妄想の詰め合わせ。
◎文章書いたり設定投げたり
◎基本レス禁止
あげげ
ながし
ピンク色のリップグロス、指紋がついて曇った鏡。
想うあなたもいないのに、誰のためのメイクなの。なんのための努力なの、
たとえば隣のあの人と視線を交わしたりだとか、あの人からのメッセージの通知に喜んだりだとか、放課後の教室で談笑したりだとか。
あの人、って誰だろう。
まだ見ぬあの人に恋焦がれている
「俺、実は未来から来たんだ」
右隣の席の彼が、唐突にそう言った。へえ、と適当な相槌を打つ。すると、左隣の彼女が、小馬鹿にしたように笑った。そして、あろうことかこう言った。
「あたしはね、魔法使いなんだよ」
だからどうした、と呆れ果てたくなる。冗談であれ真実であれ、彼らの事情などどうでもいいのだ。
「みんな、すごいねえ。わたしなんて、アイドルだよ」
後ろの席の彼女が、欠伸混じりに言って、笑う。その言い草はアイドルに失礼ではないか、と思ったが、面倒なのでなにも言わないでおいた。
そこで、前の席の彼が、突然立ち上がった。「親が、迎えに来てるからさ。もう、行くわ」
まだ昼休みだろうに、なにを言っているんだ。彼の視線を追うように窓の外を見ると、大きな熊が佇んでいた。なるほど、あれが、そうなのか。
いつの間にか、周囲の彼らは、示し合わせたように、わたしに視線を向けている。帰ると言っていた獣の彼でさえ、立ち止まってこちらを見ている。まるで、お前のことも教えろ、と言っているかのようだ。
だが、わたしの秘密は教えるわけにはいかないものだった。彼らのように、軽々しく口に出せるようなものではない。
言ってしまえば、わたしの仕事は失敗に終わるだろう。
みんなおかしい
あの子の聴く音楽は、実に美しかった。この世の不平等を嘆き、個性の尊重を求める、そんな歌。いわゆる、メタルというやつなのだろうが、あの子はそれを、クラシックを聴くかのように、慈しむように聴いていた。でも、あの子にはきっとヘッドバンキングも似合うだろうと、どこかでそう思った。
あの子のこと好きなの、と彼は聞いた。
わかってるくせに、と僕は笑う。僕の目線の先に誰がいるかなんて、彼に分からないはずがないのに。本当に、ずるい人だ。
外を眺める視線を横にずらすと、彼女が首をかしげて口を開いた。「なんでさっきから、にこにこしてるの」
自分がそんな表情をしている自覚がなかったものだから、なんでだろうなあ、とぼやきながら頬をつねってみる。彼女は小さく笑って、「ほら、また」と言う。
「多分、君は今、幸せなんだよ」
多分、と言っているわりには断定するような調子で言い放った言葉は、どこか誇らしげにも聞こえ、僕は苦笑せざるを得ない。そういえば、さっきからずっと、笑っているような気もした。
「僕は今、幸せなのか」
そうつぶやくと、また自然と、口角が上がった。彼女は隣で、わたしのおかげ、とばかりに胸を張っている。
バスの運転手が、大きくくしゃみをした。くしゅん、というよりかは、ぶえっくしょん、といった調子のものだ。バスの乗客は、イヤホンをつけた人ばかりだ。それなのに、照れを隠すように、バスのスピードが少し、上がった。
おひさしぶりにあげ
ゆるゆるカップルor殺し屋さんと標的 の也に付き合ってくれる方いませんか〜
長文でぐだっと回したいなって
>>297
殺し屋さんと標的に惹かれました…!! もし良ければそれで参加したいです~!
ひさしぶりにきた
ここってもう人いないのかな〜 也したいね 前の方返せてなくて申し訳ない(T-T)
下げてた