小説書くよ!
カノ目線
僕は何度も何度も君の笑顔に救われてきたんだ。
悲しい時も、
辛いときも、
姉ちゃんが死んだときも、
昔のことを思い出して泣きたくなったときも、
君の笑顔があったから
僕も笑顔でいられたんだ…
…だけど
その笑顔はもう見れなくなってしまった
一体僕はこれからどうやって生きていけばいいの?
君の笑顔が無いと僕は笑うことも、
悲しむこともできない
ねぇ…お願いだから帰ってきてよ…
……そうだ。この世界に君がいないのなら、君がいる世界へいけばいいんだ…
だから僕は君のいるセカイへいくことにした。
僕は一度包丁で死んだ。
だから今度も包丁で死ぬことにした。
「今から逝くよ…。キド…。」
僕はそう言葉を溢し、自分の胸に包丁
をつきたてた。
そうして、僕の心臓が動くことは、
もう二度となかった