〜気まぐれ作詞帳〜

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1:たぴおか◆:2015/12/02(水) 18:07

作詞したいとオモイマス

602:たぴおか◆vk:2019/03/25(月) 18:12

Sundaysyndrome

首元掻き毟る
禿げた面相たらい回し七日間
明日の憂鬱
忘れることはない何回目の叫び

咲いた花は五日間を彩る
最後の夜だけがぼくの生き方だ


固まった毎夜毎夜のルーティーンこなす
しんどさに蓋をして束の間の永眠に浸る
捕まった頼りない糸に手を伸ばしては
脳裏に思うまた今日は始まる

603:たぴおか◆vk:2019/03/28(木) 00:36

Off-Black

混ざるように溶ける
酸化した価値観と
煩悩まみれの裏側の
深淵潜り込む

荒みきった心
毎夜毎夜の呪い殺し
叩きつける釘打つ声
締め付ける縄


覗く視線の奥
霞かかった黒と
華やぐ泥沼足踏み
壊れた仮面から真実
伸ばす腕崖の底
絡み合った黒と
羽ばたく上へ下へと
開けた脳の内側陶酔

604:たぴおか◆vk:2019/03/31(日) 01:09

after

きっと登りきれないだろう
確かに見えるものなのに
きっと手に残らないように
僕も次第に忘れるからさ

澄み切った空気を食べて
時計は世界を回るよ
伸ばした青を彩って
花は変わらず咲くよ


その光に誰もが目を奪われる
影は気にせず上を目指した
変わらない風景が色を乗せて
言葉に乗せ運ぶ春の風の音
見えないものから零れ落ちないよう

605:たぴおか◆vk:2019/03/31(日) 13:22

「Escape」

干した夢の味のチョコレート
甘すぎず酸味とフローラル
花はいずれにせよ散ってたんだ
枯れ葉のない世の全ては
咲かない夜が訪れる

とくとくとく注いだ水
手首から垂れる愛憎
嫌いなら逃げればいいじゃないか
簡単に言うなよ幸せ者め


無限から広がる「Escape」
四角いだけの軽いものだけ
素材ばかり見える嘘ばかり
手に入らないのに目には映るから
期待させんなよ
洒落込んだって
次第消えんだよ
情けないよな

606:たぴおか◆vk:2019/04/01(月) 18:23

無膳

倦怠感だけ胸に残った
これが新しい感情
何度目かの幸せって
うわべだけいい面をする

煮たら出来上がり
純白の忠誠を
ドーナツの穴から抜け出る
縛ってかたく結んだら
純黒の呪いは
止まることを知らないようで


背中に纏った砂嵐
禿げた塗装を塗って剥がして
次の機会があればとか
まだ夢を見たいの馬鹿みたい

607:たぴおか◆vk:2019/04/02(火) 03:04

メロンソーダ

三年前好きだった曲の
コメントは荒んでた
知りたくない事実ばかり
大人になる程見えてくる

逆境を乗り越えても
散り積もってく疲労感に
段々と心ばかり
死んでいくようだ

最低な言葉とかそんな軽率に言えるよな
時代は変わったんじゃない
僕らが終わったんだ


目が焼けるほど痛いメロン色
噛み締めて汗水だけ飲み込んできた
たった一言で勘違いしちゃって
なんか馬鹿らしいやって
笑える日がくるのかな
そんな日が来たとしたら僕はもう汚れてる

608:たぴおか◆vk:2019/04/03(水) 20:42

水玉マスク

若い時においてきた
夢や希望綺麗なこと
思い出して後悔と
明日を探した

痛みなんか好きじゃない
散々悩まされたくせ
最期は呆気ないもので
酷く愚かなことをしたんだ
足らない頭は絶望ばかり
見つけただから夜闇に
取り残されたんだ


戻ることない日々よ
うまく生きられない僕よりも
遥に遠い手を伸ばしても
醒めないようで

609:たぴおか◆vk:2019/04/06(土) 07:19

蠱毒

無表情レンズ写る帽子の影
一部を全てと見立てるんだ
だからいつまでも終わらない
無謀な争いは楽しかったかい

喰ったあの夜
初めての夜
僕は悔しさで吐き出しそうだった
君が死んだこと
僕は報いを受けて
せめてもと呑み込んだ


回る毒に犯される
口に含んで一人だけ
幸せの結果を
嫌い嫌い理由はないけど
何とも言えない馬鹿らしさ乾杯

610:たぴおか◆vk:2019/04/08(月) 01:20

ayer

今を切り取って貼り付けたら
どんなにいいこだっただろう
今しかないこの瞬間だけが
僕らの今を生きているのなら

夜の隅で手を塞いで
朝のオレンジだけを
身に纏って消えていった空
淡い残像だけ残った


僕は明日に追いつけない
今だけを歩いてきた足跡
明日ずっと明日のまま
今更後悔しても遅いのに
何をそんなに急いでいるんだ
食い散らかした幸せの残骸が
やけに愛おしく見えた

611:たぴおか◆vk:2019/04/08(月) 01:41

Hassen

薄いカーテンの向こう
飢えた感情は咽び泣く
薄ら笑い浮かべては
見下すことすらできずに

囚われたまま叫んでも
それは音と見なされない
奈落の先まで逃げても
きっとお前らはついてくる


どうしてそんなに笑って
蹴落とすことが簡単なんだ
正しさは胸の中に
依存の塊を仮面にぶつけて
馬鹿って気づけるはずもなく
ドラマみたいに死んでくのが好きなんだろう
ずっと地べたから離れられないさ

612:たぴおか◆vk:2019/04/08(月) 01:50

Sematary

暴いた土から腐った命だけ這い上がる
転んだ血の味淀んだ空気作ったのは
僕じゃなくても

昨日にバイバイ
ハロー生き埋め
悲惨で不快でどうにかなりそう


終わりの淵で一人彷徨い続け
ボートを漕いで岸までのぼる
山も波も穏やかじゃない
吐き気がするほどに咽び泣く
痛くてくだらなくて笑えないよ

613:たぴおか◆vk:2019/04/10(水) 16:41



人を見下してばかり生きて
肩にかかる苦しさすら忘れない
はやる鼓動にだけ目を向けて
昨日のあの子が今日は知らない子

人に嫉妬ばかりして生きて
もたれかかる傘の涙を隠す
狂った秒針は折れかかるから
非道に向くまま声を上げて


どうしてだって僕は言うけど
知らんことにだけごはんは美味しくなる
風に乗って耳になってさあ
嫌いでしょうもないのに何故か言えない

614:たぴおか◆vk:2019/04/11(木) 23:45

high &color

幸せな夢で目が覚めて
肌とのギャップに目が醒める
陰湿な音楽聴きわけて
皿には残ったソースだけ

今が嫌いなわけじゃないし
明日は興味もないけれど
死にたいわけじゃないのに
生きたくないのはなんでだろ

通り雨傘もささずに打たれて
びしょ濡れた靴下で暗い道まで
歩いてった


画面の向こうの僕の希望は
ひとりまたひとり死んでしまう
誰かの糧に役立って
その場のトピックスに乗って
誰かの記憶に残って
その度になんだか苦しんで

615:たぴおか◆vk:2019/04/13(土) 01:39

生きめやも

電子音が鳴る
約束の場所に君は来ない
開いた心臓
カラになったススの汚れ

瞼を上げれば見えてくる
鮮明に僕に映り込んで
夜の闇と朝の独り
やるせない音楽とベッドの中で


無駄に考えては泣いて
自分のことすらわかんないや
無残な骸が息を吐いては
自己嫌悪と陶酔繰り返し
次は幸せと言えるかな
次は僕のこと覚えてるのかな

616:たぴおか◆vk:2019/04/16(火) 01:30

Killing time

わかってるよ不毛な感情
巡り巡って行き詰まって
わかんないよ僕のこと全部
絡み混ざって考えたくないって

潰した暇だけが過ぎていく
昨日は何をしてた?
無くても死なないことに縋って
死にそうになりながら息してる


このまま忘れられたら幸せだったろうか
眠たい瞼は醒めない
ゆめゆめ思わない夢ばかり見る
揺らいだ言葉飲み込んだ快感
怯えているのに救われないや

617:たぴおか◆vk:2019/04/21(日) 00:54

Noa

昨日の不安
明日に備えて忘れ
開いた地球
廻るのにこらえて嘆き

夕食や見た動画
鳥から眺めた水平線
思い出せない
溶けきれない
忘れられないのは後悔だけ


ライアーライアー作り物ばかり
でもそっか僕も作られもの
酷い酷い認識に欠けてる
でもだって僕は足があるのに

ライアーライアー壊れることばかり
でもやっぱ息しないと動けない

618:たぴおか◆vk:2019/04/25(木) 09:38

霞灯

今日の憂鬱をポケットに入れた
昨日の夜明けを苦い腹に溜め込んだ

笑い声と華やかな写真
気づかないふり気づかない淵
なんか足りないことだって
私以外には綺麗に見えてるし


何が正解か知りたくて
まだ僕は子供なりに足掻いてる
干からびているのは僕だって
知っちゃったから錆びるしかないよ

何がいいことか知らないし
この身体は僕のもんだって
夜に切った手首の色なんか鮮やかに見えた
緩い地獄は終わらないから

619:玻璃◆Cs:2019/04/25(木) 16:37

いいですねー

620:たぴおか◆vk:2019/04/27(土) 00:53

>>619
久しぶりに感想のレスを貰えてテンション爆上げしました。
ありがとうございます!

621:たぴおか◆vk:2019/04/27(土) 00:59

Virgule

カンマ1つで世界が鮮明に
映ったっていいことばっかじゃないの知ってる
青いゼリーを潰して高潔に
奪ったって一人きりだから

嫌だな
重たい瞼を開けて
冷たい時計叩いて
辛いかも
楽しくならないこと
楽しめてない僕のこと


空を切るグラデーション滲み出す太陽
月夜ばかり綺麗な星の数が
嫌いな僕のこと
忘れて息の仕方を知る

後悔も失敗も笑えはしないけど
光って見えるから綺麗なんだ

622:たぴおか◆vk:2019/04/28(日) 02:25

アンサー

否だと言ったさらには散った
生きることだけが全てじゃない
意外と頭は大丈夫だね
腹の肉は黒いけれど

応だと言ってしばらく酔った
浸る頭痛にだけ苛まれていき
以外はなるべくいらないね
原の果ては暗いけれど

宵闇に呟く画面下で蠢きだす
数値と優越に飛び込んでいけ


狭間の中は一直線
忘れた愛は腐った腐った
酷い臭いと酷い世界
限界なの私変えたいの

623:たぴおか◆vk:2019/04/28(日) 21:48

Little by little

掴みにくい個性のタネ
生やしていつのまにか疎外感
どうして生きていられるか
考えたことはないだろう

コツコツと日々を重ねる
僕には向いてないみたいだ
卑屈と自信のなさは絡み合って
僕の望みを食おうとしてる


今だ
一歩ドアをノックして
難しいことはいらない
ただ少しだけ努力すればいい
叶わないものばっかじゃないから
泣きじゃくった毎日も僕だから
開き直ったっていいんじゃないか

624:たぴおか◆vk:2019/05/02(木) 17:33

スケルティング

あーあ空けちゃった
君の美学は大衆を背いたから
開いた脳みそに目が行き
馬鹿には見えない服を纏う

素晴らしいなんて世に
拍手喝采と反論の余地
眩しさ黄色の補色
反対に透けるだろう苦行


狼狽した大層な夢
幼い叫びと醜い怒鳴り
避けろよすけろよ
しばらくは楽しい画面の中で

625:たぴおか◆vk:2019/05/09(木) 19:28

バナナチップス

伝い伝わる耳打ち話
傾けて髪を引っ張られて
泣いて布団に潜るしかないなんて
ずいぶん弱くなったよな

しおれたキュウリ欲しいものは
朝のうちにとっておこうと
干からびたキウイ胸の奥に
秘めて越えた朝焼けは雨上がり


注いだミルク音を出すフォーク
しばらく会わない内に変わってしまって
なんて情けないからさ
僕だけと決めておいたのに
絡んだソース鼻擽ぐるスイートチップス
しぼんだあどけない表情に光って
一瞬息ができなくなって

626:たぴおか◆vk:2019/05/11(土) 17:39

濃紺ララバイ

夜明け前のコンクリートと
走る戻るまた明日まで
砂利道の公園から見えた
サッカーボール蹴る音

潜んだ僕は
喧騒と一緒に消えてって
ひとりの僕に
涙を流すことすら縛って


青色
点滅を繰り返し
光るタイヤとクラクション
街はまだ眠らないから
僕もまだ眠れないよな
窓から
手を飛び出した
淀む雲の先は星空と
共にあるから綺麗事じゃなくても
生きている

627:たぴおか◆vk:2019/05/12(日) 20:28

HEOO

僕の大義は間違ってたようだ
大衆の法に律さられて
僕だけが不幸なのっておかしくないか
そのおかげで喜ぶのはおかしいよ

色は色々重ね合わせ
みんなのヒーローは僕の殺し屋
大層もない君の正義が
僕の脳天をぶち抜いてんだ


痛いな
散々泣きわめき散らしたって
僕の幸せは消えた生きる意味が消えて
それっておかしいじゃないか
僕だけなんでって
言ったって
誰も僕を助けに来ない

628:たぴおか◆vk:2019/05/13(月) 22:51

LATE

シャッターの影から
雨粒が奏でる音楽
イヤホン閉ざした
教室の話し声塞いで

風が吹く
水が落ちる
海が昇る
光は見えない

雲と掴めない感覚に
溺れてく脳が大嫌い


足元から濡れたって
跳ねるよひとつふたつ
届いているよ
鈍くさい僕だって笑われちゃうよな君だって
綺麗だって思えたら最高だった

629:たぴおか◆vk:2019/05/15(水) 08:18

みえない

悩み事は星の数によって
限りのある親愛感情
どうしてだろう
間違えてしまったのだろう

今日のことは
明日も覚えているから
嫌いになったの
それとも見えないだけだ
恥ずかしいよな
自分だけが
いるようでいないみたい


広い教室
夕焼けが立ち込めるから
空っぽの机と
立ち込める感じが
僕の足を掴んで
離さないから
またひとりぼっちに

630:たぴおか◆vk:2019/05/15(水) 21:31

銀飾

寒い窓が降り注ぐ
甘い菓子だけ含んだ
口から吐き出される
白い赤い言葉と一緒に


諦めてしまおうか
そう思ったら一瞬だ
からからでも切なくても
誰も僕を知らなくても

今日の幸福は
明日の幸運運んで
ひとつめの好きを感じて
また愛に花を咲かせて


声が聞こえたから
見えるものは消さないように
錆びた刀身が割れたって
新しい僕に出会っていて
きっと君は泣いてくれるから

631:たぴおか◆vk:2019/05/16(木) 21:01

蜃気楼

素晴らしい楽しい毎日続けば
ラッキーでハッピーな幸せだ
広がった淡い夕焼けに染まって
見えなくなった僕を忘れた

夜の風にふかれた襟足と
僕を肯定する何かがほしくて


白い花が落ちて
僕の夕焼けは散った
まだ覚えてることだけなのに
白が目に染みて
僕の両手が眩しくて
また笑えてるかなって何度も繰り返してる

632:たぴおか◆vk:2019/05/19(日) 22:04

鼈甲

朝6時に目を覚ます
薄暗いくらいでちょうどいいから
膝を抱えて耳すまし枯れた声はまだ音が鳴る
淀んだ雲に余計な雨

夜10時に家に帰る
薄明かりが目立つ街灯の下
一人で帰って耳鳴らすイヤホンの音はきっと止まらない
夜空の星が霞んで月をさす


今日の天気はどうだった
甘い夕焼けが綺麗だった
明日の天気は何だっけ
きっとまた晴れるよって
言って君は


踏切のベルが迫り来る
僕はどうでもいいのかなとか
甘い蜜の様な感触をただ
ぎゅっと離したくないだけ
綺麗なだけじゃ終わらない
透明なままでもいられないから
僕は彩る君は何処にでもいるから

633:たぴおか◆vk:2019/05/20(月) 18:46

ペーパー

しかめっ面の毎日を送って
どうしてか笑顔になれなくなった
しらみつぶしコツコツ努力して
長い道のりが無限になった

明日生きてる保証はないのに
命令下されて明日を求められる


ペラッペラの人生だよなそれでも
プライドはホコリくらいあるから
どんなにつらいことだって
ドンマイだって言い合って
くれる人がいれば空も飛べるさ

634:たぴおか◆vk:2019/05/21(火) 18:20

Cats and dogs

バケツをひっくり返した
天井から足音が聞こえる
季節もわからなくなるくらい
僕らは僕らを滅ぼした

水たまりに浮かぶ油
虹色に輝いて見えてた

いつからだろう
便利になったような
いつまでだろう
エゴのまま銃撃戦


ピンを外した僕ら
楽しいかい楽しいかい
腐ってるのはお前のほうだよ
平和を謳って脳天を抜く
美味しくなあれと円を描く
そんなのってあまりにも滑稽じゃないか

635:たぴおか◆vk:2019/05/21(火) 20:26

垢煎じ

呑み込んだ言葉は吐き出せないまま
脳の奥に溶け込んだ
不快な単語ミュートできないリアル
に脅えて怯んでるんだから

深く転がるリズム刻む
新しい風は残酷だ
反発して僕を取り戻し
吸収して僕じゃなくなる


苦い煎じを抉り取って
口に詰め込めば
それだけで嫌いな僕のこと
少しは好きになれるのかな
酷い感情だ演じ切って
幸せに生まれた君らに乾杯
したいなバタフライみたい
薄い羽で藻掻いちゃってんの

636:たぴおか◆vk:2019/05/25(土) 11:34

noon

よろしくねって朝の瞼を覚ます
混み合ったホームの前開けて
太陽がてっぺんで輝いてるから
心を揺らしてゆっくりおやすみ

1週間のジャージに
1ヶ月のシーツで
怒鳴り声の7日間
不安定だけどトースト


かけたレコード流すから
風に当てられ花を吹かせて
昨日の淀みは消してしまおう
綺麗に抜けた棘を見てまた
笑ったりして

637:Yusuke:2019/05/25(土) 20:18

【蒼】

蒼く瞬く衝動で心臓を駆動
新たな生命が体を駆け巡り 前へ走り出す
それを"人間"という

638:たぴおか◆vk:2019/05/25(土) 21:26

>>637

とても申し訳無いのですが、このスレッドは一応スレ主の私限定作詞となっている故、今後の作詞書き込みはお控えいただけると嬉しいです。
作詞に関する感想は随時ウェルカムです。

始めに書かなかった私の落ち度です、申し訳ありません。

639:たぴおか◆vk:2019/05/25(土) 23:20

anyone

前は向かないで
落ちた埃は楽にして
浅く息を吸って
頑張らないで生きてて

そうやって積み重なった嫌悪が
何十年の重荷になって
それでもいいやって思えないだろう
でも少しは気づいてほしくて


嫌いだよずっと自分のこと
勇気がなかった嫌われたくない
抱えた裏表は喧嘩して
僕の中で泣いている
もう戻れないよ
変わることだって怖いよ
誰かって誰がなってくれるの

640:匿名希望:2019/05/27(月) 22:16

ウラ

見上げれば濃紺の月夜
点滅してる蛍光灯
飛んでった羽のある君は
遠くの星になった

裏はいつでも表だ
変わっているのは大衆だ
目立っているのは悪人だ
嫌っているのは偽善だ

そんなふうに日常を刻んで
楽しいか楽しいよやっぱ



好きだって裏切りたい
潔白な感情は見つからないし
夜に紛れて黒は踊るから
どん底まで沈んでいる
難しくて切れないよ繋がって

641:たぴおか◆vk:2019/05/27(月) 22:17

>>640私です

642:たぴおか◆vk:2019/05/28(火) 16:16

歯肉

知らんぷりはお得意で
壊れた音程の歌ばかり
バス停に見上げた朝日が
輝いた刃に見えて


間違えたかなんて知らないよ
ただ押し寄せる劣等感が
楽しく生きてるものに
嫉妬ばかり吐き出してんだ
紛れたって生きてる意味が
総てを轢いて変えよう

643:たぴおか◆vk:2019/06/01(土) 15:15

Trepverter

四角い西向きの窓から
白いカーテン揺れる風の色
木漏れ日が頬を撫でる
短い前髪が額を褒める


脳内会議はいつもそう
決められないことは決められずに
脳裏をよぎるのはこうだった
夢であってと願っている

言葉の階段は不便すぎて
間違えては帰り道戸惑って
たくさんの不幸はひとつの幸
思えていたらいつだって

644:たぴおか◆vk:2019/06/02(日) 00:55

Forelsket

何回目だって電流が
指の先から流れ込んだ
春の匂いを嗅いだから
耳の奥が騒ぐから

綺麗事だって言いたいよ
共感から始まる言葉に
引っ張られていくメッセージ
足りないのは時計の数


足元ばかり見つめた
花が落ちてまた上を向く
楽しいことばっかじゃないよ
だって全部受け止められたら

645:たぴおか◆vk:2019/06/05(水) 13:02

夜の底

しばらく経って涙滲んだ
自分のことあと何回嫌った
窓を拭いて体分解
夜の底はまだ息ができない


水辺に沿って円をかいた
愛されたくない愛されたい
賞味期限が切れたから
なんて何も気にせず食べて欲しい

宵に酔われてたくさんの
憎悪を転んで叫んだ
暗いそこはいつもそう


夜は深い紺色の絵の具こぼして
カランカラン音を鳴らす
ちょうど良いくらいってどのくらいだ
夜の底はひとりぼっちだから
窓枠に手を掛けた先
枝に引っかかる後ろめたさが
身体を善人に戻してる

646:たぴおか◆vk:2019/06/07(金) 00:31

grape

あーあ千差万別
味気のない別れは一生
きっと会うことはない
悲しむ権利するないだろう

変わってしまった
僕が夢で踊っていた隙間
踊っていた大勢のコンサートに
気づかずに1人なんてことは日常


群青に染まった空はサンタマンタリスム
壊れたリミッターたったの一言さ
繰り出したって透明感な歌声も
所詮つくりものだってわかってる
だから知らないほうが良かった
味気のない甘さだけが
下に痺れて残っている
良い思い出だった小銭の価値の時間だ
そんなものは綺麗に見えないか

647:たぴおか◆vk:2019/06/07(金) 22:33

冥福

雨にしな垂れるよに
轢かれた脳みそは
絡んで僕の呼吸を
止めようとしている

辛いことは人それぞれ
感性は僕だけのもの
手に入れたものはいつもたくさん
両手に抱えておきたいから



日常の欠片が零れだす
一つの雫になって光ってたんだ
いっそ割れていたら幸せだろう
数えきれない未来を悔やんでる

648:たぴおか◆vk:2019/06/09(日) 03:10

黄昏れ

オレンジジュースみたい
酸っぱいや
甘そうな癖して騙された
苦い甘い香りだけ残してった
夜の奥まで


枯れた朝顔は
青い空と死んでいった
煌めいた笑顔は
花火だけ咲くネオン街

沈んだってまだ
感傷は消えない
踊ったって病魔と
カプセルに篭って溺れてる


天下のオレンジ蔑む瞳
私とは違うって言いたいんでしょ
そんなのわかってる
最高に低いのはインソールじゃ誤魔化せないから
薄暗くて生暖かいさ
綺麗じゃないのは私だけさ

649:たぴおか◆vk:2019/06/10(月) 21:44

水曜日の雨音

シャッターへと当たる雨粒たち
下り坂をくだる滑り台水滴
這いつくばった脚は宙に浮いてるから
昨日の友は明日の僕だ

白い息だけ目に見える
それが綺麗だと言えたなら
視界を覆うビニール傘から
覗いた世界ってどんな味だ


雲の隙間から流れ込んだ夜の淵
星屑が零れ落ちて
濃紺の藍を歌って
暗がりは灰色のカーテンが隠してくれる
そう教えてくれたのは
君じゃないか

650:たぴおか◆vk:2019/06/13(木) 20:37

結びに

真四角の部屋の隅
机と椅子並ぶ走馬灯
登る太陽沈む希望が
笑い声に包まれる

プリーツを折って
踝下のクリーム
ぱっぱらぱ
走っている

薄暗くなった紫色は
雲に食べられ僕に呑み込まれ


片隅に書いた明日の影
黒い歓声はいつもそこに
大人になるっていつなんだ
耐えて忍んでそして死んで

651:たぴおか◆vk:2019/06/15(土) 22:09

ブルームーン

悲しい気持ちは
モザイクなテレビの雑音に
頭の悪い頭でっかち
半分より下の成績

歓声が聞こえた
僕ではない誰かの為
聞こえ切れない褒め言葉
少人数のセッション崩れた

イヤホンとヘッドホン
繋いだ両手ポケットのカッター


戻って戻って生きてしまって
止まって止まって背丈だけ伸びて
沈んだ沈んだ向こう側は昇った
苦笑いしちゃってさ苦しくないのかって
そりゃそうだよ

652:たぴおか◆vk:2019/06/16(日) 13:49

世紀末の残骸

夜にスス汚れて
乾ききった口を血で溶かす
宵の月に塗れて
荒みきったのは僕の方さ

退屈できっと
楽しめばいいさ
一切も合切も
ボール転がった

瓦礫に身を隠して
生き残ったってそりゃ万々歳


全身全霊黒目が全て
明るさに目を壊されて
努力や根性も才能さ
はみ出したって大人数じゃ
下も向かないとな
底の見えない安楽

653:たぴおか◆vk:2019/06/16(日) 17:35

不完全アウトロー

誰だって自分の
自尊心探して
適当に取り繕って
大事に温めてる

気のせいなわけないさ
僕が決めたことだから
真偽の審議も僕なのさ
とっくに脳は落ちてら

戸惑いは20個目の円を書き
さらさらの髪をとかした
そんな損害はやめてしまえば
楽なのになあ


不完全も僕らの価値だって
客観的に創造的でさ
全て求めては邪魔するよ
邪念だって必要だからさ

人間って気がするじゃん
愛は形をなさないようで
汚い嘘や醜い欲望は
捨てきれないのが性でしょう
そうなんでしょう正答だ
完全

654:たぴおか◆vk:2019/06/18(火) 03:29

熱帯夜

月が登るころに羽の海に
飛び込んでネオンで光る夜を明かす

一桁になった時計の針
静かになった街は眠る
空に浮かぶのはぼやけた雲
月見えなくなっていた

ひとりぼっちって誰が言ったの
私が一番ひとりだから
歌えない夜は歌を聴こう
涙と乾かない髪の毛を切って


夜に溺れて吐き出したのは
片っぽになった愛情
ほしいものは手に収まりきらない
裏返しになった愛憎

針が下を向く前沈んだのは
空っぽになった愛が
ほら、また泣いているじゃない
歌えない夜は寒い夜

655:たぴおか◆vk:2019/06/19(水) 22:19

告白

ねえ聴いてくれるかい
僕実は昨日呼吸したんだ
日が昇る前の朝空で
はじめて息が吸えたんだ

生きているかもわからないくらい
僕の猫が今の僕を食べてたよ
繋いでは切った脈拍が
小さく淡く芽生え始めてったよ

心臓を突き刺しては
布団で泣いていた
運命はきっと限りがあったから
今度は僕の番だ


昨日までの僕は記憶でしかない
今日から始めていくんだセーブデータは繋いで
昨日までの世界は色をなして
形と僕と作られていったから
壁は今も増えていって
また笑顔になるまで

656:たぴおか◆vk:2019/06/20(木) 17:19

human

笑い声や話し声
誰かを笑う声
気づいていないんだろうな
笑えること

猫やカラスは飛び交う
歩き続けたのは近所のまち
空き缶ビニール袋の中
うさぎに喰わず嫌いだ

アルコールは体に染みる
夜の匂いと汗の匂い
こもる湿気はネオン街
蔓延った愛はがらんどう


けらけら笑うその笑顔どこかでちょうだい
幸せなみんなはどうなるの
不幸な僕は死んでいる
後悔後悔ばっかり
どうして選ばないことばかり
愛を語ったって何回もの不幸に苛まれる

657:たぴおか◆vk:2019/06/22(土) 01:13

ネモフィラ

昼間っから布団に潜る
電車の中は向かいの座席
赤いシートが目を霞む
15時から遠くへ出掛けよう

くじ引きは公平だ運は誰かの不公平だ
たったひとつ膝を擦りむいて
公は幸だってこうすればよかった
たまらなく悲しくなってくるようで


青さが染みるほど一面が
覆われて泣きたくなるような
そんな日々が続けばいいのに
青さはあっという間に
花を咲かしてあとは散るだけ
そうさ後悔は終わってからに

658:たぴおか◆vk:2019/06/22(土) 12:49

トライアングル

春の匂いは雨が振り落とした
綺麗な紫陽花は蜃気楼が溶かした

チャンネルを切り替えて
コロコロ変わる心模様この頃
はみ出し者は爪で削ぎ落として
そうやって世界は丸くなった


自分を嫌いになりたくなくて
嫌いになることやめた
レンジで温めてても暖まらない
冷蔵庫では寒すぎるんだ
打 打 打 だけなの
トライアングルは心の音

659:たぴおか◆vk:2019/06/22(土) 23:21



ドラ猫は盗んでしゃぶれ
折れたビニールは海底
溶けたキャンディー罪犯し
埋まる眼球たちが賛同

片っぽのサンダル田んぼの中
汚れたスカート握りしめた
口笛と地蔵の傘宿れが
盲目な信者とタップダンス



逆さまさ全部逆さま
頬を撫でて欲しいこんなに
咲いてって咲いた君や
顎を上げればきっと大好きさ

海へ山へ
溶けた僕を君踏みしめてる
愛は石の上
焼けた方がマシだ言い訳だよ

660:たぴおか◆vk:2019/06/25(火) 22:58

キかガク

いつか遠くへ行っちゃうきみ
そうきみ、きみ、きみのこと
忘れないでなんて言わないさ
でもちょっとだけページに刻んで


どうしようもないことってたくさんあって
人生大体100年生きてりゃ何回も味わうカラメル
どうやったってうまくいかないことばっかだった
一筋の光とかさしてるわけじゃないってのわかってる

ドラマみたいに一生に一度なんて
言葉が通じない人も隣の国のあの人だって
足りないよな僕以外みんな他人さ



らるらるらって歌ってたら
みんなみんなの良いとこが見えてくりゃなあ
らるらるらって踊ってたら
みんなみんなが妥協し合えるような日が
いつか誰がどこかで
コップなみなみのハッピー貰えますように

661:たぴおか◆vk:2019/06/29(土) 00:45

Champagne

限りあるリズムの数
期限のある身体と存在
知らず知らずコンテンツ
無機でも有機だったかな

ポケットに入れたあたりまえ
飴玉のようで減らないようだ
先がないよ終わりはないよ
僕が生きてる限り君は生きる

死んだ死んだそんな風に
見放されたらおわりだよ
保てないキャラクター
名もなき名札は無いのと同じ



時計を進めて
荒削りの喉が
マウスクリック
カメラ目線
夜は沈んで
僕は沈まない
終わりだよ
言ってくれる人が
いないのは
知ってた

662:たぴおか◆vk 無題メモ:2019/06/30(日) 04:56

看板の缶コーヒー
ボケっとした満員電車
呼ばれたチャイムダッシュする
新聞配達午前3時

蝶の死骸猫の視線
登る朝日紫いろ
両手のスマホ落ちるイヤホン
側溝にはコンクリート

663:たぴおか◆vk:2019/07/01(月) 01:52

ビターエンド

一コマ目は目が合って
むず痒い距離近くstory
浸透してく体温が
今を生きる僕に伝わった

ドラマみたいな再会エンディング
物足りなくて一本後に乗る
終点各駅停車で
暫くは見えなかった青い夜

君はまた離れていく
僕はもう生きている
咳をしてご飯を食べて
転んで血が出て



煌めいた星の様になれないや
輝くほど明るい道を歩いてきたんじゃない
誰にも話せなくて死んじゃえば
きっときっと楽だったんだろうな

664:たぴおか◆vk:2019/07/03(水) 01:17

水鏡

12年間の時間は今日で崩れた
愛は今しかなかった
今だけしか伝えられなかった
呼ばれた声はなかった

消え去っていくもの
どこかで生きてるもの
足りないことだけ
垂らしてほしくてさ

転んだ拍子に零した
優しさ正しさ
誰かの愛情は
また拾ってくれる人がいる


信じてたいよ
そんな自尊心だけは抱えて
あとは全て失って
体だけの髑髏よりマシじゃんかって
そんな比べるようなこと言わないでよ
みんな辛かったんだから

665:たぴおか◆vk:2019/07/06(土) 18:51

ドメスティック・モード

自己完結everyday
ドラマチックイメージして
自己嫌悪サマになった
歪んだドアノブが光る

どもる仕草
喉元つまる
吐いた幻想
いつか消えるさ

どうでもいい
伸ばした両手
履いたピンヒール
いつもそうだ


それいつまで乗ってんの
流行りはミラーボール踊るのは君だけ
それ感傷に浸ってんの知ってるよ
いらんもん手にしてるだけ

なぞったり円をかいたり
弧を描いて真っ直ぐに
レールはもう敷いてある
リズムは足りない

666:たぴおか◆vk:2019/07/10(水) 01:22

トイウェポン

廊下はひんやりして
朝の訪れを待っている
何秒を繰り返したら
嫌われ者が目を覚ます

小さい頃買った思い出
歳を重ねたら捨てられて
心にぽっかり居場所が
空いてしまったようだ

名残惜しさは執着だ
新しいプレゼントはゴミ袋
少なくなってく僕のもの
同時に冷たくなるこころ


鳴らせ鳴らせ警鐘を
大事なものを掻き集めて
作れ作れば仲間入り
ひとつふたつ元に戻る

大切な今日を忘れないで
なくしてたものは探しに行こう
足りないものは僕にあって
ありふれた昨日とはお別れだ

667:たぴおか◆vk:2019/07/11(木) 21:45

Disturber

否定肯定思ったこと言って
誰かの核心ついて気持ちよく
否定否定被害に遭われて
他の全てを否定したくなった

大丈夫とか言うけど
ホントは大丈夫なんかじゃない
劣等感を隠せない
大天狗の目立ちたがりか
羨望は簡単に手に入るものだ
薄っぺらさは随一



大成功さハッピー
驚いた自尊心保って
大体全て痛いや
馬鹿のように踊って
蚊帳の外はいつでも順番

668:たぴおか◆vk:2019/07/14(日) 02:29

リバース

とってつけた価値観
なんか違うそんな風
なんていうどうでもいい
腹の奥は泡を立つ

声はないよな
人間性に惚れ込んで
青い瞳空の色とおなじ


遠のいて遠のいて息を埋めている
忘れるのは誰のせいだったんだろう
身体を引き裂く音脳が弾けるシンパシー
詰め替えできないから生きてんじゃんか

669:たぴおか◆vk:2019/07/14(日) 18:47

未練

止まったまま動けない
焦がれるのはもうやめた
違うものに依存して
忘れることにして

たまった愛は形を持たずに
心の中蠢いてる
言葉にすらできない僕
なんてつまらない人間


僕が一番好きだ
愛はあげられるから
愛されないものに縋って
傷つくことを恐れて
こんなありきたりに
苛まれている

670:たぴおか◆vk:2019/07/15(月) 01:23

ビニールプール

ぷかぷか浮かぶ面相は
物足りなさを具現して沈んでいた
ちらちら覗く水平線
少女とうちわとアヒル


腹に下った虫は
どこか寂しげに居座るアイロニ
風呂に入る瞬間
肌が粟立つそんな夜ネオンライト

光の粒が喋っている
しばらくは会えないよなんて
言って行ってしまったのだから
宿題も制服も着られてるだけ


ぷかぷか浮かぶストレート
花火は散ってただ泣いてひどく潤んだ
ちらちら弾く水しぶき
僕と蛍とビニールプール

671:たぴおか◆vk:2019/07/17(水) 07:50

Blue light

光が差し込む感覚が好きだ
瞳孔が開いて 甘い色が光った
夕日は夜明けと同じように
何かが始まるにおいがする


星をつないで線を引く
眠らない夜はまだ来ない
いつも変わらない計画性だけ
それが美しくって
眼を見張る体で感じてた
君だってわかってるよ

672:たぴおか◆vk:2019/07/18(木) 00:11

calorie

頭上から響く水の音
泡が出て足音鳴る
悲壮に満ちた泣き顔
人前で泣けないのなんで

憧れた人や物は
いつも片想いでおわった
それならそれでいいからと
言ってみても変わらず痛いや

過去も辛さも
忘れられなくて
足を引きずりながら
訪れる死神に怯えてる



どうなってもいいや
未来を今に捨てて
たくさんの愛を貰った
そんな風に傷を舐めた
どうやっても痛いんだ
人生はどのくらい続く
努力や我慢と叱咤
朝に暮れる自身を探す

673:たぴおか◆vk:2019/07/23(火) 04:33

マイポニー

手に入れた四角い箱
薄っぺらさに指を触れる
繕った現在地氏名様々性別
スタートボタン動けヒューマン

数字に見える快楽と
親指のらぶ矢印辿って
行き着いた嘘つき開演です


名義名義私のポニー
ポチって買った愛情はカタチ
空白の文字で表してくれ
デジタルに浸かってるの
海に泳いでるの
果たして溺れているのは誰

674:たぴおか◆vk:2019/07/24(水) 01:52

シャルム

忘れたいことはないのに
その場だけが板についた
今を嫌う大往生そして
ぽっと出の努力万歳

続かないものが溜まってく
3日も経たずに気持ち変動
どうしたいのわからない
できないのこれだって誰のせいなんだ



まじないは呪いの味
同じ化け物食べ散らかして
糸を引いた人生ルート
死なないしねないやっぱ不幸だ
万華鏡みたく繋がる
美しさを説くなら
そうやって地べた居座って
胡座を幸いと思えば良い

675:たぴおか◆vk:2019/07/25(木) 04:36

ローザ

窓に佇む黒い陰
無作為にぶつけておじゃんで
あくびだけはできる
洞穴で見つけた礼賛

あいた口かわいてる
はみだせよ夜のこえ
関係と感慨は
浸るものだけばからしい


息を掠めてバラになる
ノコギリで固い骨ばっか切り刻み
鍋にぶちこみゃ臭いもバツも
プラスチックに詰め合わせ
粋な青さ咎めて癖になる
ハサミで致死量だっけ闇雲に
蓋を開けりゃ一世もロースで
満腹感は斉紫敗素

676:たぴおか◆vk:2019/07/27(土) 19:01

エトス

見つけた物語
ボタン1つでスタート
覗いた行き先は
虹色に沢山の道がある

太陽が沈んで
電子音とブルーライト光る
綺麗なだけ
深くかぶるフード腕を抱えた



きっと道は遠い
転ぶこともある
繋がれば大きな輪を広げて
描いた音を奏でるように
君はまだ知らない
喜びを肌で感じて
伝われば大きな弧をなって
新しい明日に導く

677:たぴおか◆vk:2019/07/28(日) 20:09

エレジア

首を刎ねた傍観者
砕けた身体宙に舞う
口を噤んだ当事者
ふざけた怒鳴り声何Hz

痛いのは嫌いだ
一瞬で息の根を止めろ
脳と一心同体だ
素晴らしい世界はまだ終わらない



いざこの身を投げた好感触
ひらひら喉を圧迫爆発
どうやっても生きれないさ
ぺらぺら脳を圧縮破壊
全ての命はここにある
涙なんて生理現象

678:たぴおか◆vk:2019/08/03(土) 02:45

vivid

雑魚寝の半畳
居間の隙間障子
穴の開いた覗き穴
テープで止めてくれ

スマホを叩きつけて
排他的にはならないさ
闇の狭間はまだ来ないよ
如何んせんそんなことない


あー
蹴って塞いで欲しいわ
寝転がって
見た目だけの美しさ騙されないで
ライライ君は嘘ばかり
正しい道だけが真実とは限らないじゃないか

679:るか:2019/08/03(土) 23:51

感想…とかいいですか??
個人的には>>482のフクロウがとても好きです!
私は作詞めっちゃ下手くそで…
すごく尊敬します!(中1女子です
あの、リクエストとか、大丈夫ですか?
嫌だったら全然いいんですけど…!
ほんとに詩が綺麗なのでたのんでみたいなーっと思って…

680:たぴおか◆vk:2019/08/05(月) 02:38

>>679
こんな律儀な感想がきてびっくりしました嬉しいです!数打ちゃ当たると言いますか、その時の気分で書いてるので、ありきたりになりがちですが…。こんなんで良ければリクエスト歓迎してます。

681:たぴおか◆vk:2019/08/05(月) 02:43

障子

何もしない毎日だけループして
壊れそうな自尊心慰めてる
生きる意味を100個見つけても
消える理由は湧いて出てきた

鍵をかけても触れなきゃいけないよ
僕は人間できっと
みんなも人間だったから


最低で笑えない時間を送る
そんな風じゃだれも見向きもしないよな
腹を切ってしまえたらな
痛いのは嫌だからやらないよ
何もしないことがただ一つ
障壁となって死にたい思いを構築した
こんな僕でもご立派な君は
一度でも目があった気がした

682:たぴおか◆vk:2019/08/05(月) 02:49

クラフト

羨ましいことばかり増えてって
足りないことに気づけなくなってる
欲しいものは手に入らずに
努力は報われないからしないよ

ひとりぼっちってどんな味だ
なんだかんだ関わりはあっても
僕が一番じゃないこと知ってるよ
他人のうちから抜け出せないね


だんだん不幸が募って
君に執着してる
叶えたいことを叶えてさ
僕にとっての富も手に入れた
それに比べて僕をに
感謝状を送る馬鹿はいない
架空の笑みだけを受け止めて
僕にとっては人生の一部だった

683:るか:2019/08/06(火) 11:40

>>680 ありがとうございます!
全然後回しで大丈夫なんですけど
遠距離恋愛の詩、お願いできますか…?

684:たぴおか◆vk:2019/08/09(金) 21:21

>>683

フィンガー

ガラスのハートを満たしたって
ここにはもう残っていない
好き好きだけツノ生えちゃって
どうにもならないの知ってる

夕暮れ散歩改札を抜けて
空が綺麗だった
ちょっと泣けてきた
蝋燭はゆらゆら揺れて
息を灯せずに
少しずつ消えた



右手は君に添えて
そうして僕ら芽吹いている
時計の針とループして届け
左手は愛に誓って
終わらない夢から覚まして
いつか手を合わせて雲を見つけよう

685:たぴおか◆vk:2019/08/13(火) 23:49

救命

画面越しの愛
湧き上がる感覚
明日も明後日も
ずっとこの先変わらないよ


明けない夜はないさ
知ってるさそんなの
ただこの数秒が苦痛で仕方ない
涙は僕が流す傷から
流れてるってこと
きみ、知らないでしょ

矢張りそうだっただって
闇雲に走るだけが努力じゃないって
忘れないさ僕の人生だ
誰かに壊されるなんてごめんだ


それでも空を仰いで
希望の唄は何も救われないさ
自分の足で歩くこと
誰かに手を伸ばすこと
無下にしてきたもの戻らない
自分ばかり嫌って
結局何かのせいにしたがるの
どうせどうせのエゴだって
期待も夢もないんだから
後がないよあとは飛び込めよ

686:るか:2019/08/17(土) 19:26

>>684 遅くなってごめんなさい!
ありがとうございます!
本当に素敵です✨
右手は〜のところからが特に好きです(*^^*)
ありがとうございます(^○^)

687:たぴおか◆vk:2019/08/19(月) 02:39

>>686
良かったです!こちらこそありがとうございました。

688:たぴおか◆vk:2019/08/19(月) 02:44

トワイライト

沈み込む夕陽
車の窓に肩を預けた
知らないことは多いけど
不自由だって楽しかったのさ


小さい頃の思い出は
今になって思い出して
そうして構築された思い
涙と一緒に出て行った

約束だよって交わしても
たくさん壁にぶつかって
どうでもいいやと思ったら
気づけば大人になっていた

あーあ嫌だな汚い汚い自分になって
知らんぷりして生きてられたらなあ


劇的変化は一つもない
苦しみ重なり傘となり
幸せな夕陽を遮ってしょうがないや
膝を擦りむいたことだって
いつかは傷に疎まれる
こんなことってあるのかい
いや生きてりゃザラにある
聞きたくなかったことだけが
共感できて仕方なかった

689:たぴおか◆vk:2019/08/19(月) 02:51

ワンチャンス

仕事場勉強家事をして
降り積もるミスはでかくなる
次に活かせば良いってさ
次がないから困ってんだ

僕らはゼロから始まって
経験値を稼いでる
レベルが上がっていくにつれ
育成方法間違えました

ちょっと妄信が仇になって
後悔積もり山となり


一度きりなんてよく言うな
そりゃその通りだったわ
共感して気づいたときには
同じ過ちしか犯してないよ
先人の失敗はきっと
僕の道になってる
マニュアルがないのに
当たり前に屍続けて死んでいた

690:たぴおか◆vk:2019/08/28(水) 05:05

カラメロ

余分を含んだ甘さ憎んだ
非対称のビー玉覗けない
針が刺さる指を指す
操り糸通りに動けない

散らばったビーズ
綺麗なだけメモリー
這い蹲って集め
嫌いなだけバンザイ


気づかれないように兎は飛んだ
僕は衣装すら脱げ出せないさ
バイバイ消えてしまえよ
僕だけ世界一優秀な人形なのさ
レイ レイ 最後には礼と
ない ない 言葉にしないと
嫉妬 嫉妬 嫉妬だけ静か

691:たぴおか◆vk:2019/08/29(木) 04:52

不老不死

きっと君は死にたかった
呪いはずっと呪いのままだった
桃色の花が咲いている
季節が巡らずにおわってく

君は君のことを嫌いけど
僕は君がはじめから好きで
そんな歌や声に笑って
永遠を共に過ごした



からからになった希望は
死を叫んで 闇を凪いで
はじけそうな劣等感
声と変わらず喉を鳴らす
そうさ君はまだ消えない
僕らの記憶に残っていた

692:たぴおか◆vk:2019/09/01(日) 04:41

翡翆

もうすぐ夏が終わるって
青が色づいてく
息吹は芽となり葉となり
足元染めてく

雨を嗅いで空の涙傘差した
埋もれた群青頑なに灰色
日差しを背負って君は過ぎ去った
肌を焦がしてランドセル走る


君は言った
夏は終わった
聴きたくない僕は夜に沈んだ
光る蛍水面に映る
僕は言った
夏は散った
終わりたくない僕は呟いた
花を飾ろう

693:たぴおか◆vk:2019/09/03(火) 22:55

現実サイダー

嫌いだけをタグにして
階段を下りる16時
果実は実だけが残って
しゅわしゅわ喉を殺した

礼に習った見えないルール
沿って歩けば一本道マグマ
気づかないのが一番だ
気づけないのは不自由だ


弱さだけ絡んで
見た目だけ選んだ
きっと傷がついてさ
僕も誰か傷つけてる
見ないふりはやめた
明後日の幸せに向かって
靴を投げた宙を飛んだ
逆さまにしたよ

694:たぴおか◆vk:2019/09/09(月) 00:01



ほっといてくれない
電子の海に流れ流された
エゴサして消えない
消した画像もよそにある

あの人に似た音楽
よく聴くメロディー垂れ流し
君はさきっと悪気なんて
1ミリも思わずにしてんだろ


君が裏切ったところで
所詮それまでの君だった
僕が好きなのは君自身じゃないこと
わかってる?
奴らは騒ぎ出す
油やライター抱えて走り出す
君を取り囲んでなんて
憐れだヒロイン万歳

695:たぴおか◆vk:2019/09/09(月) 00:12

雨玉

馬鹿みたいに言葉綴った
誰も知らない僕の気持ち
釣燈籠が浮かんだ月
雨の匂いが頬を掠める

曇りのない青さだ
ビー玉転がす透明だ
綺麗だったはず

ひとりよがり
そらのなみだと
きみはいった
またきっと


最終電車を走り出す
夜の中明かりの中ひとりだった
降り出してはやまない
夏と秋の狭間で
巡るように廻るように
逆さに水たまり飛び越えた

696:たぴおか◆vk:2019/09/09(月) 00:51



誰かのためになりたくて
知らない人に従った
正しさだけが渦巻いて
真ん中に穴が空いた

知らないことを知りたくて
呼吸の仕方を見ていった
知ってることが増えたって
哀しさだけが生まれた


私ってなんだっけ
優しくなりたいな
あの人みたいになりたいや
私って欠陥品ね
憧れになりたいな
言われなくともわかってる
やましい気持ちがあること

よくないことは君のこと
きっとずっとそうやって生きた

697:たぴおか◆vk:2019/09/13(金) 20:35

sizzle

傾く箱に詰め込まれて
プリーツのドーナツを脱いだ
足取り重たげにこう言って
リボンの死骸が落ちている

スクール疲れる
眠り姫プリンセス
涙は乾いた
休日サバイバル


ドメスティック、ドメスティック
存在価値を否定
私の魂が焼かれる音
死んでしまいたい
ドラマチック、ドメスティックな
自尊心を削れ
チェンソーを持って貴女は
私轢き殺した

698:たぴおか◆vk:2019/09/17(火) 08:34

地獄の沙汰

教室騒ぎ声の外
俯いてスマホいじる
掌止まる虫たち
刺されたことに気づかないで

どうにか変えようとした
日々を殺して
どうやって生きていこうか
わからないよこんな


水彩で彩られた四角いキャンパス
金もカタチも自由自在であれ
両手に握ったこの短剣を突き刺す
壊れ飛び立つ鳥にはなれないよ
沈んだストーリー架け橋繋いで
地獄の沙汰も幸福次第だ

699:たぴおか◆vk:2019/09/19(木) 04:27

クランベリー

甘く発酵したクラップパーリー
苦くて飲めないレントゲン
揃ったりこぼれたり
闇の雲を掴んでる


大好きな人に共感求めて
好きな映画観に行きたいの
靴擦れの踵を持ち上げて
イチゴジャム伝うそんな風に

夜を食べた君の太陽
輝くアイコン丸くなる
重なりを愛し合った
来世も一緒だよ分け合ってたいの


甘くなったクランベリー
壊れかけタルトタタン
涙の味でしょっぱいわ
よろしくはさよならで終わるんだ

だって教えたのは君じゃん

700:たぴおか◆vk:2019/09/19(木) 04:34

04:30

もういかなくちゃ
またねバイバイ
滑り台を走る駆け下りる
片っぽスニーカー

色とりどりカラフルなBox
白黒に汚れ出す上履き

もう少しまだもう少し
遊んでいたい
止んだの雨は止んだの
傘を閉じた



アヒルみたい駆け回った
僕が鬼の番だ
追いかけて追いついた
やっぱり速いや
チャイムのあと
僕らだけのオレンジ

701:かえうg:2019/09/19(木) 07:05

君ってイタリア人?


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