リドルの作詞板

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1:リドル◆fM:2019/01/10(木) 11:26

感想とか下さると飛び上がって喜びます。アドバイスもお待ちしてます。

クオリティがまちまち。超良いのが出来る時も、ダサいのが出来る時もあります。

だいたい、直前に聞いた曲に影響されてたりします。

大抵2番まであってバリバリ長い

烏滸がましいですがタイトル付けてくれるとありがたいです。スレ主にはタイトルのセンスが皆無なのです。

すたーと!

18:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/10/12(土) 01:33



世界が終わる寸前のような
静けさを宿した町の 夜の中で
行き場を無くした想いだけが今も
頭ん中を ぐるぐる周回している

部屋の明かりに誤魔化されそうな
外の闇を見つめた
窓から手が伸びて 僕を連れ去りそうだ
綺麗だった感情は 醜くも枝を広げ
心の隙間に 呪いとなって爪を立てる

「信じたくない」「聞きたくない」
都合のいいことだけ知ってたい
残酷な真実から目を反らせるだけの
勇気が僕にあったら
知りたくないことなんて知らずに済んだかな
あの明け方の夢の代償は
あまりに大きく夜を蝕んでいく


すべてが終わるとしたならば
それはいつ どれくらい 後のことなんだろう
やり場のない苛立ちすらも愛しく
思えるならば 手遅れになってからだ

無秩序の空気にぼやけてしまった
鏡の中と目が合う
「お前は誰だ」ありきたりな台詞に
僕はたちまち飲み込まれて

憧憬の果てに劣等があるなら
想いの果ての黒い感情を
正当化する言い訳が見つかるだろうか
曖昧になった輪郭を点と線で結ばれた僕は
心の芯まで不器用な姿だ

「信じたくない」「聞きたくない」
都合のいいことだけ知ってたい
君が誰かのこと想ってるなんて話
馬鹿にできたならな
耳を塞いで蹲った 息が詰まってしまうな
あの無意味な期待の結晶と
爪の痕のついた赤い心臓が
他でもない僕の手で握りつぶされていく

ここに残るのは欠けた夜だけ


…………………………………………………………

記念すべき十作目。なのに不器用な失恋の歌です。あげるかどうか迷ったんですけど……結局。恋要要素ないじゃん、っていうのは自分が一番よくわかってます。ちょっと不気味にさせたかったんです。

恋の間はものすごーく純粋で綺麗だった感情が、失恋すると一気に「呪い」になっちゃうこと、あると思うんです。それまではその人の姿を見るだけで幸せだったのに、知ってしまってからは姿を見るだけで、失恋を思い出して辛くなってしまう。それを自分はそう呼んでいるんですが、気がつけばそれは心の奥に入り込んで抜けない、いわば棘のようになって付き纏ってくるんです。思い出したくなくても思い出してしまう。知りたくなかったのに、ふとなにかの拍子に知ってしまった。そういう内容ですかね、一番は。

二番は、いずれ来る別れについてがメインです……多分。あと劣等感ですね。今抱いている気持ちが愛しさとして再び綺麗になるには、想いが報われるか、時間が経って思い出となるのかのどちらかです。別れてしまう時までに、この想いは報われるのか……でも多分、報われないと分かっているので、全てが手遅れになるのを待つしかないのです。あとは長いのでざっくり要約すると、「君」に比べて「僕」はこんなに劣っている、こんなんじゃ好きになってもらえるわけないな、っていう感じです。はぁ長い。やはり夜は作詞が捗りますね。クオリティは置いておくとして。

19:おいmlk:2019/10/13(日) 10:12

魂の鼓動が聞こえる

20:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/11/09(土) 10:41

>>19
褒め言葉として受け取っておきますね(一度言ってみたかった)

21:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/11/09(土) 10:42

(それはそれとしていい加減誤字ってるの恥ずかしい……何が板なんスレやん)

22:リドル◆ES6o5Z0bg:2019/11/24(日) 18:42


なんでもないよと自分にすら
嘘ばかりついて 嫌なことに蓋をする
心が訳もなく重たくなって
吐き気がして蹲る
もうどうしたらいいのってさ

夕暮れ時の鴉が知るわけないし
赤く燃えて散る桜の葉は答えないし
問いかけて笑いかけてくれる友人の影は
時間が引き離していた

変わっちゃったねって
自分が言えることじゃないのに
今はそれしか言葉が見つからないや
仕方ないよね で済ませるならこの傷は
今頃 こんなに深く根を張ってはなかっただろう


誰もに嘘をついた
この姿を見失ってないのは
もう自分だけ なんてね
誰もが嘘をついた
いっそこの教室ごと全てが
嘘で作られているかもしれないほど
微妙なバランスを取って息をする

没個性 劣等感
そんな難しい言葉
昔の自分に問うてみてもきっと
首を傾げるだろう
無邪気を無邪気に受け入れるほど
子供じゃないけれど
不条理をそれでいいかと受け止めるほど
まだ大人じゃなかった


変わっちゃったねって
誰もが言えることじゃないのに
今はそれしか思い浮かばないな
仕方ないよね で済ませるなら今更
こんなこと思えないのに
それでも確かに変わっていく
君が 自分が嫌いだ


………………………………………………

十一作目。思春期あるあるシリーズ、記念すべき第一弾。そして堂々完結(何が言いたい)。
言いたいこと素直に言ったらめちゃくちゃ文字数無視してた。気にしないが吉。
思春期といえばみんな色々変わる時期。暗かったあの子がなぜかいきなりイケイケになってたり、ガリ勉だったアイツがいきなり左手に包帯巻いてよくわからん英語とかドイツ語を喋ってたり。というのは冗談ですが、なんにせよ、空間的にも精神的にもみんな変わっていきます。うん、寂しい。そういう歌です。でもそんなこと言ってる自分も確実に変わっていってる。変わらないで欲しいのになあと願うのはエゴでしょうか。自分が変わるのに勇気がいるように、他人が変わるのにも勇気が必要なのです。だからなんだといえばそれまでですけど、まあ受け入れるしかないんでしょうね。

23:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/01/23(木) 18:10


それは麗かなよくある午後の
日常の中に隠れるくらいに
小さな小さな きらめきですが
それでも胸は大きく高鳴ります

どこかで姿見かける度に
視界はあなたでいっぱいなのに
あなたの視線は まるで反対の方を
向いているようでした

いつも妄想の中の二人は
悲しいくらいにリアリティがなくて
消えそうな輪郭を
そっと指でなぞってみても
虚しくなりました

例えばなしをしよう
あたしがもう少し早く生まれていたら
そうしていたら きっとこんな
満たされない 空っぽな歌なんて
歌わずに済んだのね


それは憂鬱な平日の朝の
溜息に吹き飛ばされるくらいに
弱くて脆い 思い出ですが
それでもあたし勇気を貰えます

現れるのは目蓋閉じたあとで
悲しいくらいの夢ばかり見せる
消えていた記憶を
ふっと思い出してみても
虚しくなりました

例えば「なし」を選んで
あたしがもう少し違う道を行けば
そうしていたら きっとあたし
あなたには 出会わずにいられた
満たされていたのね


例えばなしをしよう
あたしがもう少し変わることできたら
そうしてみたら きっと「今」は
簡単に 崩れて
この気持ち 忘れてしまえたのかしら
だけれど あたし思うの
悲しくて 苦しくて
それでもあなたに会えたことが
きっと幸せなのって



………………………………………………

十二作目。文字数重視の可愛い系ラブソングを作りたかった(過去形)。相当「あなた」にぞっこんな子なんでしょうね。
解説する必要ないので省略。後々解説見返してみるとビックリするほど痛い。でも書くの楽しいから書いちゃう。
可愛い系は向いてない気がするけど載せてしまった。

24:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/02/03(月) 19:13



君のいない街に朝がやってきて
君のいなくなった部屋を照らし出す
昼近く、南の高い空から見下ろす太陽なら
僕らに見えない遠い場所も見えるだろうか

いつか そう 君がいないことが
特別から普通に変わっていく
いつか そう どこか近い場所で
誰かが君の名前を忘れていく
今日もきっと明日と違いなく
等しく思い出に変わるけど
それはきっと寂しいことだ

だけど「まって」は言えない
君の進む道に立ち塞がるような
そんな真似はしたくないから
何もできないから祈り続けるよ
夢を追えば孤独が襲うけど
君がどうか迷わずに進んでいますように

僕らも前に進み続けるよ
でも たまに、でいい 振り返って欲しい

君のいない街に朝がやってきて
君が出会う街に朝がやってくる

…………………………………………………………

十三作目。
お別れって寂しい。

25:ポルメガ:2020/02/15(土) 11:10

お別れってホントに寂しいものですよね。
時代とともに変わっていくものもあるけどそこにいつくしみをかんじる。
そんな世の中。

26:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/03/10(火) 23:38

>>25
久しぶりに来たらコメついてて驚きました。亀レスすみません。
クラスメイトが転校することがこの日知らされて、短いながら衝動的につくりました。
時代とともに色々なことが変わっていきますが、野暮な言葉ですが変わらないものがあると信じていたいです。

27:リドル◆ES6o5Z0bg:2020/06/14(日) 19:46


後味の悪い夢を見て覚めた
そんな日曜日
しなきゃいけないことばかり
後回しで考える
「腐ってる」なんて言われなくても
百も承知だ そんなこと
でもやっぱり胸に突き刺さっている

寒い噂話にくしゃみで耳を塞いだ
よくあるゴシップで君を生かすことも
死なすこともできるなんて
都合のいい時代だ

いつだって希望を口にしながら
暗い未来を抱えている僕ら
雲行きはまだ わからないけど
いつか晴れる日を夢見て眠りにつく


寂しくなるような夢から醒めた
そんな月曜日
やりたくもないことばかり
山積みに溜まっていく
「どうでもいい」ってカッコつけても
引きずっている こんなこと
でもどうせ来月には忘れてるんでしょ

ポケットサイズの中毒性で耳を塞いだ
よくある旋律で心動かされてるのも
言葉で傷つけ合うのも
きっとこの時代のせいなんだ なんて
なんて


「結局人任せにして 何も見てないだけ」
とかよくあるジョークみたいな常套句で
苦しみを片付けないでよ
本当は見ていたって何もできない
自分が嫌だってこと 一番わかってるから


いつだって希望を口にしながら
暗い未来を抱えている僕ら
雲行きはまだ 誰にもわからないから
晴れるように願って今日も眠りにつく


…………………………………………………………


十四作目。
久しぶりすぎてトリップこれで合ってるかわかんない。合ってると信じる。
こういうことが言いたくて書き溜めていた詩を全部無視して作りました。今までのリリックはどこへ。
いつの時代も期待と不安は表裏一体で、希望ばっかり口にするけどその裏にはうまく形容できないもやもやがたくさんある。はず。その繰り返しのはずなのに、まるで今が悪いみたいに思ってしまうのはどうしてでしょうか。


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