いみちぇん 恋小説!!

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21:ヒナ:2016/12/27(火) 09:25 ID:9D.

【いみちぇん!クリスマス明けの             キケンな夜】
「たとえ、優しい人でも、ついて行かないように」
担任の(仮に松田先生)先生が、不審者について行かないことを言う。
席替えで、トラくんの隣になったわたし、直毘モモは、薫ちゃんのことを考える。
薫ちゃんは、トラくんのことが好きではない。
好きというより、友達って感じ。
でも、矢神くんは、好きだよね、薫ちゃん。
男子は、薫ちゃんカワイイって言うし、女子は邪魔者って思ってるし。
わたしも、薫ちゃんカワイイと思うけど、、、
何とも言えない。
「直毘。変な方を向かない。ホームルームは、これで終わりだ。起立」
松田先生が立ち上がっても、朝子ちゃんと陽太くんしか立たない。
あ、わたしも立たないと。
わたしが立ち上がっても、まだ立ち上がらない。
松田先生も混乱している。
朝子ちゃんも、「立って!」と言うけれど、誰も立たない。


『ターーテェ〜〜イッッッ!』


みんな、イッセイニタチアガッタ。
松田先生の、


『ターーテェ〜〜イッッッ!』


って、怖いからなぁ。
朝子ちゃんが、[さようなら]の挨拶をすると、みんな逃げるように帰っていった。
陽太くんも、誰かに連れられて走っていった。
「モモちゃん、行きましょう」
「うん」
朝子ちゃんと並んで廊下を歩いていると、薫ちゃんが来た。
「モモちゃん、書道部行こ」
「朝子ちゃん、ごめん。部活先に行くね」
「行ってらっしゃい」
朝子ちゃんと別れると、薫ちゃんに言われた。


『ねえ、モモちゃん。…………………………………って、思わない?………………だから、モモちゃんキライ』


え?


続く


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