怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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535:べるなに◆Lg:2017/05/17(水) 21:32 ID:QOU

続き

ケイが笑顔で挨拶する相手。
青葉 蒼志くん。
多分、ケイみたいな勉強に困らない頭の持ち主だったり?
そして、私の隣にいる青葉 蒼香ちゃん。
この子は可愛い。多分、いや絶対に男子にモテそう。

「じゃあ、ホームルーム終わりだ。休み時間だ。」

先生が手をペシペシと叩いて、休み時間になる。
その瞬間、男子が雪崩みたいに蒼香のところに来た。

「お、俺笹原!よろしく!」

珍しく遅刻しなかった笹原くんが、蒼香ちゃんに自己紹介をしていた。

「俺は石川!」

「俺は山田!」

「うん、覚えられない!」

男子が自己紹介をどんどんしていても、蒼香ちゃんはバッサリ切っていた。

「凄い人気だね。」

優月が私の席に来て、苦笑しながら言う。
実咲も苦笑しながら見ていた。

「ねぇ、蒼香ちゃんって、芸能人とかは誰が好みなの?」

女子の一人が興味津々で、蒼香ちゃんに聞いて。

「うーん、あんまりテレビ見ないからなぁ。でも、カズレーサーとかは好きかなぁ。あと、タモリ。」

結構マニアックというか、王道からそれてると言うか。

「じゃあ、好きなタイプは?」

今度は、男子が聞いた。すると蒼香ちゃんは。

「強い人かな。」

「何が?」

「武道。」

蒼香ちゃんは、えへへっ。と笑って言った。

「お、俺柔道やってるぜ!」

石川くんが自慢気に言った。

「へぇ、それは興味あるかなぁ。」

蒼香ちゃんが石川くんに興味を示す中、蒼志くんとケイは、相変わらず笑顔で何かを話していた。
でも、こんなに人気者の転校生かぁ。
友達が増えるかな。

続く


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