わたしのことば

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20: かい ◆.6:2018/01/19(金) 17:24



路傍の花を見ている 鮮やかな色は消えていくのに
枯れた草を千切った ひらり舞って地に落ちた

昨日のことが どうも頭から離れなくて
嫌いなものを数えていたら 自分が嫌になった
会いたいと願う僕を置いて 君は今、何処
夕焼けが目に痛いから カーテンを閉じた
ほんとなら僕だって 君みたいに飛んでいきたいのに

どうせなら奪って、なにもかも 見えない ように
忘れた昨日を二度と 思い出せぬように
路傍の花を見ている それは君の影か
枯れた草は地に落ちて 君に届かないまま

明日のことは 所詮他人事だって投げ捨てて
憂鬱なことは指の数以上 存在も消したくなった
相対、僕と君だけの それは、幻だ
朝焼けが身を焦がすから 布団にくるまった
どうしたって僕たちは 生きていくしかないのに

どうせなら嘆いて、今までの 思い出 すべて
君ごと否定したって 許されることはない
路傍の石ころを蹴った こんなに小さい僕たちは
枯れた草は風に飛ばされて まるで儚い夢だ

 


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