スタードリームプリキュア!

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1:聖夢◆Yc:2017/02/26(日) 09:35 ID:ZPo



「きらめく夢の星 スタードリームプリキュア!」

>>2 ストーリー的な何か

>>3 キャラ

>>4 キャラ2(ネタバレ注意)

>>5 ルール

25:聖夢◆Yc:2017/03/13(月) 18:26 ID:j.A



>>24
素敵ですと!?嬉しすぎて泣きます(*^^*)
応援の言葉、ありがとうございます!
物語やキャラ設定も皆様に楽しんでもらえるよう、精進しますね

26:ナナセ:2017/03/14(火) 21:16 ID:sRs

すっごい面白いので、ちょいちょいみにきますね〜
私小五だけどまだ好きなんですよね…プリキュア…
あ、あと…
これ、いつアニメ化するんですか?(真顔)
何か、物語とかネタが思い付かないときは相談のりますよー
私これでも他のスレで小説書いてるんで
慣れなれしくてすいません!
また来ます!(来ていいのか?!)

27:聖夢◆Yc:2017/03/19(日) 10:07 ID:6oQ



>>26
返信、遅くなってすみません💦
面白いだなんて…あなたは女神様ですね!←
アニメ化…しませんよ〜←
本当ですか!?ありがとうございます😊
そうなんですか!?見てみたいです!絶対面白いんだろうな…
大丈夫です!私の方が図々しいので!
きていいですよ。けどチャット化はお控えください。もしよかったら交流板にスレたてますよ

28:聖夢◆Yc:2017/03/19(日) 10:29 ID:6oQ



会場からはずれた草原。麗音に実力を見せつけた子・ののは1人で立っていた。

「ふふ、シンガーの道も近いわね。私は夢を叶える…」

ぐっと拳をにぎる。自信満々の目で、ふふっと笑う。
ののはふと麗音のことか気になった。自分に勝つといった麗音。
実力が気になり、少し自信満々だった目が曇る。

「あら、夢なんて叶わないわよ」

後ろからがさっといういう音とともに現れた悪夢。冷たい眼差しでののをじっと頭から足までを見つめる。
ののはその冷たい眼差しに違和感や恐怖を覚えたのか一歩後ずさった。

(なんなの…)

ののはそんなことを思いながらまた一歩、また一歩と後ずさる。
悪夢は「でてきて」と呟く、すると後ろからロック風の衣装をきた男の人が現れる。綺麗な顔つき。
ののは思わず立ち止まる。
その男の人は右手をあげた。

「ダークネスドリーム!」

するとののの胸からキラキラ輝く星がでてそれが黒色に染まり、マイクに黒色の星がはいってく、そしてウバーウになっていく。ののは黒い球体に閉じ込められた。

「シンガー…になれないんだ」

「さすが…」

にやりとののを見つめる悪夢。
ウバーウは会場へと向かい出し…?

29:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 10:58 ID:6oQ



会場。虹音は木によりかかってた。

「虹音〜、大丈夫ユメ?」

ポシェットから顔をひょいと出すユメムとリーちゃん。
虹音はユメムを見つめながら首を振る。

「大丈夫!一時期の迷いだから…麗音はそんなんでくじけたりはしないから」

りんとした眼差しでそう答える虹音。
そこまで信じれるのは親友の麗音だから。小さい頃から努力したのを知ってるからであろう。

「り〜!」

リーちゃんはほわほわと虹音のまわりをとぶ。

「虹音は本当にすごいユメ」

そんな虹音をユメムは微笑ましそうに見つめる。
そのときだった。

「ウバーーーーウ!」

ウバーウが現れて会場を壊し始めたのだ。

「ウバーウ!あれは…ののさん!?」

はっとしウバーウを見つめる虹音達。
ウバーウの近くにある黒い球体に閉じ込められてるのはののだった。
近くにいる綺麗な顔つきの男の人はにやりと眺めている。

「変身するユメ!」

「うん!」

こくりと頷く虹音。

「プリキュアレインボードリームドレスアップ!

輝く希望の夢 キュアシャイニー!」

「君がプリキュア?」

綺麗な顔つきの男の人が不敵な笑みを浮かべながらシャイニーを見つめる。

「はじめまして、僕はルリト。悪夢様の部下です」

余裕そうに自己紹介をするルリト。
球体に閉じ込められてるののは呻いてた。

「シンガーに…なれないのよ」

「悪夢の…?けどののさんの夢は取り戻す!」

一瞬、ルリトにびくりとするシャイニー。ののの呻きを聞いたら不思議と守らないと!と力が溢れてくる。

「ウバーウ!」

シャイニーに襲いかかるウバーウ。シャイニーは即座蹴りを入れる。
そしてパンチと隙を与えない。

「ウバー…ウ」

「やった!」

倒れたウバーウ。シャイニーはやったー!とやっつけた…つもりだった。

「ウバーーーーーウ!」

いきなり立ち上がりシャイニーを投げ飛ばす。シャイニーは何が起きたのかわからなくて反撃できなかった。

「これでやられると思った?本当に甘いねぇ〜」

イラつかせるような声でルリトはあははと笑う。
ウバーウは容赦せずに攻撃していく。

「っ…!どう…しよ」

シャイニーは木に投げ飛ばした。
がくりとうなだれつつも「夢を…ま…も…る」というシャイニー。

ウバーウはシャイニーにじりじりと近づく。

「虹音…!私の大親友の虹音になにするの!?」

そんななか、麗音がシャイニーの前に立った。
ウバーウをぎろりと睨みつけて…。

30:ナナセ:2017/03/20(月) 11:10 ID:sRs

超気になるとこで終わってる…
次回に期待!

31:ディアン◆Sw:2017/03/20(月) 12:07 ID:edY

素敵なお話、感動しました。次回も期待してます。

32:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 12:34 ID:6oQ



>>30
ありがとう(^_^)
今から麗音、変身します!←ネタバレ…

>>31
ありがとうございます!
はい

33:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 12:47 ID:6oQ



「麗………音?」

シャイニーは目を見開き麗音を見つめる。

「虹音、ありがとう!そしてごめんなさい!やっと意味がわかったよ…。」

麗音は振り返り頭を下げる。
そんな麗音を見ながらシャイニーは首を振る。そして微笑みながら麗音をじっと見る。

「私、麗音の夢を…守るから」

麗音やみんなの夢のために…そういって立ち上がろうとするシャイニー。
そんなシャイニーを見てられなくて麗音はあわてて駆け寄り立つなという顔をする。

「虹音はいっつもそう。他人の夢を一生懸命応援して…。そんな虹音を尊敬する。私は応援してくれるみんなや虹音のために歌う!これが私の歌。」

「綺麗事はいいかな?」

ルリトはいらいらしながら2人をみつめる。嫌そうな顔をし、ウバーウに指図する。

「もうやっていいよ」

「ウバーーウ!」

ウバーウはルリトの命令をうけ2人を踏み潰そうとゆっくり足をあげる。

「麗音…逃げて!」

シャイニーははっとし麗音をあっちへやろうとする。
麗音は無表情でウバーウとルリトをみつめる。
そしてすぅと息を吸い込む。

「私は!夢を応援してくれた虹音を…みんなを守りたい!歌と一緒よ!」

と叫びルリトやウバーウを睨みつける。

ぴかーーーーーーーーー!

そのとき、麗音の胸から青色の光がでて、パクトと青色の星のジュエルになった。

「ウバー…!」

光でよろめいたウバーウ

「2人目のプリキュアユメ!」

ユメム達ははわわ〜!と駆け出し麗音の元へいく。

「なっなに!?」

麗音はみたことないユメム達に驚く。

「プリキュアレインボードリームドレスアップって叫ぶユメ!」

「ええ、プリキュアレインボードリームドレスアップ!」

そうと唱えると麗音の体が青色にひかり出した。
次々と変身していく。

「響く夢の音 キュアミュージック!」

2人目のプリキュアの誕生だ。

34:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 13:06 ID:6oQ



「麗音…ミュージック!」

「プリキュア…!」

嬉しそうに涙目でシャイニー、忌々しそうなルリト。

「やってやろうじゃないの!」

ミュージックはふふっと自慢げにまわりを見渡す。
その瞳はもう曇りがなく、きらきらと輝いてた。

「1人増えたって同じ…ウバーウ!」

そう吐き捨てながらまたまた指図をする。
ウバーウは手をグーにしてかけながらミュージックのもとへ向かう。

「ミュージック!」

シャイニーはそわそわし心配そうに起き上がった。
ミュージックはシャイニーの前にいたまま余裕そうに突っ立ってる。
「面白いわね!」そうぽつりと呟いた。

どんっ!!

ウバーウの攻撃がミュージックにあたった…と思ったがミュージックは余裕そうに右手をパーにして受け止めてる。

「これが全力かしら?」

ふふっとウバーウを挑発するミュージック。そしてぴょんとジャンプしウバーウの頭にのる。ウバーウはそのミュージックを潰そうと頭へ攻撃する。ミュージックは身軽によけ、ウバーウの攻撃はミュージックに当たるどころか自分の頭にあたったのだ。

「ウバーーウ!」

たんこぶができていたそうに頭を抑える。それをみながらミュージックはあはは!っと笑う。

「さ、けりをつけましょうか」

するとミュージックの手にはドリームタクトがあった。
いつのまにか、握ってたのだ。

「私の夢を邪魔させたこと後悔してもらうわ!

プリキュアスイングミュージック!」

音符や羽がひらひらとまい、ウバーウに光線があたっていく。

「ウ………バー…ウ」

それがヒットしマイクへと戻った。黒い星が輝く星にもどって球体もわれののの胸の中に入っていった。

「あれがドリームパワーユメ」

ユメムはぽつりと呟く。

「りーー!」

リーちゃんは虹音と麗音のまわりをふわふわまわる。

「虹音、大丈夫?」

首を傾げ虹音の体をみる麗音。
虹音は首をふるふるとふる。

「大丈夫!それより麗音がミュージック…か。これからもプリキュアとして大親友としてよろしくね!」

「ええ…!」

そんなほのぼのとした雰囲気の2人。


そしてフェスもラスト。麗音の番がやってきた。

「私は応援してくれるみんなや大大親友のために歌います!」

歌う前、麗音は自身に満ちた目で会場にいるみんなに伝えた。

「♪〜」

ステージに立ってる麗音を見つめながら虹音達はおもう。

麗音はすごい…と。


そして結果発表。
麗音はおしくも審査員特別賞だった。ただ、審査員長のルルアは麗音にいってた。

「あなたの歌は素敵。これからも期待してるわよ」

と。

優勝はののでもなく、他の人。ののは準優勝だった。
夕日がもうすぐ沈みそうな広場。どこか虚しくて綺麗…。
そんななかののや麗音は向き合ってた。

「「悔しいけど負け…」」

しばらく無言だったみんな。麗音とののは口を一斉に開きハモった。

「言いたいことは一緒ね。のの、あなたはすごかった!ライバル一号ね!」

麗音は相変わらずどこか上から目線でののにいう。

「まぁそうね。次は負けないわよ?」

ののも負けじと麗音にいう。
2人はぎゅっと拍手した。
麗音とののにとってこの日は夢に近づいた大切な思い出となるだろう。

2話 end

35:ディアン◆Sw:2017/03/20(月) 13:14 ID:edY

>>33-34
プリキュアかっこ可愛い!まさにファンタスティック!素敵なストーリーに感動しました。

36:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 13:16 ID:6oQ



>>35
ありがとうございます✨これ以上言うと嬉しすぎて泣きます!←

37:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 15:50 ID:6oQ



3話 元気一杯!はじける笑顔 キュアポップ!!

「麗音、おはよう!」

虹音はピンク色のランドセルを背負っており、かどでまってた麗音に右手をあげ振りながら向かった。
麗音は「あっ」としたような顔をし、手を振り返す。

「おはよう、虹音。あとユメムとリーちゃんも」

虹音の持ってる手提げからひょっこりと顔を出してるユメムとリーちゃん。
ユメムも手を振り返す。リーちゃんは手を振り返す代わりに手提げからでて麗音の頬をスリスリする。
麗音は「ちょ…くすぐったいよぉ」と笑いながらリーちゃんをみる。

「麗音、行こう。学校」

虹音と麗音の学校は市立夢虹小学校。2人は小学6年生だ。
2人はぎゅっと手を繋ぎ歩こうとしたそのときだった。

「あははー!まって!めめ!」

「むむ、はやくはやく!」

虹音と麗音の間をかけていた小学2年生の少年少女。
2人は反動で手を離してしまう。
即座にユメムとリーちゃんも手提げに隠れる。

「こらー!めめ!むむ!」

制服を着た中学1年生の女の子。
右手を腰にやり、左手でめめとむむと言われる女の子と男の子を指を差しながら怒る。

「もう!2人とも!ごめんね、めめとむむが…」

虹音と麗音にぺこりと頭を下げる。

「いっいえ…」

虹音は首を振る。

「もしかして君たち、夢虹小学校?」

虹音と麗音のランドセルをみてもしかして?と思い問う。

「え、ええっ」

麗音は戸惑いつつも問いに答える。

「そうなんだ!めめとむむと一緒だ〜!あ、こっちの女の子がめめで男の子がむむ!小学2年生で〜す!私の妹と弟!」

いきなりフレンドリーに話しかけてきた子。
麗音はちょっと首を傾げてる。

「あ、星原虹音…です」

「水原麗音です」

虹音は自己紹介をし麗音も虹音に続ける。

「最上みみでーす!」

ピースをしながらイェーイとハイテンションでいう。

「最上めめ」

「最上むむ」

ゆゆとむむはぺこりとお辞儀をする。

「虹音、麗音、よろぴくね!みみはね、中学1年生で小学校の近くの私立エトワール学園だよー!」

にこにこと太陽のような笑みを絶やさないみみ。
虹音はいつのまにか彼女がすごいと思えるようになった。

「はい!みみさん!」

こくりと頷く虹音。
麗音はなんだかすごい人…と思いながらみみを見てた。

38:ナナセ:2017/03/20(月) 17:25 ID:sRs

ネーミングセンスが神。
あと妖精(ユメム)の口調とかもすごい上手い(←今更)
全てにおいて神。アニメ化してほしい(本気)

39:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 18:20 ID:6oQ



>>38
ありがとう…(T . T)
ユメムはね、語尾が思いつかなかったからね←
紙の間違いじゃ?←は? 真面目に嬉しい(*^^*)
ナナセってカノキド好きなの?私もカゲプロ大好き!
ってかあなたさまの方が話も文才も神です✨

40:ナナセ:2017/03/20(月) 22:20 ID:sRs

>>39
ななななななななななななんで分かったの?!
その文読んでるとき心臓バクバクしたよ!?
…ふー。そう、私、カノキド大好き!
カゲプロもね!大好き!
あとは東方とか、SAOとかね!
あ、何か雑談みたくなってる…
ってアレ?私の目、腐ったのかな?
私の文才が神って書いてる…
ありがとう!私も嬉しい!
(いつの間にかタメ口になってる)
てか、私のいるカノキドのスレ見つけたの?!びっくりだよ

41:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 22:41 ID:b.Y



>>40
えっとね、ちょうどうえに、、
まぢかww
だよね、カノキドラブ!
東方はちょっとだけしか知らない
あ、、もしよかったら専スレ、たてるよ?図々しくてごめん💦
腐ってないよ、神だよ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
いえ!タメでおkだよ!

42:ナナセ:2017/03/21(火) 17:28 ID:sRs

>>41
おー、いいね!
立てちゃう?でも、見つけられるかな?
全然図々しくないよ!逆にありがとう!

43:聖夢◆Yc:2017/03/21(火) 19:17 ID:kLg



>>42
たててくるね!場所はおしえるからだいじょーぶい!
こっちのほうが感謝することいっぱいあるよ(*^^*)

44:聖夢◆Yc:2017/03/21(火) 19:21 ID:kLg





>>42
ここだよ

https://ha10.net/yy/1490091663.html

45:聖夢◆Yc:2017/03/26(日) 16:50 ID:LRU



「虹音と麗音ってなかいいんだね」

そう言いながら微笑ましく2人をみつめるみみ。

「ありがとうございます。みみさんはめめちゃんとむむ君を…?」

みみが送っていったのが気になってた首をかしげる虹音。
何も言わずともみみは察したような顔をする。
笑みを絶やすことなくみみは言う。

「みみの両親はね、共働きなんだ…。だからみみは2人のお世話をしてるの。朝ごはんとか夜ご飯とか弁当とかね。でも楽しいよ!2人の笑顔を見てるとみみも嬉しい!」

と。
虹音と麗音は心がじーんとなった。
中学は色々と忙しいと思う。なのに2人のお世話やご飯の用意まで…。
なにより、何一つ愚痴もこぼさないで楽しいと言える彼女の明るさがすごいと思った。

「みみの夢はさ、保育士さんになること。だから勉強も頑張らないとね!それに小さい子好きだし!」

太陽のように明るい笑みを浮かべ続けるみみ。どこにそんな元気があるのか2人は不思議だった。

「もうついたね!小学校。虹音、麗音、もしよかったら2人のことお願いしていい?」

「「はい!」」

考える間も無く2人は即座に答える。

「ありがと!これからよろしくね!」

みみはそう言うと時計を見て「あ、こんな時間!」とつぶやき走っていった。

「みみさん、すごいね…」

虹音はぽつりと呟く。

「うん!お姉ちゃんはすごいよ!」

虹音を見上げて、目をキラキラさせいうめめ。
むむはそのあとに呟いた。

「お姉ちゃんはね、夜遅くまで起きて勉強してる…。朝も早く起きてる」

むむはどこか悲しそうな顔つきをしてた。
麗音は気になってむむをみつめる。

「どうしたの?そんなに悲しい顔して」

「お姉ちゃんにありがとうっていって何かしたい。」

「ならしようよ!みみさんに!」

虹音は閃いた!と言わんばかりにとびっきりの笑みを浮かべる。
麗音、むむ、めめは首を傾げてた。

46:ナナセ:2017/03/27(月) 08:31 ID:sRs

優しい!みんな優しい!
すごいね…中学生で妹の面倒見るとか…

47:聖夢◆Yc:2017/03/27(月) 10:13 ID:LRU



>>46
弟と妹もね…
だよね!しかも愚痴もこぼさないで…。私なら無理←

48:聖夢◆Yc:2017/03/27(月) 10:50 ID:LRU



「パーティーを開く…いいアイディアなんじゃない?」

昼休みの図書室、本を読んでる人で溢れかえってるとこ。
虹音、麗音、むむ、めめは隅っこに集まってスイーツをつくる本などいろいろ持っていた。

「私の家で開くからむむ君とめめちゃんは絵をかいたり、パーティーの飾りつけを作ってくれる?」

虹音は首を傾げしゃがみむむたちと視線を合わせる。
むむとめめは顔を見合わせて頷く。

「もちろん!」

「ありがとう!今日は木曜日だから…土曜日にしよう!」

時計の下にあるカレンダーをちらりと見た。

「わかった!虹音お姉ちゃん、麗音お姉ちゃん!お姉ちゃんには伝えておく!土曜日、虹音お姉ちゃんの家に行くって。パーティーは内緒にするから!いくよ、むむ!」

意気込みむむの手を取っためめ。手を引っ張り図書室から出て行った。
虹音はお姉ちゃんと言われたことが嬉しく、少し浮かれた顔をしてた。
麗音はじっとした目で虹音を見つめてた。

「それより麗音!料理についてはお母さんとするから!」

ふふっんと虹音は自慢げに微笑む。
何故自慢げになのかは麗音にはすぐわかった。

「お母さん、料理上手だもんね。いってもないのに家を使えるっていうのも昔からの特権。虹音は誕生日パーティとか励ます会とか前日に、しかも急にお母さんにいっておっけーしてもらってるものね。さっすが虹音のお母さんというか…」

麗音の言った通り、虹音のお母さんは前日にたてたパーティーでも受け入れてくれる。しかも料理が上手。
虹音はお母さんのそういうところが好きだ。

「さっすが麗音!それよりさ、なんで昨日、私がプリキュアに変身してる時わかったの?」

ふと気になり虹音は首を傾げた。今と違って背も高くなってるのに…不思議だった。
麗音は「え?」というような目をして眉をひそめた。

「なに言ってるの?わかるわよ、それくらい。私は伊達に虹音の親友やってるわけじゃないんだから。虹音のこと見てるし虹音のことならなんでもお見通しよ?夢を守る!っていうのも虹音の特権だし…。1人で守ろうとしないでよね?」

少し顔が赤くなっていつつも麗音は微笑む。
虹音は嬉しさのあまり胸がぐっと、なにとも言えない感じになってた。
麗音は「さっ、頑張るわよ」とつぶやきくるりと後ろを向き、歩き出す。
はっと我に返り、本を持ち虹音は後を追いかける。

「ありがとう…」

麗音の背中を見つめながら虹音はぽつりと呟く。

49:ディアン◆Sw:2017/03/27(月) 23:03 ID:edY

>>48
その4人でパーィー開いたら楽しくなりそうですね。
僕も早く続きが見たいです 楽しみにしています。

50:ナナセ:2017/03/28(火) 11:40 ID:sRs

>>49
あっ、ディアンさんって男ですか?
私は女です。小5です。小5の癖にプリキュア好きです。
引かないで…笑わないで…シクシク

51:ディアン◆Sw:2017/03/28(火) 17:13 ID:Ze.

>>50
いえいえ、はいそうです。僕は高2ですね。
プリキュアが好きなのはおかしいことではないと思いますよ。よろしくお願いします。

52:聖夢◆Yc:2017/03/28(火) 17:53 ID:Xcw



>>50-51
お話中すみません!>>5でもかいたとおり、チャット化になるので話すならほかのところでお願いします。私もしてしまいましたが…

53:ナナセ:2017/03/29(水) 16:19 ID:sRs

>>52
ごめん。ホントごめん

54:ディアン◆Sw:2017/03/29(水) 21:50 ID:edY

>>52-53
ごめんなさい それじゃあ違う板でお話を
専スレでも建てますか?

55:ナナセ:2017/03/29(水) 21:54 ID:sRs

>>54
いいですよー(専スレ)

56:ディアン◆Sw:2017/04/01(土) 10:04 ID:2R6

>>55
それじゃあ3人のを建てますか。スレタイはどうしますか?

57:ナナセ:2017/04/01(土) 13:41 ID:3DY

三人…
私と、聖夢と、ディアンさんの三人ですよね?
タイトルですか…
何でもいいですよ!

58:聖夢◆Yc:2017/05/27(土) 21:35 ID:nwA



たまに書き方を視点にします!

 「うーん…学校おしまい…」

放課後、虹音やむむ達は門の前にいる。
夕日が赤くてなんだか不思議だ。でもその不思議感がどこか神秘的でうっとりする

 「お姉ちゃん、喜んでくれるといいな!」

めめは目をキラキラさせながら今にもジャンプしそうにうずうずしてる。
麗音は微笑ましそうにめめを見つめる。

 「むむー!めめー!虹音ー!麗音ー!」

だだっと走ってきたのはみみ。
みみは一呼吸し微笑む。

 「お姉ちゃん!あのねあのね!今日ね、虹音お姉ちゃんと麗音お姉ちゃんに遊んでもらったの!!」

にぱっと無邪気な笑みを浮かべるめめ。
みみはよしよしと頭を撫でる。

 「ありがとうね、2人とも」

 「いえ!楽しかったです!」

虹音は「明日も遊ぼうね」とつけたす。
麗音は何も言わずにただただ穏やかに微笑むだけだ。

 「本当に!?ありがとう!!めっちゃみみ嬉しい!あ、そろそろ帰らなきゃ!むむ、めめダッシュだよ!
じゃあね2人とも!」

はっとし2人に手を振り慌てて駆け出すみみ。
めめとむむはみみの後に続き走り出す。

 「お姉ちゃん達、ありがとう…」

むむとめめは振り向き手を振る。

 「ううん!またね」

麗音と虹音は手を振り返す。

 「本当にみみさんってすごいね…」

 「そうだね、私も尊敬する」

虹音はみみの背中を見つめポツリと呟く。
麗音も虹音がつぶやいたことに頷く。
みみの背中が大きく感じた

 

59:聖夢◆Yc:2017/07/09(日) 11:34 ID:SuY



新キャラです!ネタバレ注意!



 「お姉ちゃん…みてくれるかな?」
 アム
悪夢の正体。リムの妹。しっかりしてて姉が大好き。
けどとあることがあって悪夢に

 

 

60:聖夢◆Yc:2017/07/09(日) 19:11 ID:SuY



 「……もうすぐだね!」

時は過ぎ、土曜日。私とと麗音はスタンバイをしていた。
私は今か今かとそわそわして待ちきれなかった。
楽しみだな…。

 ピーポーン
チャイムが鳴ると同時に私は玄関へと駆け出した。
どんどんと走る音が響く。ガチャとドアを開けるとそこにはみみさんがいた。
そしてめめちゃんとむむ君。

 「ようこそ!」
 「今日はありがと!」

みみさんは無邪気な笑みを浮かべる。めめちゃんとそっくりだなぁ〜…と微笑ましかった。
あ、案内しなきゃ!

 「みみさん、ついてきてください!」
 「うん!」

私はくるりと振り返りリビングへ向かう。中には麗音が待っている。楽しみ!!
リビングと玄関までの距離はそう遠くはないのだが何故だか遠く感じた。
そしてドアノブを持つ。なんだか重く感じる。よし…

ガチャリと開けた瞬間…

   “パァン”

そんな音とともにカラフルな紙吹雪がみみさんにかかる。
みみさんは唖然として目を見開いていた。

 「「お姉ちゃん、いつもありがとう!!」」

めめちゃんとむむ君がみみさんのイラストを見せる。
みみさんの目にはうっすらと涙が。

 「みみさん、いつも2人のお世話をして大変ですよね?だから2人がお礼をしたいということでこのパーティーを開いたんです。この飾りつけは2人がつけりました。」

麗音がにこりと微笑んで説明する。
テーブルの上のケーキとかはお母さんが手伝ってくれた。
そして輪飾りとかは2人が一生懸命つくってた。
少し不器用だけど心があったかいもの。みみさんはその場に立ち尽くして周りを見渡す。

 「ありがと…めめ、むむ。2人は自慢の弟と妹だよ…」

みみさんは2人に抱きつく。2人は嬉しそうに微笑み私たちに向かってピースをする。

 「虹音も麗音もありがとう………みみ、超嬉しい…」

抱きつくのをやめこちらに近づくみみさん。

 「私からはこれを………」

黄色のファイル。けどこれただのファイルじゃないの。
私は渡す。

 「なぁにこれ?」
 「これが力になれるかはわかりませんが保育士とかそれについてまとめました。みみさんは夢を叶えられます。こんなにもみみさんはきらきらして素敵ですから。私にできることは何にもないですけど応援しますね」
 「本当にありがと!!さんなんて堅苦しいよ。みみって呼んで…」
 「…」

私と麗音は顔を見合わせる。そしてなんとなくハイタッチをする。

 「うん、みみ!ならタメで呼ぶわ」

麗音はふふっとウィンクをする。

それから麗音がピアノとか引いたり歌ったり、ケーキを食べたりした。

 

61:聖夢◆Yc:2017/07/09(日) 19:33 ID:SuY



 「空、綺麗だね…」

あれから外に出て公園。空は青くて果てしなくてどこまでも飛んでいけそうだった。
私はなんとなく呟く。
ベンチでみみはめめちゃんとむむ君が遊んでるのをじっとみてた。
なんかみみたちの関係って素敵。

そんなほのぼのとしてた中だった。

 「ねぇ、あなたのドリームパワーをみせて?」

日傘をさした女の人がめめちゃんたちに近づく。
なんだか目が冷たい…。2人が危ない!

 「2人とも逃げて!」

私は立ち上がりめめちゃんたちに近づこうとする。

 「ダークネスドリーム!!」

間に合わなかった。めめちゃん達の胸から出た星が黒く染まりブランコに入っていく。
ああ…。

 「2人とも!!」

みみは2人に近づこうとするが2人は黒い球体に入って空に…。

 「2人とも変身ユメ!!」

どこからか現れたユメムとりーちゃん。
みみは目を丸にしてユメムを見つめる。けど何も言わずむむ君達をみつめた。

 「どうしよう…2人が!2人が!!」
 「みみ、ここは私たちに!」

麗音が私に合図を送る。私もパクトを構える

 「いくよ!!」

 「「プリキュアレインボードリームドレスアップ!」」

 「輝く希望の夢 キュアシャイニー!」

 「響く夢の音 キュアミュージック!」

決めポーズをする。2人を助けなきゃ!!

 「虹音?麗音?」
 「2人はプリキュアユメ。夢を守る伝説の戦士プリキュア…」
 「え?」
 「あの2人に任せるユメ…」

そんなやりとりが聞こえるけど今は…!!!

 「やぁっ!」

私はブランコ型のウバーウに蹴りをいれた。
けどびくともしない。

ミュージックも苦戦してるようだ。
どうしよう………でも悩んでる暇はない!!

 「2人を返して!」

叫びながらパンチやキックをお見舞いする。

近くにいた日傘をさしている女の人は妖美な笑みを浮かべる。
思わず見とれてしまいそう。

 「私はレーム。悪夢様に使えるもの。夢なんかくだらない…」
 「くだらなくなんかない!!」

ミュージックは地面に着地しレームを睨みつける。
そうだよ…くだらなくなんか全然ない!

 「めめはお姉ちゃんを幸せになんてできないよ」
 「苦しい…」

2人は球体の中で呻く。2人とも…。

 「めめ、むむ…そんなこと思ってたの?」

みみはその場に座り込む。今にも泣き出しそうだ、

 「許さない…絶対に守る!バカになんてさせない!」

飛びかかろうとした時だった

しゅっ!

 「「きゃっ!?」」

私とミュージックは鎖に巻き付けられてしまった。
ぐっと巻き込む。

 「くるし……」

思わず声に出してしまう。2人は…みみ達はこれより苦しいのに…どうしたら…

 

62:聖夢◆Yc:2017/07/10(月) 17:59 ID:k3s



ドリームワールドについて詳しく
夢やドリームパワーを見守り、それが闇に染まったりしないように見守っている。
妖精などいろんな種族が住んでいてその世界の中心、女神・リムが守ってる。
けどある日、闇に包まれてしまい女神は行方不明に。
そしてユメムはプリキュアに助けを求めようと人間界にきた。

 

63:聖夢◆Yc:2017/07/16(日) 11:45 ID:2HU



 「ウバーウ!!」

ウバーウは雄叫びをあげる。ううっ、どうしたらいいの…?
……諦めない…。ここで諦めたりなんかしない!

その時だった。

 「 ……やめて!!」

叫びながらこちらを見つめるみみ。
どこか悲しそうな顔をしてた。

 「 これ以上誰も巻き込まないでよ…!!みんなを返して!」

みみはウバーウに近づく。ダメ近づいたらみみが……!

 「 フン、小娘が。ウバーウ、やりなさい 」

レームがウバーウに指示を出すと同時にウバーウはみみを潰そうとした。

 「 みみー!」

悲鳴のような声で叫んだ私。けど次の瞬間だった。
ピカーとひかり、みみを包む。
みみの手のひらには黄色に輝く星のジュエル…。

 「イエロースタージュエルユメ!」

ユメムは目をキラキラ輝かせながらそれをみる。レーム達はなにが起きたのかわからなくぼーっと突っ立ってた。
次の瞬間、さらにスターパクトがでてくる。
みみはそれをかまえとびっきりの笑みを浮かべる。

 「 みみもみんなのこと守るよ〜?はじけるみみの夢、見せてあげる

 プリキュアレインボードリームドレスアップ! 」

イエロースタージュエルをスターパクトにセットし明るく、綺麗な輝きがみみを包む。

 「 はじける夢の想い キュアポップ! 」

決めポーズをし自分の体をまじまじ見つめるポップ。
私はただただそれをみていた。

 「 キュアポップ……やるじゃない!」

ミュージックは鎖をとき、私を助ける。
私はなにが起きたのかわからずミュージックに体を預けてる。

 「 ありがと、ミュージック 」

ポップはピースをし満足そうな笑みを浮かべる。

 「 みんなに手を出したらどうなるか教えてあげる 」

ポップはやる気満々だ。私も…負けてるわけにはいかないね!
さぁ…勝負だ!

 

64:聖夢◆Yc:2017/08/25(金) 22:58 ID:B8M



下がってたのであげさせてもらいます🙇

 

65:月姫◆6E hoge:2018/02/12(月) 12:59 ID:4JI



何が起きたのかわからない。でも言える。めめとむむは絶対取り戻す!シャイニーやミュージックも守ってみせる!
なんだか思いが溢れるたび力が強くなる…

 「 うん、そうだ… 」
 「 ウバーウ!」

ぼそっと呟いてる私にウバーウは迫ってくる。

 「 みみはキュアポップだー!」
叫び蹴りを入れる。
 「 五月蝿いわ!ウバーウ!立ちなさい!」
レームと名乗った女の人は焦ってる。

 「 「 えーい 」」

立ち上がろうとしたウバーウをシャイニーとミュージックはナイスコンビネーションで蹴りを入れる。
さすがは親友の2人といったところだろう。

まだ心の熱は治らない。
 「 プリキュアごときが!」
 「 はいはい、どーもどーも。けどね、これだけは言わせて。むむとめめを傷つけた事後悔しろ!」
言い終わった瞬間、右手が黄色の光に包まれラクトらしきものがでた。

 「 ドリームタクトユメ!これでむむとめめを救うユメ 」
 「 よくわかんないけどこれで救えるん…だね? 」
ユメムがアセアセしながらこちらへやってき告げた。プリキュアとしてやるって決めたし何より倒さないと!

 「 イエロースタージュエル!セット!

 プリキュアポップソレイユ!」

叫ぶとたちまち黄色の光の粒が出てきウバーウを囲む。うめき声をあげ消えていった。

 「 いぇい!ポップちゃん大勝利 」

えっへんと自慢げに胸を張ってしまう。

 「 覚えてなさい! 」
 「 ちょ…ま… 」
言いたいことがたくさんあったのに消えてしまった…。

 


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