リドルの作詞板

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1:リドル◆fM:2019/01/10(木) 11:26

感想とか下さると飛び上がって喜びます。アドバイスもお待ちしてます。

クオリティがまちまち。超良いのが出来る時も、ダサいのが出来る時もあります。

だいたい、直前に聞いた曲に影響されてたりします。

大抵2番まであってバリバリ長い

烏滸がましいですがタイトル付けてくれるとありがたいです。スレ主にはタイトルのセンスが皆無なのです。

すたーと!

8:リドル◆fM:2019/03/29(金) 19:38


孤独に吸い込まれて
消えてしまう
空っぽの器を持って
蹲った
帳の向こう側

電脳世界に明け暮れて
書き記した物は文字を成さず
どろどろりと溶けていく
体の中 目を閉じた

違う くだんないね
って全部全部蹴り飛ばしたってさ
嫌い 捨ててしまえ
って全部全部放り込んだ
だけど不変だから
朝日が来る
陽の目を見る
仕方ないや 仕方がないから今日も
息を吸って吐いて


孤影を映し出した
鏡の中
空っぽの声が痛くて
座り込んだ
夢幻の外側

思い腐し責め殺し
首を絞めど緩やかに息を吸う
バラバラに崩されても
醜視の中 這い上がった

違う つまんないね
って全部全部殴ってみたって
辛い 捨てられないんだ
全部全部抱え込んで
なのに不変だから
朝日が来る
今日もひとり
仕方ないや 仕方がないってわかってるよ
でもこうも溶け出しそうに
痛くて辛くて苦しくて

違う つまんないね
って全部全部蹴り飛ばしたってさ
嫌い 変わんないね
だって幸せらしいんだよ
今日も不変だから
ひとりになる
痛みを知る
仕方ないの だから今日も
この痛みを叫び続ける


………………………………………


四作目。久々に作詞したら割と言いたいことが言えた。
ネットに明け暮れてると、色々なことをくだらないとかつまらないとかしょうもないなんて言葉で片してしまいがちですが、そこにもきっと意味や価値はあって、それに気づくことができない自分が嫌になる今日この頃。
常日頃からひとりなもんで、共感も得られないんですよね。辛いことも苦しくことも、全てひとりで抱えてしまうから全部が中途半端に混ざって空っぽになって、ちょっと首なんか絞めたりしてみて、その感覚が心地よくて、だけど手を緩めて息を吸っている。もうどうにもやってられなくて面白い記事見てお腹抱えて笑って。それこそくだらないんでしょうけど、そんなことしたって結局明日が来てしまうし、どれだけ不安な未来もいずれ来てしまうし。でも痛いことは痛いし。そんな詩です。多分。長くなってしまった。

9:恋する厨二病◆go:2019/03/29(金) 21:33

曲にタイトルつけさせて頂きます※自己満なので採用して下さらなくて良いです
>>2
ワンダー・ドーム
スノードームに掛けてつけました。小さな異世界のお話っていう感じがあったので…
>>4
もしも時が戻るなら
どんな歌かの解説より抜粋(?)…。
>>7
ほろ苦いプレゼント
自分の心(自己嫌悪)をつめたプレゼント、というような感じがしたからです(雑)
>>8
仮想と痛覚
ネットの話であること、それでも痛いものは痛いこと…が印象に残ったので。

10:リドル◆fM:2019/03/30(土) 09:17

>>9
うわあああなんか全部好きです(語彙)
タイトル付けていただいたの初めてなのと久しぶりにコメントいただけて柄にもなくテンションが上がってます。
一応自分でもタイトルを考えることはあるのですが、どうにもこうにもしっくりこなくて最近は考えるのを放棄してしまっているもので……。ありがとうございます。

11:恋する厨二病◆go:2019/03/30(土) 18:57

いえいえ、作詞なんて私は出来ないので尊敬してます!これからも頑張って下され…

12:リドル◆fM:2019/03/31(日) 18:34

>>11
これからもマイペースで、ぼちぼち頑張っていきます……重ね重ねになりますが、ありがとうございます。

13:リドル◆fM:2019/04/01(月) 16:05



ガラクタに満ちた街
憂鬱な頭上の空
重い空気を吸って
咳き込むように吐き出した

君の小さな腕に
纏わり付いた鎖は
もうとうに腐ってる
抱えなくていいんだ

厭世を見た君の手を
引いて駆け出したんだ
ここに自由はない
果てしなく広い未来を求めて

飛び出せ 地平の彼方まで
光射す場所へと
腐りかけの林檎なんて要らない
探しに行こう
僕らの理想郷を


原っぱに寝そべって
君は深呼吸した
優しい風が靡いて
僕の欠片を攫った

回生した僕らには
暗い過去の影はない
ここで夢を見よう
果てしなく続く“今”を抱きしめ

手を取ろう 大地を踏みしめて
光射す場所まで
廃れかけた世界なんて要らない
試しに行こう
僕らのパレンティアを


過去の棘が身体を蝕んでも
僕ら何度でも立ち上がれるだろう
孤独に押し潰されそうになって
また意味もなく君の手を握るんだ


飛び出せ 地平の彼方まで
光射す場所へと
腐りかけの心を震わせて
もう一度歩き出すんだ

手を取ろう 大地を駆け抜けて
光射す場所まで
腐りかけの希望を抱えて
探しに行こう
僕らの理想郷を
見つけに行こう
僕らのパレンティアを


……………………………………


五作目。希望に満ち溢れたアニソンみたいな歌詞を作りたかった……というかそんな歌詞になった(と思う)。
主人公の「僕」は「君」の手を取って、生き苦しい世界から逃げ出します。ガラクタに満ちた街、は主人公から見た世界の様子。空気が汚いです。君に付いていた鎖は本当の鎖ではなく、この場所から逃げ出したい気持ちに歯止めをかけている理由の具現化みたいな物です。
サビの終わりの箇所、理想郷で「ユートピア」です。よくある当て字ですねw
それからパレンティアは、スペイン語で「勇気」です。色々と調べたらこれが一番意味も語呂も良かったのでこれにしました。結構今回作詞に時間かかりました。

14:リドル◆fM:2019/04/27(土) 19:04


はいはい今日も今日とて
劣等劣等 繰り返し
似た色塗って汚くなって
あれ愛ってどんな色だっけ
さして醜いものでもなかったような
否定 equal ステイタス
そんな方程式に当てはめて

完全無欠 疑心暗鬼
両極端な僕らだ
どちらを取ろうかなんて
どっちも気に入らんが
口を開かぬまま

嘘吐きばっか 馬鹿らしいな
なんてなんて ありきたりだ
嘘吐こうが作り物だろうが
僕は今日も生きているんだ
言い訳すんな なんてって
生きづらいな こんなんさ
ほらゲラゲラ笑って明日も歩けよ
来世までなんて待ってられない


ねえねえ今日も今日とて
嫉妬嫉妬 塗り返し
色が混ざって汚くなって
あれ好きってどんな色だっけ
こんなお仕着せだらけじゃなかったような
まあ興味なんてないんで
って本音隠してるナンセンス

勧善懲悪 跳梁跋扈
なあなあなんだ僕らさ
どちらが何だ、なんて
分かり切ってるのにね
躍らされてるまま


その主張を手に持ったならば
声に出してみろよ
掃き溜めに埋もれているままじゃ
操られたままの色じゃ 足りない
僕らの色は燻んだ色なんかじゃ
なかったはずなんだ


偽善者だらけ 信じられないな
なんてなんて 知ってるでしょ
偽善者だろうが偽物だろうが
僕ら優しさに触れていたこと
否定こそが誠だって
肯定だけが全てだって
ほらそんなんじゃないだろ
知ってんだろ
色を被ってること
染まらない主張を
勝手に色付けされただけで
歩みを止めてなるものか
だからほら
ゲラゲラ笑って明日も歩けよ
生まれ変わるまで待ってられない



…………………………………………………

六作目。だいぶ下がってて慌てて書こうとしてスランプ気味になりました。
色と主張がテーマです。いつのまにか自分で、或いは他人から、自分の思ってることに色付けされてしまう、っていう。色付けされた偽物の色で死にたいなんて思うの嫌だから、そんなことが忘れられるようにゲラゲラ笑えばどうにか明日も歩いていけるでしょ、って感じです。思ってることをまんま歌詞にした感じ。出展不明な道徳心なんて要らない!ってことだけが全てじゃないって言いたかった……?うーん、それだけじゃない気もするけど、とりあえず生きていこうぜ!

15:リドル◆fM:2019/05/01(水) 13:03


魚の尾が 水の街に揺らめく
陽の当たる水面を 皆見上げて歩く
青が滲む 赤に解ける
いつか 夕立も止んだ頃

街灯りには 暮れた音を流した
平坦な道の空 標探して歩く
藍の事も 背中に負って
蝉の啼いた夜を見る

茜に染まったままの
僕の傘を
壊したなら
きっと夕も閉じる

通り去った 最終列車の中で
蛍はまだ消えない灯を歌った
ああ 手に籠った雨の匂いが
今も喉を締め付ける


濡れた土が 花の下に埋もれる
陰り声の光は 沈む空に架かっている
月が昇る 夜の短さ
僕の 可惜夜

昨日に染まったままの
僕の傘が
壊れないよう
ずっと抱えている

走り去った 最終列車の外で
カラスは迫る朝の声を鳴らした
ああ しとど濡れた僕の髪から
雫が星を描き落ちる


声が響く 頭の中
夜が明ける 青の空
八月の終わり 午前四時過ぎ
溢した茜は硬い地面に染みる

走り去った 最終列車の外で
カラスは迫る朝の声を鳴らした
ああ 色の抜けた僕の傘から
雫が星を描き落ちる

飛び乗った 始発の列車の中で
蛍はずっと消えない灯を歌った
ああ 手に残ったものの名前は
今 静かに朝を濡らした

空蝉の茜の中
夏に君



…………………………………………

七作目。令和最初の作詞です。楽しかった。
夏歌を聴いたら書きたくなってきたので書きました。お別れの歌です。と言っても歌の開始時点でもうお別れしてるんですが。ラストにだけ出てくる君との過去に縋り付くのをやめよう、っていうお別れです。始発に乗ってるのは、新しい始まりのようなものを表したかったからです。これに出てくる茜は、過去のことみたいなもんです。でも始発の電車のなかで泣くってちょっと周りからの目が気になるような……? まぁいいですw

16:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/05/19(日) 18:24


晴れ色の空が 昨日に流れていく
傘を突く音 痛い痛いと喚く
耳を塞いで 塞いで
奥の方でしゃがみこんで
また歩きだす

濁った水を飲み干したら
勇者にでもなれるだろうか
そんなわかりきったことを考えながら
靴を鳴らす 家路の途中

治りかけの傷口を
指でそっとなぞるように
痛みも苦しみも繰り返されるなら なら
なんだ

もうわかんないや わかんないや
世の中全部それだらけ
雨に濡れたって風邪も引けないや
ねえ なんで なんでって
叫んだその声も 車が水と一緒にかき消した
そうだこんな世の中なんだ
訳もわからず絶望して また笑って
今日も一日が終わる


並木を揺らした 少し強い風
裾を連れ去ってく よくある話だ
瞳を閉じて 閉じて
背景の中溶け込んで
また目を開ける

濁流が心を流れていく
何一つ洗い流してはくれないような ような
濁流が 這った
痛い痛い痛いだけ ただそれだけ
何もない 何もない 何もないだけ

家に帰れば家族の温もりが
外に出れば友の呼ぶ声が
幸せな毎日だ 有り触れた日常だ
されど心を這って叫ぶ 感情だけが
何かを攫っていく


もうわかんないや わかんないや
世の中全部それだらけ
雨に濡れたって風邪も引けないや
ねえ なんで なんでって
叫んだその声も 車が水と一緒にかき消した
そうだこんな世の中なんだ

なんだきっと

もうわかんないや わかんないや
生きて死ぬまでそれだらけ
この気持ちもずっとずっとわかんないや
ねえ そうだ そうだろうな
叫んだこの声が 車に轢かれてかき消された
ってなんだ なんだ そうやって今は笑ってられる

雨がまた降ったら もう一回
この歌を歌おう また笑うために



…………………………………………………………………

八作目。関係ないですがトリ変えました。
ちょっと書き出したら止まらなくてですね。この他にもいい感じの歌詞、Aメロだけとかできてたんですが、なんかできました。お外は雨です。
この歌詞の解説必要ない気もしてきた。結構ストレート。どのくらいかっていうと紅茶のストレートにほんのちょいだけレモン入れたみたいな。かえってわかりづらいな。まあいいや。
梅雨時って憂鬱になるよねーみたいな。ストレスとかなんか知らんけど溜まりやすいし、軽く自暴自棄になってうわああってなるけど、どうせそうなる理由もわからないんだしいいじゃん! って吹っ切れる話です。うわあ紅茶の例え以上にわかりにくい。とにかくあんまし気を重くしすぎんなよ! っていう感じ。

17:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/08/20(火) 11:23


最悪な感情と感情を
継いで剥いだような昼下がり
漠然系未来に不安を溢せど
確定しない明日は何処へ

最高な明日へと明日へと
祈って丸投げしても空回り
都合のいい夢に夢を抱いたけど
目が覚めたら結局夢でした
ってオチ。

明後日の方向に飛んでった紙飛行機
明後日の方向がわからない僕の体
僕の頭 僕の手足 僕の心 それから、
溜まりに溜まった課題群

いざ行こう! 高らかに声を上げて
が通じる世界はフィクションで。
最悪 どうにだってなるさ
が本当になるのは二次元だけ
主人公なら ヒーローならば
不安なぞすぐに掻き消して笑えるかい
凡凡 凡庸な日々を蹴り飛ばしたい
或る夏の話。



…….……………………………

九作目。むしゃくしゃして未完成のまま投下することに決めました。よってむしゃくしゃクオリティです。ご了承くださいませませ。
丸投げ、って打とうとしたら間違えて丸ハゲ、って打っちゃったのが最高に笑えました(さすがに修正してます)

関係ないですが前使っていたタブレットくんがおシャカになっちゃったので、スマホっぽいやつで上げてます。前と多少バランスが違っても気にしないでください。音ゲーのしすぎで壊れたそうです。わぁ。

18:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/10/12(土) 01:33



世界が終わる寸前のような
静けさを宿した町の 夜の中で
行き場を無くした想いだけが今も
頭ん中を ぐるぐる周回している

部屋の明かりに誤魔化されそうな
外の闇を見つめた
窓から手が伸びて 僕を連れ去りそうだ
綺麗だった感情は 醜くも枝を広げ
心の隙間に 呪いとなって爪を立てる

「信じたくない」「聞きたくない」
都合のいいことだけ知ってたい
残酷な真実から目を反らせるだけの
勇気が僕にあったら
知りたくないことなんて知らずに済んだかな
あの明け方の夢の代償は
あまりに大きく夜を蝕んでいく


すべてが終わるとしたならば
それはいつ どれくらい 後のことなんだろう
やり場のない苛立ちすらも愛しく
思えるならば 手遅れになってからだ

無秩序の空気にぼやけてしまった
鏡の中と目が合う
「お前は誰だ」ありきたりな台詞に
僕はたちまち飲み込まれて

憧憬の果てに劣等があるなら
想いの果ての黒い感情を
正当化する言い訳が見つかるだろうか
曖昧になった輪郭を点と線で結ばれた僕は
心の芯まで不器用な姿だ

「信じたくない」「聞きたくない」
都合のいいことだけ知ってたい
君が誰かのこと想ってるなんて話
馬鹿にできたならな
耳を塞いで蹲った 息が詰まってしまうな
あの無意味な期待の結晶と
爪の痕のついた赤い心臓が
他でもない僕の手で握りつぶされていく

ここに残るのは欠けた夜だけ


…………………………………………………………

記念すべき十作目。なのに不器用な失恋の歌です。あげるかどうか迷ったんですけど……結局。恋要要素ないじゃん、っていうのは自分が一番よくわかってます。ちょっと不気味にさせたかったんです。

恋の間はものすごーく純粋で綺麗だった感情が、失恋すると一気に「呪い」になっちゃうこと、あると思うんです。それまではその人の姿を見るだけで幸せだったのに、知ってしまってからは姿を見るだけで、失恋を思い出して辛くなってしまう。それを自分はそう呼んでいるんですが、気がつけばそれは心の奥に入り込んで抜けない、いわば棘のようになって付き纏ってくるんです。思い出したくなくても思い出してしまう。知りたくなかったのに、ふとなにかの拍子に知ってしまった。そういう内容ですかね、一番は。

二番は、いずれ来る別れについてがメインです……多分。あと劣等感ですね。今抱いている気持ちが愛しさとして再び綺麗になるには、想いが報われるか、時間が経って思い出となるのかのどちらかです。別れてしまう時までに、この想いは報われるのか……でも多分、報われないと分かっているので、全てが手遅れになるのを待つしかないのです。あとは長いのでざっくり要約すると、「君」に比べて「僕」はこんなに劣っている、こんなんじゃ好きになってもらえるわけないな、っていう感じです。はぁ長い。やはり夜は作詞が捗りますね。クオリティは置いておくとして。

19:おいmlk:2019/10/13(日) 10:12

魂の鼓動が聞こえる

20:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/11/09(土) 10:41

>>19
褒め言葉として受け取っておきますね(一度言ってみたかった)

21:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/11/09(土) 10:42

(それはそれとしていい加減誤字ってるの恥ずかしい……何が板なんスレやん)

22:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/11/24(日) 18:42


なんでもないよと自分にすら
嘘ばかりついて 嫌なことに蓋をする
心が訳もなく重たくなって
吐き気がして蹲る
もうどうしたらいいのってさ

夕暮れ時の鴉が知るわけないし
赤く燃えて散る桜の葉は答えないし
問いかけて笑いかけてくれる友人の影は
時間が引き離していた

変わっちゃったねって
自分が言えることじゃないのに
今はそれしか言葉が見つからないや
仕方ないよね で済ませるならこの傷は
今頃 こんなに深く根を張ってはなかっただろう


誰もに嘘をついた
この姿を見失ってないのは
もう自分だけ なんてね
誰もが嘘をついた
いっそこの教室ごと全てが
嘘で作られているかもしれないほど
微妙なバランスを取って息をする

没個性 劣等感
そんな難しい言葉
昔の自分に問うてみてもきっと
首を傾げるだろう
無邪気を無邪気に受け入れるほど
子供じゃないけれど
不条理をそれでいいかと受け止めるほど
まだ大人じゃなかった


変わっちゃったねって
誰もが言えることじゃないのに
今はそれしか思い浮かばないな
仕方ないよね で済ませるなら今更
こんなこと思えないのに
それでも確かに変わっていく
君が 自分が嫌いだ


………………………………………………

十一作目。思春期あるあるシリーズ、記念すべき第一弾。そして堂々完結(何が言いたい)。
言いたいこと素直に言ったらめちゃくちゃ文字数無視してた。気にしないが吉。
思春期といえばみんな色々変わる時期。暗かったあの子がなぜかいきなりイケイケになってたり、ガリ勉だったアイツがいきなり左手に包帯巻いてよくわからん英語とかドイツ語を喋ってたり。というのは冗談ですが、なんにせよ、空間的にも精神的にもみんな変わっていきます。うん、寂しい。そういう歌です。でもそんなこと言ってる自分も確実に変わっていってる。変わらないで欲しいのになあと願うのはエゴでしょうか。自分が変わるのに勇気がいるように、他人が変わるのにも勇気が必要なのです。だからなんだといえばそれまでですけど、まあ受け入れるしかないんでしょうね。

23:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/01/23(木) 18:10


それは麗かなよくある午後の
日常の中に隠れるくらいに
小さな小さな きらめきですが
それでも胸は大きく高鳴ります

どこかで姿見かける度に
視界はあなたでいっぱいなのに
あなたの視線は まるで反対の方を
向いているようでした

いつも妄想の中の二人は
悲しいくらいにリアリティがなくて
消えそうな輪郭を
そっと指でなぞってみても
虚しくなりました

例えばなしをしよう
あたしがもう少し早く生まれていたら
そうしていたら きっとこんな
満たされない 空っぽな歌なんて
歌わずに済んだのね


それは憂鬱な平日の朝の
溜息に吹き飛ばされるくらいに
弱くて脆い 思い出ですが
それでもあたし勇気を貰えます

現れるのは目蓋閉じたあとで
悲しいくらいの夢ばかり見せる
消えていた記憶を
ふっと思い出してみても
虚しくなりました

例えば「なし」を選んで
あたしがもう少し違う道を行けば
そうしていたら きっとあたし
あなたには 出会わずにいられた
満たされていたのね


例えばなしをしよう
あたしがもう少し変わることできたら
そうしてみたら きっと「今」は
簡単に 崩れて
この気持ち 忘れてしまえたのかしら
だけれど あたし思うの
悲しくて 苦しくて
それでもあなたに会えたことが
きっと幸せなのって



………………………………………………

十二作目。文字数重視の可愛い系ラブソングを作りたかった(過去形)。相当「あなた」にぞっこんな子なんでしょうね。
解説する必要ないので省略。後々解説見返してみるとビックリするほど痛い。でも書くの楽しいから書いちゃう。
可愛い系は向いてない気がするけど載せてしまった。

24:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/02/03(月) 19:13



君のいない街に朝がやってきて
君のいなくなった部屋を照らし出す
昼近く、南の高い空から見下ろす太陽なら
僕らに見えない遠い場所も見えるだろうか

いつか そう 君がいないことが
特別から普通に変わっていく
いつか そう どこか近い場所で
誰かが君の名前を忘れていく
今日もきっと明日と違いなく
等しく思い出に変わるけど
それはきっと寂しいことだ

だけど「まって」は言えない
君の進む道に立ち塞がるような
そんな真似はしたくないから
何もできないから祈り続けるよ
夢を追えば孤独が襲うけど
君がどうか迷わずに進んでいますように

僕らも前に進み続けるよ
でも たまに、でいい 振り返って欲しい

君のいない街に朝がやってきて
君が出会う街に朝がやってくる

…………………………………………………………

十三作目。
お別れって寂しい。

25:ポルメガ:2020/02/15(土) 11:10

お別れってホントに寂しいものですよね。
時代とともに変わっていくものもあるけどそこにいつくしみをかんじる。
そんな世の中。

26:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/03/10(火) 23:38

>>25
久しぶりに来たらコメついてて驚きました。亀レスすみません。
クラスメイトが転校することがこの日知らされて、短いながら衝動的につくりました。
時代とともに色々なことが変わっていきますが、野暮な言葉ですが変わらないものがあると信じていたいです。

27:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/06/14(日) 19:46


後味の悪い夢を見て覚めた
そんな日曜日
しなきゃいけないことばかり
後回しで考える
「腐ってる」なんて言われなくても
百も承知だ そんなこと
でもやっぱり胸に突き刺さっている

寒い噂話にくしゃみで耳を塞いだ
よくあるゴシップで君を生かすことも
死なすこともできるなんて
都合のいい時代だ

いつだって希望を口にしながら
暗い未来を抱えている僕ら
雲行きはまだ わからないけど
いつか晴れる日を夢見て眠りにつく


寂しくなるような夢から醒めた
そんな月曜日
やりたくもないことばかり
山積みに溜まっていく
「どうでもいい」ってカッコつけても
引きずっている こんなこと
でもどうせ来月には忘れてるんでしょ

ポケットサイズの中毒性で耳を塞いだ
よくある旋律で心動かされてるのも
言葉で傷つけ合うのも
きっとこの時代のせいなんだ なんて
なんて


「結局人任せにして 何も見てないだけ」
とかよくあるジョークみたいな常套句で
苦しみを片付けないでよ
本当は見ていたって何もできない
自分が嫌だってこと 一番わかってるから


いつだって希望を口にしながら
暗い未来を抱えている僕ら
雲行きはまだ 誰にもわからないから
晴れるように願って今日も眠りにつく


…………………………………………………………


十四作目。
久しぶりすぎてトリップこれで合ってるかわかんない。合ってると信じる。
こういうことが言いたくて書き溜めていた詩を全部無視して作りました。今までのリリックはどこへ。
いつの時代も期待と不安は表裏一体で、希望ばっかり口にするけどその裏にはうまく形容できないもやもやがたくさんある。はず。その繰り返しのはずなのに、まるで今が悪いみたいに思ってしまうのはどうしてでしょうか。


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