魔導ぷよ〜シェウィ小説〜

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1:SW:2016/05/15(日) 22:02 ID:Jdg

魔導ぷよのシェウィ小説です。

ルール
・誹謗中傷を始めとする荒し・なりすまし等etc禁止
・頻繁には来られないので、亀書き込みとなります
・文力なしなので、小説になっているかどうかもかわりません
・シェアル派又はDシェDアル派立入禁止
・新派はもちろん、新旧両方とも好きな人も立入禁止
・私自身が旧固定の為、旧しかありません
・私自身がシェウィ固定の為、シェウィはあってもウィシェはありません
・私自身がCP固定の為、リレーは行いません
・CPはNL・BL・GL混在なので雑食系の方のみOK
・GLの部分はシェリウィ(女体化シェリー×ウィッチ)のみです
・アルルの扱いが酷いのでアルルファン、Dアルルファン、リリスファン、ワルルファン立入禁止

*ジャンル的には古いのですが葉っぱルール上、ルール違反にはならないジャンルのスレです。
これはゲームが原作でコンパイル時代の旧作の魔導ぷよ(1989年〜2001年)は既にシリーズも終了し、会社も2002年に倒産しております。
現在は魔導はD4Eから復刻版が出ており、旧ぷよもセガから発売中の「セガ3D復刻アーカイブス」シリーズに収録されている為、問題のないスレです。
ある意味魔導の前身である魔導師ラルバ(1988年〜1990年)もD4Eより発売中の「DSRe」シリーズの#01に収録されています。
続けてコンパイル作品(DS収録作品含む)のゲームも現在D4Eのコンステ内にて既にDL配信中です。

*この小説を読む前に「用語解説」→「魔導ぷよについて」→「シェウィやその他CPについて色々」を最初に必ず読んで下さい。
余談・雑談が含まれている上、長文失礼になっておりますが、あらかじめご了承お願い致します。
設定とCPを知らない(又は誤認している)ファンも多数いる為、イチから説明しないとトラブル・混乱etcが巻き起こるのは言う間でもないので。
旧作の魔導ぷよはファン層によって設定とCPに対する認識がバラバラなので、イチからの説明だとどうしても長文になってしまうのです。
ウィキですら間違った箇所があった時があったと言う話も聞いていますので、過去に何回か訂正・修正された可能性はあると思います。
私自身はその時実際に見たワケではないのでその話が本当かどうかは知りませんが、ファン層によって認識がバラバラなのを考えますと、どちらの可能性も否定は出来ないと思います。
当時の元コンパイル社員ですら設定を把握していない(又は既に誤認)1部の社員がいたと言う説もあるせいか、ピクシブ百科事典でさえ旧作の魔導ぷよに関しては所々間違った箇所がありますので。

*「魔導ぷよについて」内、「シェウィやその他CPについて色々」内には批判的書き込みも含まれております。
これは設定やCPを知っているファンと知らない(又は誤認している)ファンとの間でのトラブル・混乱etc対策の為、葉っぱルールに従った正当な理由での書き込みです。
シェアル派の荒し対策の目的もあり、シェアル派の荒し等etc自体は葉っぱルール通りにスルーすればいいだけの話ですが、何も書かないと荒し等etcだけでは済まない問題が起こるのは言う間でもないので。
その問題とは設定とCPを知らない側(又は誤認している側)のファンの人がシェアル派の言うことを既に本気で間に受けている人もいるからです(事情説明なしだと信用しないのは言う間でもないので)。

*二次創作スレ一覧を確認したところ古いジャンルであるスラダンスレが既に立っている為、旧作の魔導ぷよでも問題がないと判断致しました。
もしもスラダンスレを始めとする古いジャンルのスレが立ってなければ、一端サポート掲示板又はメールにて質問・問い合わせetcをするべきかどうかを正直考えたところです。

とりあえず、今日のところはこの辺にて失礼致します。
次回ここに来た時に「用語解説」を書く予定です。

75:SW:2019/07/20(土) 23:16 ID:68o

シェウィやその他CPについて色々No27(シェウィやその他CPについて色々No26の続き)

44:15〜43の続きで、加えて、コンパイル時代当時のぷよシリーズ関連の攻略本内の用語辞典にも対戦用語・システム用語以外の用語が掲載済みで、社長インタビューページ等にも本編の魔導シリーズに関する話は必ず出てきますが、コア層側はともかく一般層側は対戦厨が多いので、対戦以外は興味ナシ・関心ナシ・ストーリーやキャラ等はあまり意識してないのトリプルコンポ故にスルー済みってところですね。
セガぷよになった頃には既に今現在のネット社会ですけど、セガ側がファンの声を一方的に無視して元の設定を一方的に明かさないまま今の設定に変更したせいもある(正確には設定を知っている側のコア層兼顧客=キャラ厨やCP厨を始めとする原作厨の声を一方的に無視して、設定を知らない(又は誤認している)側の一般層兼万人=ストーリーやキャラを始めとする原作スルーの対戦厨の声のみを聞き入れてそっち側のファンを積極的に優先、その上で元の設定を一方的に明かさないまま今の設定に変更)。
元々は非ゲーム会社で本業は技術のセガは社内全体が技術厨多しもあり、セガの下請け会社と言う立場上ぷよシリーズはストーリーとキャラの他にも技術(対戦の部分における戦略性)の要素を取り入れ、セガの意向でぷよシリーズ誕生後のコンパイルにおけるイベントはぷよ中心で、気付けばぷよ対戦メインになっていたと言う。
それもありますが、ぷよシリーズ誕生後はぷよ以外のイベントだとオファーが貰えなかったり、場所を借して貰えなかったりしたのもあり、他の作品に関してはある程度の認知度・知名度が上がらない限りやらせて貰えなかったのが現状(ぷよイベント内でも本編の魔導や原作のDSの話と宣伝は積極的にしていたんですが、ぷよから入ったユーザー側にはぷよ以外興味ナシ・関心ナシで既に聞き流されていた状態)。
現在D4Eにて壱さん原画集復刻版が出ていますが、ぷよイラストメインで魔導イラストが少ないのは、コンパイル本家のはキャラデザが非統一な為、本編の魔導にしても、その派生のぷよにしても、その時の作品によりキャラデザが異なる為です。
オリジナル版発売当時が既にコンパイル経営危機に直面していた時期(最終的には従来の設定は維持され、真・魔導設定は織田さんの中だけの魔導と言うことで非公式に収まりました)でしたので、それに合わせる形で「ぷよ(新生魔導世界)そして魔導(在りし日の魔導世界)へ」の意味も含めてです。
復刻版と言えば同じくD4Eから魔導大全1996年版が出てますけど、オリジナル版発売当時はネットが普及して間もない年(この本の制作期間自体はネット普及前だと思う)兼ネットがあまり浸透していない時代、それどころかウィキすらまだありませんでしたので、あの魔導大全自体は今で言うウィキ的又はデータベース的なものです。
オリジナル版自体が所々間違った箇所があるので完璧な資料と呼べる程の資料じゃありませんが、その間違った箇所が復刻版にて訂正・修正されていればいいんですけど、もしも無修正・無訂正のままだった場合、それを購入した設定を知らない(又は誤認している)側とセガぷよから入った側の人は余計に誤認するかもしれません(ネット上にて正しい説と間違った説が混在し、正しいデータベースサイトと間違ったデータベースサイトが混在しているとは言え、それでも今現在なら例え間違ったデータベースサイトであってもそっちの方が魔導大全より正確だと思う)。
「コンマル(コンステやコンハのように「のーみそコネコネ」ではなく、「の〜みそにょきにょき」と言うロゴになっている)」より2017年6月より配信された「どみのん」と言う落ちゲですが、ぷよの原点と言いましても、あれはあくまでも落ちゲとしてのシステム部分における原点でして、ぷよシリーズにおける原点及びルーツは魔導シリーズです。

シェウィやその他CPについてNo28へ続く

76:SW:2019/09/21(土) 23:13 ID:7go

シェウィやその他CPについて色々No28(シェウィやその他CPいついて色々No27の続き)

45:15〜44の続きで、ぷよ中心と言えばコミケやオンリーイベントでも「ぷよ魔導」、「ぷよ(魔導含む)」と掲載されているのも、「魔導ぷよ」が正解であるにも関わらず、サークル側には認知度の面からイベント側or主催者側にそう書くよう既に指定されてるし(指定があるないは関係なしで「魔導ぷよ」と書くよりも「ぷよ魔導」と書いた方が受かりやすいのもある)、それを知っている側もこの時だけは知らない側や「魔導=ぷよRPG」と勘違いしている側と同様にそう書かされているのが現状です。
魔導が本編でぷよが派生なワケですから、それを「ぷよ魔導」と掲載するのは、進撃に例えるなら進撃が本編であるにも関わらず「巨人中学&進撃」と書いて掲載するのと同じなんですけど、認知度・知名度の低さがネックで、コミケのイベント側orオンリーイベントの主催者側の立場としては「ぷよ魔導」にしないとサークルの応募数と一般参加者が集まりにくいのが現状だからやむを得ないってことです。
ちなみにこの葉っぱ天国では「魔導ぷよ」でも、「ぷよ魔導」でも、どう書いてもOKだし、わざわざ「ぷよ魔導」と書けと言う指定はありませんので、私の場合は「魔導ぷよ」と書いてますが、「ぷよ魔導」と書きたい人は「ぷよ魔導」と、「魔導ぷよ」と書きたい人は「魔導ぷよ」と、好きなように書けばいいと思います。
何度も言いますが、コンパイル時代はシリーズ前半がネットがない時代で、シリーズ後半がネットがあまり浸透していない時代、この時代においては設定を明かしていてもすぐに全ユーザーに認知されるとは限らなかった為、この当時は全ユーザーに認知される日が来るのを気長に待ち続けるしかなかったのが現実(ネットが本格的に浸透して今現代のネット社会に突入したのがシリーズ終了前)。
そのせいで元の設定が知られないまま、設定とCPに対する認識がファン層によってバラバラのまま時が流れていったワケだし、今だにぷよは知ってるけど魔導やDSは知らない(又は魔導=ぷよRPGだと思い込んでいる)と言う声があり、ネット社会である今現在でも今だにネット上では正しい説と間違った説が混在しているのですから。
旧作及びオリジナルの魔導の復活を望むファンは多く、アイキ時代に期間限定配信されていた「iモード魔導(環境によりプレイユーザーになれなかったユーザーも)」の時だって、シナリオライターのうゑみぞさんを著作権侵害で訴え、損害賠償を請求する裁判を起こしました。
確かに無断でやったことは事実ですが、元はと言えば使用料を払うからアルル達旧キャラを使わせて欲しいと言うアイキ側の交渉にセガ側が一方的に応じず、適当な理由を付けて一方的に断ったのが始まりであって、うゑみぞさんはファンの心情をくんで一肌脱いで下さったんです。
判決ではじっくり時間をかけて話し合いで解決するようにと和解案が下され、幸い損害賠償の支払いは免れたものの、結果的にはうゑみぞさんの負けとなりましたので、その出来事が旧作ファンの怒りと反感を買ったと言うワケです(その出来事があったからこそ、D4Eとコンハの2社側もセガの許可なしだと因縁を付けられると懸念)。
魔導が単なるRPGでぷよが単なる落ちゲであれば、それこそ魔導を単なるRPGでぷよは単なる落ちゲとしか思ってない人達の言う通りですけど、魔導&ぷよ共にコア層向けで非統一設定=パラレルワールドなんですから、この作品にとって最も優先するべきモノはRPGとしての質&落ちゲとしての質よりもストーリー、キャラ(特にキャラの扱いとCP)、世界観の方なのでセガ側はそこの部分を何も理解していないんです。
シナリオライターによる設定の違いから繰り広げられる様々なパラレルワールド、キャラデザの絵違い、それを楽しむゲームであって、ぷよシリーズだって本編の魔導シリーズがあってこそのぷよなワケです(ぷよシリーズのストーリーモード内での漫才デモは魔導の派生作品であるぷよサイドにおけるストーリーですので)。

シェウィやその他CPについて色々No29へ続く

77:SW:2019/09/22(日) 23:28 ID:7go

シェウィやその他CPについて色々No29(シェウィやその他CPについて色々No28の続き)

46:15〜45の続きで、4つめは、1部のコンパイルファンは「コンパイルはセガに潰された」と非難していますが、その件に関してはセガへの逆恨み又は責任転嫁ではなく、コンパイル自体は元々セガの下請け会社だったのもあって、セガに潰されたと誤解しているだけです。
破綻の要因は仁井谷社長の暴走によるものでセガは無関係、全部社長1人のせい(当時の元コンパイル社員に過失なし)であって、コンパイル健在時に組織の経営と地盤を支えていたのはセガなんですが、セガはセガでぷよシリーズの人気を買ったってところです。
仁井谷社長の暴走に巻き込まれて一時期潰れかけたこともあった為、これ以上面倒見きれないと言うことでコンパイルを切り離したのですが、仁井谷社長がセガの飼い犬だったのもあり、飼い殺しにされたと言う誤解が生じたんだと思います(セガはセガで仁井谷社長をアテにしていたからそう言う誤解を招いたんだろうな)。
ぷよシリーズとアルル達旧キャラの著作権を買い取ったのもセガ側からすれば良い買い物をしたに過ぎませんので、コンパイルの倒産自体は全部社長1人のせいですが、セガはセガでそうだからこそ、セガは無関係だと理解・納得したファンもいれば、それでもセガを疑っているファンもいるワケです(アテにするだけアテにしていおて都合が悪くなったから切り捨てたのではないかと言う疑いの目)。
セガからのセガぷよファン&新旧両方とも好きなファンがとばっちりを受けているのも、セガ側が旧作ファンの声を無視し続けているからであって、CP問題の解決、元の設定である非統一設定=パラレルワールドに戻すこと、D4Eとコンハの2社側とコラボして本編である魔導シリーズの復活と原作のDS(DL配信ではなく、ブックタイプのゲームマガジンとしてのオリジナルのDS)の復活等が実現しない限りは旧ぷよ信者VSセガぷよ信者の対立は終わらないと思います。
アルル達旧キャラが使用出来ないことには本編の魔導シリーズが制作出来ないし、魔導シリーズの復活がなければDSの復活だってないし(魔導&ぷよ共にDS連載作品のゲームの内の1つ)、セガ側のシナリオライターは上の許可がないと著作権に左右されながらの作業(D4Eとコンハの2社とのコラボを断り続け、アルル達旧キャラの使用を拒否し続け、元の設定とCPを明かすことに対する許可・承諾を拒否し続けてるのは上の人間)、著作権に左右されながらの作業故にキャラとCPが不平等になってることだし。
セガぷよは細水木さんの前のシナリオライターの幸野さんは、元々ぷよは名前しか知らない+魔導とDSなんてまったく知らない人で、手元に資料がない状態で上司に無茶難題を押し付けられ、手探りしながら資料を自ら作成(ネット上でも今だに正しい説と間違った説とが混在しているので設定とCPにおける判断が難しかったと思う)、その作成した資料を元に後任である細水木さんがぷよシリーズのシナリオを手掛けているワケであります。
幸野さんが苦労して作成した資料の内容が果たしてどこまでが正解で、どこまでが間違いなのかにもよりますけど、一応は上司命令で旧作を徹底的に知り尽くすようにとガチで無茶難題を押し付けられた身の上だし、元コンパイル社員達だって設定やCP等の部分においてはセガ側の許可・承諾なしでは全体を明かせないワケだから、幸野さんにどの程度まで明かすことが出来たのかが問題点です。
資料なしって言うこと自体が嘘くさいし、実は上の人間が隠し持ってるんじゃないかと思うんですけど、その話が嘘ではなく事実だと仮定した場合、資料は一体どこが所持しているのかと言う疑問(日本国内になければ韓国だろうな)。
以上の理由ですので、CP問題に対してはCPだけが理由の対立ですが、旧ぷよ信者VSセガぷよ信者の対立に関してはCP問題だけが理由の対立ではありませんので、そう思うのは大きな間違いです。
セガぷよファンの中にはコンパイルファンがセガを逆恨み・責任転嫁していると勘違いしている人もいるようですが、それも大きな誤解であり、旧ぷよ信者側とセガぷよ信者側との間で互いに誤解が生じ、そこから認識の食い違いによる溝が生じたってことです。

シェウィやその他CPについて色々No30へ続く

78:SW:2019/09/28(土) 23:29 ID:7go

シェウィやその他CPについて色々No30(シェウィやその他CPについて色々No29の続き)

47:15〜46の続きで、セガぷよ厨側からは旧ぷよファンとセガぷよファンがなぜ不仲なのかとか、「セガぷよになって以降対戦の種類も増えて色々なルールで遊べるようになったのに」なぜ旧ぷよファンはセガぷよ批判をするのとか、そんな声や意見もありますが、それはそう言うことです。
セガぷよからのファンはもちろん、何も知らない側は対戦どうのこうのだと思っている人もいるようですが、対戦どうのこうのと言う問題じゃないし、認識の食い違いによる溝だと信じて疑わない人もいますが、認識の食い違いではなく、設定を知っている側と設定を知らない(又は誤認している)側との意見割れと、一般層側とコア層側による意見割れの問題です。
認識の食い違いの部分に関しては、コンパイルはセガに潰されたと誤解しているコンパイル厨側と、そんなコンパイル厨を逆恨み・責任転嫁と誤解しているセガ厨側との溝、他はセガぷよ設定を真・魔導設定のレプリカと誤認している旧作ファン側の真・魔導設定のレプリカと言う先入観からのセガぷよ否定だけです。
コンパイル倒産の因果関係自体は全部社長1人のせいであり、当時の元コンパイル社員全員に過失は一切ないと言うことは、魔導シリーズの初代シナリオライターの米光さんがツイッター普及前の時期に自身のブログで明かしていた通りですので、コンパイルはセガに潰されたと今まで誤解していた側のユーザーもネット社会に突入して以降、ようやくその事実を認知したんです。
それ以降はコンパイル倒産の件でのセガ批判自体は無くなり、現在はこの件を除いた設定とキャラとCPと原作等etcの問題の面でのセガ批判なんですが、セガぷよ厨側はコンパイル倒産とセガは無関係なのに、それでもセガ批判が後を断たないことから、コンパイル倒産の件も含めた批判だと誤解し、コンパイル厨側の逆恨み・責任転嫁だと誤解したんです(米光さんが自身のブログで明かして以降、コンパイル倒産の件での批判は既に無くなっているにも関わらず、それでもコンパイル厨を疑っているってワケです)。
「今こそこれまでのやり方を変えていくべきだと思っている」と言うのも、表向きの理由としか思えないし、この言葉自体が遠回しの原作レイプの正当化の主張ですので、何も知らない側からは「セガ側のぷよに対する熱意がコンパイルユーザー側に伝わっていないだけ」と言う声がありましたが、統一設定=非パラレルワールドに変更したツケが回り、それに対する遠回しのその場しのぎの主張に過ぎません(だから熱意も何もそれ自体最初からない)。
セガぷよになって以降「設定もキャラデザも統一されたし、スッキリまとまって良くなったと思っている」と言う意見については、全部が全部セガぷよ信者による旧ぷよ信者を語ったセガぷよ信者のなりすましではないし、設定を知らない(又は誤認している)+ぷよは知っているけど魔導は知らない側の旧ぷよ信者の場合もあり、この意見だけでなりすましかどうかを判断は出来ません。
セガぷよ厨側もコンパイル倒産の件でのセガ批判は既に無くなっていることを認知すれば、逆恨み・責任転嫁は誤解だと言うことも解ると思うけど「アルル達旧キャラの著作権を買い取って使い道も考えてやったのに」と少しはセガに感謝しろと言う感情から、セガに感謝の声がない限りは誤解は解けずコンパイル批判も続くと思う(原作レイプ+設定が設定なのにキャラとCPが不平等etcにされるくらいなら買い取り拒否してくれた方がありがたかってってものですので、感謝の気持ちなんかあるワケない)。
原作レイプする会社は滅ぶべき(例の3つの設定が維持されているかどうかは関係なしで、本編の魔導と原作のDSを切り離すこと自体が原作無視同然の行為)とよく言いますが、原作レイプする会社が消えるべきなら、非統一設定=パラレルワールド上のキャラとCPを不平等にする会社だって当然滅ぶべきってものです。
コンパイル倒産の因果関係自体は米光さんの言う通り全部仁井谷社長1人のせいですけど、目先の利益にだけ目を向けてコンパイルの組織全体の実態を1度も調査せずに把握を怠ったセガもセガ(ちゃんと実態を把握していれば社長の暴走に巻き込まれて一時期潰れかける事態を回避出来ただろうに)、つまりどっちもどっちなんです。

シェウィやその他CPについて色々No31へ続く

79:SW:2019/11/23(土) 23:19 ID:Ko6

シェウィやその他CPについて色々No31(シェウィやその他CPについて色々No30の続き)

48:15〜47の続きで、「用語辞典」+「魔導ぷよについて」と1〜まで、長々とした注意事項になりましたが、長文になるのは仕方ないんです。
ピクシブ百科事典ですらコンパイル時代の魔導&ぷよに関しては間違った箇所もありましたから、イチから細かく説明する必要性は当然ありますし、そうしないと設定を知っている側と設定を知らない(又は誤認している)側とで混乱が巻き起こるのは言う間でもありませんので。
今の世代の人だとネットがなかった時代とネットがあまり浸透していなかった時代を知らない為、ただ単に「明かしていたけど知られていなかった」と言っただけでは信用しないのは当り前だからです(2000年以降に誕生した作品であれば、あらかじめネットがあることが前提で考え・判断して間違いありませんが)。
知られていなかった経緯から説明しなければ、既にネットがあり、ネット社会であることが前提で考え、そう判断するでしょうから、肝心のそこの部分を話さないことには今の世代の人は理解どころか納得なんてしませんもの。
旧作ファンでも設定を知らない(又は誤認している)側のファンだけでなく、今の世代の人にもわかりやすいように説明するには、どうしても話せば長くなるんです。
説明文の中には余談や批判的な書き込みも含まれていましたが、理由が理由ですので、これは葉っぱルールに従った正当かつ適切な理由での書き込みです。
注意事項を書かないと設定を知らない(又は誤認している)側&セガぷよからのセガぷよファン側がシェアル派(旧作厨側)の言うことを本気で間に受け、シェウィと言うCPだけの理由で削除人に削除依頼される事態になることは想定する間もないので。
他にもシェアル、シェウィに限らずコンパイル時代からのファンで設定を知らない(又は誤認している)+非CP厨の人は旧ぷよ信者VSセガぷよ信者の対立理由をCP問題だけが理由だと信じて疑わない人もいますので、そちらの人もCP小説と言うと削除人に削除依頼する人が出てくると思いますので。
ですから、これは設定とCPを知らない(又は誤認している)側のファン&セガぷよからのセガぷよファン側への設定とCPの注意事項・説明だけでなく、このシェウィ小説のスレの削除防止の為の対策でもあるんです。
そう言う理由ですので、ライトでもシリアスでもどんなストーリーでも驚かないように、キャラの性格がどんな性格になろうともキャラ崩壊と誤解しないように、キャラの年齢が何歳であっても年齢操作と誤解しないように、シェアル派(旧作厨側)の言うことは本気で間に受けないように、削除人に削除依頼しないようにお願い致します。
何度も言いますがコンパイル時代の魔導ぷよは元祖非統一設定=元祖パラレルワールドなのでボカロパロやそのパクリではないし、織田魔導の真・魔導設定も元祖ループものなのでひぐらしパロやそのパクリではないし、ひぐらし風ってことも一切ありません。
ファン層によっては設定とCPに対する認識がバラバラなせいか、ループものなのにピクシブ百科事典でも真・魔導(外伝含む)はループもののリンクに入っていない始末。
理由は以上ですが、それでもシェウィ小説と言うだけの理由で削除人に削除依頼すると言うのであれば、こちらの方こそシェアルを始めとするCP小説はもちろん、魔導ぷよに限らずボカロシリーズを始めとする非統一設定=パラレルワールド作品とそのCP小説に対して同じく削除人に削除依頼致します。
魔導シリーズの前身であるラルバシリーズ、コンパイル倒産後の現在のセガぷよ(セガ)、ポチにゃ(アイキ)、コンステ魔導(D4E)、聖魔導(コンハ)の小説に対しても同様に削除人に削除依頼致しますので(セガぷよ、コンステ魔導、聖魔導はコンパイル時代の魔導ぷよのように非統一設定=パラレルワールドな作品ではありませんが)。

それでは、シェウィやその他CPについて色々はこれで以上です。
これにて「用語辞典」+「魔導ぷよにつて」+「シェウィやその他CPについて色々」が完成しましたので、次回からシェウィ小説本編の書き込みに入ります。

80:SW:2019/11/30(土) 23:40 ID:Ko6

シェウィ小説本編
今回はAWSで、ウィッチ視点です。
アルル→シェゾ×ウィッチとなります。


「囚われのお姫様(プロローグ)」

ここはシェゾの迷宮―
かつてシェゾがアルルさんを拉致監禁した場所ですわ。
始めてアルルさんと出会った時、シェゾはアルルさんの魔力をじっくりと吸収する為に、この迷宮の地下牢に閉じ込めたことがあった。
あの時は魔力吸収に失敗し、未遂に終わったのですけれど・・・。
その後も、アルルさんの魔力を狙い続けるも肝心のあと一歩で失敗し、幾度となく敗れ続けたシェゾ。
シェゾの助手である私も彼の野望を成就させるべく、全力でサポートし続けた。

私がシェゾの助手となったきっかけは、あのダークマター事件が全ての始まりでしたわ。
あの時はおばあちゃんを助けてもらう条件として彼に私の魔力を全て差し出すと言う約束をした。
けれどもシェゾは1度私に魔力を返し、もっと力を上げろと言い、あの約束は一時保留となりましたの。
私の魔力がシェゾの求める高魔力に高まるその日までの間は・・・。

魔力の方は以前とは比べものにならない程に上がってはいるけれども、現時点ではまだ一人前の魔女としては認められないとおばあちゃんが言っていた。
高魔力なら誰でも一人前の魔女として認められる程、世の中はそんなに甘くはないし、高魔力だけが取り柄の魔女なんてただの魔力馬鹿と同じ。
一人前の魔女として認められるには魔力だけではなく、様々な課題と難題をクリアして成長していかなければならないと言うもの。
まだ一人前ではないけれども、魔力の方はシェゾの望むレベルにまで到達しましたわ。
これでようやく約束の時が来たと、その時はそう思っていましたの・・・。

ところが、シェゾは気が変わったらしく
『今日から俺の助手として俺の手足となり、俺の元で俺の為に働いてもらうからな。』
とニカッとした笑みを見せ、からかったような口調で言い出してきましたの。
私の魔力が低魔力だろうが高魔力だろうが吸収しないと言い、シェゾは私の魔力を吸収するよりも自分の手足として利用した方が利益になると考えたからだった。
シェゾの真意はわかりませんけど、とにかく私はシェゾがいいと言うその日までは彼の元を離れることは出来なかった。
もちろん、私の利用価値がなくなるその日までの間は、彼の許可がなければ死ぬことすら許されなかった。

約束をしてしまった以上、とにかく私は彼の言う通りに彼の指示に従いましたわ。
アルルさんの魔力を吸収すると言えば2人がかりで奇襲を掛け、魔法薬等の実験や研究をすると言えば私の持つ薬物の知恵と知識を最大限に生かし、休息の日も一緒に出掛けるぞと言えば付き添いで同行した。
基本的には束縛されてはいないし、シェゾの元に居ると言っても普通の生活を送っている。
魔女としての修行と店の営業を両立させながらシェゾの助手を務めていたワケであって、手足となってバリバリ働いてもらうと言われましたけれども、人使いが荒いワケでもなかった。

最初の頃は本気でウザいと思っていましたし、1日でも早くシェゾから解放されたいと、その時はそう思っておりましたの。
シェゾと日々を過ごしていく上で知ったことと言えば、シェゾは決して正義ではないけれども、かと言って悪でもないと言うこと。
目的の為なら手段を問わず、時には汚い手を使うこともあるけれども、敵やターゲットではない者に対しては危害を加えたりしないし、基本的にはごく普通の人だった。
シェゾはワケありで闇の魔導を歩み、他人の魔力を奪おうとするのには理由があった。
運命に抗う手段として闇を選んだワケであって、運命に抗う力を得るには自分の力だけでは力不足だと判断したからだった。
確かに世の中は綺麗事だけでは渡っていけないのは私にも理解出来ますし、シェゾはああ見えて頭が良くリアリストだから、それ以外に方法があるのならわざわざそんなことはしないと思いますの。
日々を過ごしていく過程でシェゾは私のことをからかわなくなり、付かず離れずの関係になった。


第1話へ続く

81:SW:2019/12/27(金) 23:16 ID:PJE

シェウィ小説本編
今回はAWSでウィッチ視点です。
アルル→シェゾ×ウィッチとなります。


「囚われのお姫様(第1話)」

付かず離れずの関係になっていく内にシェゾは私のことを気に入ったと言い、他人には決して見せることのない笑顔を見せるようになり、自分のことも徐々に打ち明けてくれるようになりましたわ。
シェゾは自分が認めた相手でなければ自分を見せることはないし、私のことは彼の中では助手から喧嘩友達兼相棒になったんだと、その時は本気でそう思っていましたの。
私自身も決してシェゾのことが嫌いなワケではありませんし、今の私だったらこのまま友達同士でもいいと思っている。

そして、シェゾの野望が現実のものとなる日がついにやってきましたわ。
ハルマゲ戦の約束を理由にシェゾはようやく念願のアルルさんの魔力吸収の野望を成就させた。
引き続きシェゾはサタン様やルシファー様、さらにはデウスさんの魔力も吸収して彼自身の野望は完全に達成出来ましたわ。
どうやってサタン様達の魔力を吸収出来たのかは色々とワケありで詳細は明かせないとおっしゃっていましたけれども、とにかくシェゾは目標をクリアしたことになる。
運命もシェゾの邪魔をする存在も全てをブチ壊し、シェゾ自身が望んだ夢と人生を手に入れたハズなのに、最近のシェゾは不機嫌だった。
いつからシェゾが不機嫌になったのか理由は知りませんけれども、最近のシェゾは顔は笑っていても口調はムスッとしていた。
私が最近機嫌が悪いのはどうしてと聞いてもシェゾは相変わらず別にとしか言わないし、もしかしたら色々とストレスでも溜まっているとか、あるいは女性の前では話せない男性の悩みかもしれないと。

今、私達が居るのはこの迷宮の中のリビングダイニング。
私達はいつものように食事をしていた。
1つのテーブルの左右に椅子が2つ、椅子に座って食卓を囲みながらの会話。

シェゾ「お前、最近男達と出掛けてるよな?」
ウィッチ「出掛けてると言っても取引とか色々と。」

相変わらずシェゾは顔では笑っているけれども、口調の方はムスッとしていた。

ウィッチ「この前、武器防具屋の元締めの方の店に出向いて、ウチの店と契約を結びましたの。」

その人は私の店の常連さんで武器防具屋を経営する主人、あの方の店の商品の中には普通の武器防具だけではなく、魔法・呪い等に耐久性のある商品も扱っている為、製造の工程で私の店の商品である魔法薬を大量に使用している。
いつも、ウチの商品をまとめ買いしてはトラックに積んで帰って行く姿はシェゾも知っている。

ウィッチ「ウチの利益の為ですもの。」
シェゾ「ああ、それは知っている。」

私が何食わぬ顔でそう言うとシェゾはマグカップに口を付け、マグカップの中に入ったココアを啜りながら、ぶっきらぼうに言い、続けて。

シェゾ「あのウィザードと言う男とは一体、どう言う関係なんだ?」

そう聞いてきた。
それは私と彼が同族だからと言う意味ではなく、私と彼がどう言った関係なのかに対する問いだった。


第2話へ続く

82:SW:2019/12/28(土) 23:05 ID:PJE

シェウィ小説本編
今回はAWSでウィッチ視点です。
アルル→シェゾ×ウィッチとなります。


「囚われのお姫様(第2話)」

私達魔法使いの一族は一人前として認められるまでは名前を与えられず、それまでの間は男性は「ウィザード」、女性は「ウィッチ」と称される。

ウィッチ「一応、同族同士の人付き合いですわ。」
シェゾ「本当にそれだけか?」

シェゾはココアが入ったマグカップを一端テーブルの上に置き、今度は真面目な顔で質問してくる。

ウィッチ「今の段階では、まだわかりませんわ。」

私の方こそ少し真面目な顔で答える。

シェゾ「わからない、だと?」

心底不機嫌そうなシェゾを前に私は話を続ける。

ウィッチ「私があの方と仲良くしようと思うのには、私なりの理由がありますの。
あの人が私自身の何かに関係しているのではないかと・・・。」

私が彼のことを知りたいと思い始めた理由は、彼は自分の両親にゆかりのある人物ではないのかと考えたからだった。
自分の両親又は彼の両親が自分の親族と何かがあるのではないかと思い、私は一応そのことをシェゾに打ち明けてみる。

シェゾ「お前の家庭にか・・・。
確かに、ありえない話ではないな。」

一族の掟や事情等を考えるとシェゾは渋々と頷きはじめる。

シェゾ「やましいことは何もないよな?」
ウィッチ「やましいことって、男たらしのサキュバスさんじゃあるまいし?」

もしかして、シェゾはあの噂のことを気にして一応心配してくれているのかしら?
最近、インキュバスFCの女子達が私のことを目の仇にして、あることないこと変な噂を流しているのは承知の上。
私だけではなく、正確にはインキュバスさんのナンパの対象になっている女性全員の妬みの対象となっているのですけれども。
最も私はそんなのぜんぜん気にしてませんし、あの程度のことなど別にどうってことはない。

シェゾは例のインキュバスFCの女子達の噂の件のことを心配してくれているのかなと、その時はそう思ってましたわ。
そう、その時は・・・。


第3話へ続く

83:SW:2020/01/11(土) 23:07 ID:xig

シェウィ小説本編
今回はAWSでウィッチ視点です。
アルル→シェゾ×ウィッチとなります。
オリキャラ登場。


「囚われのお姫様(第3話)」

次の日―
今日は店は休業。
この日、私は薬又は魔法薬の材料を採取する為にとある森に出掛けていた。
ここはその森の湖付近、ここに咲く花や草の中には薬又は魔法薬の原料となるものも幾つかある。
辺り一面に水が広がり、その周囲には草花が生い茂っている。
私は服の袖を捲り上げ、土や泥で手を汚しながら原料となる花や草を集めては、それを袋の中へ分けながら入れていく。

ウィッチ「今日のことろはこれでOKですわね。」

全ての材料を採取し終えた私は湖の水に手をつけて、土と泥で汚れた手を洗う。
手を洗い、濡れた手をハンカチで拭き終えると丁度、聞き覚えのある男性の声が2つ聞こえてくる。

シェゾ「話とは何だ?」
???「実は、僕も貴方の助手になりたいんです。」

私は声が聞こえてくる方向に足を運ぶと、そこに居たのは銀髪で黒ずくめの美男と黒髪で純白の僧侶服を纏った美男の2人。
シェゾともう1人はこっちの世界とは別の異世界の住人であるインキュバス(同姓同名)だった。
ラグナスさんと同じ世界の人間であり、ラグナスさんと同じく時の女神の配下であり、ラグナスさんの仲間の1人。
神官だけれども魔導にも長けており、彼もまた時の女神の命令で現在は私達の世界に滞在中。
こっちのインキュバスさん(同姓同名)は品方向性かつ紳士な男性、上品かつ古代和風な顔立ちの美男。
私は息をのみ、なるべく気配を察知されないように気を付けながら、自分の身長よりも大きな雑草の影に隠れて2人の様子をこっそり見る。

シェゾ「生憎だが、神官はお断りだぜ。」
インキュバス(同姓同名)「貴方がお望みなら時の女神を裏切り、神官を辞めても構いませんが?」

シェゾは闇の魔導師としての威厳を崩さず冷たく言い放っていますけれども、インキュバスさん(同姓同名)は愛想良く振る舞っていますわね。
一体、何を考えていらっしゃるのかしら?

シェゾ「何を企んでいる?」
インキュバス(同姓同名)「実は、先月アルルちゃんと別れました。」

インキュバスさん(同姓同名)が切り出したのはアルルさんとの別れ話、破局の経緯については2人が異母兄妹であることが発覚したから。
父親は私達の世界とあっちの世界の人間との混血で、インキュバスさん(同姓同名)自身は母親が父親のことが好きで生んだ子供だそうだと語った。
インキュバスさん(同姓同名)とアルルさんは現在交際中で晴れて恋人同士になったのも束の間、その頃は互いに異母兄妹であることを知らなかったと真面目な顔で言い出してきた。


第4話へ続く

84:SW:2020/07/11(土) 22:41 ID:AIQ

消えそうでしたので、とりあえずスレ維持の為に。

85:SW:2020/08/08(土) 23:23 ID:926

シェウィ小説本編
今回はAWSでウィッチ視点です。
アルル→シェゾ×ウィッチとなります。
オリキャラ登場。


「囚われのお姫様(第4話)」

インキュバス(同姓同名)「アルルちゃんと別れた後、今度はウィッチちゃんが好きになりました。
ですから彼女と一緒に居ることが出来るのであれば、僕は悪にでも何にでもなる覚悟はあります。」

インキュバス(同姓同名)さんが私のことを?
一瞬、私は何の冗談なのだろうと本気でそう思った。
どちらかと言えばインキュバス(同姓同名)さんは真面目を絵に描いたような人だし、インキュバスさんのような女たらしではない。
だけれども、このタイミングで好きだと言われても何かが引っかかりますわ。
インキュバス(同姓同名)さんのことを信用していないワケではありませんけど、シェゾに吸収されたアルルさん達の魔力を奪い返す為に私を捕虜にしようと考えている可能性もありますし。

シェゾ「お前にウィッチはやらん。」
インキュバス(同姓同名)「やらんと言われましても、ウィッチちゃんが誰を選ぶかはウィッチちゃんの勝手じゃないですか?
大体、貴方はウィッチちゃんの保護者でも何でもないのに、どうのこうの言われたくありません。」

不機嫌そうに言い放つシェゾに対してインキュバス(同姓同名)さんは悪びれた様子はまったくなく、あくまでもさわやかな笑顔でサラリと言う。

インキュバス(同姓同名)「先に言っておきますが、アルルちゃん達は貴方のことはどうにもしないと言っています。
その理由に関してはアルルちゃんの方は約束だから仕方ないし文句は言えない、サタン様達は貴方との攻防戦はゲーム感覚でゲームに負けた敗者のようなものだからとのことです。」

その後のアルルさん達がどうなったのか、インキュバス(同姓同名)さんはシェゾに魔力を吸収された後のアルルさん達についてシェゾに話す。
アルルさん達はその後、デウスさんとシュテルンさんが共同開発したトレーニングマシーンでトレーニングを続けて失った分の魔力を取り戻したですって!?
このまま耳を澄まして話の続きを聞くと、そのトレーニングマシーンは外観こそはどこのスポーツジムにもあるごく普通のトレーニングマシーンと同じで、違うところと言えばそのトレーニングマシーンには特殊な魔力と力が働いていると言うこと。
一瞬、そんなことが可能なのかと半信半疑でしたけれども、確かに考古学者のデウスさん(その正体はサタン様と同じく高位魔族のアスモデ)と格闘機械魔導師のシュテルンさん(同じく高位魔族)ならそう言う発明品の1つや2つ作れたとしてもおかしくはないですわ。
話の流れによれば、その発明品はシェゾに魔力を吸収される以前に開発したもので、それと同時にその気になればいつでもシェゾに仕返し出来ると言うこともわかってきた。

シェゾ「そうか、魔力を取り戻したのか?」
インキュバス(同姓同名)「さっきのアルルちゃんとの別れ話も異母兄弟と言う話も偽りです。
あと、僕がウィッチちゃんに恋をしていると言う話も全て嘘。」

インキュバス(同姓同名)さんの話によればアルルさんとルルーさんはシェゾの助手となり、シェゾに付き合わされている私のことを心配していたらしく、自分が私に好意を寄せてるフリをして私をシェゾから引き離そうと考えていたことをインキュバス(同姓同名)さんはシェゾに打ち明けた。
確かに最初の頃は本気でシェゾをウザいと思っていたし、1日でも早くシェゾから解放されたいとアルルさんとルルーさんの前でボソリと本音を呟いたことがありましたけど。


第5話へ続く

86:匿名さん:2022/05/08(日) 18:53 ID:nfk

続けたまえ


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