糸が絡んで千切れた
飛び出したのは綺麗な赤色の水
糸が絡んで千切れた
皆の瞳から溢れたのは綺麗な透明の水
何方も地に落ち消えた
“空を見上げた”
水色と白が覆い尽くした
綺麗な白いキャンパスに筆を滑らせる
水色が青く黒く染まれば夜を知らせる
どうしてだろうか筆に手を伸ばす
幸せがキラキラと目立つような
薄い水色に染まった朝の空が顔出す。
あの頃の戻ってくる記憶。
あぁ、もう戻らない
染まったキャンパスは日が照らす教室に…