みんなでポケモン小説を書こう!

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 1- 101-キーワード▼下へ
1:マジュ◆slE:2017/03/26(日) 22:23 ID:6Y2

スレの通りです

荒らし、悪口禁止です。
これを守れる人はどうぞ。

139:マジュ◆slE 久しぶりだな:2017/07/01(土) 07:17 ID:SgY

>>137のつづき
「なら、ハラさんの試練やったのか!?」

「うん!やったよ!じいちゃん強いよ〜」

「そ、そんなことより手伝いましょうよ!」

状況を整理すると、ラッタたちのせいで荒れている状況をみんなでして何とかしようとしていたところでハラさんと会い、こんな状態である。
そこでハウとサトシの熱い話でキリがなさそうなところをリーリエが止めていた。

片付けが終わると、サトシたちはハラさんと会話をしていた。

「サトシ君、君はラッタたちをどうしようと思ってますか?」

「えっ…どうって言われましても…;」

『サトシは何も思わないロト!?あんなことを何回もしているんロト!イライラするはずロト!』

「確かにそうだけど…ラッタたちもそれなりの事があるんじゃないかな…」

140:マジュ◆slE 更新少なくてすみません!:2017/07/08(土) 04:06 ID:SgY

>>139のつづき

『サトシは、本当にそれだけロト?』

「あぁ。だから、俺はラッタやコラッタたちとバトルをして追い払うっていうことを考えたくないんだ…。もう少し、違った方法でできないかな…」

サトシがそれを呟いた瞬間リーリエとロトムは、そのことを知っていて、サトシに教え、それを聞いたハラさんが納得をする。

「サトシ君、君は冴えているね。デカグースに協力してもらうために今から行くとしましょう」

「つまり、試練ですね」

「なんかテンションが上がって来たーーーーーー!!!!!!」
「ピカーーーーーーー!!!!!!」

サトシとピカチュウはテンションフルマックスだった(全く、この1人と1匹はと思っているロトムw)。

「わーいデカグースが見れるー!」

「ハウ、また見るのか?」

「うん。俺、一応……試練クリアしたけど…」

ハウが少しずつ声を小さくしていきロトムが『息子なのに、ハラさんに負けるなんて意外ロト。』と言いショックでシュンとなるハウだった。

「ハウ、俺も一度二度負けたことがある…」

「えええぇぇぇ〜っ!?」

リーリエは、一応そのことを少したけ話していたことはあるが、ハウにはまだそんなことを教えていなかったからか、驚いて………いや、大袈裟レベルの驚き方をしていた。

「だけど、負けたとしてもいい経験になると思うから…諦めたりするなよ。」

「ありがとうサトシ!」

ハウはさっきロトムに言われていたことがなかったかのような笑みを浮かばせていた。

「特にピカチュウとゲッコウガはそういうことをやってきたからこんな感じなんだ」

サトシはモンスターボールを持っていた。そのボールは勿論、ゲッコウガのモンスターボール。

「さてと、そろそろ行きますか…準備は大丈夫ですか?」

「はい!」

*

「さて、着きましたよ…」

(つ、着いたのか?どう見ても誰もいないけど……)

サトシの周りにはリーリエ、ハウ、ハラさんだけだった。来る気配もない。サトシとピカチュウは首を傾げる。

「サトシ、これはね……3匹のヤングースを探し戦って、ぬしポケモンと戦うんだよ!」

「え…さ、探す……ここから!?」

どうみても、広すぎる場所でどうやって見つけるのか…サトシにとっての方法は……あれしかない。

「やってやるぜー!」

「ピカァー!」

気合いしかなかった。

「サトシ君これは、試練です。自分の実力を出し切って下さい!」

『サトシ、ボクも協力するロト!』

「いや、いいよ…俺、頑張ってみるからさ」

「サトシ、試練達成して下さいね!」

「あぁ!分かってる!!」

「それでは、試練開始です!」

ハラさんが言った瞬間、試練は始まった。

141:マジュ◆slE ペースを何とか取り戻そうと努力中です:2017/07/08(土) 05:19 ID:SgY

>>140のつづき
「いた、ヤングースだ!ピカチュウ!君に決めた!!」

「ピカァ!」

「10万ボルト!」

「ピィカァ…チュウ!!!!」

ヤングースは、ピカチュウの10万ボルトを食らい目を回して倒れていた。2匹目もヤングースが現れ、さっきより、防御が少し上がっていた感じだったが、それでも、2、3発程度で倒していた。

「…もう少しだな」

もしかしなくてもあと1匹だけだと感じたサトシは最後のぬしポケモンの仲間的何かを探すが、そのポケモンは別のとこにいた。もしかしなくても…このパターンはそのポケモンが恥ずがり屋という奴だ。

「うーん……そうだ!モクロー、ゲッコウガ、君に決めた!」

「クロー!」

「コウガ!」

何故わざわざモクローとゲッコウガを呼んだかというと………

「モクロー、ゲッコウガ!穴のとこにいてくれないか!!」

「ホロー」

「コウガ」













一方、そばで見守っていたみんなは……

「あれがサトシのやり方なんだ」

「はい。サトシは、場所を駆使してバトルをし、さらにお互いを信じ合っているからこんなことができるんです!」

(カプ・コケコが認める理由は分からなくもないですな)














サトシたちは、穴を塞ぎ、サトシのところに来るようにしていた。すると、そこにはヤングース…ではなく、デカグースがいた。少し、長引いた戦いだったが、なんとかサトシが勝利していた。

「よっしゃあ!」

「ピカッチュウ!」

「モクロー、ゲッコウガありがとな」

サトシはモクローを撫で、ゲッコウガとは目を合わせて頷いた。

142:マジュ◆slE テレビ東京である皆さん、映画見ましたかー?:2017/07/08(土) 15:26 ID:SgY

>>141のつづき
(というか、ハウが言っていたこと少し違ってたな…まぁ、その方が楽しみが増えるしいいか)

全くもってその通りである。そりゃあ、思いもしないと思いますよね、目の前に「取っていいですよ」レベルに祭壇にZクリスタルがあるから。

「ぶ、不用心ですね…;」

「まぁ、そう思わないで下さい」

「そうそう」

リーリエたちが会話している頃、サトシはZクリスタルを取ろうとするが、デカグースに道を塞がれた。まるで、「勝ったら通れ」的な感じだった。

それにしても……………

「でかいっ!」

「ピカァッ!?」

『通常のポケモンの3倍くらいあるロトー!』

つまり、それがここのぬしポケモンである。証拠として、不思議なオーラを纏っている。UBみたいな赤い感じとは違いオレンジ的なオーラだった(ゲームをプレイしてる人には多分分かります)。

「よし、ピカチュウ!君に決めたっ!」

「ピカーッ!」

ピカチュウはやる気に満ち溢れている。

「ピカチュウ、頑張って下さい!!」

「ぴゅう?」

「ほ、ほしぐもちゃん!出てはいけませんよ!!」ボソッ

「ん?それは…?」

真剣なバトル中なのにハウはほしぐもちゃんをジーッと見る。

「このポケモン何?」

「コ、コスモッグと言うポケモンです。私は星雲みたいにキラキラしているからほしぐもちゃんと呼んでます…。」

「へぇー」

「珍しいポケモンですな」

「じいちゃんも分かんないのかぁ…」

なんと、島キングであるハラさんも知らないというと詳細不明で何の手掛かりもない。ほしぐもちゃんは一体何者か…、これは、今後のことに影響が起きるであろう…。

一方、サトシはまだ、ぬしポケモンデカグースとバトルをしている……

143:マジュ◆slE:2017/07/12(水) 18:52 ID:SgY

>>142のつづき
デカグースがたいあたりをするとピカチュウはかわすことができず、直撃してしまう。ぬしポケモンは通常の3倍もあるから、無駄に動くことになるだろう。これこそが試練だと感じるサトシ。ただ、焦っているような感じではなかった。

「ピカチュウ!大丈夫か!?」

「ピカチュ!」

ピカチュウはすぐに起き上がった(流石、タフです)。

「ピカチュウ、俺たちの本気を見せてやろうぜ!」

「ピカチュウ!」

デンキZのZ技を使おうとするサトシ。
最初に左腕を肩の高さより上げて右腕は脇腹のあたりに下げ、その直後に両腕を肩の高さて水平に広げる。
次に上体を右にひねり左腕はひじを90度に曲げて、顔の前に拳を持ち上げ、右腕は体の後方へまっすぐ伸ばす。
その次に右腕を左脇腹に近づけるようにしながら、上体を左へひねる。右腕が下方へ、左腕が上方へ向くようにする。
最後に肩をすぼめるようにして左腕を体の右側へ移動する。その後、右手の先を下方へ、左手の先を上方を向ける。これが何となく稲妻の形に見えていればいい。
これがデンキZ。それの技の名は『スパーキングギガボルト』。

それを見たハラさんは、驚きを隠していなかった。

「これが、俺たちの全力だ!『スパーキングギガボルト』!!」

「ピカ…ピカ…チュー!!!!!」

電撃のヤリがデカグース目掛けて打たれる。デカグースはZ技を受け、目を回し倒れた。

「そこまで!この勝負、チャレンジャーサトシ君の勝利!」

「よっしゃー!」

「ピカピカチュー!」

「ホウー!」
「コウガ!」

『凄いロト!大きなぬしに勝ったロト!!』

サトシのポケモンたちは、勝利の喜びをあげていた。

「凄い!俺、サトシとバトルしたい!!」

「サトシは、強いですよ!」

「ぴゅう!」

「流石、サトシだ。」

みんなが納得をしてくれた。確かに、サトシの力は本当のものだ。お互いを信じ合う絆。それが、新たな力へと導いている。


それよりサトシは、デカグースに話し掛けていた。

「あ、デカグース大丈夫か!?」

『ビビビ、き…危険ロトォ!』

「大丈夫…俺は何もしない…ただ、俺はこの世界を平和にするためにお前の力を借りたいんだ。」

サトシは、デカグースに向かって、自分が思っていたことを全力でぶつけた。その答えが、ノーマルZという贈り物として、サトシを認めてくれた。

「サンキュー、デカグース。」

「……」コクリ

デカグースは無言で答えた。そして、どこかへと去ろうとする。いや、ラッタたちのとこへ向かおうとしていた。

「行こう」

「ピカ!」

サトシたちはデカグースについて行き、ラッタのとこへと向かって行く。

144:マジュ◆slE:2017/07/14(金) 16:21 ID:SgY

>>143のつづき
デカグースは、ラッタのところへと向かっていると、ラッタたちは、イネを食べていて荒らされていた。

『ビビビッ、ラッタたちを発見ロト!』

「グース!」

デカグースは、ラッタたちに向かって一鳴きした。すると、ラッタたちは、食べられると思い逃げて行った。

「ラッタってあんなこと考えるんだ…」

「…俺も知らなかったな」

「…ピーカ」

何この空気って感じになっていたがとりあえず解決。

「よくやったなサトシ。」

「流石、サトシです!」

「その通りです。ぬしポケモンは普通、試練に挑戦している人にZクリスタルを渡すことなんてないんです。」

流石、ポケモンホイホイ(サトシがいるとポケモンが来やすいという奴w)である。

*

次の日、新聞を見るとラッタの事件を解決したという記事が書かれていた。そこには『サトシ君のおかげで』と書かれてあった。

「サトシ、有名人になってますね」

「えーそうかなー?」

「ピカ、ピカチュ…;」

ピカチュウか何故か呆れていた。そんなとき、チャイムが鳴った。サトシは、ドアを開けた。

145:◆9c:2017/07/15(土) 13:43 ID:FBg

すみません、小説板でやった方が良いのかと思います。

146:◆9c:2017/07/15(土) 13:44 ID:FBg

間違えました!すみません!

147:このは◆cE:2017/07/15(土) 15:51 ID:y/E

マジュ、来てみたよ!面白い!

入ってごめんね

148:マジュ◆slE hoge:2017/07/15(土) 16:44 ID:SgY

>>145,>>146
大丈夫ですよ!

>>147
ありがとう!これからも頑張って書くよ!

参加者募集中です!ぜひ、参加して下さい!

149:このは◆cE:2017/07/15(土) 17:19 ID:y/E

>>148
いえいえ!頑張ってね!

私も参加していいかな?

150:アミィ◆slE hoge:2017/07/15(土) 17:59 ID:SgY

>>149
どうぞどうぞ

151:マジュ◆slE 150は私です:2017/07/15(土) 18:16 ID:SgY

>>144のつづき
「はーい」

「あなたがサトシ君ね」

「あ、はい…そうです…」

サトシの目の前には、ジュンサーさんとぬしポケモンのデカクースがいた。

「あなたのおかげで、この島の平和は守られたわ」

「いえ…ほっとけなくて…やろうと思っただけで…」

「ピカピカ…チュ…」

流石、当たり前のことをするサトシである(たまに常識外れだけど)。

『サトシは、非論理的ロト』

「なっ…それどういう意味だよ;」

「ピカピカチュ;」

「でも、それはそれでいいと思いますよ」

それより、ジュンサーさんが空気じゃゲフンゲフン……

「えっと、サトシ君」

「あ、はい」

「君のおかげで助かったわ!よってここに表彰します」

「はい!」
「ピーカ!」

サトシはそれを受け取り大事しようと思っていた。

「…!そろそろ時間だわ。私はここで失礼!」

そう言って慌ててバイクに乗って行った(ついでにデカグースも乗って行った。正確に言えば、自分の家的何かに帰るらしい)。

「大変だなジュンサーさんも」

「ピカチュ」

「そうですね」

152:匿名さん:2017/07/19(水) 15:24 ID:Jsc

セレナ襲来してほしい

153:マジュ◆slE hoge:2017/07/19(水) 20:06 ID:SgY

>>152
そこら辺は考えています…

154:マジュ◆slE:2017/07/19(水) 20:22 ID:SgY

>>151のつづき
「………………」

「サトシ、どうしたんですか?」

『なんか、ハラさんに会ってからおかしくなっている気がするロト』

ロトムがそう言うとサトシがビクッと反応をした。一体何を考えているのかリーリエは聞こうとする。

「あの…サトシ…?」

「え…な、なんだ?」

「何を考えているんですか?それにボーッとしていたような…」

サトシは何もないようにごまかしていた。

「なっ、なんにもないよ!!」

「ピカァ?」

ピカチュウは、首を傾げていた。相棒であるピカチュウすら分からないことは、相当大変なことなのだろうか。

「(何があったんでしょうか…。サトシは何を考えているんでしょうか。ゲッコウガなら分かりそうです…)」

リーリエが考えていたことは、名案である。サトシとゲッコウガは、深い絆で結ばれている。そんな彼なら少しでも手掛かりがあるだろう。

「あの…ゲッコウガ」

「コウ?」

「サトシは、一体…何を考えているんですか?」

「コ、コウガァ…;」

リーリエが質問をした瞬間、ゲッコウガが汗を流していた。もしかして聞いちゃいけなかった気がして、すぐに謝ったリーリエ。いや、そういう意味じゃなさそうだ。何故かというと………

「ハウとバトルするかそれとも先にハラさんと戦うのか…どっちがいいんだー!!!!!!!」

ズコッ

一同ずっこけた。まあ、サトシらしいっちゃサトシらしいが、そこまで考えるのかと突っ込みたくなるロトムだったが、抑えていた。

『ここは、先にハウとバトルすることが優先ロト』

「それでいっか」

何でそんなことがすぐに解決できなかったんだと突っ込むのは控えて、とりあえずスッキリしていたサトシだった。

155:マジュ◆slE hoge:2017/08/01(火) 20:45 ID:rKc

更新控えめにしますm(_ _)m

156:マジュ◆slE 久しぶりに更新:2017/08/03(木) 20:04 ID:rKc

>>154のつづき
「よし、こうなったらハウと勝負s…」

ピンポーン

「ピカ?」

「ん? 何だろう…」

サトシが張り切っている中、チャイムが鳴った。すぐ近くにいたリーリエが「私が出ます!」と言い、ドアを開けた。

「やっほー! サトシ、リーリエ!!」

「ハウ! どうしてここに!?」

「どうしてって、今日は大試練の日でしょ! だから、サトシたちを向かえに来たんだ!!」

ハウはそのサトシのバトルを見れるのが楽しみでテンションが上がっていた。ついでに、バトルをしてみたいとも思っていた。

「そうなんだ! サンキュー、ハウ。あ、ついでにバトルもしようぜ!!」

「いいよ! 俺、楽しみで眠れなかったし」

サトシ並みのテンションであるハウ。一同が話している時、ククイ博士も興味を湧いていた。

「サトシとハウのバトル、俺にも見せてくれ」

「ククイ博士!」

『ついでに、ボクも見るロト!』

「ロトム、録画をお願いしますね!」

『任せるロト!』

ロトムはいつの間にか録画をできるようになっていた。その理由は………

157:マジュ◆slE オリストですw:2017/08/03(木) 20:18 ID:rKc

>>156のつづき
今から、数時間前のこと……

『あのサトシのバトル…とっても興味があるロト……』

サトシたちが気持ち良さそうに寝ている中、ロトムはまだ起きていた。サトシにしかできないバトルを何回か見てきて、興味を持っていた。

『サトシは、ポケモンのことを信じているロト…。その絆が、みんなを強くしているロト。』

流石、何回か見ていくうちに、理解していく。まるで、ショータみたいである。
サトシが寝ているところから離れたロトムは、周りをうろうろしていた。そんな中、1台のビデオカメラが置いてあった。それに触れたロトムは、新たなる潜在力に目覚めたような感覚的になっていた。

『感じるロト…。ボクの中で、ボクにしかできない何かが目覚めた気がするロト…!』

こうして、録画をすることができるようになった。

158:マジュ◆slE 所持ポケモンがちょっと違います:2017/08/03(木) 20:32 ID:rKc

>>157のつづき
話は戻り、サトシたちは外に出てバトルをすることにした。

『録画はボクに任せるロト!』

「これより、サトシとハウのシングルバトルを始める! 使用ポケモンは1体。どちらかが戦闘不能になった瞬間バトルを終了とする。それでは、両者ポケモンを!」

「任せたよ、ニャビー!」

「ニャブ」

ハウが出したポケモンは、初心者ポケモンの1体のほのおタイプ ニャビーだ。

「あれって…」

『ボクにお任せロト! ニャビー ひねこポケモン ほのおタイプ。感情を ださず 独りで いることを 好む。信頼を 得るまでには 時間が かかる。』

「それって、つまり『一匹狼』って奴か?」

「ピカ?」

「一匹狼…ですか……。ポケモンにもそれぞれ個性があるんですね」

リーリエはニャビーを見て学んだ…。ポケモンは、それぞれ懐き方が違う。長い時間をかけて強い絆が産むというやり方もある。

「頑張ってサトシに勝とう!」

「ニャブ」

ニャビーがそっぽを向いた。まるで、最初のサトシとピカチュウだった。

159:マジュ◆slE:2017/08/03(木) 20:59 ID:rKc

>>158のつづき
「お願いだよ、ニャビー」

「ニャブ」

「はぁ…」

溜め息をついたハウ。もう、どうしようもないと思っていたハウだった。そんな中、サトシはニャビーのところに近づいた。

「…………」スタスタ

「ピカピ?」

「ニャブ?」

「ニャビー。俺は、お前と戦いたいんだ。本気のバトルをしたいんだ。」

サトシは、ニャビーに分かってもらえるように、自分が思ったことを心にぶつけている。

「サトシ……」

(サトシの気持ちに、気付いてやってくれ)

リーリエとククイ博士は、サトシの気持ちに気付いてほしいと強く願っていた。それが、ニャビーの心を大きく揺らした。

「ミャー」

「………!!」

160:マジュ◆slE 遅くなってごめんなさい:2017/08/18(金) 08:19 ID:rKc

>>159のつづき
サトシの言葉にニャビーは心を開いてくれた。

「これでバトルができるな」

「だね。それで、サトシはどうする?」

「…モクロー、君に決めた!」

「ホロー!!」

こうして、2人のバトルが始まる。

「それにしても、なんで相性の悪いモクローなのかな?」

「いや、わざわざサトシが相性の悪いのを選んだのかは分からないが、サトシなりの考えがあるんじゃないか?」

「ひとまず、見送りましょう」

「モクロー、体当たり!」

「ホロー!!」

「ニャビー、かわして!」

「ニャブ!」

モクローの体当たりを何とかかわしたニャビー。2人の気持ちはさっきよりもよい感じになっていることが分かる。

161:匿名:2017/08/23(水) 11:28 ID:un6

 たまに、「自分はここで何をしているのだろう」と考えてしまう事がある。
 野生として生まれ、トレーナーの手持ちに加わり、長い間彼と一緒に旅をしていた。出会った数々の強者を倒して、ライバルだった人にも打ち勝ち、僕らは今この場所に居る。
 そう。居るのだ。
 旅を続けている訳でも、新たな出会いを求めている訳でもなく、ここに居る。野生として生まれ、トレーナーと旅する事を覚えた僕にとって、それは結構退屈なのだ。ここには他の場所と比べ物にならないくらい強い野生ポケモンが生息しているけど、彼と共に旅をして強くなった僕らの敵ではない。他よりちょっとマシな程度――そんな場所なのだ。
 けれど、不満が溜まっているかと聞かれたらそれは違う。退屈ではあるけれど不満ではない。切り立った足場に強いポケモンが揃っていれば、身体が鈍らないようにトレーニングする事だってできる。退屈ではあるけれど、不満ではないのだ。
 今更野生に戻ったって、トレーナーに育てられたポケモンでは馴染めないだろう。人の手によって鍛えられたポケモンが野生に戻るというのは、結構大変らしいと聞いた事がある。だから僕は野生に戻ろうとしないし、ここまで強く育ててくれた彼の傍を離れようとも思わない。
 でも彼に「ここ退屈なんだけど」と文句を言う訳にもいかない。ここが退屈であるというのは、彼が一番よく知っている。いや、彼にとって、退屈でない場所なんていうのは、もうこの世のどこにも存在しないのだ。無邪気にバトルを楽しめていたあの頃とは違う。彼は誰よりも強いトレーナーとなり、僕らもそんな彼の手持ちとして恥じない強さを手に入れている。どんなに楽しみたくても、相手がいない。楽しめるだけの相手がいないのだ。
 それに、黒い機械を持った人間達に追い掛け回されるのももう嫌だ。彼がこの場所に逃げ込んだのはそういう理由もあるし、もしかしたらそれが一番の理由なのかもしれない。だから僕らは、彼にこの場所を離れようなどと提案しない。僕らも僕らで、「この場所を離れたら嫌な事がある」というのは理解しているのだから。
「ピーカー」
 とか何とか色々と御託は並べるけれど、一番の理由は――。
「……? ……」
 彼を独りにしたくない、っていう単純な思いなんだよね。

162:マジュ◆slE sage:2017/08/26(土) 23:08 ID:rKc

最近、書いていなくてごめんなさい!
楽しみにしてる人もいますよね…
それと、匿名さん参加ありがとうございます。>>161の小説を見て、凄いなぁと思いました。私も、あんな風に書けるように頑張ります! 更新までちょっと待っていて下さい…

163:マジュ◆slE sageじゃなくてhogeだったw:2017/08/27(日) 15:43 ID:rKc

>>160のつづき
「やっぱ、バトルはこうでなくっちゃ…」

「サトシ! やっぱバトルは楽しいよ!!」

「だろ? 俺も何回もやっても飽きないからな」

サトシとハウはお互いこのポケモンバトルが長く続いて欲しいと考えていた。

「ピカピー! ピカピーカ!!」

ピカチュウがサトシたちを応援する。

「モクローこのは!」

「ホゥー!!!!!!」

「ニャ、ニャ!?」

チュドオオオオォォォォン!!!!

「あ、あっ!! ニャビー…!!」

煙で見えなくなっていた状況…煙が消えていたときにはニャビーが目を回していた。

「ニャビー、戦闘不能! モクローの勝ち。よって、勝者サトシ!!」

「ぃよっしゃあー!」

「ピーカッチュ!!」

「ホロー!!!!」

164:結盟騎士団団長 頑張って〜。:2017/09/07(木) 23:29 ID:KhY

いい、趣味もってるとおもうよ〜

この調子で頑張って続けろよw

おもしろかったよ〜www

165:マジュ◆slE ちょっと遅れてるが:2017/09/10(日) 09:50 ID:16w

>>164
ありがとうございます

>>163のつづき
「モクローありがとな」

「ホゥーZzz……」

「って早っ…;」

「ピカ…;」

モクローは勝ったことに嬉しくて喜んでいたがやっぱり爆睡。それを見て苦笑な一同だった。

「それにしても…負けちゃったなあ。サトシ、強いなあ」

「サトシは、相性とかに気にせずにポケモンとの絆とその場に合ったフィールドで迫力のあるバトルにしてくれるそんな人です」

「あはは、大袈裟だよ…;」

リーリエが詳しく言っていたが、まさしくそんなバトルだったと思うハウだった。

「なるほどね。これは当分バトルの特訓をしなきゃ…。あ、サトシ」

「どうした?」

「実はさ…ニャビーにほのおの牙を覚えさせようと思ってるんだけど、うまくいかないんだ…」

「新しい技には何かコツというか、集中させてやってみるといいぜ」

ハウはそんな単純なことを考えていなかったので「そんなんでいいの!?」と突っ込んだ。それをピカチュウが「ピカ」と頷く。

「本当、サトシらしいな」

『全く持って非論理的ロト』

「あっ…だけど、これから試練しに行くから特訓はそれが終わってからにしないか?」

「いいよ。じいちゃんとサトシのバトル俺、見てみたいし!」

この一言でハウはサトシのことを追究しようと思っていることが分かる。いや、正確にはバトルを見たいだけだ。

「よし、じゃあみんなでリリィタウンに行こうぜ!」

「おーっ!」

ハウの元気な掛け声でみんなはクスクスっと笑顔で笑っていた。

166:マジュ◆slE hoge:2017/10/11(水) 23:05 ID:myY

受験生なのでしばらく、更新できません。本気でごめんなさい。

167:マジュ◆slE:2017/11/26(日) 14:04 ID:MWY

あまり書いていないじゃん。やばいなあ

168:明日香◆f.:2017/11/26(日) 22:50 ID:0G2

参考になりまっすわ!ww
この調子で頑張ってー☆

169:マジュ◆slE:2017/12/07(木) 21:50 ID:Ds.

>>168
ありがとうございます。あんまり更新してませんが、受験が終われはまた再開しますので

170:ガードマン:2017/12/10(日) 15:31 ID:.cw

お久しぶりです!(もう覚えてないかも知れないけど……汗)
受験も小説も頑張ってください!

171:マジュ◆slE:2017/12/13(水) 22:05 ID:Ds.

>>170
お久しぶりですね!どちらも頑張りますよ!

>>165のつづき
サトシたち一行は、ハラさんがいるリリィタウンへと向かうことになった。








その一方で、誰かが何かを話していた。

「ここがメレメレ島か…」

「凄いエネルギーを得られそうですね」

「そのようだな。『かがやきさま』はいつか全てを取り込むことになるだろう…」

メカのような格好をしている2人は何かを実現させようとする。かがやきさまとは一体誰なのか…そして、あの白い格好の服を来た何かの団やスカル団も別々の場所で何かをやり遂げようとしている。サトシたちは、このアローラ地方で大事になるきっかけになることを知りもしなかった…。もちろん、あのほしぐもちゃんも知らない…。

少し短めでごめんなさい。なんか、溜め込んだのがいい結果になりましたねw
USUMも多少入れていますので………

172:コマネチ:2018/04/15(日) 21:27 ID:s2M

やっと全部見終われた!
とっても面白いです!頑張って下さい!

173:通りすがり:2018/04/17(火) 11:23 ID:E8Y

題:果ての無い旅の最果てで










 出逢って間も無く紅白のボールをぶつけられた時に真に必要なことは、何も訊かず何も言わず何も交わさず思いっ切りバトルすることだと思うの。

 自分が珍しい種族だということは自覚しているし、それに相応しい生き方をしてきたとも自負している。
 それでもここに誰か来るなんて思っていなかったせいで、初動が遅れてしまった。
 そもそもこれだけ珍しいポケモンを前にして普通のモンスターボールをぶん投げるとかこの子は馬鹿なんじゃないだろうか。こうして悪態を吐いたところでテレパシーを使わない限り目の前の人間に届くことは無いのだろうけど、届かないのなら気付かれないのなら何を思おうが勝手だ。
 真横を掠めた「大文字」。バトルしてみて分かったけど、目の前の人間は中々に育て上手だ。ポケモンの個性を理解しているし、基礎ポイントの振り方も悪くない。分析してみたけど、命中率も一般的なそれではない。どれだけ特訓したんだろう。

 攻撃を外したのに、あのリザードンは叱られなかった。「シンクロ」を応用してあの子の心を探ってみたけど、舌打ち一つしないなんて育ちが良い。

 いい加減避け続けるのも飽きたし攻撃力も大体分かったので、攻撃に転じる。
 取り敢えず手始めに、タイプ一致で相性は関係無しの「サイコキネシス」をぶっ放した。
 手応えは充分にあった。充分にあったのに、あったはずなのに、リザードンはその目から戦意を失わないしむしろ更に攻撃性を増した。
 ってうわ「切り裂く」はやめて「切り裂く」はやめて。

 トレーナーが安否を問う声を発した。けれどその表情に不安は無く、リザードンならまだまだやれる、みたいな身勝手さが滲み出ていた。ああ嫌だ嫌だ。ポケモンのこと無条件で信用して、どうせ期待に応えなかったら醜い心を曝け出してぶつけて罵るんだから。

 もう一度「大文字」を放ったリザードンと目が合った。
 その目はこれまで見てきたどのポケモンよりもきらきらと宝石みたいに輝いていて、トレーナーに対する絶対の信頼が宿っている。どうして? あんな身勝手なこと思って、君に理不尽な信用を寄せているのに。理解が出来ない。目の前の彼は本当にリザードンなのだろうか。自分とは全く無関係の、ポケモンではない何かではないだろうか。

 そんなことを考えて回避が鈍った瞬間を、よく育てられた彼は見逃さない。鋼鉄の様に硬くした尾――「アイアンテール」を容赦なく叩き落してきた。ああ、もう。しかも追加効果まで出しちゃったよこの子。
 ごめんね、君は確かにリザードンだ。あのトレーナーの信頼を一身に浴びて、ここまで成長した炎の龍だ。地上千四百メートルまで飛べる翼も、岩石だって焼ける灼熱の炎も、君はあのトレーナーのために臨んだんだね。

 ――……ああ、そうか。
 自分が望んでいたのはこれだったのか。
 ポケモンとトレーナーの間に、お互いがお互いを理解して分かり合った上で結ばれる、絆と呼ばれる繋がり。ずっと求めていて、ずっと見付からなくて、産んだ子供も理解出来なかったその結び目を、彼らはここに持ってきて、見せてくれているんだ。
 感謝しなきゃなあ、お礼しなきゃ。
 何が出来るだろう。
 何でも出来る。その気になれば、何だって出来る。

174:通りすがり 続き:2018/04/17(火) 11:24 ID:E8Y


 時を渡って、今よりももっと平和な時代に連れて行ってあげようか?
 願い事を三つだけ、何でも叶えてあげようか?
 どんなポケモンとも心を通い合わせる力の恩恵をあげようか?
 嫌な人間を皆悪夢に誘い込んであげようか?
 良い夢ばかり見られるようにしてあげようか?
 行く先々にある荒れた大地を、一瞬で綺麗な花畑にしてあげようか?
 どんな勝負にも打ち勝つ力をあげようか?
 海や川を渡って、美しい水辺に連れて行ってあげようか?
 感情を自在に操る旋律を、望むままに奏でてあげようか?
 沢山のダイヤモンドを一瞬で作り出してあげようか?
 リングを通してあらゆるものをどこかに飛ばしてあげようか?
 山一つ吹き飛ばす水蒸気を、好きなだけ撃ってあげようか?
 それとも、もう一度宇宙からこの世界を創り直してあげようか?
 望めば何だってやってあげられる。それだけの力を持っているんだ。

 ああでも、君達にはどれも要らないね。
 どれも君達は望まない。自分達でやって、自分達で出逢って、自分達で体験して、自分達で受け止めていくだろうから。
 だったら、もう出来ることは一つだけだ。

 両手を空に掲げ、体の中の波動を集中させ、思いっ切りぶん投げる。自分の波動を使っているから、百発百中の必中技。
 本当は使う予定なんて無かったし、三割程度の力でお相手する予定だったけど、気が変わった。
 三割なんて生温いこと言ってらんない。
 この時代は技が少ないから、ちょっと未来から拝借しよう。
 あはは、見たこと無い技にびっくりしてるね。でも君もトレーナーも、面白そうに笑ってる。
 ちょっと反則かもしれないけど、そんなの知ったことじゃない。楽しめればそれでいい。
 これから先様々な場所で君が出逢うであろうポケモン達の中にある遺伝子は、全て君達の目の前にいるポケモンの一部だったんだよ。
 だから、全部使ってあげる。予行演習だと思えばいいでしょ?
 技も、タイプも、特性も。ここではない別の世界で生きる子達のも含めて、全部。
 全部使って相手してあげる。
 出し惜しみなんて絶対にしない。
 全力で相手してあげる。
 だってボクは、全ての祖先たるミュウなんだから!




 ――果ての無い旅の最果てで、その結び目は煌めいた。


新着レス 全部 <<前100 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新