キャンディ版サウスパーク

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1:キャンディ◆ok:2016/10/28(金) 22:20 ID:V7k

どうも!キャンディです!

今回はアメリカのアニメ「サウスパーク」の
ほのぼの小説を書いていこうと思います!

私の友達の皆さんも、ぜひ書きに来てくださいね!
それでは、よろしくお願いします!

93:キャンディ◆ok:2018/07/05(木) 07:22 ID:Z36

ソニック「ちょ、待てよ!なんで俺なんだよ!」

ソニックは慌ててスタンの手をつかんで肩から離し、一歩下がった。
スタンはなにかを企んでいるように、怪しい笑みを浮かべている。

スタン「ふっふっふ…見ればわかるさ…。ほいっ!」

スタンは人差し指を顔の前で
素早く横に振ると、ソニックはピンク色の光に包まれた。

周りのみんなは「うわっ!」と腕で目を覆う。

光が消えると、目を覆っていた住人たちは
ソニックを見ようと、ゆっくりと腕の位置を下げた。


住人たちの目の前には、いつもと違うソニックが立っていた。

そのソニックの左耳にピンク色のリボンがついており、
ピンク色のワンピースを着ている。

それに、魔法のステッキを持っているのだから、
まさに魔法少女という感じの格好だった。

94:キャンディ◆ok:2018/07/12(木) 15:37 ID:LI2

ソニック「マジカルソニカルソニソニソニ〜ック!み〜んな可愛くなっちまえ〜!」

ソニックはキャピキャピと女の子のようにはしゃぎ、その場でクルクルとバレリーナのように回った。
そして止まったかと思いきや、「ソニぺろ♪」と、てへぺろをし出した。

スタン以外の住人たちは、ポカンとソニックを見つめていた。

スタン「アッハッハッハッハ!」
ソニック「?…って、いきなりなにやらせるんだよ!!」

スタンが大笑いすると、ソニックは我に返り、顔を真っ赤にしてステッキを地面に投げつけた。
それでもスタンは笑顔のままだ。


スタン「まぁまぁ、似合うぞ!あとは悪役と住人だな!」
るる「るるも出れるの〜?」

スタンがビシッと人差し指を立てると、るるは笑顔で首を傾げた。
スタンは笑顔でうなずく。

スタン「ああ、もちろんさ!るるも出ることになってるぜ!」
るる「ホント?やった〜!」

るるは嬉しそうにバンザイをし、手を下ろすとニヤニヤし出した。

るる「たまには悪役もやってみたいかも…。悪さに目覚める時間だね…。」
りり「いきなり中二病になってんじゃないわよ!!」

今まで周りの住人たちの中に紛れていたりりが、るるの隣へ近づいた。
彼女も、スタンの後ろでノートを見ようとしていた住人の1人なのである。

95:キャンディ◆ok:2018/07/17(火) 19:05 ID:LI2

るる「え〜、なんで〜!?ただ、悪役になって
悪魔のハートはどんなものなのか知りたかっただけだよ〜!」

りり「それを中二病っていうのよ!」

そんな2人のやり取りで、ところどころから小さな笑い声が聞こえてきていた。

スタン「確かに悪魔のるるも可愛いだろうな!
俺的には住人が似合うだろうと思っていたのだが、るるはどう思うか?」

るる「るるは劇に出れていればなんでもいいよ〜!でも木だけはイヤだなぁ…なんて…!」

るるは「劇に出れていればなんの役でもよい」の部分は笑顔で答えたが、
「木はイヤだ」のところで苦笑した。

スタンは親指を立ててウインクする。

スタン「安心しろよ、俺は木の役なんて作らないからな!」
るる「わ〜い!スタン優しい〜!」

るるはまたまたバンザイをした。照れたスタンは頭の後ろをさする。

スタン「へへっ…。住人は1人じゃねぇから、あと2、3人ぐらい決めたいぜ!
個人的に、いいなと思ったのは…。」

スタンのこの発言で、住人たちは無言になり始めた。
誰が選ばれたのか、心をドキドキと鳴らしているのである。

96:キャンディ◆ok:2018/07/30(月) 08:22 ID:PfY

スタンは周りの住人たちを見回すと、目的の住人を指さした。

スタン「いちごとミーナだ!」
住人たち「おぉ〜!いいかも!」

いちごとミーナは、嬉しそうに頬を染めた。

いちご&ミーナ「いいの…?こんな私が…!?」
スタン「もちろんだぜ!お前らも劇にふさわしいと思ったからよ!」

スタンがウインクすると、ソニックは片手をあごに添え、少し下を向いた。

ソニック「あとは悪役だな…。」
スタン「そこが問題なんだよな…。これだけ決まらなくてよ…。」
るる「後藤がやったら、会場をめちゃくちゃにするだけだもんね…。」

るるの発言で、住人たちも「う〜ん…。」とソニックと同じ仕草をした。
住人役が選ばれる時のように、また無言の時間が訪れる。

しばらくすると、ソニックは人差し指を立てて明るい表情を見せた。

ソニック「悪役ならいいやつがいるぜ!」

ソニックはそう言うと、得意の音速で遠くへ走っていった。


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