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518:武装親衛隊:2017/05/01(月) 19:58 ID:IFA

【プロローグU】
しかし1984年、芹沢博士の犠牲も空しく世界に新たな恐怖が巡った。人類が恐れて止まなかった二匹目のゴジラが、大黒島の地下より目覚めたのだ。初代を遥かに上回る、80mの巨体を持って……。1954年より遥かに進んだ自衛隊の総力戦をも退け、首都防衛の切り札たる超兵器"スーパーX"をすら破壊したゴジラは、30年前にそうしたように東京を瓦礫の山へ変えていった。最終的には、渡り鳥のように体内の磁性体を利用した誘導作戦によって三原山の活火山口に封ぜられ、一先ずの眠りにつく事となる。1989年、日米間におけるゴジラ細胞関連の遺伝子技術取引と、それに介入した中東のサラジア共和国との争いを発端として、アメリカの設置した爆薬によって噴火した三原山よりゴジラは復活を遂げてしまう。同じ頃、遺伝子研究の副産物として生まれた人、ゴジラ、バラの遺伝子が組み合わされた生物"ビオランテ"が芦ノ湖に現れ、上陸したゴジラとの戦いに発展しゴジラはこれを撃退する。暫し後にゴジラは大阪へ再上陸、ビジネスパークを灰塵に帰した後若狭湾で待ち受ける自衛隊との決戦に望む。この時点でゴジラには、その体内の核エネルギーを消耗させる抗核エネルギーバクテリア"ANEB"が撃ち込まれており、自衛隊の攻撃はこれを活性化させる目的があった。
"戦車一台溶かすほどの熱"と謳われる人工雷発生装置"TC6000サンダーコントロールシステム"の効果によりANEBは活性化し、自衛隊は多大な被害を出しながらも善戦する。
しかしそこへ突如として、更なる進化を遂げゴジラ以上の巨体となったビオランテが再び現れ、ゴジラとビオランテの両者は決戦に至る。一進一退の攻防の後、ゴジラはANEBによって衰弱、ビオランテは人間としての意識を取り戻し天へと還っていった。
【続】
>>513
>>514
恐縮です。本編はまだまだ先になりそうですが、どうかご覧下さい


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