400おめでとうございます!
400記念して、私の新しく作った小説書かせていただきます!
〜プロローグ〜
少女はあるビルの屋上から、一人夕日を眺めていた。とても綺麗な橙色に染まっていた。
今日はとても風が少ない日だが、ビル風により、彼女の髪は揺れていた。
「タイムリミットね」
彼女はそう呟き、唇の端を上げた。
それは、誰もがゾッとするような冷たい微笑みだった。
しかし、彼女だってただの人間。
このあとの運命さえ、彼女はまだ知らない。
それでも彼女はただ前を真っ直ぐに見つめ、振り返ることは『あの時』以来、決して無かった。