怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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672:べるなに◆Lg:2017/12/23(土) 17:09 ID:IEg

さて、気を取り直して書いていくか。

『さぁ春が丘学園対雷門中!キックオフです!』

実況さんの一声で試合が始まって、FWたちがドリブルで攻めあがっていく。
背番号10番の藤木先輩と、背番号11番の佐藤先輩が速い。あっという間にMFを抜いていった。

『速い速い!春が丘学園FW!あっという間に雷門のMFを抜き去る!
おおっと!DFの車田がボールを奪った!車田が霧野へボールを回し、霧野から浜野へ!』

さっき藤木先輩に抜かれていたMFの人が、ドリブルで藤木先輩を抜いて、そこにMFの先輩たちが走ってボールを奪いに行く。

「なみのりピエロ!」

「へ?」

いきなりその人は意味不明なことを叫んだと思ったら、ボールに玉乗りのように乗って行って、しかもボールには変な海みたいなのが出来ていた。

『出たぁ!浜野のなみのりピエロ!』

出たぁ!って……既に出たりしたことあるの!?

『ここで浜野、剣城へボールを回す!』

剣城と実況に言われていた背番号10番の子が、ボールを回転させて、脚を巧みに使って上にボールを上げる。
でも、ボールがなんか滞空してるし、禍々しいオーラみたいなのに……

「デスッ……ドロップ!」

「うわーっ!」

10番の子が打ったシュートは、私でも反応できるかどうかわからない速さで、あっという間にゴールに突き刺さっていた。

『ゴォォォォォル!先制点は雷門中!剣城のデスドロップ!』

こんな凄いことが出来る人たちに、勝てるの……?


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