【少年陰陽師】少年陰陽師好き集まれっ!〜季節の物語〜

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1:貴璃:2016/07/08(金) 23:46

こんにちは、貴璃と申します!
(題名長いのは気にしないでください)

ここは少年陰陽師の小説を書いたり、少年陰陽師の雑談をしたり、勝手に語ったりする場所です!

ふらっとやってきてふらっと去っても全く問題はありません!

とりあえず、来た方は名前と年齢と好きなキャラとタメOKかを言っていただけるとありがたいです。


題の通り、その季節に合った短編を自由に誰でも書けるところですよ☆

ではでは、気が向いたらどうぞお越しくださいませ!

401:咲夜◆.M:2016/10/13(木) 20:29 ID:3b2

またやってしまったあぁぁああ〜っ!

……400、おめでとうございますっ!
毎度毎度ごめんよ……

次は貴璃だからねっ!もう決めたもんっ!
今度こそちゃんとやるんだっ!涙

402:貴璃◆5s:2016/10/13(木) 20:36 ID:EWM

可愛いよぉ、咲夜ぁ〜!

「ねっ!」とか「もんっ!」とかっ!!
可愛すぎるよっ!!

403:咲夜◆.M:2016/10/13(木) 20:49 ID:3b2

いやいや、きっと猫を被ってるんだよ……

騙されちゃ駄目だよ!本当は全然可愛くないんだからっ!
同じ失敗しちゃってやけくそになってるだけだから!多分!

404:貴璃◆5s:2016/10/13(木) 20:54 ID:EWM

いや、いいんだよ咲夜は…そんなところが可愛くて大好きだから…!!

405:咲夜◆.M:2016/10/13(木) 22:38 ID:3b2

可愛いとか普段言われないから照れる…!

そんな優しくてお姉さんな貴璃が、
私も大好きだけどねっ♪

406:貴璃◆5s:2016/10/14(金) 06:15 ID:EWM

お、お姉さんっ………!?
そんなことは普段言われたことないっ!から、照れる…。
チビだったし………お姉さんって感じの子じゃないし…。

407:咲夜◆.M:2016/10/14(金) 16:54 ID:3b2

そうかな…?絶対にお姉さんぽいと思うんだけど……

『姐さん』じゃなくて、『お姉さん』。
『姉』でもなくて、『お姉さん』。
うん。なんかこう……(熱弁・以下省略)

小さかったの??
でも、女の子って小さい方が可愛いから…!

408:貴璃◆5s:2016/10/14(金) 16:55 ID:EWM

いやでも中学入学した時点で多分学年で一番ちっちゃかったと思う…。

身長138.8センチ………

409:貴璃◆5s:2016/10/14(金) 18:25 ID:EWM

ちびすぎるよぅ………!!

ま、まぁっ、今は156センチあるけどねっ!
(ほんとはこの前の身体測定で3ミリ縮んだ155.6)

410:咲夜◆.M:2016/10/14(金) 18:36 ID:3b2

そうだったんだ〜!

私は、中学校入ってから3センチしか伸びてない……けど、162センチ、です!
あと3センチ、勾陣に及ばず……

くそう、いつか超えてやるー!

411:貴璃◆5s:2016/10/14(金) 21:05 ID:EWM

………咲夜、ここで問題です。

私の言葉に矛盾があります。というか変なところがあります。
どこでしょう!

412:咲夜◆.M:2016/10/14(金) 23:13 ID:3b2


今は156センチあるけど
(ほんとはこの前の身体測定で3ミリ縮んだ155.6)

…のところ………?

413:貴璃◆5s:2016/10/15(土) 06:47 ID:EWM

そう!
ちょっと見栄張ってるから(ーー;)

だって4月に測ったら155.9センチあったんだよっ!?
156センチって言いたいもん!!

414:咲夜◆.M:2016/10/15(土) 09:38 ID:3b2

貴璃可愛い……!

分かるよ!
私も、159.9センチだったときは、「160センチあります」って言ってたし!笑

それくらいなら見栄張ってもいいよね!

415:貴璃◆5s:2016/10/15(土) 21:00 ID:EWM

咲夜ぁ…聞いて…いや聞かなくてもいいけど………聞いてほしい…まだ咲夜に言おう!としか決めてなかった…。
………前置きが長いね………。



端的に言うと、今朝、私が呑気に学校でテストの前の準備勉強してる時に、今までで最も身近な親戚が亡くなったの…。

優しくて大好きだったんだけど………。

悲しくて泣いた…。うん、最初は呆然として、いつも通りだったんだけど、お通夜とかの話が出て、急に現実味が湧いて泣いたの………。

咲夜に言ったら聞いてくれるかなーって勝手に思ってしまったのです………。




いや、こんな鬱な話を急にごめんねっ!!

スルーしてもいいからね、もう落ち着いてるし。
聞いてもらいたかっただけ、という私の我が儘なので…。

………私は元気だけどね、今は!

うぅ、結局、グダグダでごめん!!

ほんとごめん…。

416:咲夜◆.M:2016/10/15(土) 23:19 ID:3b2

塾に行ってたので、返事が遅れました。
ごめんね。

そっか、そんなことが……

大切な人だと思うから、泣いてすっきり、なんてことは出来ないと思うけど…
やっぱりその人からしたら、貴璃には笑ってて欲しいんじゃないかな、って。

全然関係のない私が言っちゃっていいのか分からないけど、大切で大好きな人には、笑ってて欲しいと思うから……

元気で笑顔なのが一番です!


他人の私が偉そうに口を出しちゃってごめんね。
それと、そんな大事なことを私に話してくれて、ありがとう!

417:貴璃◆5s:2016/10/16(日) 06:01 ID:EWM

ありがとう、咲夜!

やっぱり咲夜に話すのが一番落ち着くね…。

そういう風に言ってもらえてだいぶ気持ちが楽になったもん

418:貴璃◆5s:2016/10/16(日) 09:33 ID:EWM

>>416 お詫び、お礼と言ってはお粗末なものですが
イラスト(壁紙のつもり)がひとつ完成したので。

https://ha10.net/up/data/img/13794.png

419:咲夜◆.M:2016/10/16(日) 10:42 ID:3b2

>>417
ほんとっ!?なら、よかった…!

>>418
相変わらず麗しい絵……
昌浩の表情が好きです。
色も綺麗…!

420:貴璃◆5s:2016/10/16(日) 11:03 ID:EWM

>>419 ありがとう〜!髪がなかなかうまくいかなくて悩んだ…。

421:貴璃◆5s:2016/10/16(日) 21:15 ID:EWM

今は天一の壁紙?みたいのを色塗りしてるとこだよ〜

422:咲夜◆.M:2016/10/16(日) 21:37 ID:3b2

天一かあ〜!

あの、麗しくて美しくて艶やかで繊細な髪!
たおやかな肢体!
澄んだ瞳に淡い微笑っ!

何をとっても綺麗だよね〜!いいなあ…

色鉛筆であれを表現するのは難しい…!汗
だから、今の私の元にいる天一は、全てシャーペン止まり……涙

423:貴璃◆5s:2016/10/16(日) 21:59 ID:EWM

いいんだよ…!
咲夜の絵は麗しいから………!!

あと私に期待してるものは私はできない…。
駄目だよ、私に高い期待をかけちゃ!

424:咲夜◆.M:2016/10/17(月) 01:02 ID:3b2

へ?

あ、ごめん!
そんなつもりはなかったんだけど、負担かかっちゃったよね……

貴璃は貴璃の描きたいように描いて下さい!
咲夜は、良い姿勢で待っております!(敬礼)

425:貴璃◆5s:2016/10/17(月) 05:46 ID:EWM

負担ではないよ!だいじょぶ!

………貴璃も良い姿勢で咲夜の絵と小説を待ってます!( ̄^ ̄)ゞ

426:咲夜◆.M:2016/10/17(月) 20:10 ID:3b2

了解っ!
ってことで、ちょっと季節入ってる…?程度になってしまった小説を投下!







まだ薄暗い部屋の中、一つの影がむくりと起き上がる。

「………」

寒い。
ここ最近は、朝が冷え込むようになった。

温もりを求めた白く小さな影は、隣でまるまっている少年の懐に潜り込む。

「………」

そのまま、寝た。


ーーーーーーーーーーー

「昌浩、起きて。もう朝よ」

声がする。
自分を起こそうとしているが、まだ眠い。

それに、寒いのだ。茵や大袿に残っている温もりから、離れたくない。というか、抜け出せない。

「…んぁ、彰子か。おはよう」

微睡んでいたら、別の声がして、何かがもそもそ動いた。
途端、懐がすっと冷たくなる。

寒い。冷たい。

「……んう〜!」
「ほら、昌浩。寒いでしょう?早く起きて、何か着た方がいいわ」

同時に、ふわりと肩に触れた温もり。

あ。あったかい。

本能に任せ、その温もりを掴んで引き寄せ、抱き締めた。

ーーーーーーーーーーー

「…きゃあっ!?」
「んん〜?どしたの、彰子……て、うわあっ!」

小さな悲鳴が聞こえたから、眠いのを堪えて頑張って目を開けた。

目の前にあるのは、真っ赤な彰子の慌てた顔。

自分の腕は彰子の背中へと回って、しっかりと抱き締めている。

な、なんで。

状況を理解した昌浩は、見事に音を立てて固まった。

ーーーーーーーーーーー

「なんだ。騒がしいな」
「……昌浩、か?」
「いや、彰子姫の声も聞こえる」
「騰蛇も何か叫んでいるようです」

勾陣をはじめ、六合、朱雀、天一が騒ぎに気付いた。

朝っぱらから何があったのだ。

皆訝しげに昌浩の部屋がある方角を見つめていたが、勾陣がふと口端を吊り上げた。

「なかなか面白そうじゃないか。見てくるとしよう」

颯爽と歩いていく勾陣の背中を追い、他の神将達も無言で立ち上がる。

思っていることは皆同じだ。



『 面白そう 』





安倍の邸で新たな悲鳴が上がるまで、もう少し。


〈了〉

やあやあ昌浩くん、とてつもないことをやらかしてしまったねっ!にやにや

寒いし人肌恋しいし!こんな事件があってもいいと思うんだ、私は!

後で昌浩がからかわれるところを想像(妄想)して、むふふと不気味に笑い続ける咲夜でしたっ!笑

427:貴璃◆5s:2016/10/17(月) 21:02 ID:EWM

後日

「彰子、ほんとごめん………!!これ、お詫びに」
そう言って取り出したのは紅葉の髪飾りとトンボ玉。
紅葉はともかくトンボ玉は昌浩なりに彰子に合うものを選んでいた。
「まぁ…綺麗。ありがとう、昌浩」
にっこりと微笑む彰子。
その笑顔に悩殺され、真っ赤になった昌浩はこの後また皆にからかわれるのだった。




ごめん、勝手に続き(私の妄想)を書いちゃった!!

咲夜…こんな………こんな………素敵な話をありがとうっ!!

428:咲夜◆.M:2016/10/17(月) 21:52 ID:3b2

いや、貴璃こそ!

素敵過ぎる後日談をありがとう!

私のなんてただの妄想にしかならなかったからさ〜……
やっぱり貴璃はセンスがあるよね〜!
トンボ玉、私好きだよ!

429:貴璃◆5s:2016/10/17(月) 22:01 ID:EWM

私も好き〜!

私のスマホについてるよ、トンボ玉。

430:咲夜◆.M:2016/10/17(月) 23:42 ID:3b2

そうなんだ〜!

トンボ玉は作ったことがある、らしいんだけど、小さい頃だったのか覚えてないの…

お母さんに手伝ってもらったみたいだから、多分まだ小さかったと思うんだけどね〜

今は大切に保管されている、トンボ玉くん。

431:貴璃◆5s:2016/10/18(火) 06:12 ID:uDw

いいねぇ!

私も作ってみたい(^^)

432:貴璃◆5s:2016/10/20(木) 07:30 ID:jTU



昌浩「栗ご飯食べたい!」
彰子「ごめんなさい、唐突すぎて栗はないの」
昌浩「大丈夫、もっくんが採ってきてくれるから!」
彰子「ふふふ、ありがとう、もっくん!その栗で美味しく料理してあげるからね…♪」
物の怪「いやいや、採ってこねーし!ていうか、彰子は何故そんなに怪しげに!?」
彰子「あら、ごめんなさい。わざとじゃないのよ?ええ、わざとじゃ…」
昌浩「栗ご飯食べたい」
物の怪「お前ら一回黙っとれ!!」

433:貴璃◆5s:2016/10/20(木) 16:40 ID:jTU

朝のテンション謎すぎる…。

私は何をしたかったの………!?

434:咲夜◆.M:2016/10/23(日) 10:49 ID:3b2

なんか面白い…!w

朝はね〜…
私も、朝に書き込んだりしたものは大抵覚えてないよ〜
夕方とかに、学校から帰ってきて確認すると、「え、なにこれっ!?」ってなる…

しかも私の場合は誤字脱字が非常に多い…

435:貴璃◆5s:2016/10/23(日) 12:47 ID:kts

でも咲夜のは面白いもん!
私のは意味不だもん!

436:咲夜◆.M:2016/10/23(日) 16:11 ID:3b2

もん!とか可愛い……

貴璃のだって面白いよ?
彰子がやけに怪しいとか、昌浩は本当に栗ご飯が食べたいんだとか。

もちろん、もっくんもね♪

437:貴璃◆5s:2016/10/23(日) 17:44 ID:kts

もっくんには少々不憫な位置にいて欲しかったのかな…。

彰子は………朝のテンションだよ………

438:貴璃◆5s:2016/10/25(火) 22:22 ID:DN.

猫に噛まれた…痛い…。

血管千切れるかと思った(笑)

439:咲夜◆.M:2016/10/26(水) 01:39 ID:lZI

なんだとぉ…っ!?

貴璃、大丈夫っ!?血は止まった??
気をつけなきゃ駄目だよ!
猫に噛まれた傷はなかなか治らないから…
(遠い目)

440:貴璃◆5s:2016/10/26(水) 01:45 ID:DN.

まぁ、うちの飼い猫だから…平気だよ!

ただあの猫、私が引っ叩くと更に噛み付いてくるの!
他の人相手だと止めるのに!
私の事舐めてんのかー!うがーっ!ってなる…。


………そして明日は双星の陰陽師のアニメの日っ!
必ず見なくては…先週お通夜で見れなかったし……!

441:貴璃◆5s:2016/10/26(水) 02:11 ID:DN.

あ、今日じゃん…間違えた

442:咲夜◆.M:2016/10/28(金) 00:18 ID:lZI

はは、猫ちゃん可愛い……!///

可愛いのは好きなんだけど、私猫アレルギーだから一緒にいるとくしゃみが止まらなくなっちゃうんだ……

私は塾あって見れなかったけど、録画してあるから大丈夫さっ!
土曜日に、溜まった分をたーっぷり見るんだもんねー!←勉強しろ

443:貴璃◆5s:2016/10/29(土) 06:28 ID:DN.

今週はちょっと驚いたよ………!!
さえ、さえがぁぁぁぁああ!

444:咲夜◆.M:2016/10/29(土) 11:01 ID:lZI

さえぇぇえええ……!!←同調

とか言いつつ、きっちり444をゲットさ!
(きらーん!)

445:貴璃◆5s:2016/10/29(土) 14:59 ID:DN.

さぁぁぁあえぇぇぇぇえええ!

小枝、だったんだね………!?

咲夜おめ!
500はどっちだっけ?

446:咲夜◆.M:2016/10/29(土) 17:26 ID:lZI

んとねー。
400は私がとったから、次は貴璃…かな?

『小枝』。
私だとあの美味しい某チョコレート菓子しか出てこない……

447:貴璃◆5s:2016/10/29(土) 19:10 ID:DN.

ダメ!「こえだ」と読んでは、だめ!!

おけい、ありがと、咲夜!
忘れないようにせねば…

448:咲夜◆.M:2016/10/30(日) 19:31 ID:lZI

そうよね、だめよね……
よし!…さーえちゃんっ♪さえちゃーん!
さーえーちゃん!………食べたい……←!?

私も忘れないように頑張るよ!
うっかり………は、もうしないさっ!

449:貴璃◆5s:2016/10/30(日) 21:26 ID:DN.

さえは食べちゃだめぇ〜!!

食べるなら、おはぎマンにして!
彼は食べられるのを苦とはしていないわ!!

450:咲夜◆.M:2016/10/30(日) 23:14 ID:lZI

ごめんよ、おはぎマン……

私、あんこ食べられないんだ…!

ごめん、おはぎマン……そして何より、ごめん、紅緒……!(話めっちゃズレてる…?汗)

451:貴璃◆5s:2016/10/31(月) 22:42 ID:DN.

………よし、少年陰陽師に戻そうww







「trick or treat!」

突然、昌浩が紅蓮に向かって言った。

「…?何だ、どうした昌浩?」

紅蓮は正直意味がわからずに首をかしげ、普通に対応してしまった。
昌浩はそれが気に入らなかったのか、むぅと頬を膨らませながら言う。

「今日はハロウィンだよ、紅蓮!去年も言ったじゃないか!」
「…ああ!例の謎の外つ国の文化だな!」
「言い方古っ!外国でいいじゃん!あと、もう日本でも普通だから!1000年前と同じに考えない!」
「………で、何がして欲しいと?」
「あ、そうだった。えっ…と〜………。こほん。
お、お菓子をくれなきゃイタズラするぞっ☆」

かぁぁぁあ…と、顔を真っ赤にさせながらも、上目遣いに紅蓮を見上げて言った。
恥ずかしいならやらなければいいのに、と紅蓮は思うのだが、可愛いからついつい許してしまうのだ。

「はいはい。じゃあこれから何か買いに行くか。何が食いたい」
「ほんとっ!?やった、紅蓮大好き!じゃあね、パフェ食べたい!!」
「あんまり高いのは駄目だからな」
「わかってるって!」

満面の笑みを浮かべながら、屈託なく紅蓮に抱きつく昌浩。

ああ畜生、可愛すぎるんだよ!

紅蓮は内心そんなことを思いつつも外にはおくびにも出さずに昌浩の頭を撫でてやった。

「行くか」
「うん!」

ああ、たまにはこんな日もいいのかもしれない。

夕焼け色に染まり出した街を、紅蓮と昌浩は歩き出した。






紅蓮が昌浩にデレデレな感じを書いてみたかった。
あんまりデレデレ感を私は感じられない結果になったけど…もっとくっつかせればよかったな………。

452:貴璃◆5s:2016/11/02(水) 19:11 ID:amE

さえぇぇぇぇぇえええええ!!!

失礼、取り乱しました

453:國輝:2016/11/02(水) 23:56 ID:1t6

遅くなってごめん!いや〜少陰も双星もいいよね!

454:貴璃◆5s:2016/11/03(木) 10:04 ID:amE

ね!大好き!

…ところで、私今更だけど気づいたんだよ………ここの小説、ひとつ途中で終わってることに………!

ごめんよ、太陰、昌浩!
なるべく早くかくからね!

455:咲夜◆.M:2016/11/04(金) 23:54 ID:lZI

私もちゃんと書くよ!

(これ毎回言ってるやつ。でも毎回なかなか書かない奴。↑)

やっぱりこの季節だしっ!ネタはあるよっ!
(ほぼギャグだけど。)

456:貴璃◆5s:2016/11/05(土) 06:02 ID:amE

おおっ、楽しみ!

私は木の実採集に行って迷子になったお話が途中で…ごめんっ、太陰、昌浩!
そして何より待ってる彰子ともっくん!!

457:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 09:50 ID:amE

>>248 続きです!!










「………ふぅ、こんなものかしら?」

太陰は、再び木の実でいっぱいになった両手を見つめた。そして、ほんのりと微笑むと顔を上げて辺りを見回した。
帰り道は、なるべくまっすぐ進んできたから分かっている。

「早く戻らなきゃ、昌浩が可哀想ね」

そう呟き、歩き出した。
木が邪魔で飛べないし、両手が木の実で塞がっているので下手に走れない。
それでも早く戻ろうと気持ち急ぎ足で太陰は歩いた。

「ーーーーあ、いた…」

そうしているうちに、漸く昌浩を見つける。
しかし、見ると木の実は殆ど残っていて、昌浩はどうやら数個食べただけのようだった。それに、眠ってしまっている。
思わず呆れて溜息が出た。

「お腹空いたって言ってたじゃない。何してるのよ、昌浩………」

言ってから、はたと気がつく。
わざと、残してくれたのではないかと。

自分が、晴明にあげると言ったから。

昌浩は、そういう優しい子だから。
気を使ってくれたのかもしれない。

「………馬鹿ね…」

言葉とは裏腹に、太陰はひどく優しい瞳で昌浩を見つめ、木の実を他のと一緒に置くと昌浩の頭をくしゃりとひと撫でした。

「付き合わせちゃって…ごめんね…」

明るくなったら帰り道を探さなくては。

太陰は膝を抱えて空を見上げた。
まだ、夜明けまで刻はあるように思える。
何事もないように、と自分と昌浩を守る結界を作り、太陰は気持ちだけでも休もうと、目を閉じた。



ーーーー朝。

「昌浩、起きなさいっ!ほら、朝よ!」
「んん…………。ぅん…おはよ………」
「ほーらー、しゃきっとする!帰り道を探すわよ!」
「あっ!そうだった…。…ぁ、おはよう、太陰」
「ええ、おはよう。じゃあ、木の実を持って」
「わ、いっぱい採ってきたね」
「それはいいから、さっさと行くわよ!東はこっちよね?」
「うん。じゃ、行こうか」

漸く、帰れるかもしれない。
いや、帰らなくては。

二人は昨日よりは明るい気持ちで歩き出した。











久しぶりすぎる………!!

ごめんっ…忘れてて………!!

458:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 09:52 ID:amE

>>460

実験…みたいなものをしてみる…のです。

459:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 09:52 ID:amE

できた…面白い!

460:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 19:16 ID:amE

気づいとるかわからんが、小説書いたぞ!

461:咲夜◆.M:2016/11/06(日) 20:12 ID:lZI

あわわっ!
ごめんよ!こっちに来れてなかった〜!

太陰が昌浩の頭撫でるの想像しちゃって、
にやける私…←

そして、太陰と昌浩のことで頭がいっぱいで、待ってる彰子ともっくんを忘れてしまっていた私…←

462:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 21:27 ID:amE

それはだめっ、咲夜!

でも私もちょろっと忘れてた………なんて、いいい言わないよよよ←

まだコメントしてないところに>>461とかってやると面白い。

463:咲夜◆.M:2016/11/06(日) 22:30 ID:lZI

>>464

……ちょっとした発見、だね!笑

464:貴璃◆5s:2016/11/06(日) 22:35 ID:amE

そう、やってみたかったのです…!!

465:貴璃◆5s:2016/11/09(水) 23:24 ID:amE

>>457 続きです!!















「あっ!太陰、あれ、森の外じゃない!?」

昌浩が、弾んだ声を上げた。
それに対し、太陰も嬉しそうに頷く。

「そうね、もうすぐ帰れるわ!」

二人は嬉しそうに微笑みあった。
何しろ、色々あったのだ。

やれ、飛べないのがつまらないだの、やれ、お腹が空いただの、やれ、動物を愛でていただの。

とにかく色々ありすぎて、もう陽は西に傾いてあの真白い物の怪の瞳と同じ色になっていた。
しかし、漸く森以外のものが見えたのだ。
木も、もうそれほど邪魔ではない。
太陰は、嬉々として風を巻き起こした。

「昌浩、木の実をしっかり捕まえてなさいよっ!!」
「 やだぁー、こわいー!!」
「早く帰りたくないの?」
「くっ…誰のせいだと…!?」
「煩いわねぇ!」

有無を言わさず風流に巻き込む。
悲鳴が聞こえた気がしたが気にしない。

太陰は安倍の邸に向けて全力で飛び出した。

466:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 21:58 ID:sYI

………半分寝ながら書いてたから文がおかしいかもしれないことに気が付いたよ…生温かい目で見てね…

467:咲夜◆.M:2016/11/10(木) 22:02 ID:lZI

いやいや、貴璃の文才はいつも通り見事に開花してるよ!大丈夫!

ついに邸に帰れるね〜!
目が回るけど、どんまい、昌浩!w

468:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:16 ID:sYI

おお、咲夜!
よかった、咲夜がそう言ってくれるなら安心だ!

そうだ、あのね、授業中に神様ズ(咲夜、國輝、紅漓)のイメージ絵を描いてみたの!
あとで載せてみる(^_^)

469:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:18 ID:sYI

あくまで神様なので、「こんなの私じゃない!」は受け付けません…(眼をそらしつつ)

470:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:32 ID:sYI

https://ha10.net/up/data/img/14467.jpg

まず、月夜咲夜神!

471:貴璃◆5s:2016/11/10(木) 22:33 ID:sYI

そして、https://ha10.net/up/data/img/14468.jpg 「國之輝大御神」!

472:咲夜◆.M:2016/11/11(金) 00:40 ID:lZI

きゃあああっ!
か、可愛い…!!し、嬉しい…!!
ありがとう〜〜〜っ!

こんな奴があんなに美化されて…!
感動で跳ね回りたいくらいだよっ!
ありがとう、貴璃っ!!

473:貴璃◆5s:2016/11/11(金) 06:50 ID:sYI

喜んでもらえて良かった〜!!

なんかもう描いたり考えたりするのが楽しくなっちゃって(^◇^;)

でも貴璃宮大御神は描けてない。
自分は描けない………!!

474:咲夜◆.M:2016/11/12(土) 00:57 ID:lZI

あのね、昨日(11日)のための話を書いたんだけど……

*現パロです。
*神将が人型をとっております。
*時系列、友好関係、めちゃくちゃです。
*数多のキャラが迷走中。
*何より、駄文です。

これでもいいという優しいお方がいたら読んで下さい!
まだ完結してません!





11月11日。

今日は、何の日?



ある日。
昌浩が朝食をとるためにリビングへ行くと、朱雀と天一、そして紅蓮が席についていた。

「おお、おはよう」
「昌浩様、おはようございます」
「やっと起きてきたか、昌浩」

この三人は同じ高校に通っているから、起きる時間が大体同じだ。
ちなみに、昌浩と彰子、比古も、紅蓮達と同じ中高一貫のところに通っている。

ほのぼのとした雰囲気の中、突然どたばたとこちらへ向かってくる足音がした。

……ばんっ!

「おはよう〜っ!あら?昌浩、今日はもう起きてたのね!」
「…朝から騒がしいぞ、太陰。ああ、昌浩おはよう」

「お、おはよう……」

勢いよくドアを開けてきたのは、太陰と、彼女に連れられた玄武だった。

「ねえねえ、昌浩!今日は何の日か知ってる?」
「え、今日…?なんかあったっけ…?」

カレンダーを見てみるが、予定などは書き込まれていない。

「もうっ!いい?今日はポッキーの日よ!こんなに大事な日を忘れるなんて!」

憤慨している太陰をぽかんと見上げ、昌浩は思った。

ああ、ポッキーの日か。
……ポッキーの日って、そんなに大事な日だったんだ。

11月11日。これが某チョコレート菓子に見えることから、この日は『ポッキーの日』となった。

でも、そこまで大事か…?

首を傾げていると、席をたっていた天一が昌浩の朝食を持ってきた。

「太陰は、ポッキーが大好きなのです。一年で一番好きな日をあげるとしたら、迷わずこの日を選ぶでしょう」

「そ、そんなに……」

初めて知った。

「そうよっ!ポッキーほど美味しいお菓子はないわ!」
「そ、そっか……」

朝ご飯のデザート替わりにポッキーを頬張りながら、かなり上機嫌な様子でランドセルを準備しだした太陰。

それを横目に、紅蓮が昌浩に問いかけた。

「昌浩。学校は、いいのか?」
「……ああぁ〜〜っ!」

今日も今日とて、遅刻ぎりぎり。

ーーー
ーー


「昌浩、おはよう」
「今日もぎりぎりだな」

学校に着けば、笑顔で迎えてくれる彰子と比古。
挨拶をしたかと思えば、かなり真面目な顔で彰子に問われる。

「昌浩、今日は何の日?」
「え、ポッキーの、日…?」

あまりに真剣なその空気に、若干仰け反りながら答えれば、途端に彰子の表情は明るくなった。

「そうよね!という訳で、ポッキー持ってきたわ!」

満面の笑みでカバンから取り出したのは、長方形の箱。

昌浩達の学校は、あまりルールに縛られていない。持ち物に関しても、これといった規則はないのだ。

「彰子はポッキー大好きだもんな」
「え、そうだったの!?」

比古の言葉に驚けば、彰子はこくりと頷いた。

……女の子はポッキー好きなのかな…?
……というか、比古が知ってて俺が知らなかったって、なんか悔しい…。

一人の世界に入り込んでもやもやと考えていた昌浩の耳に、遠慮がちな声が届いた。

「…私は、プリッツの方が好きなのだけれど…。それに、今日は『ポッキー&プリッツの日』じゃないかしら…」
「章子!」

現れたのは、藤原章子。
彼女は彰子の従姉妹にあたる。

「大丈夫よ、プリッツも持ってきたから」

片目を瞑りもう一つ箱を取り出して微笑む彰子に、章子は一瞬呆気にとられたが、嬉しそうに感謝を告げた。

「そういえば、昌浩はどっちが好きなの?俺はどっちかっていうとプリッツ派なんだけど」

真っ直ぐな髪をさらりと揺らし、比古が昌浩の顔を覗き込む。

「ん〜…?どっち、かあ…。特にこっち!って訳じゃないけど、俺はポッキー派、かな…?」

「我もポッキーだな」

突然話に入ってきたのは。

「颯峰!」

475:咲夜◆.M:2016/11/12(土) 01:02 ID:lZI



「颯峰!」

いつの間にか側にいたことに一同驚くが、本人は全く気にせず。

「というか、颯峰ってお菓子食べるんだ……」

素朴な疑問を浮かべる昌浩だった。

「どうやら、ここではポッキー派が多い様子。ここでひとつ、化生殿らにも聞いてみようではないか」

颯峰の言葉に、比古が首を傾ける。

「ポッキーとプリッツ、どちらの方が好きか、をか?」
「左様。それ故、昌浩殿。放課後にて、貴殿の邸に伺おうと思うのだが、よいかな?」

何故そこまで颯峰が興味を示したのか全くわからなかったが、彰子が自分も聞いてみたいと言ったため、昌浩はそれを承諾した。


続く

さあ、なんだこれっ!?と思った皆さん、なんかここおかしい…と思った皆さん!
どんどん苦情をどうぞっ!
ちなみに、もう11日じゃないじゃん!というご意見は、受け付けておりませんw

キャラが崩壊しているのはいつものご愛嬌さ!
……颯峰が、わからない…っ!

476:貴璃◆5s:2016/11/12(土) 06:59 ID:sYI

大体合ってるが、昌浩の事は呼び捨てだっ!
惜しいっ!

あと、なんか、楽しい!
読んでて楽しい!!

477:咲夜◆.M:2016/11/12(土) 12:01 ID:lZI

あぁぁああっ!!
ほんとだ!「ま、昌浩っ!そのすまんっ、」って言ってた…!
何故確認せずに書いてしまったの、私…!

ほんとっ!?そう言って貰えると嬉しいよ!
現パロとか特殊設定とか、苦手な人もいるから……
夜に多分、続き書きます!

478:貴璃◆5s:2016/11/12(土) 17:06 ID:sYI

りょーかい!!

楽しみにしてる〜(o^^o)

479:貴璃◆5s:2016/11/12(土) 18:28 ID:sYI

唐突に、風が荒れ狂った。

昌浩の部屋で不安に駆られながら昌浩の帰りを待っていた物の怪は、暴風の中に神気を感じ取った。

「太陰…?………昌浩が、帰ってきたのか!?」

慌てて庭に降りて空を見上げる。

ーーーーと。

「わぁぁぁあっ!」

悲鳴とともに、物の怪の目の前に些か疲れた風情の少年が落ちてきた。

「うぅ…太陰のばか………」
「…昌浩?」

涙目になって頭を抱えている昌浩に物の怪は恐る恐る声をかける。
すると、昌浩はぱっと笑顔になって振り向いた。

「…あっ、もっくん!!ただいまっ!!」
「………いや、ただいま、じゃないだろう………」
「聞いてよもっくん、太陰がね…」
「ちちちちょっと!?ま、昌浩、何言おうとしてるのよっ!!」

太陰が割って入ってくる。
昌浩は苦笑すると、物の怪に一言いった。

「俺、じい様のところ行ってくるけど…来る?」
「行くに決まってるだろ」

物の怪の即答に昌浩は嬉しそうに頷き、太陰の首根っこを捕まえて歩き出した。
それを見ながら、物の怪は気のない様子でぼやく。



「そういう問答無用なとこ、晴明の孫だよな…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ーーーー太陰」
「は、はぃ………」
「…今回限り、だ。二度とこのような事をするな。肝が冷えたぞ」
「ごめんなさい…」

昌浩たちが帰ってきてから約半刻。
昌浩と太陰が晴明に姿を見せた時、晴明は内心大きく安堵の息をついていた。

無事で良かった。

そして責めるように太陰を睨んだ晴明に、昌浩は慌てて言った。

『じい様、太陰を責めないであげてください!太陰は、じい様のために木の実を取ろうとしただけで、悪くありません…!』

可愛い孫にそこまで言われれば聞かないわけにはいかない。
晴明はとりあえず昌浩を部屋に戻し、太陰と二人っきりで説教をしていた。

「あの、晴明…私、でも、その………」
「………わかってる。儂が、木の実を食べたいとぼやいたからだろう?…優しいなぁ、お前達は…」
「そんなことないわ。………でも、今回は、ごめんなさい。昌浩まで巻き込んでしまって…」
「分かればいい。よし、この話は終わりだ。…それで、木の実は?」

優しく微笑んでやれば嬉しそうに笑う。
太陰は笑んだまま、立ち上がった。

「昌浩が持ってるの。今もらってくるわ!」

そうして元気に駆け出す。
苦笑しながらも、晴明は穏やかな笑みを絶やすことは出来なかった。

480:貴璃◆5s:2016/11/13(日) 17:04 ID:kts

続きを昨日書いてた…記憶にない………!?

うんと…太陰が怒られてしゅんとしてたら美味しいとかは考えてた気がするけど…

481:咲夜◆.M:2016/11/13(日) 17:34 ID:lZI

なんて微笑ましい…!
って、記憶になかったのっ!?
ま、まさか、身体が勝手に動いて…!?

あと、今日は県の新聞テストでした!
だからって訳では(あまり)ないんだけど、続き書けなくてごめんね!

482:貴璃◆5s:2016/11/13(日) 20:58 ID:sYI

大丈夫!
お疲れ様っ!!

私は今日はお茶会?みたいなの行ったから、1日着物着てたよ!
祖母に着せてもらったの〜^o^

483:咲夜◆.M:2016/11/13(日) 22:27 ID:lZI

おおっ、いいなあ〜!
着物とか浴衣とかって好きなんだけど、なかなか着る機会がないから、羨ましいよ〜!

484:貴璃◆5s:2016/11/13(日) 22:43 ID:sYI

えへへ〜☆

ピンクのね、可愛くて落ち着いた感じのを着たの!

楽しかったよ!!

485:咲夜◆.M:2016/11/13(日) 23:19 ID:lZI

落ち着いたピンクかあ、可愛い♪

私はねー、おばあちゃんが「いつか着てほしい」って買ってくれた着物があるんだー!
まだ着たことないけどね……

綺麗な青色だよ!……(名前にかけて…?)

486:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 17:34 ID:sYI

おおお!
いいねぇ、私は貰い物だからねー、身内に買ってもらったのは無いんだー…

487:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 19:13 ID:sYI

続きですよーーーー!!
咲夜集まれーーー!!













「はいっ、これっ!私と昌浩で採ってきたのよ、なるべくいいのを選んだつもりなのだけどどうかしら」

両手に抱えてなお余るほどの木の実を昌浩と太陰が二人がかりで運んできた。
晴明が一つ頬張ると、二人して伺うような顔をして上目遣いに覗き込んでくる。

「ほう、なかなかのものだな」
「美味しい?」
「ああ、勿論。ありがとうな、太陰、昌浩」
「ええっ、どういたしましてっ」
「あ、いえ、俺は別に…」

礼を言うと、太陰はより一層嬉しそうに笑い、昌浩は珍しく礼を言われたことに戸惑いしどろもどろになった。
やっぱり小動物だ。
内心太陰はそう思う。

「たくさんあるから彰子様にも幾つかお裾分けしようか」
「いいわね!なら、露樹にもあげて彰子姫と何か作って貰えばいいんじゃない?」
「じゃあ、俺が母上達に届けてきます!」
「頼む。ほれ、こんなもんでいいかのう?」
「晴明、沢山あるんだしこんなに残さなくてもいいんじゃないの?」
「駄目だ、これは儂の分だ。たとえ彰子様でもこれ以上は差し上げられん」
「まあ、取り敢えず届けてきます」

ぱたぱたと小動物………もとい昌浩が厨に向かって駆けていく。
昔から変わらないところの一つだ。

太陰はほんのり微笑んで昌浩が出て行った方を見、晴明に向き直った。




「秋の産物、たっぷりと御賞味あれっ!!私と昌浩の努力の結晶なんだからっ!」






その言葉に、晴明は声をあげて笑うと、太陰の頭をひと撫でしてもう一つ木の実を口に入れた。













ーーーーーーとある秋の日の、お話。

488:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 19:15 ID:sYI

おしまいっ!!



長すぎたの…予定では2話くらいです終わるはずだったんじゃが………おかしいのぅ………?




………取り敢えず、完結した!
もう冬に入るぜ!秋は書かない!そして無謀なことはしない、忘れない!

489:咲夜◆.M:2016/11/14(月) 21:44 ID:lZI

はーいっ!
集まったよー!!

あのね、あのね!
太陰が、可愛すぎるよ…っ!?
私はもう幸せだ……!

490:貴璃◆5s:2016/11/14(月) 21:50 ID:sYI

幸せ…!?
ほんとに………!?!?
嬉しい…すぎるくらいに嬉しい………!!

ほんと咲夜愛してる…

491:咲夜◆.M:2016/11/14(月) 23:41 ID:lZI

さあ、もう全然ポッキーの日じゃないけど、ポッキーの日の話の続き!


放課後。
昌浩、彰子、章子、比古、颯峰の五人は、安倍邸へと向かっていた。

「…そう。だから、太陰はポッキー派なんだ」
「へえ〜。他の神将には聞かなかったのか?」

今朝の出来事を皆に話していたら、比古が問うてきた。

「うん。朝は忙しかったし…」
「ああ、昌浩は朝に弱いもんな!」

……否定はできない。

「太陰は分かるのだけど、他の神将ってお菓子食べるのかしら…?」
「《闘将》たちだと特に…」

比古の発言によって、頭の上に疑問符が浮かぶ五人。闘将の四人に、お菓子は会わない気がする。
ちなみに章子は、天空、太裳以外の神将とは面識を持っている。
あの二人はあまり顔を見せることがないから、会ったことのない者の方が多いだろう。

「む?あれは、勾陣殿では?」
「え?」

颯峰の声に振り向けば、そこには確かに勾陣が、門にもたれて立っていた。

「勾陣、待っててくれてたの?」
「まあ、な。それより昌浩。今日はお客がいるんだろう?風も冷たいし、早く邸へ入れてやれ」

なんで知ってるんだろう。
友達を連れていくなんて、言ってないのに。

前にも同じようなことがあり、疑問に思って訊いてみたが、
「仮にも神将をなめるなよ」
と怪しい微笑でかわされてしまった。

颯爽と歩いていく勾陣に疑問を覚えながら、慌てて友人たちを招き入れたのだった。


ーーーー

「…と、いうことなんだけど…。みんなは、ポッキーとプリッツ、どっちが好き?」

「ほう…。それを訊きにやってきたのか」
「なかなか面白そうだな」

紅蓮が納得したように頷けば、それを横目でちらりと見て口角を上げる勾陣。

話を聞いていた太陰は、目を輝かせて飛んできた。

「私はもちろんポッキーよっ!」
「いや、それは知ってるって…」

反応に困って苦笑していたら、玄武が助け舟(?)をだしてくれた。

「わ、我はプリッツ派だ。ポッキーはチョコレートが甘くてどうにも好かん」

それに同意するように、章子が控えめながらも何度も頷く。
対して紅蓮は、首を傾げて口を開いた。

「そうか?俺はポッキーの方が好きだけどな」
「冬の最新作もチェックしてるしな」
「ええっ!?紅蓮、そうだったの!?」
「なっ!?こ、勾!お前、それは言わなくて良いだろう!」

こうなると、もう止まらない。

「まさか騰蛇にそんな趣味があったなんて…」
「思いもよらなかったわ…」
「以外ね…」
「新事実発覚だな」
「いやっ!だから、俺は別に…!」

「何を騒いでいる?」
「六合!」

眉を顰めながら現れたのは六合。
その手には、大量の箱が。

「昌浩が友人を連れてくると聞いた。今日はポッキー&プリッツの日だからこれで良いだろうと思ったが…。駄目だったか?」

「いいやっ!ぜんっぜん!ありがとう、六合!」

満面の笑みで喜ぶ昌浩に、六合は軽く目を細め、口元を緩めた。

「あっ、ねえ六合。六合は、ポッキーとプリッツ、どちらが好きかしら?」
「どちら…?……ポッキー、だな」
「それは、風音がポッキー好きだからだろう」
「……っ!と、騰蛇、なにを…」

こうなると、また止まらない。

「か、風音って、あの風音先輩か!?」
「あら、比古、知らなかったの?」
「あの二人は付き合っているのに…」
「新事実発覚だな」

颯峰だけ、先程と同じことを言っている気がするのは気のせいか。

「まあまあ、皆落ち着いて。取り敢えず、せっかく六合が持ってきてくれたんだから食べようよ!」

昌浩の一言で、その場にいる者は思い思いに手を伸ばした。

「俺は冬限定のポッキーを…」

紅蓮がさりげなさを装って手を伸ばすと。

「俺にも分けろ」

突然背後から青龍が現れた。


続く
ーーーー


なんかもう、ギャグですねー!はい。
ぐちゃぐちゃだし、終わらないし。
キャラは絶賛迷走中だしぃぃいい!

こんなのでも、取り敢えず、暖かい目で見てあげて…

492:貴璃◆5s:2016/11/15(火) 06:48 ID:sYI

面白い………!!

ごめんよ、咲夜、私心の中で、

紅蓮(本当は俺がポッキー好きなのは、昌浩にポッキーかプリッツか聞いたらどちらかといえばポッキー派と言ってたから何だが…言わないでおこう)

みたいなことを考えてた………っ!!

493:咲夜◆.M:2016/11/15(火) 16:19 ID:lZI

な、成る程っ!
確かに紅蓮なら、そうなるかも!
昌浩大好きだし♪
昌浩みんなの天使だし♪

494:貴璃◆5s:2016/11/15(火) 22:42 ID:sYI

そう、なんか私は紅蓮には昌浩至上主義でいてもらいたい………っ!!

495:咲夜◆.M:2016/11/16(水) 16:32 ID:lZI

うんうんっ!いてもらいたいっ!

紅蓮→昌浩至上主義
六合→風音至上主義
青龍→晴明至上主義
優燐→穏燈至上主義

はっ!
これはまさか、この流れで行くと…!?

496:貴璃◆5s:2016/11/16(水) 21:47 ID:kV.

昌浩→彰子至上主義

………かな??

497:咲夜◆.M:2016/11/16(水) 22:34 ID:lZI

いぇーすっ!!
これはもう外せないねっ!うんうん。
いやー、青春青春!

そして、各々がポッキー好き&プリッツ好きな理由もわかってしまうのだよ!(ネタバレ)

498:貴璃◆5s:2016/11/17(木) 06:34 ID:kV.

はっ…!

ではっ、比古は、

比古→←真鉄至上主義


たゆら、もゆら至上主義

だから、もしかしたら、逆で、他の三人はプリッツが好き………!?

499:咲夜◆.M:2016/11/17(木) 16:07 ID:lZI

そうだーっ!絶対そうだ…!

気づいてしまったね、貴璃…!

500:貴璃◆5s:2016/11/17(木) 16:34 ID:OJU

そして………っ!!

気がついたら500ーーーーっっ!!!

気付いたところで500になりましたよ、お嬢さん!
まさか、こんなに早く500になるとはっ………!!

咲夜ありがとうっ!!
大好きだよっ、私が一番の貴女の読者だからね!


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