>>130の続き
観覧車は海沿いにあって僕たち以外は乗ってないみたい
乗務員さえもいなかったけど市が営業してる
って観覧車の下の方にある看板に書いてあった
ディナちゃんもさすがに疲れたみたいで
少し伸びをしてた
海「ε- (´ー` ) フー助けてくれてありがとう
あのままじゃ、踏み潰されてた」
デ「どういたしまして
珍しくよく喋るね」
海「そうだな」
なんだか愛想良くなってる
ちょっと怖い
と思ったその時
ドタッグラングラン
いきなり観覧車が止まった
僕たちが乗っているゴンドラは、
大きく揺れて半分を過ぎたところだった
一体何が起きてるんだ(;°ロ°)
ディナちゃんと海斗は物凄く冷静
そして、
『やぁ観覧車に乗車してるお坊ちゃんお嬢ちゃん
これから君たちはオレらのショーのゲストだ』
と低い男の声が聞こえた
海「やはりか」
デ「そういうことね」
シ「え、どゆこと?!」
『あれ?面白くないなー( ー̀εー́ )』
デ「あなたがあの連続遊具爆発事件の犯人グループの1人
新津 陸ね」
海「それで爆弾を作ったのは、
新津 大輝」
僕は何がなんだか分からなかった
『ふ、ふふハハッハハッハハッハハッハハッハハッノ ヽノ ヽッノ ヽ/ \ッ/ \/ \ッ
よく俺たちの正体が分かったな?』
といきなり口調が荒っぽくなった
デ「そりゃあ、あんなにニュースで騒がれてるんだもの」
海「それで俺たちがちょっとだけ調べたんだ」
海「まず、最初は爆弾の仕掛けてあった場所の法則だ」
デ「爆弾が仕掛けてあった遊具は
最初は、パンダの乗物2つ目はメリーゴーランド」
海「3つ目は空中ブランコ四つ目はバイキング」
デ「そして先週の5つ目はジェットコースター」
海「最初のパンダの乗物からだんだん威力が上がってきてる」
デ「そして、あなた達の犯行のマークのもみの木
それで今までの犯行と繋げていったら天辺の星がある所にこの観覧車」
海「つまり、ここが最後の爆弾が仕掛けてある場所ってことだ」
シ「え、待ってタンマ
最初からここに来るつもりだったの?」
デ「シリウスには悪いけどそのつもりで来たの」
『ふふふ、褒めてやるよ
でもさタイムリミットは3分後だよ
君たちはオレ達のこと知っちゃったし死んでもらうよ』
デ、海「「そう簡単に行かないよ」」
『せいぜい、減らず口を言ってるといいよ』
とディナちゃん達は犯人の言葉を無視して何か探していた
シ「何...してるの?」
海「爆弾探してるに決まってるだろ、使い魔も探せよ」
シ「後で覚えておきな」
と言いながら僕も探し始めた
とディナちゃんは観覧車の扉を開けた
シ「何してんのΣ٩(๑⊙Δ⊙๑)۶!?」
デ「他のゴンドラも探してくる
ついでに解体もしとくから」
海「( ºДº)オイ」
あ、止めてくれるんだ
海「これ忘れてるだろ」
デ「あ、サンキュー!!」
と何か受け取っていた
そして僕と海斗はこのゴンドラを
細かい部分まで探したのに見つからなかった
海「後1分30秒」
その時プルルルルプルルルル
海斗の電話が鳴った
海「もしもし...見つかったのか?
……は?……わかった…頑張る……ああ」
と電話を切った
海「ディナが今爆弾の解体をしてるから、信じろって」
シ「う、うん」
一旦切ります