れた
手をかけた


言葉の数だけ命がある
感情の中には何もない
軽い命また捨てた
次の命を探す

見えない聞こえない
死んでも関係ないや
笑って流した
記憶の隅に消える

今日も死んで殺して
ワンクリックとストレス
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
辛い辛い辛い辛い辛い
埋まって最適解

578:たぴおか◆vk:2019/03/11(月) 00:01

bird

青く光って音を鳴らした
また胸が傷んで吐きそう
ホントのこと言えないし
吐き出したって嫌われる


逃げていたいから
誰を知らないこの場所を選んだの
選んでる
消えたくなっても
踏ん張って生きてんだだから
無かったなんて言わないで

579:たぴおか◆vk:2019/03/11(月) 00:41

カラフルカラー

静かな窓辺に夜が来て
真っ赤な血が溢れる
おんなじ僕を探しては
どこにもいないの知ってる

苦しいばかり世界だから
椅子の上で爪立てる
自分の傷が目に見えて
なんだか嬉しくなった

一歩また一歩軋む胸が
僕を死へ連れ出してくれる
きっとねえきっと死んだって
何も変わらないんだろな


喜怒哀楽苦しいな苦しいよだから
言葉にしなきゃ
依存してく刻んでいく限りない僕の希望へと
雨に打たれ
嗚咽をして
逃れられない痛みの中で


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