ひなみは確信し、声をかける。
「リッカくん、梅くん!」
「ひなみん!」「ひなみさん!」
2人は同時に言った。
「本当に、リッカくんと梅くんなんですね⁉なぜこんな姿になっているんですか⁉」
「それが分からないんだよね〜梅と一緒に図書室に入ったら、いきなりぱあーって周りが明るくなって、気づいたらこんな姿に…」
リッカが言う。梅も隣で頷いている。
「ていうか、なぜケンカしていたんですか?図書室の外まで声が聞こえていましたよ!」
「あー、ケンカっていうか、決闘、だよ!なんかさ、この小さくなった姿で戦いたくなって…勝ったほうがひなみんとデートすることになって…」
「な、何でですか⁉か、勝手に約束するのはやめてくださいよ〜!!」
ひなみの顔が赤くなる。