キャンディ版サウスパーク

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 ▼下へ
1:キャンディ◆ok:2016/10/28(金) 22:20 ID:V7k

どうも!キャンディです!

今回はアメリカのアニメ「サウスパーク」の
ほのぼの小説を書いていこうと思います!

私の友達の皆さんも、ぜひ書きに来てくださいね!
それでは、よろしくお願いします!

6:キャンディ◆ok:2016/10/28(金) 23:04 ID:V7k

☆エリック・カートマン

食べる事が大好きな男の子。一人称は「おいら」。
みんなからは「カートマン」と呼ばれている。「やりぃ〜!」が口癖。


☆ケニー・マコーミック

いつも眠そうな男の子。女の子と勘違いされる事が多い。
女子力が高いが、昼寝が好きなので女装には興味がない。


☆バターズ・ストッチ

純粋な男の子。ほのぼのした物が好きなので、
プリキュアやドラえもんなどの子供向けアニメをよく見ている。


☆ウェンディ・テスタバーガー

スタンの事が好きな女の子。
自分以外の女子がスタンに近づくと怒る。


☆ダミアン・ソーン

悪魔なので、魔法が使える男の子。一人称は「我」。
しっかりしているので、悪い事はしない。

7:キャンディ◆ok:2016/10/29(土) 08:06 ID:V7k

〜キャンディ版サウスパークが始まります!〜


ココはサウスパークという町。そこには子供達が暮らしている。
住人の1人である2人の少年が、公園で誰かを待っていた。

カイル「はぁ〜…まだかなぁ…?」
クレイグ「あいつら、一体なにしてるんだよ…。」

耳当てがついている緑の帽子を被っているのは、カイル・ブロフロフスキーといい、
同じく耳当てがついている青い帽子を被っているのは、クレイグ・タッカーという。


そこで、赤いポンポンがついている青い帽子を被った少年、
スタン・マーシュが指を鳴らしながらやって来た。

スタン「ようよう!スタンの参上だぜ!」
カイル「なんでノリノリなの!?遅れたくせに!」
クレイグ「なにしてたんだよ!待ってたんだぞ!」


そして、茶色い帽子を被った金髪の少年、
ピップ・ピリップがパンパンと手を叩きながらやって来た。

ピップ「はいはい!ピップも来ましたよ!」
カイル「ピップまで!?」
スタン「俺達、遅刻仲間だな!イェ〜イ!」

スタンとピップはハイタッチをした。

8:キャンディ◆ok:2016/10/29(土) 08:24 ID:V7k

クレイグ「なんだよそれは!何分遅れたと思っているんだよ!反省しろ!」

クレイグがモニュメント時計を指さすと、スタンとピップはそれを見上げた。
時計は朝の9時10分をさしている。

スタン「…1分ぐらいか?」
ピップ「5分じゃないですか?」

クレイグ「アホか!9時に集合だって言っただろ!
1分ぐらいだったら反省しろとは言わねーよ!」

スタン&ピップ「どうもすいませんでしたぁ〜。」
クレイグ「…お前らアホだな。」

スタンとピップはふざけたように軽く謝った。反省の色が見えていない。
クレイグは普通、「お前ら全員アホだな。」と言うのだが、全員だとカイルもカウントされてしまう。


カイル「まぁ、やっと集まったんだからさ、みんなにあいさつしようか!」
クレイグ「お、おう!メインはそれだったな!」
スタン「やろうぜやろうぜ!」
ピップ「いいですね!早速やりましょう!」

9:キャンディ◆ok:2016/10/29(土) 08:37 ID:V7k

スタン「じゃあ俺からな!俺はスタン・マーシュ!」
カイル「僕はカイル・ブロフロフスキーだよ!」
ピップ「ピップ・ピリップと申します!」
クレイグ「クレイグ・タッカーだ。」

みんな「これからよろしくお願いします!」

スタン達は頭を下げた。


カイル「はい、オッケ〜!…ところで君達はなんで遅れたの?」
スタン&ピップ「9時ちょうどに家を出たからさ!(です!)」
クレイグ「アホか〜!!だったら5分前か10分前に家出ろよ!」
カイル「アハハ…。」

カイルは苦笑いをした。
こうしてサウスパークの物語が始まったのである。

10:ホイップる-デコレーションケーキ-:2016/11/03(木) 16:23 ID:fbg

キャンディ版サウスパーク、面白いね!スタンとピップのハイタッチに笑ったww
2話も楽しみに待ってます!頑張って

11:キャンディ◆ok:2016/11/03(木) 16:27 ID:V7k

>>10
ありがとう!遅刻仲間の所か〜!
笑ってくれて嬉しいよ!これからも頑張るね!

12:アルト◆Qc:2016/11/03(木) 22:14 ID:j3o

なりきりにて成歩堂やらバニカやらイナホやらやっていたものです!サウスパークよく知らなかったのですが、スタン達がとても可愛いです!これからも頑張ってください!

13:キャンディ◆ok:2016/11/04(金) 17:28 ID:x2k

>>12
ありがとうございます!あなたと仲良くなりたいと、ずっと思っていたので、来てくれて嬉しいです!

14:ディアン◆Sw:2016/11/04(金) 20:24 ID:77o

キャンディさんのサウスパーク とても
面白いです。これからもがんばっていって下さい。

15:キャンディ◆ok:2016/11/04(金) 21:09 ID:x2k

>>14
ディアンさん!来てくれてありがとうございます!これからも頑張りますね!

16:流亜◆Pk:2016/11/04(金) 21:20 ID:e4o

独り言みて発見したからきて見たよ!

ダミアン、悪魔なのに悪いことはしないんだ!えらい。しっかりものは賢そう…
でも、クレイグが一番常識人なんだね!ツッコミ役さすが!
うちのリアルの親友ににてる…w

スタンはららのことが好きでウェンディは、スタンのことが好きって…w
三角関係だ…。大変。
カイル、そふぃのことが好きだけど…
そふぃの気持ちはどうなんだろ…?!

これからも頑張ってね!ファイト〜!待ってるね。(片思いの君へiPadのバグで入れなくなった…連載…しばらく無理かも!ごめんね)

17:キャンディ◆ok:2016/11/04(金) 21:53 ID:x2k

>>16
にかさん!来てくれてありがとう!

ありがとう!ダミアンもツッコミ役なんだよ!
その子とクレイグ、気が合いそうだね!2人とも喜んでるよ!

三角関係ってヤバいよねwwwスタンってモテてるのかな?www
そふぃの気持ち、すっごく気になる〜〜!

ありがとう〜!すっごく嬉しいよ!
大丈夫だよ!ゆっくりでいいからね!

18:キャンディ◆ok:2016/11/04(金) 22:14 ID:x2k

〜スマイルタウンのみんなもやって来た!〜


スタンが気持ち良さそうに歌いながら歩いていると、3人の少女が駆け寄って来た。

ピンクの髪色でツインテールなのは春風(はるかぜ)らら、
水色の髪色で左側にサイドテールで結んでいるのは桜庭(さくらば)るる、
紫の髪色でロングヘアなのは香川(かがわ)りりという。

らら&るる「スタンだ〜〜!やっほ〜〜!」
りり「ちょっと!いきなり出てきちゃっていいの!?」
スタン「いいんじゃね?お前ら久しぶりだな!」


ららとるるとりりは、スタンの友達であり、スマイルタウンという町からやって来たのだ。
近くを歩いていたカイルも、らら達の所へ近寄って来た。

カイル「あれ?ららちゃんにるるちゃんにりりちゃんじゃないか!どうしたの?」
りり「あらカイルくん、こんにちは!また会えて嬉しいわ!」
カイル「えへへ、僕も嬉しいよ!」
スタン「カイルって女子の前だとデレッデレなんだな!」
カイル「君だってるるちゃんの前だとそうなるくせに!」

スタンが笑いながら言うと、カイルは顔を真っ赤にした。

スタンとるるは、とっても仲が良いのである。
恋人と言ってもおかしくないくらいだ。

19:キャンディ◆ok:2016/11/05(土) 19:12 ID:x2k

ピップ「あ、そこにいるのは……ららさん!」

ピップもらら達の所へ駆け寄った。

らら「ピップだ〜〜!また会えて嬉しいよ〜!」
ピップ「会いに来てくれてありがとうございます!僕も嬉しいですよ!」


ららとピップが微笑んでいると、クレイグが歩いてやって来た。

クレイグ「お前ら、そんな所でなにやっているんだ?そして、そこにいるのは…?」

クレイグはらら達と会った事がないのだ。

スタン「クレイグは会うの初めてだよな!
俺の友達の、ららとるるとりりだぜ!」

らら「始めまして!春風ららです!」
るる「桜庭るるだよ〜!」
りり「あたしは香川りり。クレイグくん、よろしくね。」


クレイグ「クレイグ・タッカーだ。よろしくな。
…っていうか、なんでスタン達とは仲いいんだ?」

スタン「キャンディに紹介されたからさ!こいつらはキャンディの友達だからよ!」
カイル「こいつら呼ばわりはやめてあげて!」

キャンディというのは、スタンの友達の名前で、コメットタウンという町に住んでいる。

らら「大丈夫だよ!私とるるの事を『こいつら』って呼ぶ人がココにいるから!」
りり「ちょっと、誰の事よ!」
みんな「アハハハハ!」

スマイルタウンのみんなが来てくれたので、サウスパークはにぎやかな町となった。
この調子でいっぱい人が来てくれたら、仲良くしてあげたいなと、スタンは思うのであった。

20:このは◆cE:2016/11/05(土) 19:23 ID:5cw

キャンディ、ヤッホー!面白いね。これからも見るね!よろしく

21:にか◆Pk:2016/11/05(土) 19:34 ID:e4o

>>17
いえいえ!

ほう…
そうか!嬉しい。

そうだね!ww男らしいから…?モテてるのかも…w
そふぃの気持ちをインタビュー。
私「カイル君のこと、どう思いますか?」
そふぃ「んー…優しい!かわいい!あとは………大切な、いい、友達!!」
だそうです…恋愛対象には入ってるのか…?一応は…。

いえいえ( ´ ▽ ` )ノ
うん、わかった!

やっぱいいお話…面白いね!
読み応えがあります。

22:にか◆Pk:2016/11/05(土) 19:35 ID:e4o

長文ごめん!

23:キャンディ◆ok:2016/11/05(土) 20:12 ID:x2k

>>20
ありがとう!これからも見てくれるなんて嬉しいな!

>>21
ダミアン「我も嬉しいぞ。」
クレイグ「ほめられて、俺超幸せ。」

そうかもね!
そふぃさん、ありがとうございます!カイルさんから一言どうぞ!
カイル「友達から始めるのは大切な事だよね!…付き合うのはまだ、僕には早いから。」(小声)
果たして2人の友情関係、恋愛関係はどうなるのでしょうか!

頑張ってね!私も頑張るから!

ありがとう!嬉しいよ!

>>22
大丈夫だよ!

24:キャンディ◆ok:2016/11/06(日) 18:39 ID:x2k

〜スタンとピップの女子力バトル!?〜


スタンとピップは、カイルについて話していた。

スタン「カイルってスゴいよな〜!だって堂々とスカート履けるんだぜ?」
ピップ「ホントですよ!尊敬します!」

カイルは女子力があるので、女装が平気で出来るのだ。
そんなカイルを、2人はうらやましく思っていた。


その時、女子力で思い出したのだろうか。スタンはいきなりこんな事を言い出した。

スタン「なぁ、俺らも女子力上げようぜ!」
ピップ「いいですね!女装するのですか?」
スタン「いやいや、それ以外の事をするんだ!」

2人はまだ女装に慣れていない。どんな事だろうとピップは気になった。

ピップ「じゃあ、なにをするんですか?」
スタン「フッフッフ…聞いて驚くなよ?……料理だ!」
ピップ「なるほど!料理は女の子がやるものですからね!」

スタン「おう!例え女子がする事でも、女子力のある男子は平気でやれるハズだ!
しか〜し!カイルは料理をした事がない!俺らが先に女子力を高くしてしまえばいいんだ!」

料理が出来なくても女装さえ出来れば、女子力があると言えるのだろうか。
そんなツッコミをする者はいなかった。スタンもピップもボケ役だからである。

ピップ「そうですね!カイルくんをギャフンと言わせましょう!」
スタン「ああ!せっかくだから、どっちが女子力を高く上げれるか勝負しようぜ!」
ピップ「望む所です!」

2人はメラメラ燃え出した。
料理対決の会場はスタンの家の台所である。

25:キャンディ◆ok:2016/11/06(日) 19:14 ID:x2k

カイル「それでは、料理対決を行います!
僕達は、実況のカイル・ブロフロフスキーと…。」

クレイグ「解説のクレイグ・タッカーです。」

カイルとクレイグは実況する事を嫌がっていたのだが、
スタンとピップがやれやれうるさいので引き受ける事になった。

制限時間はないので、2人が料理を作り終えたら終了である。
どっちが美味しいか審査するのは、食べる事が大好きなエリック・カートマンだ。


カイル「準備はいいですね?それでは、料理対決…スタ〜〜ト!」

クレイグがゴングを1回鳴らすと、スタンとピップは料理をし始めた。
スタンはご飯をにぎっていて、ピップはボウルの上で卵を割っている。

カイル「スタン選手はご飯をにぎっています!おにぎりでしょうか?
そしてピップ選手は、レシピの本を見ながら頑張っています!」

クレイグ「おにぎりという可能性は高いですね。海苔が置いてありますから。」

さすが常識人の2人組だ。あんなに実況を嫌がっていたのに、ちゃんとうまくなりきっている。


スタンは海苔を持つと、上にご飯を乗せた。
ピップは卵やバターで作った生地を冷蔵庫に入れた。

カイル「お〜〜っと!スタン選手はやっぱりおにぎり作ってたんですね!
ピップ選手はなにを作っているのでしょうか!」

クレイグ「カイルさん、スタン選手を見てください。」

クレイグがスタンを指さすと、カイルは驚いた。
なんと、スタンはご飯を海苔で巻いたからである。おにぎりではなく巻きずしだったのだ。

カイル「お〜っと!コレは驚きだ〜!おにぎりを連呼してしまって申し訳ない!」
スタン「大丈夫だぜ!Sushi食〜べたい♪この世の終わりの日はSushi食〜べたい♪」
カイル「なんか歌いだした〜〜!!」
クレイグ「そのまんま『Sushi食べたい』という歌ですね。」

スタン「Sushi食〜べたい♪ドラゴンボール♪日本でいっとー神秘な料理〜♪」
カイル「歌が摩訶不思議アドベンチャーになってしまった〜〜!どこが似ているんだ〜〜!」

26:キャンディ◆ok:2016/11/06(日) 19:39 ID:x2k

一方、ピップは暇そうにしている。生地を冷蔵庫で寝かせているからだ。

カイル「暇になるのなら、なんでこんな時間のかかりそうな料理を選んだですか!?」
ピップ「スタンくんが早すぎなんですよ。それに、制限時間ないじゃないですか。」

寿司は冷蔵庫を使わないから、そりゃあ早いに決まっているだろう。
ピップは床に座って、応援しに来たみんなと歌っていた。


その間にスタンは巻きずしをいっぱい作っていた。
海苔でご飯を巻いていた、その時。

ウェンディ「スタン、頑張って!対決が終わったら、私にお寿司ちょうだいね!」
カートマン「最初に食うのは審査員であるおいらなんだけど…。」

スタンの事が好きな少女、ウェンディ・テスタバーガーがスタンに応援し出したのである。
スタンはウェンディの事が嫌いなので、逆にスタンの手が止まってしまった。

スタン「もちろんだ…みんなで食おうぜ…!」

それでもスタンは無理やり微笑んで対応をする。

カイル「一体どうしたのでしょうか!なんだか苦しそうです!」
クレイグ「どうやら巻きすぎて疲れてしまったようですね!」

ウェンディを傷つけないために、カイルとクレイグは言葉を選んだ。
すると、別の人の応援が聞こえてきた。

らら「スタンファイト〜〜!!」
るる「フレ〜!フレ〜!ス・タ・ン!」

応援してくれたのは、ららとるるだ。スタンはるるの事が好きなのである。
スタンの苦しさがぶっ飛ぶと、スタンは作業を再開した。

スタン「行くぜ〜!!うおおおおおおおおおお!!」
カイル「ものすごい速さで巻き始めた〜〜!!」
るる「スタンカッコいい〜〜!!」

るるが叫ぶと、他のみんなも歓声を上げた。

27:キャンディ◆ok:2016/11/06(日) 20:36 ID:x2k

無事、スタンは作り終える事が出来た。
ピップは冷蔵庫から生地を取り出し、型抜きをした。

カイル「型…って事は、クッキーですね!あとは焼くだけです!」

型抜きが終わると、オーブンに入れた。
また暇な時間が出来てしまったので、歌って時間をつぶした。

ピップ「Sushi食〜べたい♪ドラゴンボール♪」
カイル「スタン選手の歌を歌いだした〜〜!」
ピップ「つい頭に残っちゃいました!」
スタン「今度、一緒に熱唱しようぜ!」
クレイグ「料理対決ですから、歌対決にしないでくださいよ?」

そんな風に過ごしていると、クッキーが焼き上がった。
オーブンから取り出すと、美味しそうな香りが広がっていった。


カイル「2人とも作り終わりましたね!しゅ〜うりょ〜う!」

クレイグがゴングを2回鳴らすと、対決は終わった。

カイル「さぁ、2人の料理をお見せください!まずはスタン選手から!」

スタンはたくさんの寿司を見せた。ご飯にスタンの顔が描いてある。

スタン「スタンずしだぜ!」
カイル「オリジナリティがありますね〜!続いてピップ選手どうぞ!」

ピップはたくさんのクッキーを見せた。レシピの本の通りに出来たようだ。

ピップ「ジェントルマン特性のクッキーです!」
カイル「こっちも名前にオリジナリティがあります!形は普通ですが…。」
ピップ「悪かったですね!市販の型にして!」

ピップは泣きそうな顔をした。

28:キャンディ◆ok:2016/11/06(日) 21:02 ID:x2k

カイル「さて、味見をしてもらいましょう!
審査員のカートマンさん、お願いします!」

カートマン「やりぃ〜!やっと食えるんだ〜!」

カートマンはスタンずしを1口食べた。

カイル「どうですか?」
カートマン「な〜んか一部だけ味が濃い気が…その部分以外は普通の米の味なんだよな〜…。」
カイル「スタン選手、素材はなにを使ったんですか?」
スタン「米と海苔と食紅さ!」

みんなは「食紅」と聞いた瞬間に驚いた表情をした。
それでもスタンは自信満々な表情をしている。

カイル「しょ、食紅はどこで…?」
スタン「俺の顔!」
カートマン「こんなの寿司じゃねーよ!せめてマグロとかイクラとか入れろ!」
カイル「確かに巻きずしは具を入れますもんね…。点数は100点中何点ですか?」
カートマン「味はうまくなかったけど、スタンずしという料理名は良かったから、30点だな!」

いくら料理名が良くても30点は低い。厳しい評価だ。
スタンは落ち込んだ。ピップはニヤニヤ笑っている。「僕の勝ちですね!」と言いたいようだ。


そして次に、カートマンはジェントルマン特性のクッキーを1口食べた。

カイル「どうでしょうか?」
カートマン「紅茶の味がするぜ!甘さもちょうどいいな!」
カイル「ピップ選手、紅茶使ったんですか?」
ピップ「はい!生地に混ぜました!」

みんなの表情は驚き顔から笑顔に変わった。
さっきまで落ち込んでいたスタンも、指をくわえている。

カイル「どうして紅茶を入れようと思ったのですか?」
ピップ「僕は紅茶好きなので、レシピをアレンジしてみたんです!」
カートマン「レシピばかり頼ってないで、自分でやったんだな!すげぇ〜!」

カイル「本見ながらやってたのを見て正直、どうなるかと思ってましたよ。
でも、自分でやれていたので良かったです!カートマンさん、何点ですか?」

カートマン「料理名もうちょっと短くしてよかったんじゃね?だから60点だな!」

やっぱり厳しすぎる。でもスタンより高いので、ピップはガッツポーズを取った。

カイル「ピップ選手、おめでとうございます!
みなさん、頑張った2人に盛大な拍手をお願いします!」

みんなは拍手をした。スタンとピップは照れている。

クレイグ「というわけで、これにて料理対決を閉会します!お疲れ様でした!」

みんな「お疲れ様でした〜!」

29:キャンディ◆ok:2016/11/06(日) 21:21 ID:x2k

みんなはスタンとピップの所へ集まった。

るる「スタンカッコよかったよ〜!」
スタン「ありがとな!…そして、ゴメンな。」
らら&るる「えっ…?」
スタン「ピップに負けたから、カッコ悪い所見せちまってよ…。」
らら「なに言ってるの!いい勝負だったじゃん!」
るる「そうだよ!勝っても負けてもスタンはスタンだよ!」

スタン「らら…!るる…!お礼にスタンずし配るぜ!」
カイル「なんでそうなるの!?作りすぎたからっていきなりは…。」
るる「やった〜!食べたい食べたい〜!」
カイル「え〜〜〜っ!?」
ウェンディ「私にもちょうだい!約束したでしょ?」
スタン「おう!」

ピップ「ジェントルマン特性のクッキーもどうぞ!」
らら「ありがと〜!」
るる「う〜ん、両方とも美味しいよ〜!」
クレイグ「なに同時に食ってんだよ!?逆にマズいだろ!?」
みんな「アハハハハ!」

スタンずしとジェントルマン特性のクッキーは、ららとるるに人気だった。
スタンはピップの所へ近づき、ささやくような小声で言った。

スタン「…ピップ。楽しかったぜ。」
ピップ「僕もです!またやりましょうね!」
スタン「ああ!約束だぞ!」

2人は指きりげんまんをした。
なんのために料理対決をしたか、あまりの楽しさに忘れてしまっていた。

30:キャンディ◆ok:2016/11/12(土) 11:32 ID:x2k

〜サウスパークおとぎ話 カイデレラ〜


ある所にカイデレラという息子がいて、彼の本当の家族が亡くなった後、
ウェンディという新しい母と、ピップとクレイグという2人の兄がやって来た。

そのせいでカイデレラは毎日、3人にイジめられるようになってしまった。
そんなある日、お城から舞踏会への招待状が届いた。

カイル(カイデレラ)「楽しそうだね!早速行こうか!」
ウェンディ「なに言ってるのよ、服がみずほらしいくせに!」
ピップ「悪いんですけど、留守番している間に掃除してもらえませんか?」
カイル「そんな!!ひどいよ!!」

3人は家を出て行った。
カイデレラが落ち込んでいると、悪魔のような魔法使いがやって来た。

ダミアン「心配いらないぞ。我に任せるのだ。」
カイル「うわぁっ!悪魔だ!」
ダミアン「なに驚いている!我は決して悪い事はせん!カボチャを取ってくるのだ!」

カイデレラは畑からカボチャを取った。

カイル「持ってきたけど…なにするつもりなの?」
ダミアン「見ていればわかる。それっ!」

魔法使いはカボチャに向けて杖を振ると、カボチャは馬車に変わった。
カイデレラのみずほらしい服もドレスに変わった。

カイル「(ええ〜…僕は男なんだけど…まぁいいか!こういうの慣れてるし!)」

カイデレラは女装が好きなのだ。

ダミアン「さぁ、行って来るのだ。ただし、夜の12時までには戻ってくるのだぞ。魔法が解けてしまう。」
カイル「ありがとう!行ってきま〜す!」

カイデレラは手を振って出て行った。魔法使いも手を振り返した。

31:キャンディ◆ok:2016/11/12(土) 12:01 ID:x2k

カイデレラがお城に入ると、周りのみんなは驚いたり笑ったりした。

カートマン「おいケニー、見ろよ!あいつ男っぽくね?」
ケニー「本当だ〜…でもドレス着てるよ〜?」
バターズ「俺は女の子だと思うけど…。」


スタンというお城の王子様がカイデレラの所にやって来た。

スタン「女装か…?おもしれーやつだな!俺とダンスで遊ぼうぜ!」
カイル「うん!ダンスって遊びなの?」
スタン「おう!暇だから舞踏会開こうと思ってよ!」
カイル「王子様って暇人なんだ…。」

そんな風に話しながら踊っていると、12時の鐘が、ボーン、ボーンと鳴り出した。

カイル「(あ、やばい!)」

カイデレラは急いでお城を出て行った。

スタン「あ、おい!どこ行くんだよ!」

スタン王子は追いかけようとしたが、残っていたのはガラスの靴だけだった。

32:キャンディ◆ok:2016/11/12(土) 12:12 ID:x2k

スタン「この靴の持ち主と仲良くなりてぇな〜…。」

その一言で、みんなはガラスの靴を合わせる事になった。
ウェンディとピップは無理やり履こうとしたが、入らなかった。
クレイグはなぜか履きたがらない。

クレイグ「待てよ、コレ女子のだろ!」
ピップ「クレイグ兄さんは女子力がないんですか!?」
クレイグ「あるわけねーだろ!うちにいる女子は母さんだけだ!」
ウェンディ「私は入らなかったわ。カイデレラはどうなのかしら?」

カイデレラは恥ずかしがりながら、ガラスの靴に足を入れた。
魔法使いがやって来て、カイデレラの服をドレスに変えた。ウェンディ達は驚いている。

クレイグ「じょ、女装してたのか…。」
カイル「慣れてるから大丈夫だけどね…アハハ…。」


カイデレラは苦笑いをすると、カボチャの馬車でお城へ向かった。
お城ではスタン王子が微笑んで待っていた。

スタン「俺はずっと独りきりで暇だったんだ。
だからお前とは楽しく過ごせそうだぜ!」

カイル「舞踏会で遊び相手を探してたの?」
スタン「そうさ!これからずっと一緒に遊ぼうな!」
カイル「うん!」

こうしてスタン王子とカイデレラは、仲良く幸せに暮らしましたとさ。

33:キャンディ◆ok:2017/01/02(月) 08:53 ID:hAk

〜みんなが入れ替わっちゃった!?〜


スタン「ねぇ、カイル。僕…いや、俺は本当にスタンなの?」
カイル「全然わかりませ〜ん!アッハッハ!」

スタンは自分を指さして、カイルを見つめた。
カイルは大笑いしている。

ピップ「おいお前ら!これは一体どういう事なんだ!?」
クレイグ「へい!なんだか楽しそうだな!」

ピップとクレイグが走ってやって来た。

スタン「僕にもわかんないよ!朝起きたらカイルっぽくなっていたんだ!」
ピップ「もしかすると、俺たち…。」
スタン「どうしたの、ピップ?」
ピップ「俺たち、入れ替わったのかもしれねぇ…。」
スタン&カイル&クレイグ「ええ〜〜っ!?」

ピップの言っている事は正しかった。
スタンはカイルに、カイルはピップに、ピップはクレイグに、クレイグはスタンになっていたのである。

34:キャンディ◆ok:2017/01/02(月) 09:11 ID:hAk

クレイグ(スタン)「へい!こういうのも楽しいな!騒ごうぜ〜!」
スタン(カイル)「騒ぐ気になれないよ!」

いつも騒いでいるのはスタンだが、常識人になってしまっているので、騒ぐ事は出来ない。
サウスパークで一番の常識人クレイグも、明るくなってしまっていた。


クレイグ(スタン)「カイル!スタンの姿で女装出来るか?」

クレイグがニヒヒと笑うと、スタンとピップはツッコミを入れた。

スタン(カイル)「スタンが女装したって事になっちゃうじゃん!」
ピップ(クレイグ)「それに、スタンはお前だろ!」

どんなにツッコんでも、クレイグは話を聞かない。

クレイグ(スタン)「…で、女装出来るか?」
スタン(カイル)&ピップ(クレイグ)「だからやらないって!!」
カイル(ピップ)「僕は見てみたいですね!」
スタン(カイル)&ピップ(クレイグ)「君は黙ってて(お前は黙ってろ)!!」

カイルが目を輝かせると、スタンとピップは怒鳴った。

35:キャンディ◆ok:2017/01/02(月) 09:37 ID:hAk

カイル(ピップ)「ジェントルマンである僕が、こんな姿になっちゃっていいんですか!?
これからどうやってティータイムすればいいのでしょうか…!」

カイルは上を向きながら右腕で両目を当てて、噴水のような涙を流した。

スタン(カイル)「ええ〜っ!?それって僕の姿が気に入らないって事!?」

スタンは驚きながらカイルにツッコんでいると、後ろでピップがクレイグにツッコんでいた。

クレイグ(スタン)「カ〜イル〜!1回でいいから女装してくれ〜!」
ピップ(クレイグ)「いいから黙ってろ!!」

スタンはカイルとクレイグたちを交互にキョロキョロすると、上を向いて叫んだ。

スタン(カイル)「もう誰が誰だかわかんないよ〜〜!!誰か助けて〜〜!!」


スタン「…はっ!?」

スタンは自分の叫び声で目を覚ました。スタンは夢を見ていたのである。

スタン「なんだよ、夢だったのかよ〜!アッハッハッハッハ!」

さすがスタンだ。起きたばかりなのに明るく大笑いしている。
スタンは近くの窓から外を見た。外は晴れていて、小鳥が鳴いている。

スタン「…よし!朝メシ食ったら、カイルたちの所へ行くか!」

スタンは、夢であった出来事をカイルたちに話そうと思いながら、
ベッドから降りて部屋を出て行ったのであった。

36:キャンディ◆ok:2017/01/02(月) 22:22 ID:hAk

〜スタンの弟がやって来た!?〜


スタンが歩いているのを見つけたカイルは、スタンに駆け寄って話しかけた。

カイル「やぁ、スタン!」
本家スタン「やぁ、カイル。」
カイル「あれ?なんだか元気がないね。どうしたの?」

遠くでもう1人のスタンがぴょんぴょん跳ねていた。

スタン「へいカイル〜!」
カイル「えっ…!?」

カイルは2人のスタンをキョロキョロ見比べた。

カイル「スタンが2人!?」
スタン「へい!なんで俺がここにいるんだ?」
本家スタン「気がついたら、この世界に来てて…。」
スタン「ドッペルゲンガーか?」
カイル「いやそれ怖いよ!」
スタン「わりぃわりぃ!冗談さ!」

カイルは呆れてため息をついた。

37:キャンディ◆ok:2017/01/02(月) 22:32 ID:hAk

カイル「もしかして、過去や未来から来たのかも!」

カイルは両手をポンッと叩くと、本家スタンは首を振った。

本家スタン「俺は…本家の世界から来たんだ。」
スタン&カイル「本家の世界?」
本家スタン「そう。俺の方が本物なんだ。」
カイル「だから性格がこっちの方のスタンと正反対なんだね…。」

スタンは腕組みをして目をつぶっていたが、しばらくすると両手をパンと叩いて明るく言った。

スタン「よし!今日からお前は俺の弟だ!」
本家スタン「ええっ!?」
カイル「なんでそうなるの!?」

スタンは手を広げて微笑む。

スタン「だって、俺と俺が出会うなんて珍しいだろ?」
カイル「確かにそうだけど…。」
本家スタン「まぁ、せっかくだから…。」

本家スタンは苦笑いしながらうなずいた。

38:キャンディ◆ok:2017/01/02(月) 22:44 ID:hAk

スタン「よっしゃ!今日からよろしくな、弟!」
本家スタン「うん。よろしくね、兄ちゃん。」

スタンは本家スタンの肩を組んだ。

しかしこのままだと、どっちがどっちなのかは性格で見ないとわからない。
どっちのスタンも服が同じ色だからだ。


スタンは着替えようと家に戻ると、カイルは本家スタンに聞いた。

カイル「あ、待って!あのさ、君の世界にも僕はいるんだよね?」
本家スタン「もちろんだよ。」

カイルも着替える事にした。どっちが本家のカイルなのかと
本家スタンが混乱するかもしれないと思ったからである。

スタンは茶色い上着から青い上着に、青いズボンから茶色いズボンに着替えた。
カイルはオレンジの上着から黄色い上着に着替えた。

スタンとカイルは他のみんなにも着替える事を勧めた。
こうして本家スタンは、スタンの弟として一緒に暮らす事になったのであった。

39:キャンディ◆ok:2017/04/15(土) 19:24 ID:3nc

〜Wスタンとスタン3兄妹が誕生!〜


スタン「……。」
本家スタン「な、なに?顔になにかついてる?」

スタンは本家スタンをジッと見つめていた。
本家スタンは慌てて、片手で顔をはたく。

スタン「いや〜、こうして見ると…お前が可愛く見えてきてなぁ〜…!」
本家スタン「そ、そうかな?」

どっちのスタンも頬が赤く染まっている。
そんなやり取りをしていると、カイルと1人の少女がやってきた。


少女は、黒髪のツインテールで、黄色いポンポンがついた水色の帽子をかぶっている。
名前は「ステラ・マーシュ」だ。彼女はスタンの実の妹で、7歳(小学2年生)である。

ステラ以外のサウスパークの住人は、全員8歳(小学3年生)なのだ。

ステラ「お兄ちゃん!弟が来たって本当なの?」
スタン「そうさ!ここにいるぜ!」
本家スタン「どうも、こんにちは〜。」

本家スタンは頭を下げた。


カイル「どっちのスタンも8歳だよね?
だとしたら、ステラちゃんは末っ子になるって事?」

スタン「確かにそうだな!俺と弟って同い年だよな?」
本家スタン「うん!俺も8歳だよ!」

スタンは本家スタンを見て聞いた。
本家スタンはうなずいて答える。

40:キャンディ◆ok:2017/04/15(土) 20:00 ID:3nc

本家スタン「でも、なんで急にそんな事を聞くの?」

本家スタンは、スタンとステラが兄妹だという事を知らないのである。

スタン「ステラは俺の妹だからさ!」
ステラ「そう!ステラだよ!よろしくね!」
本家スタン「うん、よろしくね、ステラ。」

本家スタンは優しく微笑んだ。
スタンは両手を腰に当てて笑う。

スタン「今日から俺たちは3兄妹だな!」
ステラ「わ〜い!やった〜!」
カイル&本家スタン「そ、そんなに嬉しい!?」

カイルと本家スタンは、嬉しそうに飛び跳ねるステラを見て、ツッコミを入れた。
スタンと性格が正反対な本家スタンも、常識人なのである。

だが、実は本家スタンは照れていたのであった。


しばらくすると、カイルは「ハッ!」と、なにかを思い出したかのように言い、
本家スタンを見てこう問いかけた。

カイル「そういえば、君の事はなんて呼べばいいの?」
本家スタン「えっ…?」
スタン「あ、そっか!同じ名前だもんな!」

スタンは両手をポンッとたたいた。

ステラ「え〜でも、ステラはお兄ちゃんって呼びた〜い!」
カイル「それだとどっちかわかんないじゃん!」

41:キャンディ◆ok:2017/04/15(土) 20:14 ID:3nc

本家スタン「俺は今までスタンって呼ばれていたけれど…なんでもいいよ。」
ステラ「じゃあ、お兄ちゃんって呼ぶね!」
スタン「俺も弟って呼ぶわ!」

スタンとステラは明るく即答をした。

カイル「スタンとステラちゃんがそう呼んでも、兄妹じゃない僕が呼ぶのに困るから!
え〜っと…本当にどうしたらいいの…!?」

カイルは必死で呼び名を考えた。
だが、あたふたしているので、ちっとも考え付かない。


しばらくすると、スタンは意見を出した。

スタン「スタンだから、『スーちゃん』っていうのはどうだ?」
カイル&本家スタン「なにそれ!?」
スタン「アダ名だぜ!」
本家スタン「え〜…なんかやだ…。」

スタンはふざけているかのように笑っている。
本家スタンはため息をついた。自分で「なんでもいい」と言ったのに。

スタン「じゃ、『ドッペルゲンガー』っていうのはどうだ?」
本家スタン「それもイヤだよ!!」

本家スタンは大声で即答をした。

42:キャンディ◆ok:2017/04/15(土) 20:28 ID:3nc

カイル「弟だからって調子に乗らないでよ!!かわいそうじゃん!!」
本家スタン「『なんでもいい』って言った俺がバカだったよ!!」

本家スタンは大声でそう言ってうつむいた。泣きそうな顔をしている。
すると、スタンは本家スタンに近づき、頭をなでた。

スタン「悪かったな、弟よ…。」
カイル&本家スタン「えっ…?」
ステラ「お兄ちゃん…?」

本家スタンは少し顔を上げた。


スタン「お前はドッペルゲンガーじゃないぞ。俺の大切な弟だ。」
本家スタン「兄ちゃん…!」
カイル&ステラ「おぉ〜…!」

本家スタンはもっと顔を上げた。

カイル「なんかスタンかっこいい…!」
ステラ「お兄ちゃんって本当はとっても優しいんだよね〜!」
本家スタン「俺も…兄ちゃん大好きだよ。」

本家スタンはステラの言葉を聞くと、そう言ってスタンに抱きついた。


カイル「よかったね、弟……あっ、そうだ!『弟くん』っていう呼び名はどう?」

カイルは自然と「弟」という言葉を口にすると、呼び名が思いついた。
本家スタンはイヤそうな顔をしていない。むしろ微笑んでいる。

本家スタン「いいね…!」
スタン「いいってよ!」

本家スタンは小声で賛成すると、スタンはカイルを見て伝えてあげた。

カイル「やった!ありがとう、弟くん!これからよろしくね!」
本家スタン「うん!」

こうして、本家スタンはスタンたちと仲良くなったのであった。

43:キャンディ◆ok:2017/04/16(日) 11:22 ID:3nc

〜スタンと少年〜


ステラ「お兄ちゃ〜ん!ここにステラの本ない〜?」

ステラはスタンの部屋に入った。どうやら本を探しているらしい。
スタンは仰向けに寝転がって足を組み、漫画を上に持って読んでいた。

スタン「なんていう本なんだ?」

スタンはステラがいる所へ顔を向ける。

ステラ「名作絵本シリーズだよ!大きくて分厚いの…。」
スタン「ん〜?なんかどっかで見た気がするな…。」

ステラは児童書が大好きなのである。
このスタン3兄妹は仲が良く、3人で一緒に読む事が多いのだ。

スタンは漫画を閉じて床に置き、起き上がって本棚へ近づいた。
2人で本の背表紙を1つ1つ見ていた…その時!

スタン「…ん?」
ステラ「どうしたの?あった?」

スタンはなにかに気づいて、1つの本に注目したのである。
他の本棚で探していたステラは、スタンの所へ近づいた。

スタンは1冊の分厚い本を取り出して開いては、目を輝かせた。

スタン「うわ〜!懐かしいな、オイ!」
ステラ「なになに?」

ステラはスタンの隣で、本の中身をのぞきこんだ。
本には小さい頃のスタンの写真がいっぱい貼ってある。そう、それはアルバムであった。

44:キャンディ◆ok:2017/04/16(日) 11:52 ID:3nc

ステラ「本当だ!お兄ちゃん可愛い〜!」
スタン「そうか〜?この頃のステラも可愛かったぜ〜?」

2人は児童書の事を忘れ、アルバムをずっと見ていた。
写真を指さして、思い出を楽しく話している。


本家スタン「も〜う、ステラ!白雪姫とかシンデレラとかを探すんじゃなかったの!?」

笑い声を聞きつけた本家スタンは、スタンの部屋に入ってきた。

ステラ「あ、ごめん!そうだった!」
スタン「すまねぇ!ついアルバムを見つけちまってよ…!」

スタンとステラは笑いながら謝った。


本家スタン「兄ちゃんとステラったら……って、ん?もしかしてこれじゃない?」

本家スタンがつられて笑っているとなにかに気づき、本棚に近づいて1冊の本を取り出した。
表紙には「名作絵本」と大きく書かれている。

ステラ「あ、それそれ!ありがとう!」
本家スタン「いえいえ!…でも、なんで兄ちゃんの部屋に?」
スタン「面白そうだったからつい…。」
ステラ「通りでステラの部屋からなくなっていると思ったら…!」

3人は楽しそうにアハハと笑った。


しばらくすると、カイルとピップとクレイグの3人が、スタンの家にやってきた。

カイル「スタン、スタン!いないの!?」

カイルは慌てているかのように、何回もドアをノックをした。

スタン「へい!どうしたんだ?」

スタンは、いつものように元気よくドアを開けた。だが、カイルの様子がおかしい。
オロオロとしていて、落ち着きがないのである。

45:キャンディ◆ok:2017/04/16(日) 12:12 ID:3nc

スタン「…カイル、どうしたんだ?」

スタンは無表情でカイルを見た。
カイルはなにかを言いたいようだが、言えなさそうに下を向いている。

ピップ「カイルくんったら、本当に怖がりなんですね!」
スタン「どういう事だ?」

ピップはカイルの背中をポンッとたたいて笑った。スタンは全く状況をつかめない。

クレイグ「あのな、さっきピップが怖い話をしてきてよ…。」

クレイグが説明をしてあげると、スタンに明るい笑顔がもどった。


スタン「なんだよ〜!それなら俺にも聞かせてくれよ〜!」
カイル「や、やめなよ!…スタンは幽霊信じる?」
スタン「幽霊?そんなの信じねぇ!俺がそいつをぶっ飛ばすからな!」
カイル「…スタンならそう言うと思ったよ。僕もできれば信じたくないなぁ〜…。」

本当は「○○○?そんなの必要ねぇ!俺がそいつをぶっ飛ばすからな!」と言うのだ。
「○○○」の部分は、「勉強」や「病気」などの名詞が入る。

スタン「スタン・ライトニングで悪霊退散してやるぜ!」
ピップ「僕は一緒にティー・タイムしたいですね!」
クレイグ「いやその前に逃げろよ!」

「スタン・ライトニング」というのは、スタンの必殺技である。
この4人は魔法が使えるのだが、幽霊を魔法で倒したいと言った者はスタンだけだった。

46:キャンディ◆ok:2017/04/16(日) 12:28 ID:3nc

スタン「なぁ、ピップ!頼むから俺にも怖い話を聞かせてくれよ!」
ピップ「いいですよ!あのですね……。」

ピップはスタンに耳打ちをした。
またカイルに聞かせるわけにはいかないからである。


ピップ「このサウスパークにも、幽霊が出るそうなんですよ!」
スタン「はぁ!?マジで!?」

スタンは驚きながら大声を発した。

ピップ「はい!夜中に公園に行くと、会えるらしいですよ!」
スタン「そうなのか?だったら今夜行ってやるぜ!」
カイル&クレイグ「ええっ!?(はぁ!?)」

スタンは自信満々な表情で、胸をドンとたたいた。
カイルとクレイグは止めようと反対する。


カイル「ウ、ウソだよね…?」
クレイグ「なに信じているんだよ!ただのウワサだからいるわけないだろ!」

スタン「ウワサを解決するためにやるのさ!ずっとさまよい続けられるのはイヤだろ?
だから、このスタン様がぶっ飛ばせば……はい解決☆」

スタンは「はい論破!」の真似をして、手をパーに開いた。

クレイグ「あっそ。なら勝手にしろ。」
ピップ「よろしくお願いしますね!」
スタン「ああ!」

カイルとクレイグは呆れてため息をつき、ピップは頭を下げた。

47:キャンディ◆ok:2017/04/16(日) 12:50 ID:3nc

そして夜中。ステラと本家スタンが寝ると、スタンはこっそりと家を出た。
ウキウキしながら、走って公園へ向かっていく。

スタン「どんな幽霊なんだ?本当かはどうかわからないけど、楽しみだぜ!」


公園に着くと、辺りをキョロキョロ見回した。
よく見ると、ベンチには誰かが座っている。

スタン「へい!お前がウワサの幽霊か?」

スタンは走って相手に近づくと、元気よく声をかけた。
ベンチに座っているのは、スタンと同じく8歳ぐらいの少年だった。

少年は下を向いて泣いている。スタンは優しい口調で聞いた。

スタン「どうしたんだ?」
???「みんな、僕を怖がるなんてひどいよ…。なにもしてないのに…。」
スタン「どうしてこんな時間にいるんだ?」
???「僕の思い出の場所だから。…君は、僕の事を覚えてる?」

少年は顔を上げてスタンを見た。


スタン「えっ…?えっと…。」

スタンは必死に思い出そうとするが、なかなか思い出せない。

???「君は確か、スタンくんだよね。」
スタン「ああ、そうだが…。なんで知っているんだ?」
???「小さい頃、よく遊んでいたじゃん。」
スタン「小さい頃…?……あっ!」

スタンは目を見開くと、両手をポンッとたたいた。

スタン「お前、もしかして…!カルロスか!?」
カルロス「そう!」

彼の名はカルロス・ホイットフィールド。スタンの幼馴染なのである。

48:キャンディ◆ok:2017/04/16(日) 13:03 ID:3nc

スタン「うわ〜!久しぶりだな!」
カルロス「うん!僕もずっと会いたかったよ!」

2人は嬉し泣きをし、抱き合った。

スタン「お前、引っ越したハズだろ?遊びに来てくれたのか?」
カルロス「うん、そうだよ!」

カルロスは明るくうなずいた。


スタン「でも、なんで幽霊扱いされているんだ?」
カルロス「あぁ、それはね……。」

スタンはベンチに座り、カルロスの隣で話を聞く事にした。
カルロスは悲しそうに話す。

カルロス「引越し先で病気になっちゃったからなんだ…。」
スタン「病気?」
カルロス「うん。入院したんだけど、治らなくて…。」
スタン「それってつまり、まさか…!」

スタンは驚くと、カルロスは黙ってうなずいた。
実はカルロスは、病気で亡くなってしまっていたのである。

49:キャンディ◆ok:2017/04/16(日) 14:00 ID:3nc

スタン「ウソだろ…!?」
カルロス「ごめんね、急にそんな事を言っちゃって…。」

スタンは泣きそうになった。カルロスも悲しそうに謝る。

スタン「大丈夫だ。俺こそ、気づいてあげられなくてごめんな…。」
カルロス「ううん。引っ越しちゃったから、仕方ないよ。」
スタン「そうか…。」

スタンは何回もうなずいた。


しばらくすると、スタンは両手をポンッとたたき、昼の出来事を話した。

スタン「あ〜そうだ!俺さ、昼にアルバム見たんだけどよ〜…!」
カルロス「あ〜!確かに見てたよね!ステラちゃんと一緒に…。」

スタンが「小さい頃に撮った、俺とお前の写真があったぜ!」と言おうとすると、
カルロスはすぐに反応をした。

スタン「知っているのか?」


カルロス「うん。見えなかったかもしれないけど、ちゃんと空から見ていたよ!」
よく言うでしょ?見えぬけれどもあるんだよって…。」

カルロスは、「星とたんぽぽ」という詩の一部を言った。

スタン「ああ、確かに聞くな!昼のお星は目に見えぬ…ってやつだろ?」
カルロス「そうそう、それそれ!最近、僕はこの詩が好きになったんだ!」
スタン「へ〜!確かにお前らしい詩だよな!」

スタンは笑顔でうなずくと、カルロスの表情は明るくなった。


カルロス「ありがとう!その詩の通り、僕の姿は見れなくなっちゃうと思うけど、ちゃんといるからね!」
スタン「ああ!ずっと一緒だぞ!」

スタンは両手を差し出し、カルロスの片手をにぎった。
心の中で「スタン・スマイリー・レインボー!」と、笑顔の魔法を唱える。

カルロス「魔法だ…!ありがとう…!」

スタンの魔法がカルロスに伝わると、カルロスは優しく微笑んで立ち去った。

スタン「えっ!?ちょっ…!」

スタンは片手を伸ばし、どこに行くのか聞こうとした…その時!


カルロス「本当にありがとう、スタンくん…!」
スタン「…!!」

なんと、空からカルロスの声が聞こえてきたのである。
スタンは、満天の星が輝いている夜空を見上げ、微笑むのであった。

50:キャンディ◆ok:2017/05/13(土) 14:01 ID:uf2

〜スタンと少年 その後〜


スタンとカルロスが別れて数時間後、夜が明けた。
夜中に外を出たスタンは、家で私服のまま寝過ごしていた。

スタンの家の前では、カイルとピップとクレイグが待っている。
カイルはドアをノックしていたが、昨日のように慌ててはいなかった。優しくドアをたたいていたのである。

カイル「スタン、起きてる?」

声とノックに気づいた本家スタンは、スタンを起こした。

本家スタン「兄ちゃん、カイルが来てるよ。」
スタン「う〜ん…スタこま…。」

スタンは口癖である「スタこま」を使い、横ピースをした。
眠い目をこすりながら、ドアを開ける。

スタン「へいカイル〜、おはようだぜ…。」
カイル「おはよう、昨日はどうだった?」
ピップ「幽霊の話が聞きたいんです!」
クレイグ「本当にいたのか…?」

カイルは冷静に、ピップは興味津々に、クレイグは半信半疑でスタンを見ていた。

51:キャンディ◆ok:2017/05/13(土) 22:05 ID:uf2

スタン「いたぜ…。」
ピップ「やっぱりいたんですね!」

スタンは悲しそうに下を向いた。
ピップは「いた」と聞いた瞬間に笑い、スタンの様子を気にしなかった。

スタン「いたけど…その…。」
カイル「スタン、どうしたの?」
スタン「実はな…。」

スタンは昨日の出来事を全て話した。

カイル「ええっ!?そうだったの!?」
クレイグ「カルロス…ウソだろ…?」
ピップ「ごめんなさい、カルロスくん…。」

カイルたちは泣きそうになった。
小さい頃、スタンたちとカルロスの5人で遊ぶ事が多かったからである。

52:キャンディ◆ok:2017/05/13(土) 23:25 ID:uf2

スタン「ちょっとカルロスからも話を聞いてみるか?」

カイルたちは黙ってうなずいた。
スタンは魔法でカルロスの姿を映す。カルロスも悲しそうな顔をしていた。

カルロス「僕だって、まだまだ遊びたかったよ…。」
カイル「そうだろうね…。病気にかかったって気持ちよくないし…。」
スタン「俺がお前のそばにいたら、お前の病気を治せたのによ…!」

スタンは泣き出した。スタンが泣くと雷が落ちるので、ゴロゴロという音が空に響いた。
ピップはスタンの背中をさすりながら、カルロスに聞いた。

ピップ「もし、ここに戻って来れたら、また僕らと遊びたいですか?」
カルロス「うん…、戻れたら嬉しいのに、無理なんだよね…。」
ピップ「いいえ、僕があなたを復活させてみます!」
スタンたち「ええっ!?」

ピップは強く首を横に振って、本気そうな顔で言った。
つまり、ふざけではなさそうだったのである。

スタン「マ、マジで言ってんのか!?」
カイル「ピップ、なに言ってんの!?」
クレイグ「どうやって復活させるんだ!?」
カルロス「本当に…!?」

スタンたちは驚いていた。
いつも明るいボケ役であるスタンも驚くほど、衝撃的な発言だったのであろう…。

53:キャンディ◆ok:2017/05/13(土) 23:38 ID:uf2

ピップ「では、行きますよ……!ピップ・リザレクション!!」

ピップは大きく息を吸うと、大声で魔法を唱えた。
彼は光属性なのだが、回復や復活の魔法も使えるのである。

カルロスは両手を広げ、自分のお腹の辺りを見た。

カルロス「これで…戻れたの…?」
ピップ「はい、僕の手を触ってみてください!」

ピップは片手の手の平をカルロスに向けた。
カルロスも片手をピップの手に近づけていく。

すると、カルロスはピップの手に触れる事ができた。

カルロス「本当だ…!僕、生きてる…!ありがとう、ピップくん!」
ピップ「いえいえ、ジェントルマンとして当然ですよ!」
カイル「ジェントルマンってそんな事するの?」
クレイグ「ま、これで解決できたというわけか。」

クレイグは腕組みをしてうなずいた。

スタン「これからもよろしくな、カルロス!」
カルロス「うん!」

クレイグ「待てよ、家とかはどうするんだ?」
スタン「俺が魔法で建てるから大丈夫だぜ!ピロリ〜ンってな!」
カイル「ピロリ〜ンってなに!?なんの効果音!?」
みんな「アハハハハ!」

こうしてカルロスは、再びサウスパークに戻る事ができたのであった。

54:キャンディ◆ok:2017/05/13(土) 23:50 ID:uf2

新キャラ紹介


☆ステラ・マーシュ

サウスパークのオリキャラ。スタンの実の妹。
7歳なので、スタン3兄妹の末っ子となる。2人の兄(Wスタン)の事が好き。
一人称は「ステラ」。二人称は「あなた」、「〜くん」、「〜ちゃん」、「〜さん」。


☆カルロス・ホイットフィールド

サウスパークのオリキャラ。スタンの幼馴染の男の子で、おとなしい性格。
小さい頃はスタンたちとよく遊んでいたが、途中で引っ越してしまった。
実は引越し先で病死してしまった事が判明されたが、ピップの魔法によって復活できた。
一人称は「僕」。二人称は「君」、「〜くん」「〜ちゃん」「〜さん」。


☆クライド・ドノヴァン

マイペースな男の子。泣き虫な所がある。
名前がクレイグと似ているので、ピップに「クレイグくん」と間違われてしまう事がある。
だが、クライドはボケ役なので気にしていない。
実はスタンに憧れていて、「魔法が使えたらな〜…。」といつも思っている。
一人称は「俺」。二人称は「君」、呼び捨て、「〜さん」。


☆ベーベ・スティーヴンス

優しい女の子。ウェンディが冷たい態度を取ると注意するしっかり者。
面倒見がよく、小さい子と遊ぶ事が大好きなので、本家スタンやステラと仲がよい。
一人称は「私」。二人称は「あなた」、呼び捨て、「〜さん」。

55:キャンディ◆ok:2017/05/14(日) 09:20 ID:uf2

☆本家スタン

スタンの弟。本家サウスパークの世界からやってきた。
最初は兄のテンションについて行けなかったが、今はお兄ちゃん大好きっ子となっている。
スタンの事を「兄ちゃん」と呼んでいて、スタンとステラ以外のみんなからは「弟くん」と呼ばれている。
一人称は「俺」。二人称は「お前」、「君」、呼び捨て。


新着レス 全部 <前 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
サイトマップ画像お絵かき長文/一行モード自動更新Twitter シェアする?RSS