皆さんこんにちは!小説板で小説を書いているルナです!
ここに、小説を書くのが初めてです!
ルール
荒らし禁止!
感想、コメント、アドバイスください!
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 これまでの作品
>>5 プロローグ
登場人物
中島 春果(なかじま はるか)
4月4日生まれ。元気いっぱいで、凄くかわいらしい女子。
橘 夏目(たちばな なつめ)
8月1日生まれ。大人しい男子。でも、途中から明るくなっていく。読書好き。
宮原 千秋(みやはら ちあき)
10月31日ハロウィン生まれ。学校では少しクールな感じ。家ではふんわりした感じの女子
浅野 冬真(あさの とうま)
12月24日クリスマスイブ生まれ。スポーツ万能で、体育が得意な男子。
ストーリー
このストーリーは、友情で、小学4年生、10歳の物語…………
春果と、夏目、千秋、冬真の四季友情物語!
これまでのストーリー
あの日の物語
私の恋は叶うの?
心に声を響かせて…
プロローグ
この春4月1日エイプリルフールに、私達は、小学4年生になった。
私の友達いや、親友の夏目、千秋、冬真と一緒に階段をのぼる………
昨日3月31日に、私達の小学3年生生活は卒業した………
そして、今日私達は、新しい階段をのぼったのだ…
ごめんなさい。>>4に間違いがありました。
ストーリー→×
作品→○
第1章ー春果のバースデー!ー
side 春果
みんなやっほー!中島春果です!私は、今日4月1日から新しい階段をのぼります!そして、春休み終わると、4年生!とっても楽しみだなぁ……そして!4月4日は、私の誕生日!!誕生日プレゼントは〜…
「春果起きなさい!千秋ちゃん来るわよ!」
お母さんが階段の下で、私を呼んでいる。もぅ!誕生日プレゼントのこと考えてたのに!!
ん?千秋?ん?ん?あぁーーーー!!今日、千秋と遊ぶんだ!!
「今ご飯食べまーす!」
私は、急いで階段をおりた。すると、ダイニングで、卵かけご飯を食べているお姉ちゃんがいた。
「お姉ちゃんおはよう!早いね」
「春果起きたんだ。今日は部活があるから。って、早く食べなさいよ。」
「はーい」
私は、昨日パン屋で買った、大好物のチョココロネを食べた。
「春果!私に少しちょうだい!部活の帰りに何か買ってきてあげるから!」
お姉ちゃんは手を合わせてお願いした。
「え?!マジで?!あげるから!じゃあ……じゃがいこがいい!じゃがバタ味ね!」
私は、お姉ちゃんに少しチョココロネをわけて、お姉ちゃんに渡して言った。
「わかった。あ。そろそろ行ってくる!行ってきまーす!」
お姉ちゃんは、玄関で大きな声で家から出た。
「春果も急いで服とかに着替えなさい」
「はーい」
私は、朝食を食べ終えたらすぐに、自分の部屋に行った。
今日は……カーディガンに、デニムのショーパンでいっか!そして、髪をとかして!よし!って、起きた時と変わってないやん!まぁ、ショートカットだから?すると、ピンポーンと家に響くインターホンが流れた。私は、玄関に行った。
「おはよう。春果」
千秋は、いつもと同じクール顔で来た。
「あがって良いよ!」
私は、スリッパを準備して言った。
「お邪魔します。」
千秋は、脱いだ靴をしっかり整えて、スリッパをはいた。
「じゃあ、私の部屋に行こう!」
私と千秋は、私の部屋に向かった。
「春果……前に掃除したのにまた…?今度は、机ね……」
千秋は、ため息をつきそうな顔をしている。
「じゃあ、私机綺麗にするの手伝うね。」
「うん!」
千秋は優しいな……クールでとてもいい子で、優秀で、運動神経抜群でうらやましいよ……
「ねぇ、千秋」
「ん?何?」
千秋は、少しにっこり笑って首をかしげて聞いた。
「夏目とお似合いだよね?千秋って」
「はぁ?!」
千秋は、顔を赤くしてびっくりした。
「え?!そうなの?!」
「いやっ!ちがくて……あ。うん……」
「え。マジで?」
私は、動かしてた手が固まってしまった。千秋は何も言わずにこくりとうなずいた。
「その話聞かせて〜!お菓子とお茶持ってくるね〜!」
私は、部屋を飛び出して、お菓子とお茶の準備をした。
「お待たせ〜!今日は、ロイヤルミルクティーだよ〜!」
「あ。どうも。」
千秋は、ストローでロイヤルミルクティーを飲みながら言った。
「…で、いつ好きになったの?!」
「お、教えないよ!さっ!勉強しよう」
「はーい」
「あ。そう言えば、3月中に二人で終わらせたんだった!」
私は、春休みのテキストをペラペラとめくって言った。
「あぁ。そうだったね。じゃあ、女子トークでもする?」
千秋は、クールな笑顔で私に聞いてきた。
「うん!良いよ!じゃあ、千秋の恋愛の…」
「嫌です。そろそろ4年生でしょ?なんか頑張りたいこととかないかな…って思ったんだけど…」
「あぁ!それ良いね!じゃあ、その話にしよう!」
私は、頑張りたいことがたくさんある。まず、勉強を頑張りたいこと!私は、算数が特に苦手!だから、算数をしっかり勉強して算数を頑張る!なんか意味が自分でもわからない…そして!クラブ!私は、家庭科クラブに千秋と入る約束をしているの!
「あ。ごめん。話変わるけどさ。もうすぐで、春果の誕生日だよね?」
千秋は、カレンダーを見て言った。
「あぁ。そうだね!」
私は、楽しみにしていたのだ!だって年に1度しか訪れないんだよ?!みんな誕生日でわくわくしない?!
「夏目と冬真を誘っとくわ」
「うん!」
早く誕生日にならないかな〜?
「あ。もうこんな時間。ごめん。春果。今から、ダンスがあるから、ごめんね!また今度!」
「うん!バイバイ!」
私は、千秋を玄関まで見送った。そっか…私の誕生日もうすぐだ……今は、9歳だけど、10歳になると、成人式まであと、10年後か…
「んー。暇だな。」
千秋が帰ってから凄く暇だ。ゲームでもやるか。私は、CSを出した。私は、『シンユウコレクション新生活』をやった。久々にやるな。てか、久しぶりに住人作ろっと!
「あ!前に、千秋と夏目と冬真を作ったんだ!あと誰いるかな?う〜ん……まぁ。キャラクターでいっか!」
私は、私が見ている漫画雑誌の
『みゃお』の作品『11歳。』のキャラクターの『結城 のぞみ』ちゃんを作った。結城のぞみちゃんは、元気な女の子で一番好きなキャラクターだ。
「う〜ん。ゲームしても暇だなぁ……」
私は、『う〜ん』と考え込んだ。私が思い付いたのは、今日は、みゃおの発売日だったのだ。
「お母さん、本屋行ってくる!」
「車に気を付けるのよ!!」
私玄関を飛び出して、本屋までダッシュした。
本屋に着いたとき、久々に来た感じがした。えっと、みゃお…みゃお……あった!5月号!あとは、鉛筆買わないと。私は、文房具コーナーに行くと、ノートを持っている夏目がいた。
「あれ?夏目?」
「ん?あ。春果じゃん。」
夏目が振り返った時私は、思ったのだ。千秋とお似合いだなと
「夏目は何買うの?」
「僕は、新学期のために、ノートと鉛筆とか買ってた。」
「な、夏目って真面目だね……」
やっぱり、千秋とお似合いだわ……この二人を付き合わせたいけど……
「そういう、春果は?」
「私は、漫画と鉛筆を……」
私は、ニコッと笑ってみせた。
「そうなんだ。春果らしいね。じゃあ、僕お会計してくるから…」
「あ!私も行く!」
私は、鉛筆を急いで取ってレジに持っていった。
そして、お会計が終わったあと……
「じゃあ、僕はここで…」
「うん!」
「そう言えば、春果そろそろ誕生日だね」
あ。千秋にさっき言われた。
「その言葉さっき千秋からも言われた。」
「あ。そうだったの?」
夏目はびっくりしていた。あぁ。千秋がまさか言ってたとはって思ってるのかな?
「じゃあ、春果新学期会おうね!」
「うん!じゃあね!夏目!」
私は、夏目に大きく手を振った。私は手を大きく振りながら帰ると、
「あれ?春果?」
「あ。冬真」
コンビニの袋を持っている冬真がいた。
「春果何してんの?」
「本屋の帰り…」
「あ。そうなのか。お前もうすぐ誕生日だよな」
あ。冬真もそれ言うか。千秋と夏目からも言われたんだけど。
「千秋と夏目からも言われた。」
「おぉ!マジか?!偶然もあるんだな」
やっぱり冬真もびっくりしていた。
「んじゃ、気をつけて帰れよ!」
冬真は、ニッと笑って言った。
「うん!冬真も気を付けるんだぞ!」
私は、冬真にも大きく手を振った。
次の日。私は、目をこすって、ぐーんと伸びをした。
「う〜ん。今何時だ?」
私は、ベッドの近くにあった、目覚まし時計をみた。今は……9時……ってえー!!!!ヤバッ!急いで着替えないと!
「春果起きた〜?」
私服に着替えたお姉ちゃんが私の部屋に来た。
「今日私とカフェに行く約束だったでしょ?」
「うん!わかってる!」
私は、いつも通りのように、ポニーテールに結んだ。
「よし!行こう!」
私は、楽しみ過ぎて、スキップして部屋から出ようとした。
「あなた、まだ朝ごはん食べてないでしょ?食べてきないさい?」
「は、はーい」
お、お姉ちゃんの笑顔怖すぎだろ!!
私は、朝食にカロリーメイツを食べた。そして、急いで歯を磨き、部屋に戻った。
「服準備しといたよ」
「ありがとう」
ベッドに今日着る服があった。私は、ベッドに置いてあった服を着た。
「お姉ちゃん終わったよ!」
私は、お姉ちゃんの部屋に行った。すると、お姉ちゃんと服が似てるような…って!
「お姉ちゃんと服が一緒?!」
「へへ!これ最近流行りの双子コーデなんだよ!!」
お姉ちゃんは、えへへと笑った。私は、ちょっとはこういう感じでも悪くないかなと思った。
「ちょっとなんか読んでいい?」
「うん。いいよ。でも、自分の部屋でね」
「はーい!」
私は、お姉ちゃんの部屋の棚で何を読むか選んだ。あ。これにしよっと!私が選んだ本は、『弟に愛されすぎて困っています!』を選んだ。これは、今年に実写映画化したあの人気漫画だ!
「お姉ちゃん、『おとこま』借りていい?」
「うん」
お姉ちゃんは、ベッドでファッション雑誌をみながらうなずきながら言った。
>>19
おとこまかww
センスあるね!春果たち可愛い♡
>>20
兄こまだと、あれだからww
そうかな?
ありがとう!
私は、さっそく読み始めた。だんだん読んでいると……
「ぎぃゃーーーーー!!!!」
「春果どしたの?!」
お姉ちゃんが隣の部屋で大きな声を出して聞いてきた。
「な、なんでもなーい!!」
私は、お姉ちゃんに聞こえるように大きな声で答えた。だ、だって!叫んだ理由は……弟の春樹が主人公のせとなにぎゅうっと抱き締めてて……うぅ…リア充め!!
※姉弟ですよ?(義理の)
「うぅ……こういう恋してみたいな!」
私は、もわもわと想像をしてみた。
春果の想像世界
「春果お姉ちゃん……いや、春果……俺、もう春果しか考えられないよ……大好きだよ…春果……」
「私もよ……」
ってなんちゃって!!まっ!な訳ないか!
「春果〜!そろそろ行こう〜?」
「はーい!」
私は、財布が入ってるポシェットを持って、お姉ちゃんの部屋に『おとこま』を戻して、玄関に行った。
「じゃあ、行くか!」
私は、とてもわくわくしていると、ドアが開いた。出てきたのは、お母さんだ。
「お母さんも行くの?」
「違うわよ。お母さんは仕事よ。小春、ちゃんと春果の面倒みて、春果は、お姉ちゃんについて行きなさいよ!」
お母さんは、車の窓を開けて、お姉ちゃんと私に言った。私は、こくりとうなずいた。
「よし!じゃあね!」
お母さんは、車に乗って会社へ向かっていった。ちなみに、小春は、中島小春。私のお姉ちゃんの名前だ。
「じゃあ、行こうか。手離さないでね?」
お姉ちゃんは、手を差し出した。
「はーい!」
私は、笑顔でお姉ちゃんの手を握った。
「うわぁー!!」
お店に着いた時、私は目を輝かせた。ロゴハウスみたいな感じで、カントリーな感じ!カントリーカフェで良いと思うんだけど!
「ん?」
私は、お店の看板を見ると、
『カフェ カントリー』
と書いてあった。って!少し当たってるじゃん!
ドアを開けると、ベル?がカランカランお店に響いて入った瞬間甘い香りが広がった。
「いらっしゃいませ!2名様でよろしいですか?」
20代くらいの女性店員さんは、にっこりとして、私とお姉ちゃんを迎えてくれた。
「はい。」
「では、ご案内します。」
私とお姉ちゃんは、店員について行くと、窓側で景色の良いところだった。
「では、お水を持って参ります。」
店員さんは、お辞儀をしてお水を取りに行った。
「お待たせしました。ご注文が決まったら、こちらにあるベルを鳴らしてください。」
店員さんは、水を置いたら、ぺこりとお辞儀をした。
「春果何食べたい?」
「このパンケーキ!」
「じゃあ、私も。飲み物は?私は、ここにある水飲むんだけど…」
「私も水飲む!」
「オッケー!じゃあ、注文するね!」
お姉ちゃんは、席の近くにあるベルを鳴らした。カランカランと音が鳴った。
「はい。注文は何にしますか?」
さっきと同じ店員さんが来た。店員さんは、メモを取って聞いてきた。
「パンケーキ2つで」
「かしこまりました!少々お待ちください。」
店員さんはお辞儀をすると、すたすたと歩いていった。
「お姉ちゃん楽しみだねぇ♪」
私は楽しみすぎて、足をバタバタさせてお姉ちゃんに言った。
「楽しみだけど、お行儀悪いから足バタバタしないの。」
「す、すんまへん…」
お姉ちゃんは、お母さんが言ったことをきちんと守っている。私もお母さんから言われたお姉ちゃんの言うことを聞くことを守らないと!
「ねぇ、春果。私からの誕生日プレゼントって何が良い?」
お姉ちゃんはスマホを見ながら聞いてきた。誕生日プレゼントか……
「スマホは無理だから……今欲しい物ないんだよね……」
私は『う〜ん』としながら誕生日プレゼントを考えた。あ。でも…
「プレゼントはお姉ちゃんからおごってもらうパンケーキで充分!」
私はニコッと笑うと、お姉ちゃんは嘘泣きをした。
「春果がこんなに偉いとは……」
私って偉くないの?!苦手の算数で100点取ってるけど……
「お待たせしました〜!パンケーキです!」
店員さんは、ニコニコしながらパンケーキ置いた。
「ご注文以上でしょうか?」
「はい」
「では、ごゆっくり…」
店員さんは、またペコリとお辞儀をした。このパンケーキはふんわりしているのがわかる。メレンゲとか使ってるのかな?
私は、メイプルシロップをアイスがのってるパンケーキにかけた。
「じゃあ、いただきます。」
私は、ホォークとナイフを持ち、ナイフでパンケーキと切った瞬間……さく……と音がした。こ、これは?!
「あーん……」
う、旨い!!パンケーキの外はさく…中はふわっとする!まさに素晴らしい!!
「春果」
お姉ちゃんが、パンケーキを食べながら私を呼んだ。
「ん?何?」
私は幸せそうな顔をして言った。
「グルメリポーターの真似しないで」
え?
「こっちにいる私が恥ずかしい」
え?ん?私グルメリポーターしてた?してないよね?
「お会計1000円です。」
食べ終わってお会計をすると1000円?!ということは…あのパンケーキ500円ってこと?なんか安いのかな?
「春果美味しかった?」
「うん!また行きたい!」
「今度ね。」
あの甘い味が今でも残る……なんの粉作ってるのかな?どうしてあんなに美味しいのかな?
「春果!行こう。」
お姉ちゃんは、私を引っ張って家に帰った。
「お姉ちゃん、私もさっきのパンケーキみたいなの作ってみたい!」
私は、目を輝かせてお姉ちゃんを見つめた。お姉ちゃんはこういう妹を見てきっと弱くなるだろう!
「そんな顔しても無駄よ…5年生になったら家庭科が始まるから1から勉強しなさい。」
お姉ちゃんはなんだか笑顔が怖い……と、とにかく!春果頑張ります!
「まぁ、調理実習では、クレープを作ると思うよ。」
「く、くれーぷ?!」
お姉ちゃんがクレープと言った時私は、さっきよりももっと、目を輝かせた。
「6年生からだからね…」
お姉ちゃんは苦笑いをした。な、なんか…無理矢理質問し過ぎたかな…?
家に着くと、やっと安心感が出た。あのお店ほとんどが、カップルとかお友達とかだったから姉妹で行って良かったのかな?って心配だった。
「あ。お姉ちゃん」
「ん?」
私は、テレビを見ながら、テレビを見ているお姉ちゃんを呼んだ。
「お姉ちゃんって……彼氏いるの?」
「はぁ?!いないわよ!!」
「嘘つけ〜!」
「本当よ!」
お姉ちゃんは顔を真っ赤にしてびっくりしていた。いたのかと思ってました…
そして、私の誕生日の日…私は誕生日の日はおしゃれな格好をした。
着替え終わったあとピンポーンとインターホンの音が聴こえた。
「春果〜!千秋ちゃん達来たわよ〜!」
お母さんが2階にいる私に聞こえるように大きな声で私を呼んだ。
私は2階をドタドタとおりた。
「夏目と千秋と冬真!いらっしゃい!入って!」
「お邪魔しまーす」
夏目と千秋と冬真は私と私の後ろにならんで私に着いてきている。
「どうぞ!」
私がドアノブをつかんでドアを元気よく開けた。もちろん、壊れない程度!
「春果の部屋久しぶりだな…」
夏目は、私の部屋を見渡してそう言った。なんだか夏目って謎過ぎるところがあるんだよな…今は関係ないけど…
「じゃあ、誕生日プレゼントを渡しますか!せーの!」
「春果!お誕生日おめでとう!」
千秋の合図でみんながテーブルにプレゼントを置いた。
「わぁ!ありがとう!嬉しいよ!開けていい?」
「良いよ。」
第2章ー春果のドキドキプレゼントー
私は最初に夏目のプレゼントを開けた。何やら本のような感じがした。開けてみると
「手帳?」
私は首をかしげて聞いた。でもなんだかいいかも…
「裏見て」
夏目は私が持っていた手帳?をクルッと裏にすると…『Haruka Diary』と書いてあった。
「春果、日記ほしいって言ってただろ?だから買ったんだよ。僕らも持ってるんだ。」
夏目はまバッグからジャン!と出して、千秋も冬真も持っていた。みんなおそろいだ!やった!!
次に、私は千秋のプレゼントを手に取った。千秋は私の第一の女子親友!だからこれは期待出来そう!
あれ?なんだか箱?ん?私は謎そうに箱を開けると…
「わぁ!これネックレス?!」
私はびっくりした。ま。まさかネックレスだなんて…しかも、高級そう…
※春果の感想です。
「春果って春生まれでしょ?4月って桜とか咲くじゃん?まぁ、3月に咲くところもあるけど…でも春の桜しか思い付かなくてネックレスにしたの。」
千秋は、クールな笑顔で微笑んでた。嬉しい!一つの桜が1個だけ…大人っぽい!千秋ってセンスいいねぇ…
最後に冬真!冬真はどうせ変な物だ…と、私は思っていたが……なんだか大きい箱だな……
「わぁ………」
私は箱を開けると私は、目を輝かせた。私の目に飛び込んだのは…
「ぬいぐるみ?!」
そう……ピンク色でふわふわしているうさぎのぬいぐるみだ。
「お前さ、ピンク色好きだろ?ピンクと言えば春…だろ?だからそれを選んだんだ。」
「え?!あ、ありがとう…」
私は嬉しくて何かが詰まった感じがして言葉が出なかった…
「みんなありがとう…!!」
私はニカッと笑って、夏目、千秋、冬真にお礼を言った。
第3章ーめんどくさすぎる学校ー
side 春果
今日から学校か……はぁ…めんどくさーい!
「春果〜!千秋ちゃん達来てるわよ〜!」
「はーい!」
お母さんが大きな声で私を呼んだ。もう千秋達が来たか。私の幸せだった誕生日の日に一緒に登校しようと約束したのだ。
「んじゃ、行ってきまーす!」
私はランドセルを背負って家から出た。
「春果〜!日記持ってきたか?」
冬真は日記帳を出して、夏目も千秋も出した。
「もちろん!」
私はニコッと笑って荷物がたくさん入っているトートバッグ?から取り出した。
「よし!行こうぜ!」
冬真は元気良くスキップしながら行った。
「おーい…!冬真……」
たまに無口な夏目は冬真の姿を見て苦笑いをしていた。千秋と私は冬真を見てクスクスと笑った。
「冬真待て〜!!」
私は全力で走って冬真の腕をガシッと掴み捕まえた。
「お前凄すぎだろ……」
冬真は、息切れをしていたけど、私の方が凄く息切れをしていた。さっき全力で走ったからね……
「春果たら……」
千秋はクールな笑顔でクスクスと笑っていた。
「千秋って笑うことあるんだね…」
無口な夏目は、千秋を見てふんわりとした顔で千秋に言った。
「いつものことだよ?」
千秋は、あははと苦笑いをしながら答えた。
「春果……」
冬真は、ニヤニヤしながら私の肩をポンポンと叩いてきた。
「気持ち悪っ……」
私は凄く真顔で、ただのおふざけで冬真に言った。
「あぁ。悪い。千秋と夏目あんなに仲良かったか?」
冬真は不思議そうに首をかしげて聞いてきた。
「さぁね…」
私は少しにっこりしながら答えた。きっと、両想いなんだなと私は思った。