作詞するだけのすれ。…*
思うがままに思い描いてみて
まるで魔法みたいな指先でなぞって
どこまでもどこまでも 先へ
だけど私が向かうのは 奈落の底
雪が降り積もる夜の街
雪の結晶に映るのは 逆さまの街並み
白い雪に、黒い家々
そこに、真っ赤になった小さな手。
雪を手で救いとったけど、すぐに溶けてしまった
どうして 私に触れた人は みんな、みんな
消えてしまうんだろう
どうして どうして こんなふうになってしまったんだろう
とうして どうして こんなふうに叫ぶことしかできないの
みんな 消えてしまった ふゆのうた