オトギリ♀(夢の中)
オトギリ♂(現実)という二重人格的なのにしようと思いまふ('×')
ロリキド、ショタカノ含みの小説書くる
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「ない、ない。なんで」
何時もとは少し様子が違う。少女は必死で鞄の中を探していた。
鞄の中にも机にも“其れ”が無い事が解ると、呆然と立ち尽くしていた。
「探し物はこれ?」
一冊のノートを僕は差し出す。少女の顔は困惑とも驚きともとれる微妙な色に染まって居た。
「有難う。でも、何故貴方が私の物をもっているの」
この台詞からすると完全に僕の事を疑っているのだろう。
正直言って心外だ。
「トイレに落ちていたのを偶然拾ったのさ」
「貴方男でしょ。女子の方には入れないはず」
「そうだね。でも、」
「僕が“トイレの花子さん”だったら?」