怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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1:蒼月 空太◆eko:2016/12/28(水) 12:54 ID:WeE

このスレッドは、怪盗レッドのオリジナルの小説を書く所。
オリジナルキャラクターを使うもよし、本家のキャラ崩壊がないかぎり、基本的にどんなネタでもいい
でも、他人のパクりなど、そういうネタはやめましょう。
そして荒らし、暴言などはやめましょう。

と、堅苦しく挨拶したところで、このスレッドは開始だぜ!

933:ふーた:2018/07/20(金) 06:40 ID:Y0E

ユユ小説面白い!
たしかにシリアス(笑)
この後が気になる!

934:ユユ:2018/07/20(金) 15:58 ID:WtU

あと30ぐらいでもう1000だね…。

935:べるなに◆zLg:2018/07/20(金) 21:26 ID:Qew

>>934
君は数すら数えられないのかね?

936:べるなに◆zLg:2018/07/20(金) 21:44 ID:Qew

15巻に燃えたので書く

私は今、盗品の取引が行われるビルに忍び込んでいる。
通気口にこっそり隠れながら周囲をうかがってるけど、周りにありえない光景が広がっていた。

『アスカ、警備員の人数は?人数次第じゃ催眠玉だけじゃあキツいが……』

「いや……それが全員腕をありえない形に折られて倒れてる。
手練れっぽそうな女の人もいたんだけど、その人だけは怪我してない……っぽい。」

本当にありえない光景だ。あんな屈強な大男の警備員たちが無抵抗のままやられたように見える。
ドタバタ争ったような跡は見えないし、通気口から降りて確認したけど、皆外傷が腕だけだ。
あとはまぁ気絶させるためか、お腹に一撃入った形跡……と言うかお腹に殴った跡が服の上からでもわかるほどにあった。
あと何人かは手刀で気絶させたのかな。
私がそうやって確認していると……


「可愛い女の子、見〜つけたっと」

後ろから嫌な気配がして、私が距離を取った瞬間。
私の真横に鋭いナニカが飛んできた。それはガァンッ!と音を立てる。
よく見てみると……ナイフだ。しかも、サバイバル用とかそう言うのじゃなくて……
と言うか……ナイフと言うよりも、牛刀だ。お父さんが持ってたあの大きい包丁……みたいなの。

「あらら、ショートパンツ狙ったんだけど外れたか。
暗いのはやっぱり苦手だ。」


目の前の男は不適に笑いながら刺さった牛刀を引っこ抜く。
ってかコイツさっきの発言からして、どうもただの変態にしか見えない。

「怪盗レッドのアレな写真でも撮って抱き枕カバーにでもすれば……おっさんどもに売れるかなっと!」

男は距離を詰めてくるように走ってきたけど、動きが見え見え。
私は片足軸回転で男の牛刀を握る手を掴んで懐に入って、改良版発勁を放つ構えに入る。
1秒あれば打てる……はず!

「やっぱり……若いのにはこれが効くね」

私の発勁が当たる前に、お腹に鋭い一撃が入ったような感触。
私はその攻撃がお腹に当たった衝撃で……口から普段出ないようなものを……その場にブチまけた。

「っと、女の子だから流石に血吐いちゃうか……内臓大丈夫かなコレ。」

男はそのまま私の腕を一振りで振りほどいて、盗品の取引を行っている……唯一スーツが違う男のカバンを漁り、宝石を取り出した。

「そういや君はこれが目的だったわけか……
まぁ怪盗レッドだしこれぐらいやるよな。」


「な……何が……目的よ。」


私は立って、男に尋ねてみる。答える保証はないだろうけど、1%でも知れれば……
ついでにあの宝石も奪えたら……

『アスカ、隙を見て宝石を奪い取ったらすぐに逃げろ。
奴は少なくとも格上……多分ファンタジスタ以上……UFパークでお前が戦ったあの昆使いクラスには強いはずだ。』

ケイの警告を頭に入れつつ、奴の動きを探る。

「俺の目的?
ん〜……俺ってね、生まれつきか育った環境か知らんけどね、性に関しては止められんのよ。
故に、女の子の怪盗レッドとか、そこに転がってるスーツ姿の秘書ちゃんとか……
服剥いで写真撮るのが好きなのよ。
敢えて写真だけ撮る。それが俺として最高のロマンと言うかジンクスと言うか……」
まぁ俺は、君のその筋肉質で素敵な太ももに惹かれたわけなんだけどね。」

「タキオン並みの最低な人間ね……」

「そりゃ、怪盗ファンアジスタ同様元タキオンの現在アメリカに亡命したフリしてる作戦実行中の男……
怪盗PNTだからね。」

ピーエヌティーって……何それ。と思ったら。

「あ、PNTはパンツの意味だよ。」

ド変態だこの男。今すぐ宝石を奪って逃げないと色んな意味で危ない目に……

「まぁ君の実力が大したことなさすぎるから、もっと強くなったら服剥ぎかな。
じゃ、この宝石置いてくから、また今度会おうか。」

その男はそう言って、変な走り方で走ってどこかへ行ってしまった。
……出来ればもう一生会いたくないけどね。

937:べるなに◆zLg:2018/07/20(金) 21:52 ID:Qew

怪盗PNTプロフィール

名前:不明
性別:男
年齢:27歳
武器:牛刀(現時点で判明している物)
目的:女の子の服を剥ぎ取ってその写真だけを撮って保存すること
趣味:コレクション整理、牛刀素振り
好きな物:女の子
嫌いな物:男の娘(女の子と似てて紛らわしいため)
身長:175cm
体重:67kg

服装

怪盗時

・黒いシルクハット
・黒いサングラス
・中に着る白いYシャツ
・黒いタキシード
・黒い革靴
・黒いマスク(本人の自作)

一般人変装時

・白い長袖シャツ
・青いジーンズ
・白いスニーカー

容姿

・黒髪黒目
・華奢に見えるが服に隠れてるだけの筋肉
・ピアニストのような指
・要約すればイケメン

多分一番嫌われるであろうオリジナルキャラクター。
同期と目的が完全に生理的に受け付けないようなキャラクターで、多分実咲とか優月みたいなのを近づけたらとんでもないことしか起こらない。
絡ませる時はケイくらいしかいないと思う。
と言うかケイ以外いちゃいけない気がする。

938:ふーた:2018/07/22(日) 07:08 ID:Y0E

>>936
へ、変態……
イケメンなのに変態って……(笑)

939:ふーた:2018/07/22(日) 07:09 ID:Y0E

そういえば7/20って、アスカの誕生日だ〜!
アスカおめでとう🎉🎂

940:匿名さん:2018/07/22(日) 07:45 ID:hZk

イケメンで一番嫌われるんだ

941:ペンダン:2018/07/22(日) 07:46 ID:hZk

イケメンで一番嫌われちゃうんだ

942:べるなに◆zLg:2018/07/23(月) 08:21 ID:Qew

むしろイケメンってのは内面酷くてええと思うのよ。
顔がよくても中身が悪い。そんな完璧でない人間を出すにはぴったりだと思うの。

943:べるなに◆zLg:2018/07/23(月) 08:44 ID:Qew

投稿量が多すぎます?って来て書いていた文章が消えた……
ふざけんじゃねえ葉っぱ運営!

944:ふーた (ノ ゜Д゜)ノdice4:2018/07/23(月) 22:12 ID:Y0E

ページ変えただけで今まで書いてたのが消えたよー!。゚(゚´Д`゚)゚。
サイアク………………!
あそこまで頑張ったのに………!
よし!がんばろう!

945:べるなに◆zLg:2018/07/25(水) 17:11 ID:Qew

もう萎えたけどまた書くわ



その後、私はダメージを追った体を引きずってなんとか家に到着。
朝になったら病院に行って、色々と診察してもらった。どうやら内臓へのダメージはそこまで重くなかったらしく、3日程で治るらしい。
でもまぁ、これから3日。つまり休日全返上でやっと治る。運動は出来ないし、特訓も出来ないし。
ショートカットやらなんやらも出来ないから大変だ。ああ、PNTをひたすら恨みたい。
一生会いたくなかったけど、今度会ったら先手必勝で目突きか金的で沈めよう。
女の敵だし、と言うかレッドの敵だし!

「あまりカリカリするな、アスカ。ストレスが溜まるとシワが増えるぞ」

ケイがまた無神経なことを言う。ってかこっちは結構傷ついて悩んでるんだよ?

「ケイだって、ハッキング回路をPNTに邪魔されて結構悔しがってたくせに。」

「……確かにそうだな」

ケイはそう言って、またパソコンの方に向いてカタカタとまた何かしている。
そう。私が逃げるときにケイがサポートしてくれようとしたんだけど、PNTの邪魔が入ったのか、ケイのハッキングが失敗した。
と言うか、完全に邪魔されていた。そこから察するに、PNTは二人組かそれ以上だな。とケイは言っていた。

まぁ取り敢えず、リビングでテレビでも見てこよっと。
と私はベッドから音を立てずにジャンプしようとしたら、お医者さんに注意されたことを思い出して、普通に降りた。
ああ、不便すぎるよ。運動神経の良さは私のアイデンティティーなのに、それがなくなったらただのポニーテール美少女じゃん。

「美少女ではないだろ」

ムキーッ!さりげなく人の心を読んでその上否定までしてくるなんてケイ結構酷いよ!

「いや絶対美少女じゃない、美人だ」

へ?ちょっとケイなに言って……と思ったら、ケイはどうやら誰かとパソコンで通話をしていたみたいだった。
なんだ、思考は読まれてなかったか。ちょっと嬉しいような悲しいような。
と思って改めてリビングへ。

946:べるなに◆zLg:2018/07/25(水) 17:12 ID:Qew


「休日なのに面白いのやってないなぁ……」

私はチャンネルを入れ替えてばっかりだった。
男子が好きそうな変な物くらいしかやってなくて、私の見たいようなのはない。
ああ、イロ〇ネアとかエン〇の神様とか〇ー1グランプリとかやらないかなぁ……

でもまぁ、たまにはニュースでも見よう、と思ってニュースのチャンネルに切り替えたら、一番見たくないニュースだった。

『続いてのニュースをお送りいたします。
続いてのニュースは、怪盗レッドが盗品をまたも盗み出し、持ち主に返却されたようですが……
そのビルで勤務していた女性の下着が盗まれていたことも明らかになりました。』


これPNTのことじゃん!と思ってすぐにテレビを消そうとしたら……

『そこには怪盗PNTと書かれたカードが刺してあったようです。』

「案の定PNT……」

私は落胆しながらテレビの電源を切る。すると、スマートフォンへ着信が。
実咲だ。何かな?と思って電話に出る。

「もしもーし!」

『もしもし?アスカ。ちょっといいこと教えようと思ってさ。』

「何々?」

『さっきイケメンな人と出会っちゃったんだけどさ、その人今度休日明けに新しい先生として来るんだって!
ほら、この間担任の先生が大怪我しちゃってその穴埋めだった。』

「そうなの?だとしたら楽しみだなぁ。」

イケメンの先生かぁ。授業が少し楽しくなるかも。と言っても、担任の先生は担当教科が数学だったし、苦手なのには変わりないけどね。

『まぁそれだけだけど。』

「それだけなんだ……」

『あっ、急がないと……じゃあね、アスカ!』

「はーいっと」

私は電話の通話を終了した。
休日明け、怪我が治ったと同時に絶望することなんて知らずに。

947:ユユ:2018/07/26(木) 16:54 ID:D0A

べるなにさん、小説面白いですね!
その先生ってもしかして・・・

948:ふーた (ノ ゜Д゜)ノdice4:2018/07/28(土) 22:28 ID:Y0E

946
小説おもしろいです!
あの先生…ユユと同じ考えです!
続きが気になります!

949:ふーた:2018/07/29(日) 01:16 ID:Y0E

続き書きます!前は>>915です!
「恋してるから、がんばれる」
私は更衣室に入ると誰よりも早く着替えて教室の前の廊下に座る。
耳をすましてみる。
教室「…………………………。」
あれ?意外に静かだ。
男子はいつも騒いでるから、珍しいな。
しばらくすると、実咲と優月がきた。
実「あれ?アスカじゃん。早いね。なんか用事?」
優「そうだったら言ってくれればいいのに!」
ア「えっと、別にそうじゃないんだけど…」
まさか来太が男子たちに暴力を振るったりしてるかもしれないって言ったら、2人ともびっくりするだろうし。
実「ふ〜ん?」
優「なぁんだ、よかった。」
ア「2人ともありがとう」
実,優『うん。』
またしばらくすると、着替え終わった子がぞろぞろと歩いてきた。
ガラガラッ
男子1「女子〜入っていいぞ〜」
おっ入れるみたい。
特になんもなかったなぁ〜
来太「アスカ。ちょっといいか?」
ア「うわぁ!…って来太か。何?」
来太「今日、放課後に校舎裏に来てほしい。話があるんだ。」
ア「いいけど…」
来太「ん。じゃあ。」
ア「うん……」
話って、なんだろう?
キーンコーンカーンコーン……
私の疑問をかき消すように、終わりのチャイムが鳴った。
3時間目、終了か。
そういえば、今日は4時間授業だったっけ。
早く家に帰れる!やったー!
えっと、次は社会か。
最後、がんばろうっと!
…………よし!準備完了!
キーンコーンカーンコーン……
先「号令〜」
号令係「気をつけ〜礼〜」
皆「よろしくお願いしま〜す」
先「はい。よろしくお願いいたしますっ。え〜〜今日は、テストの予習とともに、テスト範囲のところの最後の方をやりたいと思います。」
皆「はーい。」
先「え〜前回は、気候が全部終わったところで終わったっけ?」
男子2「はいはいそうですぅ〜」
男子「わははははは!」
美波「ちょっと!ふざけないでよ!男子!」
今のは、このクラス1の美少女【高峯美波】
可愛くて頭もいいけど、ぶりっ子で腹黒い。
女子にとっては関わりたくない存在なんだ。
{オリキャラ紹介}
高峯美波(たかねみなみ)
可愛くて頭もいい。
悪知恵がよく働く。
アスカと1、2を争うほど運動神経が良い。
ぶりっ子で腹黒い。
来太を狙っている。
{以上!}
それに、私の恋のライバルでもある。
怖いなぁ……。
先「高峯の言う通りだ。集中しなさい。」
男子「はーい。」
やっぱり、美波が言うと、男子たちが言うことを聞く。
こう言うところは、少し助かってるんだけど
〜50分後〜
先「お、終わりの時間か。号令〜」
号令係「気をつけ〜礼〜」
皆「ありがとうございました〜」
先「はい。テスト勉強をしっかりとしておいてください。時事問題も出るので、ニュースを見るのを忘れずに。」
皆「はーい。」
キーンコーンカーンコーン……
*4時間目、社会終了*
ふ〜、終わった〜。
1・2時間目、地獄だった……
ケ「ただの数学と英語の自習をしただけだ」
3時間目、楽しかった〜!
ケ「野生の勘が働いていた。」
4時間目、ねむかった……
ケ「気候のまとめをしただけだぞ。」
………………って!
ア「ケイ!私の1日の感想にいちいち突っ込まないでっ!」
ケ「僕はただ事実を言っただけだ。」
うっ…それはそうだけどさ……
ケ「帰りのホームルームがはじまる。」
ア「え?あああ!ケイと話しててなんも準備できてない!」
ていうか、ケイと話しをする気なんてなかったけどね!!!
ケ「僕のせいか………?」

950:ふーた:2018/07/29(日) 01:19 ID:Y0E

続きです!
ガラガラッ
先「皆、準備おわt」
ア「先生来ちゃった〜〜!!!!!」
先「おい紅月!暴れるな!」
ア「暴れてませんっ!ケイのせいです!」
先「こら!ひとのせいにするな!」
ア「はい………。」
でも、本当にケイのせいなんだからね!もうっ!!
ケ「怒った顔、可愛い…」ボソッ
ア「え?なんか言った?今それどころじゃないんだけど!」
ケ「あ、いや、なんでもない……。(//~//)」
ア「そう?なら、いいけど。」
なんか、心なしかケイの顔が赤いんだけど?ま、いいや。
〜ホームルーム終了、校舎裏〜
ア「………で、話って、何?」
来太「あのさ、前、90か95か忘れたけど、それ、なしでいいから。」
え〜っと、てことは?
来太「俺と付き合っていい。」
………………¿¿¿
ア「えええええええええええええ!!??」
び、びっくりしすぎてハテナマークが裏返っちゃったよ!
ア「ほ、本当に、オッケーなの?」
来太「うん。」
ら、来太、表情1つ変えないって、こんなこと言うのって、かなり勇気がいるよね?
なのにこんなにあっさりと………
⁇「あれ〜?こんなとこで、2人で何やってるのぉ?」
ん⁇………って、美波⁉
来太「高峯、何やってるんだ?バスケ部あるんだろ?」
美波「そうだけど、2人が何してるのかなぁ〜って、気になっちゃったから☆」
ア「気になったって…」
それに、セリフに星がついてそうなカンジ。
本当に、ぶりっ子だなぁって思う。
美波「ねぇねぇらいたぁ、どうしてアスカなんかといっしょにいるのぉ?私は好きじゃないのぉ?」
さあ来太、どう返す⁉
来太「はっきり言って、お前のことは嫌いだ。」
美波「………‼‼…ヒドイ…!ヒドイよ!来太……!来太って、そんなヒトだったんだ……!みんなにおしえてやるっ!」
美波は、今にも泣きそうな顔をしていた。
ア「……ウソ泣き、か。」
美波「!チッ……」
あ!今舌打ちしたよね?
もうっ!ほんと、腹黒いヤツ!
来太「アスカは、俺のものになったから。」
ア「……私、物じゃないんだけど……💧」
でも、やった〜!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
来太と付き合えた……!\(//∇//)\
デート、どこ行こっかな……
そんなことが、たくさん頭に入ってくる。
__美波に、来太を盗られないかな…__
ふいに、そんなことが頭をよぎる。
……そんなことないよね!うん!
………そんなこと、ない…よね……?
……そうだとあってほしい……

切ります!
新オリキャラ【高峯美波】
アスカの恋のライバルが現れました!
すごい性格してるなって、自分でも思う……
コメントや感想などがあると嬉しいです!

951:べるなに◆zLg:2018/07/29(日) 20:53 ID:Qew

休日も明けた初日の学校。一番やる気の出ない時だけど、私は学校へ向かう。
勉強はいやでも、今日は体育の授業がある。それを唯一の楽しみに。

「おはよー」

私は教室の戸を開けて一言挨拶。他の皆がおはよー、と返してくれる。
私は2時間目の体育を楽しみにウズウズしながら席に着く。ああ、3日ぶりの運動。
筋線維を限界まで酷似してブッチブチに出来る。その楽しみを頭の中で想像すると嬉しさ100億倍。

「アスカ、この間も話したけど、新しい先生が……」

「そう言えば実咲そんなこと言ってたね。今日の朝会で紹介されるんだっけ?」

偶然覚えていたことを言うと、実咲はびっくりしていた。顔だけで。決して声は出さず。

「アスカがまさか学校関連のことを覚えてるなんて……」

「私は鶏かなんかだと思われてんの!?」

いくら私が勉強出来なかったりうっかり忘れたりすることがあっても、そんな馬鹿じゃないよ!

「氷室さん、アスカはたまにだけ記憶力が……いい……から……ゼット……ゼット……」

「わかりやすい寝たふりすんなーっ!」

と、ケイにツッコミを入れたあと、皆で並んで体育館へ。
朝会で新しい先生かぁ……なんか胸騒ぎがするけど、まぁ気にしないでいいや!



『えー、2年の担任の先生……まぁ代理の先生が入ることとなりました。』

『2年生の担任、その代理をしばらくの間務めさせていただく、「下野 瀬和」と言います。よろしくお願いします。』

聞きなれた声……と言うか、もう二度と。絶対に、一生聞きたくない声。嫌悪感を全力で出したくなる声。
イケメンであの声……思い当たる人物は一人しかいない。って言うか、もう最初に声を聴いた瞬間から察した。


と、憂鬱な気分になりながら教室に戻った私は机に突っ伏する。
新しい先生が来ると聞いて、少しだけ楽しみだったけど……まさかアレなんて思いもしなかった。

「えーと……べ、紅……じゃなくてこ、紅月か。えーと、紅月……とぶ……とり……飛鳥か。」

新しい担任の先生……と言うより、担任の先生代理は、名簿を見ながら漢字を覚えていた。
外国出身の先生だからか、漢字があんまり読めなくなった……なんて言っている。

「えーと、紅月飛鳥さん……ちょっと話があるので来て貰えないでしょうか?」

その先生は私を呼び出した。周りの女子や男子はヒューヒュー言ってたり、生徒と教師の禁断の〜とかよくワカンナイことを言っている。
……よし、今「付き合ってんのか!?」って言った石川くんにはバックドロップだ。
そうこう思ってたら、もう相談室についていた。

「えー、まぁここなら誰かは中々来ないだろうから言うけど、怪盗レッドさん。」

「学校生活の中でも会うとか地獄かな、ここは。怪盗PNTさん。」

「んー、まぁ可愛い女子生徒たちの下着を見たいってわけじゃない。それだけはマジで保証するから。」

「嘘だったとしたらどうしようか」

「その時は首チョンパでもなんでも。」


PNT……こと下野先生は軽々しく言うけど、出来る事なら今コイツの手足を削ぎ落してやりたいくらい。

「内臓の件に関してはあんまり怒ってないけど……この学校で変なことしたら覚悟しておいてね。」

PNTに指を指して釘を刺す。

「はいはいわかりましたともレッドさん。まぁ、別件は怪盗レッド自体に関係ないからね。
まぁ話はこれだけだよ。」

PNTはそう言ってドアを開けて出ていく。私もそれに続くように教室に向かう。

952:(ラ\ィ/ダ-) ジオウ ◆uM ニューバージョンだウェイ!:2018/07/29(日) 21:00 ID:XKY

中々いいですねぇ!これ読んで書きたくなってきた……そうならない?

953:ふーた:2018/07/30(月) 00:38 ID:Y0E

>>521
小説おもしろいです!
PNT……怖い……!!!

954:ふーた:2018/07/30(月) 00:46 ID:Y0E

あ、!上の数字が間違えてた!
951でした!訂正します!

955:ふーた:2018/07/30(月) 00:49 ID:Y0E

あの、952の方って前にいた方でしょうか?
間違ってたらごめんなさい!

956:べるなに◆zLg:2018/07/30(月) 15:08 ID:Qew

>>955

存在する価値もない荒らしだから放っておいていいよ

957:ふーた:2018/07/31(火) 00:22 ID:Y0E

>>956
あ、はい……。

958:ふーた:2018/08/02(木) 00:42 ID:Ox.

続き書きます!前は>>950です!
「恋してるから、がんばれる」
☆一週間後☆
今日は来太とデートの日。
私の初デート❣
楽しみ〜!
ア「ふんふ〜ふふ〜ん♪」
鼻歌を歌いながら服を選ぶ。
こっちも良いけど、こっちも可愛いな〜
私は動きやすい服しか持ってないから、それで一番可愛いコーデにしようと思うんだ!
それにしても、ケイ、昨日から元気ないな〜
私が来太と付き合えたことを言ったら、なんていうか、突き放されたみたいな、ず〜ん…って、そういうオーラが伝わってくる。
本当に、どうしたんだろう?
ま、いっか。あとで考えようっと。
私は事前にケイを部屋から追い出しといて、決めた服に着替える。
鏡でチェック。
ア「よしっ!オッケー!ケイ〜入って良いよ〜」
………ガチャ
ケイが自分のパソコンを持って入ってくる。
ケ「………………。」
ア「どう?可愛い?」
ケイに質問をしてみる。
まあ、聞き流すだろうけどね、こんなこと。
ケ「…………可愛い…………」ボソッ
ア「え?………………え?」!?
今ケイが、可愛いって、言った気が……。
ケ「…///……時間………。」
あ、赤くなった。らしくないな〜…
……ん?時間?…じかん…ジカン…ああ!!
ア「時間!早く行かなきゃ!ケイ、ありがと!!!行ってきますっ!!!」
ケイside
ううっアスカ、、、可愛かった……
あの格好は、僕以外に見せて欲しくない…!
それなのに、斉藤……アイツ……!!
『なんかあったら、言ってよ?』
なぜか知らないが、この前のアスカの言葉が頭に蘇った。
この前、僕が斉藤にやられたあざを見て、アスカが言った言葉。
クラスのためだと言ってたけど、少し、嬉しかった。
ケ「…………!(///~///)」
アスカのことを考えただけでも恥ずかしくなってきた…!
今回のアスカのデート…失敗してほしい……
アスカside
あ!いた!お、遅れちゃった……!!!
どうしよう…もういい!…とか言われちゃったら……!!!!!
私の人生終わったも同然だよ〜〜!!!
ア「来太〜!ごめん!遅れちゃって…。」
来「いや、俺も今来たところだったから。ちょうどよかったな。時間。」
ア「うん!よかった〜〜。さっ行こっ!」
来「ああ。」
〈移動中…………〉
今回のデート!それは遊園地デート❣
楽しみだな〜!!!!!
ア「ついた〜〜!!わぁ!すっごーい!!」
来「ここら辺では一番広い遊園地らしいから、…っていうか、遊園地だし、広いのは当たり前だろ。」
ア「うっ…た、確かにそうだけどぉ!!!いっ今まで私が見た遊園地の中で、一番広そうだったからぁ!!!!」
来「広そうだったから……か。見た目で判断してたら、騙されやすいぞ。」
ア「……誰によ?」
来「さあ?それはアスカの想像に任せる。早く入ろう。」
ア「はああ……まったく……。」
何よ。来太ったら……。
でも来太、いつもより明るくて、よく笑うし、楽しそう。
カッコいいな…って、思っちゃう。
まあ、来太はもともとかっこいいんだけどね!!!!
ア「いざ、遊園地へレッツゴー!!!!!」

きりまーす。
わああ❣ゆうえんちで好きな人とデート…
憧れる…!!!私も好きな人とデートしたいなぁぁ〜〜😍
感想やコメントなどをもらえたら嬉しいです!

959:ユユ:2018/08/02(木) 13:22 ID:BNc

>>958
ふーた、小説面白い!
アスカと来太、楽しんで来てね❤

960:星月夜 杏里◆gg ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2018/08/02(木) 17:02 ID:2mM

皆さんとってもお久しぶりです!
私がいない間にどんどん進んでいる...。
私を覚えてる人はかなり少ないと思います。というか、私を知らない人もいますよね、多分。
いくつか前を見ればわかると思いますが、今年私は受験生で、勉強がいそがしく、全然来ることができません。
いや、小説の案はとっくにできていて、書き込めばいいんですけどね。
親に携帯取られていて、今は親がいないので、こっそり携帯の隠し場所から携帯使ってますw
今後もこのような機会があれば、頑張って小説の続きをあげたいと思います。
皆さんの小説も読ませていただきました。これからも頑張ってください!
ああ、1日10時間も勉強する必要があるのでしょうか…。夏休みをもうちょっと満喫させてほしいです...。別に携帯だって取り上げる必要ないと思うんですけどね。
このスレももう少しですね。頑張ってください!
きっとまた来ます!それでは!

961:ふーた:2018/08/08(水) 06:15 ID:Ox.

>>960
初めまして、ふーたです!
前にいた方なんですね!
勉強、頑張ってください!

962:ふーた:2018/08/08(水) 06:19 ID:Ox.

>>959ユユコメントありがとう!
私も遊園地デートしたみたいなぁ〜💕💕💕
前にも言ったけど遊園地デート憧れるなぁ笑

963:ふーた:2018/08/08(水) 07:05 ID:Ox.

続き書きますっ!前は>>958です!
「恋してるから、がんばれる」
来「チケット売り場は…あそこだな」
来太が人の行列が出来てるとこを指差す。
ア「うわぁ〜結構並んでるね。」
来「じゃあ俺が買ってくるから、入り口のゲートの近くで待っといてくれ。」
ア「うん、分かった。じゃあ、行列並ぶの頑張って!」
来「行列に並ぶのを頑張る?」ブツブツ…
ア「ん?なに?」
来太が腕を組んで首をかしげる。
ん?今なんか言ってた気がするけど……?
ま、気のせいだよね!うん!
〜15分後〜
来「おまたせー!!!」
ア「あっ来た来た。お疲れ!ありがとっ」
来「おうっ!じゃあ入ろうぜ。」
____________________
ちょっと、伝えたいことがあります。
私、思いました。自分でこれ書きながら、来太の初期設定の【ちょっとだけ無愛想】っていうのと、志水貫太君を思いっきり忘れてた!って。来太の無愛想っていうのは、学校とかで!みたいな感じに変更します。
志水貫太君は……そうだ!今だそうっ!
って考えました!(笑)
ってなわけで続きスタート!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ア「うん!楽しみだなぁ!!!」
ん〜と、なんか謎の解説的なのが入ったんだけど……気にしなくていいか!
来太がゲートにチケットをかざす直前……
⁇「斉藤くーーん!!!」
ん?…あれは…?
目を凝らしてよく見る。
…って、志水君じゃん!なんでここに!?
まさか、デートの約束をしてるのを知ってて、このことをクラスのみんなにバラしちゃったりとか………!!!
来「志水……!お前…なんでここに……⁉」
ええっ!!!???
なんか来太の顔が引きつってるんだけど!!
なんかあったの!?2人で!
ア「ねえ、来t……」
来「くっ……!アスカ!ゲートの中に入れ!急いで!」
ア「え!?どういうこと!?」
来「いいから早く!」
来太の顔が焦っているのが分かる。
私はとりあえず中に入ると、来太を見る。
そういえば、私が来太と付き合えた日、志水君は休みだったよね。
それに、私たちが付き合ってることは誰にも言ってないから、ううん、違う。ケイには言った!でも、ケイがこんなことをするなんて絶対思えない。
だから、私が最初に考えた、みんなに付き合ってることをバラすっていうのはないはず!
……じゃあ、なに?なんで志水君はここにいるの?どうして?
あ、、、でも、志水君が休みだった日に、私は通学路で志水君を見たし、おはよっ!って言った!絶対、2人の間でなんかあったんだ……!!!!!
ア「来太!志水君!2人の間でなにがあったの!?どうして志水君はここにいるの!?来太はどうしてこんなことをしてるの!?全部話してよっ!わかんないの私いやっ!!!」
モヤモヤするの、私嫌いだもんっ!
来「………!……くっ……」タッタッタッ…
ア「え、来太!?志水君は?いいの?」
来「…こいっ!!!」バッ!
うわあ!!!
来太は私の目の前を通って、手を掴んだ。
え、逃げるの!?志水君は!?本当にこれでいいの!?
…………まてよ?コレって……
手を繋いで走ってる!?!?!?
えっちょっとまってあの、えっと、コレっあのっううーん…………。
目の前がぼやけてくる。
ううーん…わたし…どうしたんd…バタッ!
来「!?おい!アスカ!?どうしたんだ!?おい!」
来太が…わたし、を…心配…して、る?…ううーん……
なんだか…視界が…ぼやけて……………
わたしは、意識を失った。

切ります!
わあああ!!!手を繋いで走るって❣
びっくりしすぎて気絶しちゃったよ、アスカ
でも、い〜な〜!憧れるな〜❣

964:べるなに◆zLg:2018/08/08(水) 12:18 ID:Dtw

私は今盗品の売買、それも超重要な物。売れば高層ビル一つ買えるくらいの1万年に1つと言われた最高峰のダイヤモンドを取り返しに来ているのだけれども……

「……なんでアンタがいるわけ?」

怪盗PNTが倒れている女の人をひん剥いて写真を撮っていた。正直今すぐ後頭部に膝蹴りを叩き込んでやりたいけど、多分コイツには見切られるだろう。

「あ、怪盗レッドか。実はここに可愛い女の子がいるって情報屋から来てさ、ちょっと気になって来たんだよね。
でもなんかイマイチ。情報屋に少し騙されて落ち込んでる気分さ。」

「いっそのこと男にでも出会ってその顔事粉砕されればいいのに」

私は少し悪態をつくと、PNTは「それは面白いジョークだね」なんて返してくる。
半分以上が本気なんだけどね……

「まぁ、今回は実のところ、君に用件があってきたんだよ。多分情報屋はそれを見抜いて君のいるところに行くように誘導したんだろうけど。」

「私に用件?」

PNTは目つきを変える。随分深刻そうだ。

「僕と手を組んで欲しい」

「は?」

インカムの向こうのケイも釣られてなのか「は?」と声を出していた。
いやいやいや待って待って。なんでPNTの犯罪にわざわざ加担しなきゃならないのよ。

「いや、条件はコレ。」

PNTは条件の書かれた紙を懐から取り出して、広げて見せた。

怪盗レッド、怪盗PNT同盟条件

・怪盗レッドはいかなることがあっても怪盗PNTをタキオンの逃亡から手助けすること
・怪盗PNTは怪盗レッドのミッションを手助けすること
・お互いに信頼し合い、裏切らないこと
・怪盗レッドも怪盗PNTもお互いのやっていることに口出ししないこと

暗視グラスを通して、ケイは見ているだろうから、わざわざ言う必要もないだろう。
ケイはインカムの向こうで、少しうーん、と悩んでいる様子が聞こえた。

『罠には近いが……この戦力が手に入るのならば俺は同盟を組んでもいいと思っている』

私だってそうだ。下手すればファンタジスタよりも強いPNTを仲間に出来るのなら、大歓迎。
ウェルカムトゥーPNTだよ。

「早めに決めてくれよ。」

PNTはそう言って牛刀を腰から抜き放って、私の目の先にいる男を見た。
……タキオンの連中だ。こんな大掛かりなことともなれば、ラドロかタキオンと絡んでいると思っていたけども……

「君がその条件を飲むのなら、タキオンの連中を俺一人で追っ払うけど」

「わかった。交渉成立ってことで」

私がそう言うと、PNTは勢いよく走り出して向かってくる黒服の男の首筋に蹴りを叩き込んで気絶させ、殴りかかって来る黒服男を避けて、勢い余って激突して転ぶように誘導したり、牛刀で首筋に小さく斬れ込みをて恐怖で気絶させたりと、私以上のセンスで動いていた。

『改めて見ると凄いな……アスカでも苦労しそうな奴をあんな風に倒すなんてな。』

「まぁ、一対一なら負ける気はしないけどね?」

そうして見ていると、黒服は拳銃でPNTの持っている牛刀を弾いていた。PNTの武器がなくなった……と思っていたら、PNTは背中から何かを抜き出した。
それはただの鉄の棒……に見えていたけど、違った。

「槍?」

槍。巨大な二つの刃が付いた槍だ。

「有名な漫画にあった、『カブトホーン』ってのを再現しようと思って自分なりに作ってみた……
そうだね、『ユニコーンオルトロス』とでも名付けようかな。」

PNTはそう言いながらそれを力任せに振り回すと黒服の男を蹴散らした。 
小学生くらいの子供がただブンブン振っている木の枝みたいな乱暴なやり方なのに黒服たちはみねうち同然だった。

「まぁ、こんなもんかな」

PNTはそう言いながらユニコーンオルトロスを背中に納めていた。

「多分ファルコンが来ると思うから、さっさと逃げよう。ユニコーンオルトロスは対集団戦用だから、多分これじゃファルコンみたいな化け物には勝てない。アイツの体じゃ牛刀でも両断しきれるかどうか怪しいし……」

PNTが珍しく(?)弱音を吐いている。私とPNTは通路を走りながら抜けて行ったら……

「待っていたぞ、裏切者と……怪盗レッドか。」

「ウッソだろオイ」

PNTはそう言いながらも戦闘態勢に入っていた。相手はもちろん……ファルコン。

965:ユユ:2018/08/08(水) 20:01 ID:oMo

>>963
ふーた、小説面白い!
志水くんが何者なのか気になる!
>>964
怪盗レッドとPNTが同盟・・・!

966:ユユ:2018/08/08(水) 21:14 ID:oMo

続きです。
AM4:30 シンタ視点
シンタ「ふぁぁ〜ぁ…ふぅ。」
あーあ…寝みぃ。オレはあくびをして、後ろを振り返ると、翼留がむにゃむにゃと寝言を言いながら寝返りをうった。
シンタ「まぁ、こんな時間じゃ起きてない・・ってケイ?」
ケイはとっくに起きててパソコンを打っていた。
シンタ「お、おはよう。」
ケイ「・・・おはよう。」
ボソッと返事が返ってくる。真凛ならまだぐっすり寝てる時間だな・・・。ま、いいや。
ジョギング行ってこよう。すると、ドアから誰かのノックが聞こえる。
アスカ「シンタ?起きてる?」
あ、なんだアスカか。
オレはドアを開ける。
シンタ「アスカ?どうした?」
アスカ「せっかくなら一緒にジョギングいこっかなって・・・ケイ!?」
アスカがオレと同じような感想をいう。
アスカ「ま、いいか。で、どう?」
シンタ「おう、大丈夫だ。準備するから待ってろ。」
オレは手早くジャージに着替えて、顔を洗う。そして、行こうとしたところに、ケイがじっとこっちを見てるのに気づく。
シンタ「なんだ?ケイ。」
ケイ「・・・いや。」
・・・?じゃ、いいか。
シンタ「行ってきまーす。」

AM1:00
?「・・・やあ。時間ぴったりだね。」
ケイ「やっぱりお前か。福詞。」
そこにいたのは福詞だった。いつものように『ッ』はつけてないが、これが普段の話し方なのだろう。
晃芽「やっぱりってことは、分かってたってこと?」
ケイ「あて先を調べればすぐにわかる。」
ケイは淡々とした様子で答える。晃芽はふぅん、と、大して驚くまでもなくいう。
晃芽「ま、いいか。あと・・・先に言っておく。ぼくは、タキオンの幹部だ。」
ケイ「!!?」
さすがに驚いた顔をするケイ。晃芽はマイペースに話しを進める。
晃芽「あと、このことは言ってもいいけど、
言ったら相棒に危害が及ぶとでも思っといて。」
ケイ「・・・分かった。で、要件は?」
晃芽「別にこれは言ってもいいことなんだけど・・・。休み明けの祭りには気おつけろってね。」
ケイ「信じろと・・・?」
晃芽「変だと思うか?ぼくもだよ。ま、上のほうからの命令だからね。理由は教えてくれなかったけど。」
そして、要件は済んだのか、スタスタとどこかにいく晃芽。
晃芽「あ、そうそう。来なくてもいいけど、その場合も誰かに危害が及ぶと思っといてね〜。じゃ、バイバイ。」

終わりです!祭りはどうなるのやら・・・。

967:ふーた:2018/08/08(水) 23:54 ID:Ox.

>>964 おおおっ……!P N Tと同盟…!?
わたしだったら断ってるかも…(笑)

>>965 志水君については、もう963にぶっこんだだけで、その後のことを全然考えてないよ!(笑)考えなくちゃなぁ〜

>>966えええ!?晃芽がタキオンの幹部!?
お祭りどうなっちゃうんだろう?

968:なっちい(´∇`):2018/08/10(金) 20:32 ID:NTw

めちゃくちゃお久しぶり
受験生のなっちいです

お久しぶりついでに書いてたやつ完結させようと思いまして

視点がコロコロ変わるけど

>>486

≣≣≣≣≣✿≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣

歩き始めて5分くらい、前で楽しそうに話している澤井と東野さんの後ろで、僕は仏頂面を継続中だ。
おそらく半分はもうしょうも無い意地だ。
ため息を吐いて、ふとジュエリーショップのショーウィンドウに目をやる。
案の定、そこにはフェミニンなジュエリーに被って、不機嫌ですねたようにも見える自分の顔が写っている。
というか顔怖いな。仕事でもしないだろうこんな顔。

......なんだか少しおかしい。

探偵をやっている時に降りかかってくる理不尽の方が、澤井の強引さより、はるかに酷くて、腹立たしい。
なのに、今の僕は、むすっとした顔でガラスを睨んでいる、どこにでもいる高校生のように。
ささくれているのも馬鹿らしいや。
どうせこれからまた忙しくなるんだ。
今のうちに、学生らしく遊ぶのもいいかも知れない。
報告書のことは、ちょっと頭の隅にでも置いておこう。

そう考えているうちにいつの間にか足を止めていた様で、少し遠くから澤井の呼ぶ声がする。
今行くよ、そう返して優雅に歩いて彼らの方へ向かう。

「いやそこは走れよ!天然か!?」

すかさず澤井のツッコミがとんできた。
思わず苦笑する。

わざにきまっているだろう。


〜fin〜
≣≣≣≣≣✿≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣≣
何が書きたかったのかと言うと取り敢えず高校生してる響が見たかった。
ちょっとずれてしまったけど

ということで私の中でひと段落ついたので、
次ここに顔出すのは元号が変わってからかな

969:ふーた:2018/08/10(金) 22:42 ID:Ox.

なっちいさん!
小説おもしろいです!
響のことを書くのもいいかもなぁ〜
今度私の小説に響をだしてみます!

970:べるなに◆zLg:2018/08/11(土) 19:13 ID:Dtw

「やーな男に出会っちゃったよ……こんな奴倒すなんてこりゃ、女の子のパンツ一枚じゃ割りに合わないな」

「いや逃げようと思えば逃げれるでしょ。」

私はPNTにツッコミを入れる。って言うか、そもそも大前提として報酬で女の子の下着貰うってどうなの?

『アスカ、PNTと連携して倒すか逃げるか……どっちかを選ぶならお前が選んでくれ。脱出するならルートは俺が指示する。正直PNTならファルコンと戦えてもおかしくはないけどな』

「レッド、取り敢えず俺がツッコムから、その隙に最大火力で攻撃してくれ。もちろん俺に当てても構わないからさ」

「え、ちょっと待っ」

そう言ってPNTは牛刀を握って走り出す。って言うか、PNTを巻き込む広範囲攻撃なんて私にはないし、そもそもの話最大火力も何も発勁をファルコンに当てるなんて難しいなんてもんじゃないよ。
改良版発勁ですら見切られたりガードされたりするんだから、クレーンゲームで景品を取ることよりも難しい。

「せえええのっ!」

PNTは牛刀で斬りかかるけど、ファルコンが丸太のような腕で拳を放つ。
PNTはそれをかがんで避けて、脛に蹴りを入れていた。ファルコンの表情が一瞬歪むけれども、ファルコンはPNTの足を掴んで、片手で壁に叩きつけた。
そのまま私に向かってくる。けど私はひるまず発勁の構えを取る。ファルコンが右拳を振りかざしたところに
……

「はああっ!」

力を溜めて……ギリギリまで引き寄せて発勁をファルコンの拳に叩きつける。
お互いの力がぶつかり合って、バアアアアアアアンッと大きな音がして腕に引っ張られたように後ろへ下がる。
いたた……ファルコンのパンチ力が異常だ。事前に力を溜めてギリギリまで引き寄せて打ったのにこんなのは流石に考えてなかった。

「その程度か怪盗レッド……」

「君もその程度ってことだよファルコン」

PNTが後ろから音もなく近づいていて、牛刀でファルコンの右肩を切っていた。
ファルコンの右肩から血が出ていた。

「ありゃりゃ、両断する気で切ったのに浅すぎるや。表面しか切れてない。」

「ファルコンの筋肉の硬さ?」

「いや、ファルコンが切られる瞬間攻撃を受け流すように肩を自然に動かしてた」

PNTは困った顔でご丁寧に解説してくれる。さてどうしよう。
ファルコンには催眠ガス入りの球を五発くらい当てても眠らなさそうだし、PNT対策で持ってきた唐辛子爆弾も多分ファルコンなら即座に弾くだろうし……
って言うか球なんて拳銃で撃っても当たる気がしない。

「で、どうすんの?」

「これを使う」

PNTは腰のポーチから、拳銃を取り出していた。え?マジで?

971:べるなに◆zLg:2018/08/11(土) 19:13 ID:Dtw

「よし、流石にファルコンでも拳銃は避けられないだろ」

PNTは拳銃を構えるけど、その前に目を守るためなのか額に着けていたゴーグルらしきものを装着した。
いやな予感がするので、私もサングラスをすぐに付ける。

「ファイアアアアアアアアアアアッ!」

PNTはそう叫んで銃弾を撃つ。すると拳銃からはパンッ、と音がしたけれども……
出たのは弾丸じゃなくてクラッカーだった。

「へ?」

「?」

拳銃に備えて構えを取っていたファルコンですらポカーンとしている。
ただ、私は見逃さなかった。クラッカーと一緒に、小さな黒い球が出ていて、それが転がってファルコンの所に行って……

バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ

と大きな音を立てて爆発したのを。いや、音はPNTが持ってきていたラジカセみたいな機械での音だけども。
大きな光が立って、ファルコンの視界をふさいだと同時に、PNTは窓ガラスをたたき割って飛び降りた。

『アスカ、脱出ルートを指示する。俺の言うとおりに動いてくれ』

ケイからの指示が来て、私はワイヤーで通気口に入って天井裏を伝ってなんとか脱出成功。
ビルに戻って直ぐに普段着に着替えて歩いていると、PNTの姿が。

「フー、なんとか逃げれた。」

「さりげなく私を見捨てて窓ガラスを割って逃げないでよ……」

「あー大丈夫、白里響がやりましたって手紙置いてきたから」

「もっと酷いことしてる!?」

PNT……最早人間として最低だ。無関係な響に罪を押し付けるってそんなのアリ?
って言うかレッド側からすれば腕がもげてでもやりたくないことだよ。

972:べるなに◆zLg:2018/08/11(土) 19:14 ID:Dtw

PNTの使った拳銃の仕組み
よくあるエアガンにクラッカーを仕込んだもので、クラッカーの中心部分に夜だと見えづらい黒色の小さな閃光弾を仕込んでいる。
ちなみに小さくてあんな光が出せる理由はPNT曰く「企業秘密」らしい。(作者が考えるのを面倒だと言う言い訳である)

973:ふーた:2018/08/12(日) 10:14 ID:Ox.

>>970
小説おもしろいです!
まさか拳銃を使うとは……‼

974:べるなに◆zLg:2018/08/12(日) 19:21 ID:Dtw

>>973
実のところPNTは本物の拳銃持ってないけどね。
理由は「拳銃を使うと女の子の服を斬りづらいだろう?」
とか言う理由。牛刀を使うのは武装してたり服の中に防弾チョッキみたいなクソ硬いの仕込んでた場合を想定して

975:ふーた:2018/08/12(日) 23:42 ID:Ox.

>>974な、なるほど…(笑)

976:ふーた:2018/08/16(木) 01:20 ID:Ox.

続き書きます!前は>>963です!
「恋してるから、がんばれる」
〜15分後〜
気がつくと、私はベンチで寝ていた。
ア「う〜〜ん……ん…?」
ん〜…?なん…か…来、太が…いる…?
来「アスカ!大丈夫か?」
来太が、心配したような顔をする。
ア「来太……?」
私はまだ意識が朦朧としながら、声を出す。
あれ、私は一体なにしてたんだっけ……?
確か、志水君が現れて、来太逃げてて、そのあと…うーんと…あああ!
手を繋いで走って、私には刺激が強すぎて、倒れちゃったんだ!
ア「だだっ大丈夫っ!(〃⚪〃)」
きっと私は今、顔が真っ赤になってると思う
来「よかった…なんでいきなり倒れたりすんだよ。らしくないし、びっくりしたじゃねぇか…ったく……」
ア「ごっごめんっ…!」
え…?私が顔赤くなってるの、気づいてない?
まあ、それはそれで助かるけど。
よっこいしょっと……
私はゆっくりとベンチから体を起こす。
来「本当に大丈夫なのか?」
ア「大丈夫っ!さっ早く回ろう!」
来「あ、ああ。」
来太はまだ戸惑ってるみたいだけど、本当に平気なんだってば!
まあ、心配してくれるのも、嬉しいけどさっ
ア「ねえねえ、あれ乗らない?すっごい楽しそう!」
私はジェットコースターを指差す。
ちょうど今人が乗ってて、
ぎゃああああああ!とか、わあーーーー!
とかの悲鳴が聞こえる。
来「えっ………あ、ああ。行こうか。」
来太、顔が引きつってるよ?
もしかして、絶叫系苦手?
私たちは早速コースターの列に並んで、順番待ちする。

10分も経たないうちに、私たちの番になった。 あっ1番前か。
1番前って、一番怖くないんだよね。
後ろの方が前の方に引っ張られて、後ろの方が早くて怖いって、前にテレビで見た。
できれば後ろがよかったな〜とか思ってたけど、前の方も、景色が見やすくていいかも。
スタッフ『それでは出発します!ぜひ楽しんでください!』ポチッ
スタッフの人が発進のボタンを押す。
ガタガタガタガタ……
動いた!
ア「見て見て来太!景色が綺麗だよ!」
そう言いながら横を見る…と、
ガタガタガタガタ…と、ジェットコースター並に怯えてる来太がいた。
顔もすんごい青ざめてる。
まるでとてつもなくやばいものを見たときのように。
来「…ひぃぃ…あ、ああ。そ、そうだな…」
嘘つけ、景色なんて見てないくせに。(苦笑)
ふふふっと、笑ってしまった。
来「な、なんだよ!笑うなよっ!💦」
ガタガタガタガタ…ヒューン!!!!!
ずっと坂を上っていたコースターが、いきなり落ちた。
ぎゃああああああああああああ!
ヒャッホーウ!!!
とか、悲鳴とか楽しんでる声が聞こえる。
そんな中、私の隣は…
来「ぎぃぃやぁぁぁぁぁぁ!!!!(泣)」
ええっ!来太が怖がって泣いちゃってる!?
これは意外な一面が……!(爆笑)
ア「あははははははははははっ!!!」
来「おおお前、よくこんなので笑えるな…ぎゃああああああああ!!!!!!」

スタッフ『お疲れ様でした!またのお越しをお待ちしています!』
スタッフの人が、アナウンスをする。
その後に、次の人たちの案内をしていた
そして、来太はというと…
来「う、ううう……」チーン……
このとうり、死んだようにベンチにぐったりと座っていた。
ア「大丈夫、来太?」
来「大丈夫…じゃない……」
やっぱり、絶叫系苦手なんだ。
ア「しばらくここで休もうか。」
来「ああ、助かる…」

切りまーす。
おお、来太の意外な一面が…(笑)
私も絶叫系苦手だけど、ディズニーのスプラッシュマウンテンなら乗れるんだよな〜
あれはすごい楽しかった!

977:ふーた:2018/08/16(木) 01:22 ID:Ox.

あああ!誤字が!
アスカの、台詞の後、(〃⚪〃)ってなってるけど、⚪じゃなくて、⚪です!

978:ふーた:2018/08/16(木) 01:24 ID:Ox.

ええええ!なおってなああああい!
すみません!同じでした!○でいいです!
連続で書き込んでごめんなさい!

979:匿名さん:2018/08/17(金) 12:36 ID:s5Q

来太ジェットコースター苦手なんだ

980:ペンダン:2018/08/17(金) 12:37 ID:s5Q

上の俺です

981:べるなに◆zLg:2018/08/17(金) 15:09 ID:Dtw

「か”わ”い”い”な”ぁ”ア”ス”カ”ち”ゃ”ん”」

三年前……まだケイがアスカたちと住んでいなかった頃のお話。
当時小学五年生だったアスカは、学校を終えてスタスタと帰り道に付いていた時。
後ろから不穏な影が付いてきていることに気づいていなかった。

「はぁ……」

アスカは学校でやや理不尽な理由で教師に叱られ、落ち込んで公園のベンチに座った。
そしてその不穏な影……不審者はアスカの後を付けて、ベンチの真後ろに気配を消して立った。

「……」

「……」


暫くの沈黙が流れたところで。

「アスカちゃんこんにちは。」

不審者から挨拶に入った。

「お兄さんだあれ?」

アスカは当然その男のことを知らないため、首を傾げた。

「僕は、アスカちゃんのお母さんの、お友達だよ。何してるの?こんなところで。早く帰らないとお母さん心配しちゃうよ。」

勿論真っ赤な嘘である。と言うか、アスカにお母さんはもういない。

「え、お母さん……もういないんだよね……お父さんもお仕事だし……家に帰っても私一人だけなんだ……」

「そうなんだ、じゃあお父さんが帰って来るまで、お兄ちゃんの家で遊ぼうか。

「え、お兄さんのお家?」

「お菓子もジュースも玩具も何から何まであるよ。」

不審者は早速アスカを誘う。のだがアスカはまたもや首をかしげるが、不審者は魅惑のアイテムを用意する。
アスカにとってはお菓子もジュースも誘惑になる。アスカはどうなるか。

「えー……でも知らない人だし、お父さんは知らない人について行くなって言ってるんだけど……」

アスカは父からの教えを堅実に守り、それを断るのだが……

「そっかぁ、アスカちゃんは、お利口だね。じゃあ、ちゃんと……ご挨拶しなきゃね。じゃあ僕は、アスカちゃんのお母さんのお友達の、下野。君は、アスカちゃん。よろしくね。
ほら、これで知らない人じゃなくなったよ。じゃあお兄さんのお家、行こっか。」

とっさに機転を利かせた不審者こと下野。アスカは頭の中でこう浮かんだのだ。
知らない人の家はダメ→今の人は名を名乗って知らない人じゃない→OK!

「うん!」

アスカはまんまと不審者下野の罠に引っ掛かり、そのまま家について行くことに……

982:べるなに◆zLg:2018/08/17(金) 15:21 ID:Dtw

歩いて少しの時間。下野の家に到着したアスカ。

「どうぞー」

「あ、お邪魔しまーす」

下野に案内されて家に入るアスカ。下野は脳内で既にアスカについて色々考えてグヘヘと笑っている。

「じゃあソファーで少し待ってて、お菓子とジュース持ってくるから。」

「はーい、ありがとうございます」

アスカはソファーに座り、下野を待つ。その間は寂しさが薄れていた。
その頃下野は、オレンジジュースをコップに注ぎ、白い粉を上にパサパサとかけ……混ぜていた。
そう、人を眠らせるに持って来い、不眠症の人に持って来い、睡眠薬である。

「は〜いアスカちゃんお待たせ〜お菓子だよ〜」

「ありがとう!」

下野はお菓子と睡眠薬入りジュースを持ってくる。もちろんアスカはそれに睡眠薬があるなんて知らない故に笑顔でお礼を言う。お礼を言いたいのは多分下野の方だと思う。

「こんなにいっぱいいいの?」

「いいんだよ、沢山食べて、おかわりもあるから。」

優しさで溢れた年上の男性。顔も悪くないのでアスカは嬉しさが少し増していた。
アスカはお菓子の入ったお皿を引き寄せる。

「いただきます」

アスカはお菓子を取って食べる。お菓子を食べる。食べていると喉が渇くので、出されたジュースを飲む。
下野はそれを見て笑みを浮かべる。デュフフ、なんて言いそうな雰囲気でアスカを見つめ続ける。
眠らないかな、眠らないかな……と。

「あれ?オレンジジュースって、こんな味したっけ……」

アスカは普通に睡眠薬の味を感じ取ってしまった。果汁100%のジュースでも薬の味は隠しきれないのだ。

「久しぶりに飲んだからじゃないかな?」

「お兄さん、なんで私がオレンジジュース久しぶりに飲んだの知ってるの?」

「偶然だよ偶然」

「そっか。」

アスカの質問も難なく回避した下野は睡眠薬の味を誤魔化す一言も言えたので、安心してアスカを見守る。

「あれ……なんだか眠く……」

アスカは睡眠薬入りジュースをコップ一杯分飲んだので、眠くなってきていた。
目の焦点が定まらず、フラフラとする。

(チャンスだ……)

平野はすかさずそのチャンスを狙うが……

「ていっ!」

「ほげあっ!」

アスカはバッチリと覚めており、襲いに来た下野の首筋に手刀を食らわせて気絶させる。
下野はすぐに気絶し、アスカは下野の首根っこを掴む。

「警察に届けようっと」

そうやって立ち上がったアスカの足……太ももにはあざが出来ている。
とっさにつねって睡眠を回避したので、眠らずに済み、下野を撃退することに成功したアスカ。
このあとこれはニュースとなり、ロリコン下野は逮捕され、平和に終わったのでした。

終われ

983:ふーた:2018/08/17(金) 23:27 ID:zAY

>>979
ちょっとしたギャップってやつかな?(笑)
>>981>>982
下野って…!この時にアスカにあってたんだ……!!!

984:ペンダン:2018/08/19(日) 14:03 ID:s5Q

下野ってまさか!!

985:べるなに◆zLg:2018/08/30(木) 17:25 ID:MTA

下野がなんか言われてるけど特に意識せず書いたんだが……

あ、現在親にパソコンのネットLAN切られたので学校のパソコンから書き込んでモス

986:ふーた 前は976です!:2018/08/30(木) 22:39 ID:Ox.

「恋してるから、がんばれる」
あれから2人は、ジェットコースターやジェットコースターやジェットコースターに乗った。
来(さっきからジェットコースターしか乗ってないじゃねぇか……ぅぅ…)
と思う来太。
ア(来太、大丈夫かな?ま、大丈夫だよね!次はなに乗ろうかな〜)
と、鬼のようなことを考えているアスカ。
ア「あ!来太!あれ乗ろうっ!」
青い顔の来太にハイテンションで話しかけるアスカ。
来「次はなんだ?…観覧車…?」
青い顔で返答する来太。
ア「うん!もしかして来太、高所恐怖症?」
来「いや、別にそういうわけじゃないんだけど…」
……そう。観覧車は、アスカと来太が2人きりになれる空間なのだ。
プラス、いい景色で、ロマンチックな雰囲気になる。(ロマンチックの意味がわからないから、使い方変だったら教えてください。)
ガタガタガタガタガタガタ……
ついに個室に入る。
ア「わあぁっ!綺麗な景色!見て見て来太!すっごい綺麗だよ!」
来「景色よりもお前の方が綺麗だ…」ボソッ
ア「え……?///」
来「あ、いや、なんでもない……///」
そして変な雰囲気になる。
もうすぐ一番上だ。
来太はアスカの隣に座る。
ア「……!?///」
来「……///」
アスカから見たら、来太の顔が近づいているように見えるだろう。
ア「……!?!?///」
来「……っ///」
そして2人の間がなくなる直前…
機械『もうすぐ○△ツリーが見えます!』
と、空気を読まない機械の言動。
その瞬間、来太は我に返って、
来「あ、いや、ごっごめんっ……///」
ア「う、ううん、だっ大丈夫だよさっ///」
さらに変な雰囲気になる。

987:ふーた:2018/08/30(木) 22:39 ID:Ox.

続きです!

ア「た、楽しかったねっ観覧車!」
来「あ、ああ。そうだな。」
志水「さーーーいーーーとーーーうーーーくーーーーーん!!!!!!!!!!!!!」
なんと志水君の登場だ。
そのとたん、来太の顔が引きつった。
来「あっ……!!くそっ……!アスカ!…アスカ?」
アスカは志水君と向かい合っていた。
ア「ねえ、志水君。来太と一体なにがあったの?あの日、なんで学校に来なかったの?」
志水「うん、えっとね。…斉藤君に、あの日、通学路で会ったんだ。その時に、『学校に来るな。もし来たら、いつも以上に…殴るぞ…?』って、言われて…」
来「志水!!嘘を言うんじゃねえ!!!」
ア「来太は黙ってて!」
アスカは突然キレた来太にびっくりしながらも、黙らせる。
志水「それで、怖くなって…それで行けなかったんだ。学校に……。一番楽しみにしていた日だったのに……。」
志水君はうつむく。
あの日は確か、数学があった。
志水君は、数学が好きで得意だ。
そして先生が面白いから、すごく楽しみにしていたのだろう。
ア「来太、この話、本当?」
来「ち、違う!そいつの嘘だ!俺はそんなことしない!!」
声を荒げて言う来太。
これはもうどちらが本当のことを言っているのか分からない。
よしそれなら…と、アスカは…
ア「来太。嘘ついてるでしょ?私には分かるの。彼女の私に嘘をつくの?」
来「そんなの、どうでもいいだろ!!!!」
ア「本当だからそんなに焦ってるんでしょ!それに、彼女がどうでもいいみたいに聞こえて、私嫌なんだけど!」
来「………なんでわかったんだよ…」
来太がとうとう観念したように、アスカに問う。
ア「それは…勘。」
来「はぁ?」
来太は呆れたように言う。
するとアスカは…
ア「……と、来太の態度で分かったの。」
来「態度……ちぇっ…」
ア「ねえ、2人とも、どうしてこんなことになってるのかはわかった。でも、なんで志水君は来太を追って来てるの?」
志水君は顔を赤らめてた。
志水「そ、それは…えっと…その…こっ紅月さんが、斉藤君と付き合い始めて、その…僕、嫌だった…から……」
ア「え……?」
来「つまりは、アスカのことが好きだって言うことだろ。」
志水「そっそうだけど、もう諦めたよ……。あっあと、紅月君も、多分、僕と…同「余計なことを言うな!志水!!」!?…はい…」
来太が途中で口を挟む
ア「え?ケイが、なに?」
アスカは怪訝な顔をした。
来「いや、なんでもない。…行こう、アスカ。」
ア「う、うん……」
アスカは困った顔をしながら、勝手にどこかに行ってしまう来太についていく。
志水「こっ紅月君も、紅月さんのことについて、僕と同じ気持ちだと思う!!!!!!」
来「志水っ……!!!お前…!」ダダダッ!
ア「待って来太!もう行くんでしょ?」
志水君のところに行こうとした来太を、アスカが止める。
来「……くっ…」ギロッ
来太が志水君をギロッ!っと睨む。と、志水君が「ひぃっ」と小さな悲鳴をあげる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2人は遊園地を出て道を歩いていた。
来「なあ、この後なんか用事あるか?」
ア「いや、ないけど…」
来「じゃあ、俺ん家こいよ。」
ア「え、いいの?」
来「ああ。親もいないし、平気だ。」
ア「じゃあ、行く!」
十分ほど歩いただろうか。
大きな豪邸といってもいいほど、来太の家は大きかった。
アスカは、レッドの仕事や、他にも友達の家にもいったことはあるが、ここまで大きい家は見たことがなかった。
ア「…………ぇ??」ポカーン
アスカは目を丸くして、口がポカーンとあいたまま超豪邸の家を見つめる。
来「行くぞ?どうしたんだ?」
ア「え、あ、いや、なんでもない…」
流石に来太は自分の家ということもあって、全然驚かない。
アスカは来太についていって、整備された森のような敷地を進んでいった。

切ります!
こんな感じの形で書くのは初めてだったので、おかしいところやわかりにくいところもあるかもしれないので、教えてもらえると嬉しいです!

988:ふーた:2018/08/30(木) 22:42 ID:Ox.

>>985
学校のパソコンで!?
私も早く学校のパソコン使って見たいなぁ〜

989:ユユ:2018/08/31(金) 17:03 ID:RJM

>>988
ふーた、小説面白い!
なんだかんだアスカと来太楽しそうでよかった(笑)

990:ふーた:2018/08/31(金) 21:39 ID:Ox.

>>989
ありがとう😊
でもこの後、すごいことになるよ!(笑)
思いついたことをメモってて、ここが一番書きたいと思ってたところなんだ!
このシリーズ(?)を書く前からこういう場面を入れたかったから、次のを期待しててほしいな!

991:ふーた Σ(・□・)&:2018/08/31(金) 21:42 ID:Ox.

もうすぐ1000だ…!
ここまで早かったな〜

992:星月夜 杏里◆gg (ノ ゜Д゜)ノdice4:2018/08/31(金) 22:16 ID:2mM

お久しぶりです!
母親がいないので、小説書きます!
えーと、前回は...>>645ですね。





〜ブラッドside〜
今は仕事で、怪盗レッドから宝石を取り戻そうとしてる最中。
つまりは戦ってるってこと。

前にレッドに会った時は、見るからに強そうな、かなりの筋肉がついている大男だった。
でも今目の前にいるのは、細めの体つきをしている、赤みがかったような明るい茶髪をした少女だった。
そもそも私を覚えていないみたいだし、別人だと思って良さそう。
かと言って、この前の事件で偽レッドが出てきたけど、前のレッドと今のレッドでは大分似ている部分がある。例えば戦い方とか立ち回りとか。
何らかの繋がりがあると見て間違いなさそうね。

今は宝石を盗み返そうとしているんだけど、この子がなかなかしぶとい。
私が攻撃をする度に器用に全てを避けていく。
いや、それが狙いなんだけど。

攻撃を避けるのに精一杯という状況にさせて、宝石の注意が薄くなった隙に、近づいて盗み返すというのが私のやり方。
でもこの子は、私が攻撃をして近づいていく度に距離をとる。体力も減っている様子がない。
このままじゃ埒が明かない。

スタンガンを失い、レーザーガンに切り替える。
レッドは攻撃を避け続けながら、私をじっと見てくる。

その目の中に濁りはない。美しいほどに澄んでいる。
まるで...私の母親のようで.....。

思い出してはいけない、記憶から消し去ったはずの私の母親の顔。
罪悪感がこみ上げてきて、引き金に触れている指が自然と震えてしまう。
今私がやっていることは、絶対に許されないこと。

でも.....
後戻りなどもっと許されることではない。
温かい日常など、私が手にできるものじゃない。

そう思った瞬間、視界がぼやけた。
まさかと思ったが、やはり涙だった。

私は急いで目を拭ったけど、もう遅かった。
レッドが驚いたように目を見開いていた。


一旦切ります。

993:星月夜 杏里◆gg (ノ ゜Д゜)ノdice4:2018/08/31(金) 22:25 ID:2mM

すぐに続き書いちゃいます!
前回>>992





こうなったらますます負けるわけにはいかない。
私は、早くレッドから宝石を奪いたい、その一心でレーザーを撃ちまくった。
私にしては珍しく、考えることが停止していた。
とにかく必死で撃ちまくれば、この罪悪感を少しは誤魔化して薄くできる、そう信じて撃ちまくった。
こんなこと、なかったことにしておけば何も問題ない。
ただ今まで通りに仕事をすればいいだけ。
何も難しいことではなかった。

それなのに―

何も考えないでいたために、睡眠薬をもろに食らって、視界が霞む。
ついには力が入らなくなって、ヘタっと座り込んでしまった。

潮時...とはこういうことか。
罪悪感を覚えてしまった時点で、ここで捕まるのが最善かもしれない。
これで良かった。
もう私に抵抗する力など残っていない。

けれど、レッドが次に発した言葉は、全く予想がつかないものだった。

「ねえ、私の質問に答えてくれない?」

その言葉がきっかけで、私の人生は変わって行くこととなる。
それはまた、もう少しだけ先のお話。

〈続く〉

994:ふーた:2018/08/31(金) 23:30 ID:Ox.

>>993
小説面白いです!
続きが気になります!((o(^∇^)o))

995:ふーた 前は988です:2018/09/07(金) 00:37 ID:Fjc

「恋してるから、がんばれる」
ケイside
斉藤のことを調べて、分かったことがあった。
それは、あの犯罪組織、『タキオン』に入っていること。しかも次の幹部になる予定ぐらいのやつだった。
流石の僕でも、それには驚いた。
そして、ある計画を立てている。
その計画は、まだよく分からない。
けど、その計画の中に、アスカを必要としている情報があった。
斉藤のことを、アスカに伝えようとして、ためらった。
アスカは、信じたくない事実かもしれない。怒って電話を切ると思う。
…それでも伝えないわけにはいかないんだ…

やはり、予想通りだった。
信じてもらえなかった。
でも、アスカは……
アスカは、
僕を、信じてくれるかもしれない……。
その希望を信じて、調べてわかった斉藤の家に来た。……は?
ケ「なんだ…これ…!…大きいにもほどがあるだろ…!」
その家は、とてつもなく大きかった。

アスカside
私たちは10分ぐらい歩いて、ようやく建物の前に来た。
ア「やっとついた。…大きいにもほどがあるでしょ!これ!少しでもいいから敷地を分けてほしいよ…。」
来「そんなに広いか?」
と、来太が怪訝な顔をして言う。
普通はそんな反応しないよ、来太……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
来「はい、オレンジジュース。」
来太がオレンジジュースを出してくれる。
ア「ありがと。」ゴクゴク
うん、おいしい。
でも、さっきからまわりをずっと見てるけど、廊下の先の方とか、全然見えないんだけど………。
来「遊園地、楽しかったな。」
ア「うん!楽しかった。来太が絶叫系苦手だったのはびっくりしたけど…っ」
私は思わずクスクスクスっと笑う。

996:ふーた:2018/09/07(金) 01:12 ID:Fjc

続き☆

来「わ、笑うなよっ!」
来太が顔を赤くして怒る。
ア「ごめんって…はははっ…はぁ…なんか、眠くなって来ちゃった。」
来「それなら、ゲストルーム貸してやるから、そこで寝なよ。」
ア「げ、ゲストルーム……」
一体全体どんだけ広いのよ、この家…。

私は来太に案内してもらいながら、ゲストルームを目指す。
そういえば、さっきケイから電話が来てたけど…
==================================
ア「もしもし、ケイ、どうしたの?」
ケ『アスカ、落ち着いて聞いてくれ…』
ア「うん……」
ケ『さっき、斉藤のことを調べてわかったんだか……』
ア「……うん……」ゴクリ…
なんか、前置きが長いな…
ケ『そいつは、タキオンの1人なんだ。しかも、次の幹部の次候補とも言われているぐらい、すごいんだ。』
ア「ぇっ……!?」
ケ『そして、何かしらの計画を立てていて、、、その計画に、アスカを必要としているんだ…気をつけてくr』
ア「…そっそんなわけないよ!来太が……来太が、タキオンの1人で、幹部の次候補だなんて…!信じれるわけ、ないでしょ!?もしそれが、本当のことだと仮定して、それで⁉私は、来太の彼女だよ?そんな話信じない!絶対にっ!」
つい、声を荒げてしまった。
するとケイが、今からそっちに向かうから。とだけ言って、プツンと電話を切ってしまった。
==================================
今思うと、ケイにひどいこと言っちゃった…
ケイの調べたことは、正確なのに。
合ってるのに…。
信じたくなくても、信じなきゃいけない。
それをわかって、ケイは私に電話をして来たんだと思う。 それなのに、私……。
来「ついたぞ。ここだ。」
来太はそう言って、とてつもなく大きいドアの前に立つ。
ア「え……?」
来「よいしょっと、さあ、入れ。」
ア「う、うん……え?ここって…」
そこには、よくわからない機会がたくさんあった。
来「何してるんだ?早く入れよ

怪盗レッド。」
ア「!?!?!?」
私はいきなり怪盗レッドと呼ばれてびっくりする。
いや、知ってるのはおかしくないんだけどね、タキオンに入ってるし。
ア「…!?うっ……」
すると、急に眠くなって来た。
ア「まさか…睡眠薬……?」
来「飲む形の麻酔だ。それでしばらく眠ってもらうよ。」
来太が悪い顔をする。
ううっ意識が…だんだん…薄れていく…。
ア「もしかして……今までの…は…全、部…演…ぎ…」バタッ!
来「寝たか。」

トコトコトコ……
⁇「ここが、来太のおうちかぁ〜…ふ〜ん。私の家の方が、これよりも10倍ぐらいおっきいかな?ふふふっ。…あの子は、捕まえれたかしら?楽しみね。」トコトコトコ……

続く☆
ちなみに来太の家は、四方が7qずつぐらいあります。

997:ふーた:2018/09/07(金) 01:14 ID:Fjc

あ、「機会」じゃなくて「機械」でした!

998:星月夜 杏里◆gg ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2018/09/07(金) 22:31 ID:tao

携帯返してもらえました...。
やっと自由だ...。

そろそろこのスレも終わりなので、新しいスレ作りました!
ごめんなさい、URLの貼り方が分からなくて貼れなかったのですが、このスレの題名と同じで、(9)になっただけの名前です。
探してみてください!

999:ユユ:2018/09/08(土) 23:34 ID:DV6

星月夜 杏里さん、ありがとうございます!

1000:匿名:2018/09/09(日) 15:27 ID:FU6

ぷぎゃー

1001:1001:Over 1000 Thread

このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててください。


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