暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part6♪

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1:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us あちゃ〜 :2016/07/03(日) 23:28

これは、『暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part5♪』の続きです!

荒し&なりすましダメ!
雑談&SSの感想OK!

一応スレ作成者は私ですが、もしこちらのスレに入りたい場合は『葉月 美桜』の方に聞いてみて下さい!

皆で楽しくやっていきましょう!

958:彩乃:2018/11/02(金) 23:19 ID:4mY

ふむ…高校生になったあと…か…
なるほどーおもしろそ〜だ!

959:彩乃:2018/11/02(金) 23:39 ID:4mY

ちょっと書いてみたよ〜



【IF】です。
もしもの話だよ〜
ちゃんとできてるかはわからないけど!久々です!





僕らは椚ヶ丘中学校の生徒だった。
そこを卒業したのは2週間ほど前のことだ。

1年前の4月からほんの2週間前まで僕らは“殺せんせー”とあの校舎で学んだ。


……暗殺は成功して、世界は救われた。


でも僕らは恩師を失ったんだ。

僕ら以外の人がどう言おうと

殺せんせーは最高の先生だった。

烏間先生にビッチ先生。

3人がいたからこそのE組…


3年E組暗殺教室はその日に終わった“はずだった”












渚はなんとなくあの学び舎に足を運んでいた。
なんでかというと、呼ばれたような気がしたから。
純粋にそれが何かはわからない。でも行かないといけない気がしたから。実際に行くべきだと判断したから。

渚「……あれ、カルマ?」

カルマ「おっ渚じゃん。どうしたの?」

姿を現したのは共にあの時を過ごしたカルマだった。

渚「カルマこそ。ここに来るって珍しくない?」

カルマ「んーなんか、呼ばれた気がするんだよねー。何だかはわからないけど」

渚「!僕も!何かに呼ばれたような気がして」

呼ばれたような気がしたのは渚だけではなかったようだ。校舎に着くまで、そして着いてからも。E組だった皆と出会った。忙しくてなかなか会えないというのに今日は“何かに呼ばれた気がしたから”ということで学び舎に皆集合したのだった。

磯貝「やっぱ皆そうなのか…」

片岡「不思議ね。1人じゃなくて皆にも感じていたなんて」

律『私も感じました。変な雰囲気ではないんですが、何か嫌な予感もします』

皆「うーん…」

?「集まっているようだな」

皆「!」

前原「誰だ!?」

?「俺は殺し屋ジャック」

茅野「なんで殺し屋がここに…」

ジャック「お前らを呼んだのは俺だ。これで理由にはなるだろ?茅野カエデ」

茅野はびっくりしながらも頷いた
皆は警戒心がマックスになる。
そりゃあそうだ。

“なぜここに殺し屋がいる?”

“なぜこの殺し屋は自分たちを呼んだ?”

そして

“なぜ名前を知っているのか”


ジャック「手短に話す。お前ら–––––––」


皆「え…––––––」


皆は唖然とするしかなかったのだった。




続くかな…そして高校生というリクにはまだ応えられてないという!ごめんよー!

960:かたしょう:2018/11/03(土) 13:22 ID:8DU

リク応えてくれてありがとー!
やっぱ上手だなぁ続き気長に待ってる〜♪

961:彩乃:2018/11/04(日) 21:16 ID:4mY

そかな〜?
暗教読んでないせいか、キャラを忘れつつある…
こういうのもあんま書いてなかったからな〜…

962:なな:2018/11/05(月) 21:22 ID:kHA

続き、書きます!
彩乃さん、すごく上手でものすごく見入りました!
続き、待ってます!

みんなは言われるがままに校庭に出た。校庭にはイリーナ先生も烏間先生ももう待機していた。

烏間「みんな呼び出してすまない。新任からの頼みでな。」

烏間先生の重たい口が開く。イリーナ先生は、ここに呼び出された意味をよく知らなかったようだ。

イリーナ「ったく。誰よ!今日はなんか肌寒いのに・・・・。」

とぐちぐち言いながら烏間先生の腕に自分の腕を絡めた。

殺せんせー「まぁ。いちゃつきは後にして。早速呼びましょう。」

と殺せんせーが顔をピンクに染めると烏間先生の凛と引き締まった顔に血管が浮き出る。

烏間「決して、そうゆう行為はしないが?!まぁ呼ぼう。」

烏間先生の声がかかると、背の高い綺麗な女の人が歩いてきた。
イリーナ先生とはまたちがう美貌だ。まとめたお団子が凛としていてどっちかというと
「片岡メグ」こと「イケメグ」に近い気がする。

?「初めまして。桜と言います。」

ぞくっ。透明感のある声に綺麗な笑顔。ここにいる男子は全員この笑顔にやられた気がする。
業「ねぇ渚。」ボソッ・・・・。
業が渚に囁く。渚は業の方を見た。

業「あの先生ってもしかして「ハニートラップ」の暗殺者かな?」

渚「僕もそう思う。」

業の問いかけに渚が答える。だけど、何かおかしい気がした。

渚(もしあの人がハニートラップの先生なら・・・・。イリーナ先生とかぶっちゃう。
わざわざ二人もハニートラップ暗殺者呼ぶかな?)

昼休み
いつものメンバーでお弁当を食べていた。

前原「あの先生の授業。めちゃくちゃわかりやすかったな。」

カエデ「うん。覚えにくい歴史の年表を漫画にしてまとめるなんて。」
と話題は、桜先生で持ちきりだ。

磯貝「何か、暗殺者っぽくないよな」

この一言で、周りが凍りついた。みんなも気付いていたのだろう。分かりやすい授業。
あの爽やかな笑顔。そして桜先生は今日1日で一度も殺せんせーを暗殺していない。
暗殺者なら、絶対に殺したいはずなのに・・・・。
クラス全員がこちらを注目した。

業「そしてどことなく殺せんせーに似てるよね。」

業がみんなに響き渡る音量で言う。

渚「あの先生は、秘密が多すぎる。中身が知れるまであの先生を信用しちゃいけない。」

みんなは、軽く頷いた。
次の日。みんなで考え抜いた作戦を決行する時が来た。あの先生は何者か?
それを暴くための三のE28人のアサシンらしい作戦だ。

次の日、イリーナ先生が今日はある用事だということで今日はいない。
そして、ついに決行の時。

桜「どうしたの?磯貝くんに渚くんに業くん。」

昨日はまだ1時間の授業しかしてないのに・・・。名前を暗記してるのも殺せんせーと似ている。

磯貝「今日は、烏間先生に頼んで2時間体育にしてもらいました。」

渚「僕たちと、勝負しましょう。」

業「歓迎会も兼ねてね。どう?アサシンっぽいでしょ?」

3人は真剣な眼差しで桜先生を見つめる。桜先生は、微笑んだ。

桜「OK。なんだか思ってたより楽しませてくれそう。」

ぞくっ。3人は外へ飛び出した。あのままだったらあの透き通る声に殺されてしまう。
磯貝「威圧・・・っつうかあれはやばいな。」

業「俺惚れそうになったわー。」

渚「えっ?」

業「嘘だよ」

と三人はみんなの元へ走っていた。

963:彩乃:2018/11/08(木) 22:55 ID:4mY

ななの続き楽しみだ〜っ

そして続き書くよー




渚たちは高校生になった。
そして1ヶ月過ぎた頃…



「渚ー」

渚「どうしたの?」

渚は帰る支度をしている時にクラスメートの友達に話しかけられた。

「今日塾なかったよな。遊びに行かね?」

渚「あー…ごめんね。今日用事が入っちゃってて。急いで帰らないと間に合わないんだ」

「そっかー残念」

渚「ごめんね。また誘ってね。じゃあまた明日ー」

「おーよ!」

渚は急いで教室を出た。



渚が向かったところは自宅ではなくて、街の外れにある一軒家。ピッとカードをスキャンして中へと入る。

茅野「あ、渚!」

渚「早いね茅野」

茅野「ま、まあね!」てれっ

茅野の思いは未だに渚には伝わっておらず、渚が微笑みかければ茅野は赤くなってしまう。それでも渚は気づかない。「風邪引いてるの?」と勘違いするのだ。

杉野「おーす!渚!茅野!」

渚「杉野!」

茅野「意外と早かったね!部活は?」

杉野「ふふんっ前もって休むって言っておいたから面倒ごとはさけてきたぜっ」

神崎「杉野くんらしいね」いつのまにか来ていた

杉野「かかっ神崎さん!?そ、そんなことない…いやあるよ!!」あははははっ

茅野「杉野が壊れた…」

奥田「こっこんにちは皆さん」

渚「あ、奥田さん。あれ、カルマはまだ?」

カルマ「ここにいるよー渚」

神崎「これで全員揃ったね」

6人は頷く


なぜ高校が違う彼らが揃っているのかというと……







ザンッッッ!!


「な、なんだ貴様らは…!」



渚「…僕らは殺し屋ジャックに直々にこの世界に誘われた」


カルマ「【暗黒–シュヴァルツ–】と呼ばれる暗殺組織だよ」

964:かたしょう:2018/11/30(金) 17:47 ID:8DU

期末終わったー(^·^)
ふたりとも上手すぎだよ!
のんびり次まってる〜♪

965:彩乃:2018/12/05(水) 18:37 ID:Ggw

しょうくんありがとー!

今テスト中でゆっくり書けない…


ついでに、pixiv始めました〜
暗殺教室は書いてないんだけど、オリジナルをゆっくり書いてるよ〜良かったら見てね〜

ユーザー名は“桜花”です〜

966: 彩響 ◆CQ:2018/12/05(水) 22:58 ID:qvI


おひさー!テストは無事死亡しました(笑)

2人とも上手すぎな。続き待ってまーす

>>695
おぉー✨暇作って調べてみるね。

967:彩乃:2018/12/15(土) 15:17 ID:Ggw

>>966

見つかった?結構同じ名前の人いたから…

968: 彩響 ◆CQ:2018/12/15(土) 16:12 ID:qvI


>>967
 確信は持てんけど、ぽい人は見つけた

969:彩乃:2018/12/15(土) 20:31 ID:Ggw

>>968

んんー…
まだあまり投稿してないからね〜

970: 彩響 ◆CQ:2018/12/17(月) 16:18 ID:qvI


>>969
 そっかー、
 そういえば、めっちゃ忘れてたし忘れられてそうなオリキャラのプロフどうなりました??
 

971:彩乃:2018/12/17(月) 17:43 ID:Ggw

>>970


に”ゃ!!
テストのせいでど忘れしてた!!
うわああんっごめんーー!!!

972: 彩響 ◆CQ:2018/12/17(月) 18:27 ID:qvI


>>971
 やっぱり(笑)全然大丈夫!
 

973:彩乃:2018/12/17(月) 18:44 ID:Ggw

>>972

ううう…ごめんね…

974: 彩響 ◆CQ:2018/12/17(月) 22:05 ID:qvI


>>973
 ううん、受験終わるまではゆっくり小説書く時間無さそうやし、ゆっくりでいいよ
 

975:彩乃:2018/12/17(月) 23:35 ID:Ggw

>>974

あいあいさ〜っ
受験頑張れ〜応援する〜!

976: 彩響 ◆CQ:2018/12/18(火) 18:29 ID:qvI


>>975
 ありがとう!がんばる!!
 

977:なな:2018/12/22(土) 12:41 ID:OBg

お久しぶりです!
みなさん、元気そうで何よりです! 
受験、頑張ってください!!!!応援してます!
息抜きになればと、小説載せます!
頑張れ〜!(フレ〜!フレ〜!)

そしてついに決戦の日。みんなは、唾を飲んだ。
渚の整った女顔に冷や汗が流れ落ちる。
向こう側から桜先生、そして殺せんせーが歩いてきた。

殺せんせー「ヌルフフフ。皆さん準備はいいですか?」

殺せんせーがニマニマと笑う。
桜先生も腰に手を当て、こちらを観察していた。
全員『はい!!!!!!』
全員が声を張り上げた。みんなに緊迫した空気が走る。
これだ。暗殺の時も一緒だ。
この緊迫した空気はムズムズとこそばゆいが落ち着く。
最初に磯貝くんが口を開いた。

磯貝「桜先生と僕らで簡単な鬼ごっこをしてもらいます。ルールは普通の鬼ごっこと一緒。
鬼は桜先生が5名まで決めていいです。そして残りの23人を30分以内に捕まえることができたのなら桜先生の勝ちです。」

磯貝くんと業くんがいつものように指揮を執ってくれる手はずだ。
あとは、このクラスの実力者「磯貝悠馬」「岡野ひなた」「片岡メグ」「前原ゆうと」を始め体をある程度、体を動かせる人を最小限選んでくれなければ・・・・。

桜「わかった。じゃあ鬼は・・・・。」

桜先生はクスッと笑って言った。

桜「私だけでいいわ。」

(えっ?)

みんな驚きの色を隠せない。
烏間先生みたく、常人とは言い難い先生ならともかく・・・・。
暗殺者でも、部類が「ハニートラップ」のような先生が最新の訓練を施された僕らに勝てるのだろうか。

「あと・・・・。」

桜先生が口を開く。
みんな驚きを隠せられないまま先生をじっと見つめる。

桜「私が負けたのなら、この教室を出て行きます。しかし私が勝ったのなら、私を教師として認めてください。」

みんなはますます目を点にした。
負けたら出て行くと?そこまでしろとは言ってない。
しかしこうなった以上、引き返せない。

業「じゃあ早速始めていい?」

カルマが見下すように言う。
桜先生はニコッと微笑んで「えぇ」とつぶやいた。

律「では私はタイムを数えます!皆さん頑張ってください!」

みんなが位置に着く。

殺せんせー「では、検討を祈ります。スタート!」

殺せんせーがピーと笛を吹く。
みんな一斉に駆け出した。
森にみんなが散ってゆく。先生は開始2分後に出発し、捕まえていく。
森全体を使う鬼ごっこなら慣れてるし、何より毎日使うこの森はみんなの庭でしかない。
スマホがブブブ・・・と振動する。スマホをスワイプすると律がにっこりと笑って口を開いた。

律「2分経ちました。桜先生始動です!」

森に緊張感が走る。さっきから物音が全くしない。まるで誰も居ないようだ。
渚と業が妙な不安を感じ取った。

978:あああ:2018/12/23(日) 17:47 ID:9xY

めっちゃ面白い
早く続きかいてほしいーーーーーーーーー

979:あああ:2018/12/23(日) 17:48 ID:9xY

え?????

980:あああ:2018/12/23(日) 17:48 ID:9xY

えーーーーーーー

981:あああ:2018/12/23(日) 17:48 ID:9xY

ああー
テスト完了??

982:あああ:2018/12/23(日) 17:49 ID:9xY

おもろい

983:なな:2018/12/24(月) 22:04 ID:OBg

感想、ありがとうございます!
続き書きたいと思います!
みなさん勉強頑張って!!!

千葉「大丈夫なのか?あの先生」

速水「確かにすごい先生っぽいけど・・・・。」

不破「やめる宣言するとは・・・・。」

三村「烏間先生じゃあるまいし・・・・。」

この四人は裏山の奥の方に逃げ込んだ。奥には何個も穴がありそこに入る予定だった。が・・・。桜「あら。烏間じゃなくても捕まえられるわよ?」
後ろから可憐な声が聞こえた。ほんのりハーブの匂いがする。

桜「千葉くん、速水さん、不破さん、三村くん。捕まーえたっ!」

桜の笑みを見ると、四人は一瞬にして悟った。

「もしかしたら、烏間先生より強いかも・・・・。」と。

その後も、みんなはサクサクと捕まえられ経ったの5分でほぼ半分が捕まえられた。

前原「やべーな」

前原がポツリと呟く。
今捕まってないのは、片岡メグ、前原ゆうと、磯貝悠馬、岡野ひなた、潮田渚、赤羽業、寺坂竜馬、堀部糸成、村松拓哉、吉田大成、木村正義、中村莉桜だ。

中村「まぁー。大丈夫っしょ!ここまでは想定内!あとは全員体動かせるし!」

中村莉桜が、舐めきった様子で話す。
それもそのはず。寺坂、吉田、村松、三馬鹿とも言えるガタイのいい3人を盾にしているからだ。

寺坂「っておい!!!中村!俺を盾にするなよ!!」

寺坂が、やっと事の大切さをわかったのかツッコミを入れる。

中村「いいじゃないか〜!たとえ最後に3人がやられても、私たちは生き残れる!」

吉田「俺らが囮ってわけかよ・・・・。」

と言いつつも、だいぶみんなの緊張感は溶けていた。
なぜというのは、渚、業、磯貝、前原・・・・。
その他、このメンバーだけの鬼ごっこなら烏間でもなかなか捕まえきれない。
ほっと一息ついたその時!

桜「中村さん、寺坂くん、吉田くん、村松くんアウト!」

4人は一斉に振り返った。前も、後ろも、横だって。
全てを監視していたにもかかわらず、四人の後ろに優しい笑みを浮かべた先生を見て、背筋に寒気が走った。

桜「油断対敵よ?」

桜は歩いて森に紛れて行った。

片岡メグ、磯貝悠馬、前原ゆうと、岡野ひなたは森の木の陰にそっと身を潜めた。

メグ「大丈夫。ここは烏間先生にも知られてないから。」

メグが少し震えてるひなたの方に、手を添える。

「だって、みんなからのメールだと瞬殺だった。って・・・・。」

ひなたが珍しく動揺するのもわかる。
だってこれほどの訓練を施された中学生相手に、瞬殺できるのは「烏間先生レベル」か「それ以上」だ。
考えたくなかったが、あの先生は「殺せんせーレベル」だと考えるとみんなの勝率は「ない」
四人は下を向いた。すると

「まぁ。頑張ろうよ!」

と明るい声が聞こえた。
磯貝「うん。そうだな!」
みんなが振り返ると、そこには桜先生が座っていた。

(なんでいるノーーーーーーー?!!!!)

心のツッコミが先でみんなは完全に包囲された。

前原「まぁ。もう終わりだな」

前原が冷や汗をかきながら両手を挙げる。

磯貝「勝ち目はない、か。」

四人が両手を挙げると桜先生は四人脱落の合図を送った。

984:彩乃:2018/12/25(火) 01:01 ID:Ggw

ななさんやばしゃー
続ききになる終わり方してるから、「うあーー!!」ってなる!(語彙力)
少しだけ続き書くー!



>>963



暗殺教室を卒業した僕たちがこうしてまた集まっている理由…それは


カルマ「【暗黒–シュヴァルツ–】と呼ばれる暗殺組織だよ」

さぁ答えたよ。
でも答える意味ないよね?
だってどうせ君達も…僕らがやるんだから



ザンッッ



僕は剣に付いた血をはらい、それを仕舞う。

カルマ「…ねーぇ渚?」

ナイフを振り回しながらカルマは僕に聞いてきた。ナイフを振り回すのはあの頃のようで…懐かしく思う。

渚「?なに?カルマ」

カルマ「俺ら、こんなところあのタコに見られたらどう言われんだろうね」

渚「……そうだね」

カルマ「一応さ、ジャックの提案にはのったよ?でも裏がないわけじゃない気がするし…」

僕とカルマは“あの時”を思い出す。




あの時


僕らが殺し屋ジャックにスカウトされた時だ。
理由は簡単。あの超生物を殺したから。
でも僕らは最初は断った。しかしジャックは…

ジャック『1年で積み上げた“キセキ”が勿体無いだろ。安心しろ。“いつも通り”の日常は保証する』

僕らはジャックのいう“キセキ”がわからなかった。

ジャック『いいか?お前ら。世の中にはな豪族が存在するんだよ。それも凶悪な。金遣いの荒いやつや強引なやつとかな。俺はそれが嫌いなんだよ。それを無くす手伝いをしてくれ』




渚「【暗黒–シュヴァルツ–】として…」

カルマ「あの目に嘘はなかった。でも俺らが“それ”をすることである利益は全くない。あるとしても日常。豪族たちを暗殺しても変わることは…」

渚「まあ今までその豪族に脅されていた人は助かるだろうけど…」

カルマ「全員にそういうのをやってるわけじゃないし…」

2人「!!」

気づいた時には遅かった。僕とカルマはジャックに背後から床に倒され、ナイフをつけられた。2人同時に。

ジャック「俺に不満があんのか?」

カルマ「っ…いつから…!」

ジャック「さあな」

ガチャ…と扉が開き

茅野「2人とも終わった……って渚!?カルマくん!?」

杉野「!!おい!何してんだよ!」

奥田「2人を放してください!」

神崎「殺さない約束でしたよね」

ジャック「わかってんよ」

そう言ってジャックは僕らから離れる。

ジャック「あ、そうそう。2人が考えてること、すぐにわかるぜ」

2人「!?」

そう言ってジャックは消えた。

杉野「?渚とカルマ、何考えてんだ?」

カルマ「ん〜?内緒」

一体…何が目的なんだろうか。
なんで僕らにお願いしたのだろうか…
謎は増えるばかりのようだった。

985:なな:2018/12/26(水) 20:35 ID:OBg

書きま〜す!

糸成「よし。完璧だ。」

糸なはカチャカチャと物音を立てながら何かを作っていた。

正義「ってか大丈夫なのかよ?これ。」

指をさした先には「糸成番外編」と書かれたラジコンが。

糸成「寺坂がやられたのは想定内だが、磯貝が負けるのは想定外だ。」

糸成のいつも毒舌には変わりないが、そこには焦りの声色を伺えた。

正義「・・・・糸成」

正義も「糸成番外編」を見つめた。
正直これで勝てるとは思えない。
しかし・・・・、ちょっとでも時間稼ぎになればなって。
二人は何かを感じ取り、ばっと上を見た。しかし何もない。

正義「なんだよビビらせんなよ・・・・。」

正義が、ほっと一息をついた瞬間。
どんと背中に衝撃が走った。

桜「つーかまえたっ!」
桜をパッと見ると「糸成番外編」が綺麗にリメイクされている。

「それかっこいいね!今度私に作ってよ!」

さくら先生は満面の笑みを浮かべていた。

「あ〜。やばいね、これ。」

業が笑みを浮かべていても、冷や汗をかいているところから、相当な焦りの色がうかがえる。
渚は、身を引き締めた。
二人はある作戦を実行しようと考えていた。
捕まったみんなは唾を飲み、見守る。

殺せんせー「ヌルフフフフ。面白い先生が入ってきてくれましたねぇ〜。さて生徒たちはどうするか。」

986:なな:2019/01/03(木) 11:01 ID:oqM

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!

987:なな:2019/01/09(水) 22:00 ID:oqM

書きまーす!

森の木が、さわさわと揺れ焦りを増量させる。

業「せんせー。もう鬼ごっこなんてやめてさー。戦わない?正々堂々と。」

業が森に向かって叫ぶ。
やまびこが広がり鳥が勢い良く飛び立った。

桜「いいよ。」

森から出てきたのは、桜先生本人だった。

業(余裕ってわけね・・・・。)

渚と業がザッと後すざりする。
しかし、その空気が通じてないのか桜先生からは焦りの色がうかがえない。

桜「さぁ、どうする?」

桜先生の澄んだ声が広がる。
渚は構えをやめ、桜先生にザッザッと近づいていった。
何も考えていないように。
スゥと通学路を歩くように。
桜先生は、まだわからないのかそれともすべてわかっているのか。
ニコニコと笑い、まだ構えをしようとしない。
パンッ!!!!
桜先生に、思いっきりの音をぶつける。
いくら空きのない桜先生でも波長はある。
その数ミリを見分けて、渚は打ったのだ。
しかし、少し後ろに下がっただけで未だ笑みを浮かべている。
しかし、途端に後ろに振り向いた。
そこには業がいたからだ。

「アチャ〜。気付かれちゃったか・・・。」

しかし、業は思い切りナイフを振り上げる。
それを桜先生は華麗に避けると、少し後ろに下がっている。
背を向け、通常の姿勢が取れていない桜先生。

渚(今がチャンス!)

渚は隠し持っていたナイフを振り上げ桜先生に降りかかろうとしたその時・・・・。

「はい終わり!」

桜先生の声が響き、背を向けていた桜先生がいつの間にか渚の隣に立っている。
すると、業と渚はくるくるとリボンで巻かれ二人でしゃがみこんでいた。
そして桜先生は『対殺せんせー』のナイフで丁寧に二人の腕を切り込んだ。

殺せんせー「桜先生の勝ちですねぇ〜。ってことで、条件を皆さんは飲まなければなりません。」

殺せんせーの声にみんなは頷く。
さくら先生はあんなに動き回ったのに、汗ひとつかかずよほど余裕だったのだなということが頭に浮かんできた。

桜「ってことで、改めてこれからよろしくね。みんな!」


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