☆2話☆
って言うのが、一昨日。
でも、なんか夢みたい・・・。
素直に誉めてくれるなんて。
喜んでもらえて嬉しいなぁ〜。
「ゆも!城里さまのとこに、配達に行ってきなさい」
ええっ!?
配達制度〜?
でも、スゴいワクワクしてる。
「行ってきまーす」
さぁっ、いざ出陣!
・・・と武将気分で出発。
ピンポーン
「『君島ドーナツ』です!配達に上がりました」
ドキドキ。
「ハーイ!」
夏音さんの明るい声。
爽やかだよ、相変わらず。
ドアが開いて、夏音さんとイケメンさん“その二”がいた。
「ありがとう、ゆもちゃん。上がってく?」
うえっ!?
そんなの、良いのかなぁ・・・?
「私たち、お客様と店員さんじゃないわよ。友達じゃん」
夏音さん・・・。
私は、とってもドキドキして高鳴る胸を抑えながら、夏音さんの家に上がった。