怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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419:蒼月 空太◆eko:2017/03/22(水) 22:13 ID:ORA

単発【浮気!?】
優月視点

私、春川 優月は―

彼氏(なのかな?)青刃 蒼太くんが、歩いている所を、見てしまったんです。そう。実咲ちゃんと、仲がよさそうに。しかも、二人で笑顔を見せ合って、キャッキャウフフみたいな感じだった。ということで、緑矢くんと、蒼太くんと、実咲ちゃんを追跡!

「で、何がいいかな。やっぱり、女の子なら、ああいうのが喜ぶのか?」

「う〜ん、それは悩むかな〜。」

なんて、二人で甘い会話をしていた。ううっ、あれだけ泣きながら告白してきた言葉が嘘だったの?それとも・・・私に愛想を尽かしちゃったのかな・・・それとも、実咲ちゃんの方が自分に釣り合うって思ったのかな・・・

「安心して・・・もし・・・実咲に蒼太が手出ししてたなら・・・蒼太を・・・」

「蒼太くんを?」

「屠る」

「ええええええええええええ!?」

緑矢くんの爆弾発言に、私はつい大声を上げる。それで、実咲ちゃんと蒼太くんが振り返る。私と緑矢くんは慌てて隠れる。

「気のせいか?優月の声がしたような気がするんだが。」

「気のせいだよ。それに、見られてたら大変だもん。」

「はは、そうだな。じゃあ、行こうか。」

実咲ちゃんが羨ましい・・・あんなふうに二人で仲良くしていたのが。それに、同時に私じゃ釣り合わないんだ。と思う気持ちが溢れる。電柱の影から二人を見ていると。

「蒼太・・・意地でも屠る・・・」

緑矢くんが殺意に満ちた目で電柱を破壊しかけていた。

「ちょっと緑矢くん!緑矢くん!電柱壊しかけてる!」

「あ・・・」

そのまま私達は知らん振りをして、そのまま進む。やっぱり蒼太くんと実咲ちゃんは仲がよさそうにしてて、やっぱり自信がなくなってくる。というか、もう二人がカップルみたい。

「緑矢くん、帰ろう。」

「蒼太を・・・諦めるの・・・」

「そうじゃないよ。蒼太くんは、遠すぎるよ。」

私は、そのまま家に帰って、布団の中で、蒼太くんのことを考えながら、少し泣いた。そして、私は学校に登校しても、蒼太くんを、避けた。

「はぁ・・・もう、自分が嫌になってきたなぁ・・・」

と思っていたら。

ピーンポーン

「はーい・・・」

私はインターホンがなったので、出た。
ガチャ。とドアを開けると。

「優月・・・」

蒼太くんがいた。私は、蒼太くんを追い出そうなんて考えた。
でも、その考えは一瞬で吹き飛ばされた。

「これ・・・」

蒼太くんが差し出したのは、ラッピングがされた箱だった。

「お前に告白してから、もうそろそろで一年経つからよ・・・だから、ちょっと早いけど、プレゼントなんだ。昨日、実咲に相談して色々店を回ってみたんだ。」

浮気なんかじゃなかった。自分の考えたいたことが恥ずかしかった。私は、そのまま泣き崩れた。蒼太くんに、昨日のことを話して、謝った。

「人には勘違いくらいあるからよ、だから、問題ないって。」

蒼太くんは、頭をポンポン、と優しく撫でてくれて、その後、会社の用があるから、と帰って行った。私は、そのまま箱を開けて見ると、中には、可愛いデザインの裁縫道具や、キッチンミトン、様々な家庭で使うものが入っていた。

蒼太くんって、やっぱり凄い人だなぁ。

終わり(この後実咲は緑矢に事情説明してなんとかなりましたとさ。)


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