>>117のつづき
(ゲッコウガ……………)
*
『ピカチュウ…どこに行ったんだ…』
『…………コウガ』
『ありがとな…ゲッコウガ…。くよくよなんかしてる暇なんてないよな?』
サトシは笑顔を取り戻す。『よし、行くぞ!』と張り切って言うと『コウガ!』と言い、走って行った。
(俺は……何もやれないのか……ピカチュウ…無事でいてくれ…!)
サトシはゲッコウガに迷惑を掛けたくなくて、笑顔を作っていたが…不安そうな顔をしていたままだった………。
*
「……俺、1人でいたいんだ…。悪いが、ロトムを頼む…」