カノキド小説+@ 3〜!!

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100:エナ ドゥフフ :2017/01/26(木) 19:32 ID:OFw

>>95.お〜是非是非!
>>97.片方アナ雪のえるs(((
>>98.良いと思う。

添い寝相手が欲しい、ので添い寝の話を書いてみる。
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あー、今日も疲れたなぁ。

日付が変わる一時間前、僕は自分のベッドに思い切り倒れ込む。あぁ、布団って最強だよね。暖かいし。
本でも読もうかな、と思ったらコンコンと控え目なノック音が聞こえた。

「カノ………ちょっと良いか?」

ハスキーな少女の、キドの声。その声はいつもより弱々しく思えた。
良いよ、と返すと寂しそうな顔をした少女、キドが足音をたてずにゆっくり入ってきた。
声が弱々しかったが顔も弱々しく、今にも泣き出しそうに思えた。

「その………一緒に寝ても、良いか?」

!?
えー、解ると思うが僕らは絶賛思春期の17歳と16歳である。
そんな男女が一緒に寝るというのはまあ、非常にマズイ。僕にだって性欲というのはあるのだ。
幼い頃から傷付きやすいキドを傷付ける事だけは避けたい。だけど、追い出しても泣きそう。

「ダメ……か?」

そう言って首を傾げる。なんなんだ、可愛いよ…………もう。
キドは【断ったら大泣きしそうな顔】をしている。

「あ、うん……解った。良いよ」

あ、勢いで言ってしまった。キドは安心した顔でありがとう、と微笑んだ。まあ、僕が我慢すればキドを傷付けずに済むか。









僕はここ最近、キドの涙を見るのが怖い。理由はキドの過去だ。

キドはカゲロウデイズに巻き込まれる時に父親を殺したらしい。
僕らはそれでキドを嫌いになるような酷い奴では無いがキドは嫌われる嫌われると怯えていて、これからもずっと怯えるのだろう。

『わっ…………私は………親殺し………嫌だ!嫌われたくないっ!嫌われたくないっ!嫌ぁ………!!!』

そう言って涙をボロボロと溢すキドを見るのが苦しく、大罪を犯したような気分になった。

そして僕は誓った。
絶対キドを泣かせないと。







「カノ………ごめん、ありがとう」

「大丈夫」

キスが出来そうな程近い………。ベッドってこんなに狭いっけ。凄いドキドキする…………。
……………………考えてるから寝れないんだ!
ちゃっちゃか寝てしまおう!無理矢理目を閉じた。
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すう……………すう……………と規則正しい寝息が聞こえる。
カノ、もう寝たんだ。

「………………ありがとう、大好きだよ、修哉」

ちゅ、と頬に一つキスをする。
これくらいは、許して。まだ直接すきは言えないから。
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添い寝っていいよね。してもらった覚え無いけど⬅


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