>>305の続き
「ひなみんに抱っこされて最高〜♪俺、ずっとこの姿のままで良いかも」
リッカが言う。
「貴様、ふざけるな!俺は早く戻りてー!」
梅が言い返す。
「え〜、でも、梅だってひなみんに抱っこされて嬉しかっただろ?」
梅の顔が真っ赤になる。
「ほら、梅も図星じゃん♫正直に言えよ〜」
「ひ、ひなみさん、違います、これは、その…」
ひなみは下を向いていた。
様子がおかしい。
「ひなみん?」
リッカもそれを察知する。
「ひ、ひなみさん、変なこと言ってすみません!ほら、リッカ、お前も謝れ!」
「えっ?…あ、ごめん、ひなみん」
図書室は沈黙に包まれる。