カノキド小説+@ 2〜!!

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968:エナ:2017/01/08(日) 09:40 ID:Ycs

>>967.曲とかをイメージして書くのも良いですよね🎵ぁぁぁぁぁアヤノちゃん・・・・。
____カノside___________

発表会の練習にぼーっとする暇はないはず。だけどつい彼女に視線がいく。

身体にぴったりくっついたレオタード。細いウエスト、肩。脚も細い・・・。御団子ヘアに結われた翡翠の髪。愛らしいうなじ。可愛い。

「鹿野君、集中」

「は、はい!」

自分が呆れるほど彼女が気になる。あとでセトやシンタロー君に相談しよう。

セト、とは僕の幼馴染みで相談相手。無駄にデカい。身長くれ←。
シンタロー君は学校の先輩。からかいがいがあって面白い。こっちもデカいから身長くれ←。

因みに二人とも一応この教室に通っている。入ったのは僕より遅いし、今回は名も無きモブ役だけど。

「はい。鹿野君、OK。次、木戸さん」

「はい」

大人びたハスキーな声。タタッと効果音が付きそうに走る。
位置に着くとポーズをとり、蝶が舞う様に踊る。彼女の動きは誰もが魅入ってしまう。ん〜、彼女は蝶と云うより花かな。

「素晴らしい。流石ね木戸さん」

「ありがとうございます」

ペコリと御辞儀をする。礼儀がなってるなぁ。











練習が終わり、皆次々と帰り始める。その中、男子更衣室で僕は二人にキドさんについて相談していた。

「でさ、何故か視線がキドさんにいくの!なんでだと思う?」

二人は「は?」と言いたげな顔をした。なんだよその顔。

「カノ・・・お前今までよく気付かなかったな」

シンタローが少々呆れた顔で言う。

「え?」

ちょまって!どゆこと?

「それ、100%キドさんが好きっすよね」

セトが満面の笑みで言う。

好き?否・・・そんなはずは・・・。

「ん〜、じゃあ、キドさんの魅力を10個言ってみるっす!」

キドさんの魅力?

「美人で、ミステリアスな府陰気があって、
バレエも上手で、クールで、可愛くて、
綺麗で、大人っぽくて、ツンデレで可愛くて
神秘的で、・・・・・・守りたくなる」

セトが頷く。

「もう・・・お前はキドさんが好きっすね」

「ふぁ!?」

好き?え?え?そこまでの感情は無い・・・・・。

ふと思い出すのは××××××。

やっぱり僕は・・・・・

「好き・・・なんだ・・・・」

ごめんね、やっぱり好き・・・だよ。どうやっても嫌いになれない。

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