新・妖界ナビ・ルナ 〜ルナと琉奈〜

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1:クリスタル:2017/01/04(水) 22:54 ID:yMI

オリキャラめっちゃ暴れます!

ルール アンチコメ、いじめやめてね!

知っている人、リレー小説書こうよ!

121:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/27(月) 21:27 ID:T9M

sideルナ

翔さん…

許してください。

コレは、私の決めたこと。


大好きな人を、






私の腕の中で、














ゆっくり失っていくこと。





そしたら、きっと最期、許してくれますよね?











私の信念は、









揺るがないから。

122:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/28(火) 14:39 ID:/Uo

〔悲しき姫伝説〕

悲しき一ノ姫、天に舞う。

悲しき二ノ姫、悲しみの舞いを舞う。

二つの闇と光が無くなり、溶け、この世の理を悟る。

悲しき姫を救うのは、己の罪を覚悟した者だけ。

sideマテリアル

マテリアル&タイ達は、ルナとサーヤの行方を追う。

その途中で、悲しき姫伝説を知る。

誰もが恐れていた、禁忌を2人はしてしまった。

それの注意を怠ってしまった、己をマテリアル&タイ達は、呪っていた。

木南みくりは、うそをついていた。

ルナとサーヤは、うそを言っていなかった。

呪われし、禁忌を犯してしまった、皆を暗黒が包む。

いつの間にか、月夜になっていた。

志穂達が、解散しようとしていたら。

優しい、笛の音が鳴る。

振り向くと、ビルの上に、2つの人影がおどる。

笛の音は、哀しそうな音を立て、透明な音となり、広がる。

誰の心にも、その音が残る。

2つの人影は、ベールを頭からすっぽりと被っている。

そして、タンッと、ビルの上から飛び降りる。

あり得ないことに、人影は、地面に着地する。

1人は、ちゃっと、刀剣を取り出し、きりかかる。

123:カナミ:2017/03/30(木) 17:28 ID:J6o

面白いですね!  
こんなにも想像出来るなんて凄い!   

これからも見ますね!頑張ってください!

124:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/30(木) 18:23 ID:/Uo

カナミさん、ありがとうございます!

カナミさんも、書いてみては??

125:カナミ:2017/03/30(木) 21:39 ID:J6o

いえ、私、実はスマホにロックがかかっていて、無理なんです…。 
これは、こっそりWii Uで打っているんですよ…。
書きたい気持ちは山々なんですが、ごめんなさい!

あっ、来れるときもあるので、その時は宜しくお願い致します!

126:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/30(木) 21:48 ID:/Uo

そうなんですか!
こちらこそ、よろしくお願いします!

127:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/30(木) 21:57 ID:/Uo

*事の始まり*

ひとりの少女が、小瓶を落とす。

中から、薄紫の液体が、地面に吸い込まれていく。

それを冷たく見下ろしながら、少女は、パキンと、近くの枝を踏む。

「これでOK。ルイお兄さんが、頼んだことも、私の望みも完了。」

謎の呟きを残し、少女は呪文を唱える。

あっという間もなく、少女は消えた。

あとには、踏まれた枝が残っているだけだった。

128:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/31(金) 20:18 ID:/Uo

新しい小説書きます!
(未来設定 ルナと翔は結婚してます)

【最後の涙】#1

ミーンミーンミーンミーン

蝉の鳴き声。

リンリンリン

風鈴の音。

すべてに、耳をかたむける。

____お母さん。

あなたが、いなくなって、何年でしょう。

私とお父さんを残して、いなくなってしまった。

今も、残像が残っています…。

あなたが迎えることなく、来てしまった、夏。

木陰で、私は、お母さんを思い出します。

____1年前____

当時十一歳の私は、友達との約束を取り付けるために、聞くのを忘れてた。

夜になって、気がついた。

布団を飛び出し、リビングに向かう。

「お母さん____」

言葉をなくしてしまったのは、お母さんが、お父さんの前で、泣いてたから。

慌てて、ドアの陰に隠れる。

耳を澄ますと。

「奏を、よろしくね。私の代わりに。」

「ッ……。そんな事、言うなよ。」

私は、口を押さえた。

___それが、何を意味するか。

ジン、とした熱さが、こみ上げる。

そんな私をよそに、お母さんとお父さんの話は進む。

129:リリカ@恋歌◆JA:2017/03/31(金) 20:42 ID:/Uo

【最後の涙】#2

「許してね。……この時ほど、自分の生が厭わしく思えた事、ないわ。」

お母さんの唇が、ワナワナと震える。

私は、泣きたくなる。

ダメだ、泣いたらバレちゃう。

「奏は、強い。だから、私が死んでも、大丈夫。」

強くないよ、大丈夫じゃないよ。

それは、お父さんも一緒で。

「俺も大丈夫じゃないよ。あと、奏だって、人間だ、泣くよ。」

お母さんの肩に、お父さんはもたれかかる。

お母さんの顔が、赤くなる。

「……そうよね。寝ましょう。」

お母さんとお父さんの足音が、近付いてくる。

ヤバい!

急いで、部屋に駆け上がる。

布団に、潜り込んでも、眠れない。

でも、お母さんに心配される。

目をつぶった。

フワッと、お母さんとお父さんの手が、私のひたいに触れた。

ヒンヤリした手と、熱い手。

ぬくもりに包まれて、いつしか眠ってた。

130:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/02(日) 14:15 ID:Quc

【最後の涙】#3 ルナside

うっすらと、奏のまぶたが動く。

サラサラの茶髪。

長いまつげ。

すべてが、愛おしい。

鼻の奥が、ジンとする。

こみ上げてる涙を拭くため、部屋を出る。

この運命は、変えられない。

好きな人、大切な人を失いたくないよ______

リビングに入って、ティッシュを取ろうとして。

グラリと、視界が揺れる。

叩き付けられる……!

グイッと、誰かの腕の中にいた。

翔だった…。

大好きな人の腕の中でも、今は笑えない。

ただ、悲しくなる。

そんな事を察して、翔はずっと抱きしめてくれた。

131:カナミ:2017/04/02(日) 17:36 ID:UcI

カナミです!また来ました〜! 
奏の親は翔と、ルナってことですよね。
面白いです!

132:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/02(日) 17:57 ID:Quc

ありがとうございます!!(*^▽^*)

133:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/03(月) 17:23 ID:Quc

【最後の涙】#4

お母さんがいなくなったら、どうなるかなんて、考えたくない。

きっと、私の気は狂う。

お母さんを失いたくないよ。

言ったらいけない。

聞いてたことが、バレるから。

「臨兵闘者皆陣裂在前。」

お母さんから教えてもらった、九字を唱える。

今は、それがおまじないのように、感じた。

134:スミレ◆5w:2017/04/05(水) 19:12 ID:Quc

【最後の涙】#5

それが始まったのは、翌日の事だった。

「キャー!誰のお兄さん達!?」

「カッコ良すぎ…。」

学校の授業が終わり、終わりの会の最中。

私は、当番だった。

「静かにして‥…!」

ドアの向こうには、青龍お兄さん、白虎お兄さん、朱雀お姉ちゃんがいた!

ウソウソウソ…!

来ないでよぉ!

目立ちたくない‥…。

よし、無視しよう!

でも、嫌な予感がしてた。

任せたという事は‥…。

___お母さんといられる時間が、少ないんだ。

135:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/05(水) 19:12 ID:Quc

上、私です!

136:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/09(日) 13:40 ID:Quc

>>122続き

人間では有り得ない動き。

志穂は、風をおこしながら、考えていた。

(恐らく、ルナさんですね‥…。でも、もう一人は‥…。)

刀剣の刃が、月の光を受けて、キラリと鈍い光を放つ。

強風が吹く。

ハラリと、ベールが取れて。

そこにいたのは______

137:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/13(木) 20:31 ID:Quc

そこには、妖怪姿の、ルナがいた。

赤色のうずめは、憎しみの色で、ギラギラと光っていた。

一方は_____サーヤだった…

138:カナミ:2017/04/23(日) 21:17 ID:UcI

お久し振りですカナミです!  
良い所まで行きましたね。 
続きが滅茶苦茶楽しみです!無理矢理とは言いませんが、宜しくお願い致します

139:カナミ:2017/04/23(日) 21:17 ID:UcI

お久し振りですカナミです!  
良い所まで行きましたね。 
続きが滅茶苦茶楽しみです!無理矢理とは言いませんが、宜しくお願い致します

140:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/23(日) 21:33 ID:Quc

ありがとうございます!!!!!!!!!!!!
がんばりますね!

141:リリカ@恋歌◆JA:2017/04/25(火) 21:18 ID:Quc

【最後の涙】#6

今日、お母さんとお風呂に入る。

聞いていいのかな?

ううん、聞かなきゃ。

「おかーさん…」

お母さんは、誰かと電話してた。

「よろしくね、サーヤちゃん。本当に。…良かった。うまくいってて。当たり前か。」

クスッと、お母さんは笑った。

サーヤさんと電話してるんだ。

なにが、よろしくなんだろう?

電話してるうち、お母さんの顔は真っ白になっていく。

そして___倒れた。

「お母さん_______」

142:リリカ@恋歌◆JA hoge:2017/07/09(日) 17:07 ID:ldI

【最後の涙】#7  side ルナ

瞼の裏に、透門ナナセが現れた。

あの、嫌な笑みを口元にたたえて。

『ルナ、この子___奏に私が手を加えたら。貴女は、どうするかしら?』

そして、奏の首を______

「止めて!!!」

目を開けたら。

白い部屋の壁が、目に飛び込んできた。

「お母さん!良かった!」

奏が、泣きながら私の腕をとる。

ホッとした。

この子が、生きていて。

そして空恐ろしくなった。

死してなお、私たち母子を苦境に貶めようとするナナセの幻が。

「ルナ!」

翔が、病室に飛び込んできた。

仕事を放り出してまで、来なくて良いのに。

けれど、奏の涙が、心に深く深く、残った。

143:らんらん:2017/10/08(日) 13:09 ID:iVA

初めまして!らんらんでーす。
感動しましたー!でも、私はナナセ好きなんです。

144:リリカ@恋歌◆JA:2017/10/08(日) 13:27 ID:i.I

>>143 ありがとうございます。らんらんさんも、書いてくれると嬉しいです!
私は、ルナとサネルが好きです。


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