怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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278:岡子◆qw 今日で3話は終わらしたい〜………:2017/02/17(金) 22:04 ID:Zuc

>>243の続き

3-1.放課後の尾行 〜アスカside〜

放課後になった
さあ〜て実咲たちのところに行ーこぉっと🎵

ケイ「アスカ、さっさと帰るぞ」

え?実咲たちと一緒に帰ろうと思ってたのに

アスカ「何かあったっけ?」

ケイ「はあ………」

ちょっと!何でため息つくのよ‼

ケイ「父さんたちが早く帰ってくるように言ってたのを忘れたのか?」

そんなこと言ってたっけ?

ケイ「忘れたのか?」

ケイが一語一語はっきりと言う

はい、忘れてます

???「リーリー!」

ん?なんか廊下から声がする
見ると見覚えの無い男の子が扉のところに立っていた

リリス「クル!恥ずかしいから大声で呼ばないで下さい!」

あ、彼がお昼にリリが言っていたクル君なんだ
ちょっとのほほんとした感じの男の子だなー

クルス「早く帰ろう!“あの人”が待ってるよ‼」

リリス「分かりましたから大声を出さないで下さい!それと“あの人”が今どこにいるか分からないんですから、取り合えず連絡を」

クルス「そうだね〜。取り合えず早く行こう!」

リリは鞄を持って出ていった

ケイ「アスカ、僕たちも帰るぞ」

〜そして帰り道〜

ん〜?なんか誰かに見られてる気がする………

ケイ「どうかしたか?」

アスカ「ん〜?なんか誰かに見られてる気がするんだよね」

ケイ「………(チラッ」

角を曲がる瞬間、ケイは私たちが来た道を振り返った
たぶん誰かつけてきていないか見たんだと思う

アスカ「どうだった?」

ケイ「転校生ふたりの姿を見つけた」

転校生ふたりってリリとクル君の事だよね

アスカ「じゃあ尾行してるのはそのふたりって事?」

ケイ「恐らくな」

信号待ちのタイミングでさりげなーく見ると、確かにあのふたりの姿があった

ケイ「次の路地を曲がってあのふたりが尾行の正体かどうか突き止めるぞ」

アスカ「りょ〜かい」

そして路地を曲がって身を隠す私とケイ

すると少ししてからリリの声が聞こえた

(ここからはアスカからは見えないので、しばらく会話のみでお送りします)

リリス「あら?見失ってしまいましたわね」

クルス「その辺に隠れてるんじゃないの?」

リリス「ん〜、正直に言いますと探すのはめんどくさいですわ。ですから〜………(ゴソゴソ」

クルス「だから?」

リリス「念のためにスっておいたこの服を交番に届けるとしましょう」

クルス「これは〜………怪盗レッドのコスチューム?」

(ここからは時々行動の様子が入ります)

ケイ「おいアスカ、コスチューム持ってるか?」

ケイに言われて鞄を探る

アスカ「………」

ケイ「アスカ?」

アスカ「………(汗」

ケイ「まさか」

アスカ「無い」

路地から顔を出してふたりを探すと、交番のある方向に向かって歩いて行くのが見えた
リリの手にはレッドのコスチュームであろう黒い布が

ケイ「追いかけるぞ!」

珍しくケイが慌てている

私たちが追い付いた頃にはふたりはもう交番の前にたどり着いていた

。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆

ちょっと3話は長くなりそうやから分けることにする
たぶん次で3話は終わる
できることなら4話にも入りたいな〜


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