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1:マジュ◆slE:2017/03/26(日) 22:23 ID:6Y2

スレの通りです

荒らし、悪口禁止です。
これを守れる人はどうぞ。

25:マジュ◆slE:2017/04/09(日) 17:16 ID:rKc

>>24のつづき
『俺、結構10万ボルトやられていたから慣れてるんだ。』

「え?そうなの?」

仲悪かったし……。まあ、言ってもいいか、事実でも。信じてくれるかな?

『実は、俺のピカチュウが最初のポケモンなんだ。』

「「「「えぇー!?」」」」

「マジか!?」

みんなが驚きを隠さなかった。
まあ、驚くのもムリないと思う。楽しみで眠れなくなったり、寝坊してみんなにポケモン取られたからピカチュウになったし…。そんなことを話すと、「サトシらしいね」とか言われた。

「だけど、長い付き合いだから、ピカチュウでもよかったと思うが。」

カキはフォローをしてくれた。さっきの発言でバカにされたかのような感じだったから、フォローしてくれて助かったと思う。

「そうだよ、僕は電気タイプの仲間が増えて助かったって思うよ。」

『絶対それはない。』

「そ、そこは同意してよ!?」

マーマネは突っ込んで、落ち込む。トゲデマルがマーマネをフォローしていて、和やかになった。

「ピカチュウと仲良かったんだろうね〜。」

『いや、あのときは………』

26:マジュ◆slE:2017/04/09(日) 22:10 ID:rKc

>>25のつづき
『あのときは………ピカチュウと仲悪かったんだ。』

「「「え!?」」」

「そうなんですか!?」

「全くそんな風に見えないな…」

やっぱり、信じてくれなさそうだった……。俺は、ピカチュウとの最初の出会いについて語って言った。
ピカチュウとの出会い、ピカチュウのやっていたこと、ピカチュウのやる気の無さ、そのときの俺のポケモンの捕まえ方、そして、なんで仲良くなったかのこと全部をみんなに教える。

※説明中………



『ということがあったんだ。』

「だから、モンスターボールに入らないんだね。」

マオは納得をしてくれた。その次にカキが質問をする。

「あのゲッコウガ強かったな。初心者ポケモンの1つなのにあんなに強くなって……」

「私も分かります!!」

リーリエも反応をしていた。リーリエは昨日のことでゲッコウガとの絆のチカラの姿も知っている、いや見ていた。みんなはわくわくで目を輝かせていた。

27:マジュ◆slE:2017/04/10(月) 17:38 ID:rKc

>>26のつづき
『いやぁ、あのときの出会いは凄かったよな……』

「…コウガ。」

ゲッコウガはコクリコクリと頷いた。

「もしかして、ケロマツから何かしらの壁を越えてゲッコウガになったの?」

『あぁ。しかも、初心者ポケモンでも、俺のケロマツは全く違ったんだ。』

あまりの説明の無さに「どゆこと?」とマオは、首を傾げて言った。

『実は、ゲッコウガがケロマツのとき、むちゃくちゃだったんだよなー……』

ジトーとゲッコウガを見ると、言わないで欲しいかのように「コ、コウガ……」と鳴いた。

「仲良くなるのに苦労していたのか?」

「珍しいね、サトシが苦戦するのって。」

みんなが意外そうな顔をしていて、あまり信じられなかったような感じがした。
まぁ、ムリもないけどな……、でも、案外と行ったけどな。

『ケロマツとして出会った出来事はスカル団なみに悪の組織がいるんだ。ピカチュウのエレキボールをミラーコートで跳ね返してピカチュウに当たるところをケロマツが守ってくれたんだ…。』

「え……!?ケロマツ、大丈夫なの!?」

「マオ、何でここにゲッコウガとしているんですか……?」

「リーリエの言う通りだよ。生きてなかったらサトシは普通に言ってないからね。」

そうだけど、スイレン……グサッって来たような言い方だったんだけど…。

マオは「たしかに」で納得した。

28:マジュ◆slE:2017/04/10(月) 22:22 ID:rKc

>>27の訂正
最後の一文↓
それに対してマオは「確かに……」と言い納得していた。
です。ごめんなさい。改めて、続きをどう
ぞ!

>>27のつづき
『それでプラターヌ博士というところの研究所に向かったんだ。ポケモンセンターよりそっちの方が近くって。』

「それで、ケロマツはどうなったの?」

『とりあえず、ケロマツは回復をしていたんだ。』

「良かった……。」

マオとスイレンは恐る恐る聞いて、ホッとしたりしていた。

「きっとサトシは、見守っていたんでしょうね。」

『あぁ。』

「本当にサトシらしいな。」

カキが思いっきり納得をしてくれる。俺は、続きを話していく。そして、カロス地方での最初の事件のことも…………。

『それで、回復していくうちに、事件が起きたんだ…』

「「「「「…ゴクリ。」」」」」

なんかみんなが緊張をしていた。
別に、死んだ訳でもないのに、焦りすぎなんだよな……。

『博士の相棒ガブリアスが悪の組織の謎の首輪を付けてたんだ。』

「えっ……!?」

「どうして……!?」

リーリエとスイレンは、驚きを隠さず次第に恐ろしいと思って怯えつつ冷静に聞いていた。

『そのときは、ケロマツの回復していたんだ。それにケロマツを何か知らないけど狙っていたんだ。それをガブリアスが………』

「庇ったんですね………」

『あぁ…』

「ピーカ…ピカピーカ……」

リーリエは冷静に言い、冷静に返し、ピカチュウはあまり思い出したくなかった。何故かというとそこからまた事件が新たになったからだ。

『ピカチュウごめんな。ちょっとどこかに行っててもいが、遠くには行くなよ?』

「ピカピ、ピカピーカ。」

ピカチュウは外で空気を吸いに行っていった。そして俺は話を続ける……。恐る恐ると_______。

『そして、博士の屋根から破壊光線を放ってどかに行っていたんだ。それを俺は追いかけて行ったんだ。ケロマツも協力してくれた。もし、いなかったら大変だったんだ…』

「どういうこと?」

『それは、後で言うよ。』

「あ、うん。分かった…続けて。」

そして、また…続ける………

『ガブリアスはタワーにいたんだしかも上に。』

「行くの大変だったよね…」

『いいや、普通にサラっとピカチュウとケロマツを肩に乗せて登ったけど……』

「お前、ただ者じゃないだろ。」

カキに思いっきり突っ込まれた。
正直、カキもそれに近いと思うんだが……。これ言ったら炎のZ技を食らう羽目になりそうだからやめとこ。

『そして1番上に着くと…………』

29:マジュ◆slE:2017/04/11(火) 18:32 ID:rKc

>>28のつづき
『そして1番上に着くと……………そこには、苦しんでいるガブリアスがいたんだ。』

「でも抵抗はしていたとしても…きっと彼は………」

「だろうな…」

みんなが察してくれた…。実は、あまり言い出したくなかったんだ。

『それでも、なんとかしていたんだけど、ガブリアスが落ちそうになって……』

「ちょ……!?それって……」

マオは怯えているが、普通に『ケロマツのケロムースで足止めしてなんとかなったんだ』と言う。

「良かったぁ……」

「凄いね、ゲッコウガは」

「コウガ…///」

スイレンはゲッコウガの舌の部分を撫でた。ゲッコウガは><な顔をして嬉しそうだった。

「水タイプだけにこれくらいはできて当然だな……」

『それで、俺はガブリアスを抑えてピカチュウはアイアンテールをやってガブリアスを解放したんだ。』

「凄いね!」

「流石、サトシです。」

「サトシのこともっと知りたくなってきたよ!!」

マーマネは目を輝かせていたけど、俺は…少し、真面目な顔した。

『その後………ピカチュウは俺のとこに来たんだけど…………』

30:マジュ◆slE:2017/04/12(水) 22:42 ID:rKc

>>29の続き
『崖みたいに崩れてピカチュウがタワーから落ちて行って………』

「「「えっ……………………!!」」」

女の子たちは、聞いてて怯えていた。
俺もピカチュウを守ることに必死だったけど、正直ここで死ぬのかと思ってた……。

「サトシは、何とかしたのか……?」

『俺は、ピカチュウを守るために飛び降りたんだ』

「サ、サトシ……怖かったですか…」

『あぁ……正直、怖かった。俺が死んだらピカチュウはきっと……』

俺は、少し震えていたけどそんなことはあまり気にしていなかった。そしてマオは「どうして…そこまでするの?」と震えながら言っていた。

『俺は、ポケモンが大好きなんだ。ポケモンに何かあったら困るんだ。俺は、そういうことが1回あったけど、それは…そのことの後のことだったけど…』

俺はゲッコウガを見ながら言った。みんなは首を傾げていた。

「その後は?」

『その後は、メガバシャモに助けてくれたんだ。』

「メガバシャーモは確か、バシャーモがメガシンカした姿のことですよね?」

『あぁ。俺はメガシンカを見て凄く興奮していたな〜』

「ピカピ…ピカチュ?」

『あ、ピカチュウ。もう大丈夫だ…あの話はもう終わったからな。』

「チャァ〜♪」

俺はピカチュウを撫でて元気にさせた。ピカチュウの「チャァ〜♪」は甘えているときに声を出す。
また、マオは気になったことを思いっきり発言する。

「そういえば…さっき、ゲッコウガ見ていたけど、何かあったの?」

31:マジュ◆slE:2017/04/13(木) 22:41 ID:rKc

>>30のつづき
『実は、俺のゲッコウガは…ただのゲッコウガじゃないんだ』

「どゆこと?」

「いきなりどうしたんだ。」

カキがいきなり心配してきて俺は『リーリエは1度見たことあるから分かるけど、俺とゲッコウガが1つになるんだ』と落ち着いて言った。
みんなは頭に?を浮かべ、リーリエに対してマオが驚きを隠さなかった。スイレンも口を開けて驚いていた。

「ねぇリーリエ、どんな感じだった!?」

「えっと……まるで、サトシみたいでした。」

やっぱり理解してくれないや。

「まぁ、いいや。それでそのゲッコウガと何があったの?」

『実はカロス地方で最後のバッチをゲットするために旅をしていたある日のことなんだが………。
俺の友人であるショータという奴がいつの間にか8個目のバッチを取っていたんだ。それのせいで、ショータとバトルをして負けたし、ゲッコウガのあのチカラを発揮できなかったんだ。
それで、8個目を向かえたんだけど、取り敢えず、あのゲッコウガのもう1つの姿にはなれたんだ。だけど、不完全な状態だったんだ……』

「え?どういうことですか?」

リーリエは冷静だったけど驚きを隠せなかった。そのことを俺は『あのときリーリエが見たのは巨大水しゅりけんがあったんだが、最初は周りの水の膜的なのがあったんだ』と語る。

「そうだったんですか……」

普通にあっさりと返してくれたリーリエ。俺は続きを語っていく……。

32:マジュ◆slE XY&Zを聴きながら読むことをお薦めします:2017/04/14(金) 23:29 ID:rKc

>>31のつづき
『ジム戦でなんとかなった俺たちだったんだが、強力な攻撃で負けたんだ』

「う、嘘でしょ?」

「意外だな。サトシが負けることもあるなんて……」

みんなは、本当のことが嘘のように聞こえていた。
その気持ちは分からなくもない。俺はあのとき、焦っていた……。そんなことなんて初めてだった。

『その後…1人で森へと行ったんだ…』

そのとき、ふと思い出したことがあった。



ごめんな、ゲッコウガ…俺のせいで、あのチカラを発揮できなかった……。
俺が…俺が……もっと、しっかりしていればッ……



今でも、思っていた。昨日あった出来事も、それに近かった…。

33:マジュ◆slE:2017/04/15(土) 11:38 ID:rKc

>>32のつづき
『それで、みんなが俺を探しに来てくれたんだけど、ついカッとなっちゃったんだ…』

「そこまで、つらかったんですね……」

リーリエが、不安そうな顔をして心配してくれた。だけど、『リーリエ、気を使ってくれてありがとな。で、変に考え込んでいたんだけど、やめて全力で走ったんだ』とリーリエを心配しながら、笑顔で言った。

「サトシらしいね」

『…そうかな?』

「コウガ」

ゲッコウガがウンウンと頷いた。
なんか、照れくさいな……。

『まぁいいや、それで走って行ってきたときに吹雪が酷くなったんだ…』

「大丈夫だったの!?」

「それだったら、サトシはここにいないよ」

また、スイレンに突っ込まれた。マオは「あ、そっかぁ〜」と呑気に言った。

『それで、俺は洞窟の中で休んていたんだ。』

実は、こんなことが1回だけあった。ヒトカゲの炎が消えそうになったり、みんなが凍死しそうになりそうだったから、モンスターボールを出して戻そうとしていたけど、誰も戻ってくれなかった。どころか、みんなが温めてくれた。俺は、雪の壁が空いていたから体を張って穴を塞いでいた。それを見たみんながほっといてくれなかった…。
今回はそんなことに酷くなかったけど、今回の場合は、野生のポケモンが寒そうにしていた。

『野生のポケモンが俺のとこに来てくれて、一緒にあったまっていたんだ。』

「どんな神経してんだ……」ボソッ

「カキ、そんなこと言っちゃ駄目だよ。というか、ポケモンに懐かれているんだね!」

「だからサトシのポケモンは、仲が良いんですよ!!」

マオとリーリエは、俺のことを尊敬していた。リーリエはポケモンに触れることが苦手で仲良くできるのかも不安、だけどポケモンは大好き、俺は絶対出来ると信じている。

34:マジュ◆slE:2017/04/15(土) 11:53 ID:rKc

>>33のつづき
『で、みんなであったまっていたときなんだけど、猛吹雪の中、大木の上にコフーライが5、6匹いたんだ。』

「ええっ!?」

『俺は、コフーライを救おうとした。そして、残りの1匹が他のコフーライよりも怯えていたんだ。何とかして飛んで来てくれたんだけど………枝が折れて落ちて行ったんだ』

「「「きゃー!!!」」」

マオ、スイレン、リーリエが悲鳴をあげた。そして怯えていた。

「大丈夫だ、サトシはここにいる。」

「今いるサトシは本物だよ!!」

カキとマーマネが3人をなだめようとしていた。3人はさっきよりも震えは収まっていてそして落ち着いて話を聞く状態に戻った。

『で、落ちて『もう駄目だッ!』って思ったそのとき……ゲッコウガが来てくれて、何とかはなったんだが…猛吹雪でコフーライを手放してしまったんだ。』

「そんなぁ!!」

『そして、ゲッコウガと『助けたい』そんな気持ちであのゲッコウガが、真の姿になったんだ。』

「それが、あのときの姿………」ボソッ

『『俺たちなら…やれる!』そんな気持ちでうまくなれたんだ。そしてコフーライを助けた。』

みんなが、凄い…という顔をしていた。

『そして、ゲッコウガに『ゼロからやり直そう』と決めたんだ。』

「へぇ〜……で、その後もう1回ジム戦をして勝ったんだよね!?」

『当ったり前だ!ゲッコウガと迷わないように決めたんだ!!あそこで負けられなかったんだ!!』

「やっぱ、サトシはサトシだね!!」

「うん…!」

「そうですね!」

『?』

俺はよく分からなくて首を傾げた。ゲッコウガは呆れながら「コウガ……;;と」一鳴きした。

35:マジュ◆slE:2017/04/16(日) 19:17 ID:rKc

>>34のつづき
「なあ、サトシ。お前のゲッコウガとバトルをしてくれないか?」

俺は『バトル』と言う言葉にピクッと反応した。正直、バトルをしたい気分だった。

『俺もバトルがしたくなってうずうずしてたんだ!!もちろん、受けて立つぜ!!』

「やっぱサトシはバトル好きだね。」

『当ったり前だ!俺はポケモンマスターになることを目指しているんだからな!』

*

「行けっ!バクガメス!!」

「ガメース!!!」

カキとバクガメスはやる気に満ち溢れていた。正直こっちもそれに答えたい気持ちになっていた。そしてゲッコウガを繰り出す。

『ゲッコウガ、君に決めた!!』

「コウガッ!!」

ゲッコウガいつも以上にやる気だった。俺もカキとのバトルでいつも以上にわくわくしていた。
そして、マオが審判を行う。そして試合開始の指示が出る。

「それじゃあ、バトル開始〜!!」

36:マジュ◆slE:2017/04/17(月) 22:25 ID:rKc

>>35
「バクガメス、火炎放射!!」

「ガメース!」

『かわして、居合い斬り!!』

「コウッ!コウッガ!!」

「なっ!は、速い!!」

カキはゲッコウガの攻撃を受けたバクガメスを見て焦りを出す。俺は少しの隙を見逃さず全力で立ち向かって行く。

『ゲッコウガ、フルパワーだ!!』

『うおおおぉぉぉぉおおお!!!!』「コウガアアアァァァァアアア!!!!」

「「「………!?」」」

ゲッコウガの“きずなへんげ”を見た、マオ、マーマネ、スイレンは口を開けて驚いた。リーリエは真剣な顔をする。そしてカキはゲッコウガを見て興味を沸かせる。

『ゲッコウガ、水しゅりけん!!』

「ゲッ…コウガッ!!!」

「で、でかい!!」

「ガメース!!」

バクガメスは巨大な水しゅりけんに直撃した。直撃した場所はお腹のところ。バクガメスは体勢が崩れた。

「まさか、弱点を見抜いたとはな…。」

37:マジュ◆slE ついに来ましたよ:2017/04/18(火) 22:17 ID:rKc

>>36のつづき
『何となくだけどな!』

「それにしても、サトシのゲッコウガ…気になるな……」ボソッ

カキは俺には届かないようにボソッと呟いた。

「よし、バクガメス行くぞ!!」

「ガメース!!」

カキとバクガメスはZ技を繰り出そうとする……



次の瞬間!!

「ガメース!?」

「ピ、ピカピー!!」

ピカチュウとバクガメスが何かのネットの中にいて、上へとピカチュウごと持ち上けていた。

『ピカチュウー!!!』

「な、何なんだ!?」

「『な、何なんだ!?』と聞かれたら、」

「聞かせてあげよう。我らの名を」

「花顔柳腰羞月閉花。儚きこの世に咲く一輪の悪の花!ムサシ。」

「飛竜乗雲英姿颯爽。切なきこの世に一矢報いる悪の使徒!コジロウ。」

「一蓮託生連帯責任。親しき仲にも小判輝く悪の星!ニャースでニャース。」

「「ロケット団、参上!!」」

「なのニャ!」

38:y c:2017/04/18(火) 22:25 ID:0iY

これはテンプレどうりいっちゃうのかな?頑張ってください

39:マジュ◆slE hoge:2017/04/18(火) 22:39 ID:rKc

>>38
ありがとうございます。

引き続き見てくれると嬉しいです。

40:マジュ◆slE 意外な展開ですよ!?きっと:2017/04/18(火) 22:56 ID:rKc

>>37のつづき
「「「「「ロケット団…?」」」」」

「空へと飛んで行くのでしょうか?」

みんなは首を傾げて、その後にリーリエが冷静に対応をし、ロケット団は「「やなかんじー!!」」と調子を乗る。

『ロケット団は他人のポケモンを勝手に奪う悪い奴なんだ!!』

「その通り!」

「ピカチュウとバクガメスって奴は頂いて行くわ!」

(((スカル団より悪い奴だー………)))

一同は呆れながら棒読みで心の中で思っていた。

「ピーカチュー!!」

「そんなもの効かないわよ。電気を通さないネットよ。」

「どうすればいいんだ!?バクガメス火炎放射だ!!」

「ガメース!」

カキは慌てて、バクガメスに指示を出す。だけど、炎の技も全く効かなかった。その時俺は、衝撃でも行けるのかなと考えまくって導き出した答えが……








爆発だった。

『ゲッコウガ、全力を出せるか?』

「コウガ!!」

『よし、俺にいい考えがあるんだ!』

俺が考えついたことをゲッコウガに話し、そして決行をする。

*

そのとき、ロケット団は待っているのにイライラしていた。多分、挑発目的でいるようだった。一方ピカチュウとバクガメスは技を何回も繰り返しているがビクともしなかった。

『ピカチュウ、今助けてやるからな。ゲッコウガ、影分身!!』

「コウガ!」コウガコウガコウガコウガ

多数の影分身をしたゲッコウガが上空へと飛び、水しゅりけんを出す。

「サトシは何をするの?」

「わかりません。」

「だが、サトシなりに何か考えがあるんだろうな。きっと。」

みんなが真剣な顔をしていた。

41:マジュ◆slE:2017/04/19(水) 07:29 ID:rKc

>>40のつづき
『ゲッコウガ、俺たちのチカラを見せてやろうぜ!水しゅりけん!!』

「コウガァ!!!」

「「「お、大きい…!!!」」」

カロスリーグでショータのときの戦いで出した水しゅりけんを出し、バクガメス目掛けて投げる。

『行っけ〜!!!』

「コウガ〜!!!」バシュ

それを見たロケット団は「どこを、狙ってんのかしら」と挑発をしてきたが、バクガメスの甲羅に直撃し、爆発する。

「「え…え……」」

チュドオオオオォォォォオオオン!!!

ロケット団はぶっ飛ばされながら「それを狙っていたのかよ!!」

「まぁ、いいわアローラ初のあのセリフ言っちゃおう!」

「そうニャ」

「「「やな(ニャ)かんじ〜!!」」」と言い消え去った。

「ピカピー!」

『ピカチュウ!!』

上空からピカチュウをキャッチした。これはロケット団がいなくなったりするときのいつものお約束。

「ピカピ!」

『ピカチュウが無事で良かった。』

「ガメース!!」

バクガメスが上空から陸上に向かって落ちて来ると振動が起こったりした。バクガメスの落ちてきた勢いでみんなが跳ねた。

「大丈夫か?バクガメス。」

「ガメース!!」

カキは突然「バトルは中断にしないか?」と言い始めた。

『あぁ。俺も疲れたからな…』

「コウガ…」

そう言った瞬間ゲッコウガはいつもの姿に戻り、俺は息切れをしてきた。

「大丈夫ですか!?やっぱり、昨日の疲れが……」

『これくらい、どうってことないぜ。』

42:マジュ◆slE:2017/04/20(木) 22:50 ID:rKc

>>41のつづき
「それならいいんですが……」

リーリエは昨日のことで不安を感じていた。今でも、何が起こるのか分からないくらい心配をしていた。

*

翌日になり、バトルは昨日と同じようなところまで来た。昨日はカキがZ技をしようとしていたところでロケット団に邪魔された。

「行くぞサトシ!!」

『あぁ!いつでも来い!!ゲッコウガ、フルパワーだ!!』

そのとき、背中の水しゅりけんが巨大化し、バクガメスに狙いを定めて打とうとする。

「行くぞ、ダイナミックフルフレイム!!!!!!!」

「ガメース!!!!」

炎のZ技が発動し、ゲッコウガは巨大水しゅりけんを炸裂する。

『行っけぇ〜ゲッコウガァ!!』

「コウガアアァァアアアア!!!」

巨大水しゅりけんと炎のZ技が炸裂し、相殺した。勝負の行方は……………









「ガメース………」

「バクガメスの戦闘不能。ゲッコウガの勝ち!」

43:マジュ◆slE:2017/04/20(木) 23:04 ID:rKc

>>42のつづき
『やったぜ!』

「ピッカァ!!」

「コウガ!」

俺たちは、喜んで叫び、テンションが上がっていた。

「やっぱ、強いなぁ〜サトシは。」

マオがそう言うとカキも俺の全力で驚きを隠していなかった。

「凄いな、サトシは…」

「ガメース…」

ゲッコウガに負けて悔しそうにしていたバクガメスをカキは撫でて気持ちを落ち着かせていた。

『でも、カキも強かったぜ。俺なんて、正直焦りそうだった…だけど、迷わないとゲッコウガに誓った…』

俺の正直な気持ちにゲッコウガが「コウガ…」と頷いた。

「私もそんな風になりたいです…。どうしたら、いいんですか…!!」

『俺にはそんなものないぜ。俺はみんなを信じる…ただ、それだけだ。』

リーリエにエール的なのを送り、リーリエは「わ、私も頑張ってみます…!」と勇気を出す。俺の発言にピカチュウとゲッコウガは頷く。

*

夜になると、今夜はいつも以上に騒がしかった。

「何だか…落ち着けない夜ですね……」

『そうだな…』

リーリエと会話をしていると突然ゲッコウガが何かの気配を感じていた。

『どうしたんだ!?』

ゲッコウガは凛々しい目で気配を追って行った。俺も急いでゲッコウガの跡を追って行た。

44:マジュ◆slE:2017/04/21(金) 07:33 ID:rKc

>>43のつづき
「何でしょうか…あのポケモン……」

奥の方に行くと星空のような可愛いポケモンがいた。

「ぴゅうぴゅう♪」

「………。」

『リーリエ?』

リーリエは隠し事をしているような感じだった。そして、話すことにした。

『な、なぁリーリエそれって…「私が守っているんです」リーリエ…が?』

「はい…この子はコスモッグ。私はほしぐもちゃんと言ってるんです。」

確かに、可愛らしくて、星雲っぽい感じがする。

『でも、なんで?今まで隠していたのか?』

「はい…」

『俺に言ってくれれば協力できたのに』

リーリエは「ごめんなさい…」と謝る。

『べ、別にいいよ!俺もほしぐもちゃんを守ってやるから。』

「ありがとうございます。こちらはサトシです。よろしくねほしぐもちゃ…ってあれ!?ほしぐもちゃん!?」

いつの間にか違うとこに行っていたほしぐもちゃん。目の前にオニドリルが3匹いてほしぐもちゃんをつつく。リーリエは「ほしぐもちゃ…!!」と言って助けようとするけど、足が震えていた。

『ピカチュウ、ゲッコウガ、ここにいてくれ。』

「ピカ」

「コウ」

橋を渡るのに恐怖になっているリーリエは「サトシ…!」と言い俺は『ほしぐもちゃんを助けてあげるからそこで待っててくれ!』と言った。

「ぴゅう…ぴゅう……」

俺はほしぐもちゃんを庇った。俺はオニトリルに突っつかれるが『これくらいどうってことない……絶対にお前を守ってやるからな…』普通に平気だった。

「ぴゅうぴゅう!!!」

ほしぐもちゃんは怒ったかのように輝き出した。オニドリルはいなくなったけど、橋が壊れ、落下をしていく。

『うわあああぁぁぁああああああ!!!』

45:マジュ◆slE 短いですww前回の書き残しってやつ?:2017/04/23(日) 23:27 ID:rKc

訂正
オリトリル→オニドリル

>>44のつづき
「サトシ!!」

「コウガァ!!!!」

ゲッコウガは、舌で俺を掴もうとしたけど間に合わず、勢いは増して行き落下をする。そのとき…

「コケー!!」

「カプ・コケコ…!!」

カプ・コケコが俺を掴んだ。

「良かったです…サトシが無事で……」

46:マジュ◆slE hoge:2017/04/23(日) 23:36 ID:rKc

なんか最近、気力とボツが酷くなりました。今よりも糞なレベルな小説になっていますが、これからもよろしくお願いします。

47:マジュ◆slE:2017/04/24(月) 15:05 ID:rKc

>>45のつづき
「ぴゅうぴゅう!!」

『礼なんていらないぜ。それに、トレーナーを不安にさせるなよ。トレーナーはお前のことを心配しているからな。』

「ぴゅ………」

すると、なぜかほしぐもちゃんの動きが止まっていた。カプ・コケコはそれを見て一鳴きしてどこかへと旅立った。どこかに行こうとしていたときに何かが落ちて来て俺はキャッチをした。

『リーリエ…ほしぐもちゃんが……』

「また、あのときみたいに……」ボソッ

リーリエはみんなから聞こえないように、ボソッと呟いた。そしてほしぐもちゃんをバッグに入れた。どうやら、リーリエのポケモンじゃないようだ。そして、ほしぐもちゃんを普通に触っていた。

『ほしぐもちゃんだけは触れるのか?』

「はい、守ることが必死で…」

『ならリーリエ。いつか、ポケモンを触ることができるんじゃないか?俺はそう信じているぜ。』

「サトシ、ありがとうございます!」

こうして、リーリエに再び笑顔が出た。それを聞いていたほしぐもちゃんは「ぴゅう♪」とバッグの中でテンションが上がり、リーリエはそれをなだめていた。
そのとき、俺はカキが持っていたZリングをつけていた。

*

「みなさんアローラです!」

リーリエが少し、遅れてやって来た。そしてみんながリーリエに向かって挨拶をした。

『アローラ!ほしぐもちゃんは?』

「バッグにいますよ。」

リーリエと話していたとき、ほしぐもちゃんがいきなり出てきた。

「うわぁ〜ほしぐもみたいに綺麗…」

「なんか夜みたいな気分…」

いきなり出てきたほしぐもちゃんをリーリエはバッグの中にしまった。

48:マジュ◆slE 少し書き方変えますね:2017/04/24(月) 15:15 ID:rKc

>>47のつづき
「ほしぐもちゃんって言うんだったよね?リーリエ、それだけは触れるんだね。」

「はい。この子は“コスモッグ”と言い、ほしぐもみたいにキラキラしているから“ほしぐもちゃん”にしたんです。」

「本当、ほしぐもみたいに綺麗だったよ!!」

マオは、凄く興奮していた。だけど、カキは少し質問をしたくなっていた。一方マーマネはいつの間にかほしぐもちゃんを出していて、調べていた。マーマネ曰く「このポケモン、何かに似ているんだよねー?調べる価値はありそう…!」だということ。

「だけど、なんでほしぐもは外に出さないんだ?」

リーリエがそのことを言おうとしていたけど、不安な顔をしていた。変わりにサトシが言おうとしていた。

「実は、スカル団に狙われたことが1度あったから、あまり出したくないらしいんだ。」

「マジか…」

カキは、驚きを隠さず思いっきり言っていた。サトシは話を続けていた。そしてカキは「それだったら隠しておかないとな」と納得をしていた。だけど、「少しだけでも見せてもいいんじゃないか?」とサトシ自ら発言した。

「まぁ、被害にならなければいいですね…さて、ほしぐもちゃん外の世界を見てきて……ってえっ……!?」

リーリエが話しているときにマーマネが調べようとしていたことに全く気付いていなかった。

「マ、マーマネ……!?」

マオは、マーマネが好奇心で調べようとして少し怯えていたほしぐもちゃんを手にし、リーリエのとこに渡した。

49:マジュ◆slE:2017/04/25(火) 16:43 ID:rKc

>>48のつづき
「でも、何かに似ているんだよねー……」

「もしかして伝説のポケモンじゃないよな?」

「あ、それだよサトシ!!」

マーマネは思い出して声を出した。一方サトシは首を傾げる。

「もしかしてソルガレオとルナアーラでしょうか?」

「ソル…ガレオ…?ルナ…アーラ…?」

サトシは何のことか混乱をしていた。落ち着かせようとするピカチュウとゲッコウガ、サトシは少し疑問を浮かべていた。

「もし、そのソルガレオやルナアーラがほしぐもちゃんだったら今、ここアローラで伝説のポケモンはいないってことになるのか?」

それを聞いたみんなが「確かに…」と納得をした。

「でも、この2つのポケモンの顔を見てよ」

「顔?」

みんながマーマネの言った通りに聞いて、ポケモンの顔の部分をじっくり眺めていた。それは、ほしぐもちゃんのキラキラしたのが、それぞれのポケモンの顔の部分だった。

「何か、不思議だね……」

「そうだな…」

一方、サトシたちが話していたとき、ピカチュウとゲッコウガは、トゲデマルとアマカジ、アシマリと遊んでいた。

*

授業が終わり、リーリエはほしぐもちゃんをバッグにしまい、サトシと一緒に帰っていた。

50:マジュ◆slE hoge:2017/04/25(火) 16:44 ID:rKc

サトシは何のことか混乱していたの部分はいりませんでした。すみません。

51:マジュ◆slE:2017/04/25(火) 19:04 ID:rKc

〜納得した。の部分に追加で、
マーマネはそんなことを忘れようとして大事なことを言う。
で、「でも」を消します。なんか、ミスっていて本当にごめんなさい!orz

>>49のつづき
「ほしぐもちゃんのこと気になるけど、クラゲみたいなリーリエの髪型みたいな不思議なポケモンは何だったんだ…?」

「確かに…そうですね…。」

2人は頭を抱えて考えていた。

「ぴゅう♪」

「コウ?」

「ぴゅうぴゅう♪」

ゲッコウガとコスモッグが楽しそうに話していた。

「ゲッコウガ、どうしたんだ?」

「コウガ」

「へぇー…」

サトシはゲツコウガが言ったことを理解したみたいだ。リーリエはさっぱりだった。

「サトシ、ゲッコウガは何て?」

「ほしぐもちゃんもさっぱり分かんないって」

聞いたリーリエはがっくし。ほしぐもちゃんのことや最初に出会った謎のポケモンもを分からなかった。

52:マジュ◆slE ※短い 「もを」ではなく「も」です:2017/04/26(水) 20:13 ID:rKc

>>51のつづき
「そうですか……」

「あぁ…。結局、何も手掛かりはなさそうだな…」

こうして、何の手掛かりもないまま就寝と向かえた。

*

サトシたちは就寝をしていたが、ゲッコウガはまだ寝ていない。この前のことがまた起こりそうで警戒をしていた。

「…コウ」

謎の穴ができて警戒をするが、この前みたいなことは起こらなかった。

53:マジュ◆slE:2017/04/27(木) 15:23 ID:rKc

>>52のつづき
翌日、今日はスクールのお休み。サトシとリーリエは、ほしぐもちゃんを連れて出かけていた。

「久しぶりの休息だぜ」

「ピカ♪」

「サトシー!!」

マオたちも一緒に来ていた。偶然なのか奇遇なのか、よくわからない。

「マオたちもここに?」

「なんか休憩したくてー」

「私はアシマリと泳ぐために」

「アウ♪」

「そっか。カキとマーマネは?」

「僕はなんとなく」

「俺もだ」

本当に偶然というレベルだったのかはさておき、ほしぐもちゃんはビーチを見て目を輝かせていた。

「あ、遠くに行ってはダメですよ!」

リーリエが言ったことなど聞かずに周りが見えなくなっているほしぐもちゃんの前にスカル団が現れた。

54:マジュ◆slE 短くてすみません:2017/04/28(金) 22:18 ID:rKc

>>53のつづき
「お前らしつこいぞ!」

「あのポケモンいたっす!!」

どうやらほしぐもちゃんが狙われているみたいだ。

「これは、俺たちスカル団が」

「貰っていくわ!」

ほしぐもを人質にしようとしていたがサトシは「そんなことさせないぞ!」と立ち向かった。

「俺も手伝う」

「サンキュー、カキ。よし、ピカチュウ、ケッコウガ行くぜ!」

「ピカ!」

「コウガ!」

ピカチュウとゲッコウガは、スカル団を睨み付けていた。

「行け!バクガメス!」

「ガメース!!」

スカル団もポケモンを出し、一斉にバトルを始めた

55:マジュ◆slE hoge:2017/04/29(土) 00:16 ID:rKc

違うキャラも入れてきます。(オリキャラじゃないよ)

56:マジュ◆slE:2017/04/29(土) 00:31 ID:rKc

>>54のつづき
長時間のバトルが続き、ポケモンの体力が徐々に減ってきている…
そんな中、ゲッコウガは本領を発揮する。

「フルパワーだ、ゲッコウガ!」

「コウガァ!!」

ゲッコウガに水の渦が起こる。ゲッコウガのきずなへんげが始まった。それを見たスカル団は驚いていた。

「キター!ゲッコウガ格好いい!!」

「お願いします…サトシ…!ほしぐもちゃんを助けて下さい……!!」

「ゲッコウガ、行くぞ!!」

「コウガアアアァァァァ!!!」

背中の水しゅりけんが徐々に大きくなる。それを見たみんなが驚く。

「行っけえぇぇぇえええ!!!」

「コウガアァァァアアア!!!」

ドオオオォォォォォオオオオオオオン!!!!!!!

爆発が大きく、その勢いで飛ばされそうなみんなだった。そして、スカル団のポケモンは、戦闘不能になった。そして逃げて行くスカル団。ほしぐもちゃんが解放された。

「ぴゅうぴゅう♪」

リーリエのもとに走る?ほしぐもちゃん。リーリエは「無事で何よりです」と心配をしていた。そして、ゲッコウガは元の姿に戻り、お互い座り込んだ。

「サトシ、大丈夫か!?」

近くにいたカキが心配をしてくれた。サトシは普通の顔をしていて何よりだった。

「俺とゲッコウガは大丈夫。だよな?」

「コウガ」

ゲッコウガは頷き、カキはホッとする。そして、見ていたみんなが憧れていた。

「それより、ほしぐもちゃんが無事で良かったな。」

「はい!」

「ぴゅうぴゅう!!」

リーリエは満天の笑顔で言った。

57:マジュ◆slE:2017/04/30(日) 21:59 ID:rKc

>>56のつづき
「サトシってやっぱ強いね」

「サトシの強さって何!?教えて〜!!」

マオは好奇心にサトシに問いかける。サトシは悩まず即答をした。サトシ曰く「何もない。ただ、ひたすら突っ走ること、お互いを信じ合うこと」とのこと。

「サトシらしいね…」

「うんうん、サトシならではの発想だよ!」

みんながサトシの意見に賛成をする。勿論、ポケモンたちも賛成していた。

それを聞いてた緑のフクロウはサトシを見つめていた。勿論、みんなは知っていないだけど、ゲッコウガはジーッと見ていた。

「どうした、ゲッコウガ?」

「コウガ」

「そっか、何でもないんだな」

「というか、ポケモンが言ってることが分かるのか?」

サトシは「いや、なんとなく」だと言う。サトシの凄さにみんなは憧れを感じていた。

58:y c:2017/05/03(水) 09:08 ID:Y1E

緑のふくろう...((察し

59:マジュ◆slE GW中にたくさん書きます:2017/05/03(水) 09:44 ID:vXs

>>58
出ますよ。緑のふくろう

>>57のつづき
「クロー?」

「ん?なんだあれは?」

緑のフクロウが飛んだままサトシをジーッと見つめる。

「サトシ、あれはモクローです。」

「モクロー?」

「アローラの初心者ポケモンだよ。私のアシマリもそうだよ。」

「そうなんだ。」

モクローは、お腹を空かせていてゆっくりと落ちてきた。

「ほら、木の実でも食べな。」

オレンの実を出したサトシ、モクローはサトシの腕に掴み木の実をおいしそうに食べている。このとき、サトシは痛いことなんて全く考えていなかった。

「い、痛そうだよ!」

「これくらい平気だぜ」

「クロー♪」

「いいんだよ、それくらい。」

「ピーカ!」

「コウガ!」

ピカチュウとゲッコウガはモクローと仲良くしていた。モクローも2匹と仲良くなった。そして、サトシのリュックの中に入っていた。

「え。」

「モクロー、サトシのリュックを気に入ったんじゃない?」

「おーい、モクロー」

「クローZzz……」

リュックの中で爆睡をして呆れる一同、サトシはモクローをゲットしたくなった。

60:マジュ◆slE:2017/05/03(水) 09:58 ID:vXs

>>59のつづき
しばらくしてモクローは起き始めた。

「モクロー、俺たちと一緒に行かないか?」

「クロー!!」

「よし、一緒に行こうぜ!!」

「クロー!」

モンスターボールを出してモクローはボタンを押してモンスタボールの中に入った。

「モクロー、ゲットだぜ!」

「ピーカ!」
「コウガ!」

「出てこい、モクロー!」

モンスターボールから出した瞬間モクローはサトシのリュックに駆け込んだ。そして、また眠り始めた。(引きニートと言うな。)

「Zzz……Zzz……」

「モクローはサトシのリュックに気に入ったんですね」

「まぁいいか…」

サトシは諦めた。人の幸せは流石に邪魔させる訳にはいかないと思っていたようだった。

「本当、サトシってポケモンに好かれてるね。」

「だな。だからZリングもあるんだよ」

カキはいつの間にか気付いていた。リーリエは間近で見ていたから知っていた。それ以外の人は気付いていなくて、サトシの左腕を見ていた。

「気付なかった…」

「カプ・コケコもサトシのこと気に入ったんだね。」

「なんか照れるな…」

61:マジュ◆slE:2017/05/03(水) 10:04 ID:vXs

>>60のつづき
PM6:00になり、サトシたちは晩ご飯を食べていた。

「そう言えば、博士。ポケモン図鑑ってどんなのですか?」

「あ、いけないいけない。ほら、これがポケモン図鑑さ」

「ん?電池みたいなもんですか?」

サトシはよくわからなかった。その後のことに関して驚きを隠してもいないのは当たり前のこと。

「そろそろかな?」

「来るといいですね?」

「何が?」

話している途中にロトムが現れ、ポケモン図鑑に入った。

「うわっ!?な、なんだ!?」

「アローラ!ボクはロトム!!よロトしく!」

「よ、よろしく。俺はサトシ。相棒のピカチュウとゲッコウガだ。よろしくな」

「ピカピカチュウ!」

「コウガ!」

「よロトしく。ユーザー サトシ。」

「私はリーリエと申します。」

「よロトしくリーリエ。」

62:マジュ◆slE:2017/05/03(水) 10:07 ID:vXs

>>61のつづき
「ゲッコウガってここの地方ではレア物ロト!!」

そう言い、ゲッコウガはパシャリパシャリ写真を撮る。ゲッコウガはあまり、慣れていないみたいだった。

「コ、コウガ…;;」

「まぁ、ゲッコウガは忍びですから。」

「思いっきり出ているけどな」

サトシのメタ発言にゲッコウガは水しゅりけんを出した。

「わ、悪かったって!!」

「ビーカ…;;」

それを見ていたピカチュウは呆れていた。

*

翌日になり、ロトムも加わって学校に行くことになった。

63:マジュ◆slE ロトムは『』ですごめんなさい:2017/05/03(水) 16:23 ID:vXs

>>62
「アローラ!」

一同、「アローラー!!」と返す。

「あれ?もしかして…」

『ボク、ロトム。よロトしく!』

みんなはロトムに自己紹介をした。そのあと、マーマネが「キミの体を調べさせてよ」とドライバーを持ちながら分解したいような顔おして言った。

『お、お断りロトォォ!!』

ロトムがビビって逃げて行った。マーマネは走るのが面倒で諦めていた。そしてなんかショックを受けていた。それを見た一同は苦笑い…。

*

「おーい、モクロー…」

「ホゥ♪」

リュックの中にいて全くバトルをする気がなかった。そしてまた寝る。(引きニートは言わないであげて)一方、いつの間にかロトムも帰ってきていた。

『サトシ、マーマネが怖いロト。』

「大丈夫だって。もうしないって言ってたぜ…」

-数時間前-

『ロトムって意外と足が早かったんだね…』

呆れたことに『いやー…そうでもないけどな…』と呟くサトシ。マーマネに聞こえないように言っていた。

『まぁ、分かり合える人が増えていいっか。』

『マリュマリュ!』

(あはは…俺、なんなのかさっぱり分からないんだけど……;;)

(ビーカ……;;)

(コウガ……;;)

*

『な、ならいいロト。』

なんとか納得をしてくれたロトム。サトシはバトルをどうしようかと悩む。

「仕方ない。ピカチュウが相手に……」

そう思っていた瞬間…

「ピカ?」

ピカチュウのほっぺから電気が流れ出す。同時にゲッコウガも何かを感じていた。そして、ゲッコウガは影に向かって水しゅりけんを繰り出す。

「な、なんだ!?」

64:マジュ◆slE ロケット団の名乗りってマジ面倒くさい&短い:2017/05/03(水) 16:28 ID:vXs

>>63のつづき
「“な、なんだ!?”と聞かれたr…「ロケット団!何しに来た!!」ちょっと!言ってる途中に割り込んで来ないでよ!」

「そんなことより、ピカチュウを狙うために来たんだぜ!」

「しつこいよ!!」

「しつこいと嫌われますよ!!」

マオ、リーリエはロケット団を叱った。

65:マジュ◆slE ロケット団の名乗りってマジ面倒くさい:2017/05/03(水) 16:53 ID:vXs

>>64
「煩いわね!気を取り直して行くわよ!!」

一同は呆れて聞いている…………………


「“な、なんだ!?”と言われたら…」

「聞かせてやろう!我らの名を」

「花顔柳腰羞月閉花。儚きこの世に咲く一輪の悪の花!ムサシ。」

「飛竜乗雲英姿颯爽。切なきこの世に一矢報いる悪の使徒!コジロウ。」

「一連託生連帯責任。親しき中にも小判輝く悪の星!ニャースでニャース。」

「そして…!」



「「「やな(ニャ)感じー!!」」」

ロケット団が吹き飛ばされていた。

*

『ピカチュウ、10万ボルトだ…』

サトシがロケット団の名乗っている最中に10万ボルトを繰り出せと指示を出していた。(真の悪役とかいうな)

『一連託生r…『ピーカーチュー!!!』責任(ry』

チュドオオオオォォォオオオオオン!!!!

実は、吹き飛ばされていたところをカプ・コケコは見ていた。

*

「真の悪役、ここにあらわれたー」

マオが笑いながら、棒読みをしていた。

「ピーカ?ピカチュウ……」

「ん?どうしたんだ?」

「コウガ…」

カプ・コケコが近くにいたことが全く分からなかった。ピカチュウとゲッコウガ以外の一同は驚いた。サトシは、再会に喜んでいた。

66:マジュ◆slE hoge:2017/05/03(水) 17:08 ID:vXs

お知らせ

参加してくれる人を募集しています。
誰でもいいです!荒らさなければおkです

そして相変わらず誤字が多いですが、自分のチカラでなんとかしてくださいm(_ _)m
気付いたら自分も訂正を行います。

そして、リクとかがある場合は受け付けますよ。遅くなる可能性もありますが。

では、続きをどうぞ楽しみにしていて下さい。

67:マジュ◆slE GW中に100いきたいな:2017/05/03(水) 17:15 ID:vXs

>>65のつづき
「コケー!」

「…!?」

*

サトシは突然、違う空間みたいなものに入っていたような感覚を感じていた。その隣にゲッコウガがいる。しかもシンクロの姿でいる。前にはカプ・コケコ。後ろにはライオンっぽい獣のポケモンと鳥なのかよく分からないポケモンがいた。

『…コスモッグヲタノム。』

「コウガ…!?」

「テレパシーだ……」

サトシはゲッコウガに何かあるのではないかと思いながらカプ・コケコの話を聞く。

『…オマエタチヲタメス』

「た、試す……?」

『…イクゾ』

*

「カプゥーコッコ!」

68:マジュ◆slE:2017/05/04(木) 08:22 ID:vXs

>>67のつづき
バトルを始めるとき、周りに電気が駆け巡る。エレキフィールド…電気技の威力が1.5倍になる。ということてサトシはピカチュウを出した。

「エレキフィールドだ。ピカチュウ、君に決めた!」

「ピカー!」

カプ・コケコはピカチュウが出す技を待っている。

「ピカチュウ、でんこうせっか!」

「ピカピカピカピカピカ!!」

「コケー!」

ピカチュウのでんこうせっかを軽々とかわしていくカプ・コケコはしぜんのいかりを繰り出す。

「ピカ!?ピカァー!!!」

「ピカチュウ!」

「ビカッ……ビー…」

69:マジュ◆slE カプ・コケコの喋り方ってなんとなくこれですよね:2017/05/04(木) 17:17 ID:vXs

>>68のつづき
しぜんのいかりは今ある体力を1/2にする技。相性関係なしに半分にされる。

「ケコー」

カプ・コケコはサトシ目掛けて勢いよく接近してきた。サトシは防御をしていたが、カプ・コケコがZリングにチョンと触れた。

「使えってことか…?」

「…」コクリ

「分かった、行くぜ!」

サトシとピカチュウはカプ・コケコのポーズを真似してみる。するとピカチュウからオーラが纏っていた。そして、ピカチュウが最大の電撃でZ技を繰り出した。

「これが俺たちの全力だぁー!スパーキングギガボルト!!」

「ピカピカチュー!!!!」

カプ・コケコは防御をした。ピカチュウのZ技で飛ばされそうなみんなと傷がうっすらついているカプ・コケコだった。初めてにしてはなかなかのZ技だった。

「ピカチュウやったぜ!」

「ピ、ピーカー…」クテッ

「あぁっ!ピカチュウ!!」

体力を消耗したピカチュウ。それを見たカプ・コケコは納得をした。そして、また謎の空間に入る。

『…ハジメテニシテハナカナカダッタ』

「ピカァ!?」

「コウガ…」

「ピカチュウ…あれは、テレパシーだ。」

今度はピカチュウもいた。ゲッコウガもさっきと同じ状態だった。

「なぁ、カプ・コケコ。どうして俺たちに色んなことを教えてくれるんだ!?」

『…ホットケナイッテヤツダ』

「ほっとけない…か。」

そしてまた、空間は消え、もとの場所に戻っていた。それにカプ・コケコの姿が見当たらなかった。

「サトシ、何ボーっとしてたの?」

「あ、何でもない何でもない。」

どうやら、サトシ以外は見ることができないようだ。

70:マジュ◆slE:2017/05/04(木) 20:32 ID:vXs

>>69のつづき
翌日、今回の授業はサトシにとってラッキーなものだった。

「今日は、体を思いっきり動かそう」

「よっしゃー!」

「ピッピカチュー!」

サトシとヒカチュウのやる気でみんな苦笑い。

「僕はあまり動きたくないよ」

「ホゥ。」

マーマネとモクローのやる気のなさでみんな(ry

「動かすと言っても単純なことでもいいんだ。ポケモンと遊んだりしてもいいんだぞ!」

「つまり、歩いても動かしていることになるんですね!」

「そう言うことだ。」

*

「よーし、ピカチュウ競争だ!」

「ピッカー!」

「あ、忘れてた。ゲッコウガ、君に決めた!」

「コウガ!」

常にやる気のサトシたちに対し、モクローは………相変わらず、リュックの中で爆睡。

「よし、バクガメス行くぞ!」

「ガメース!」

カキはバクガメスを引っ張るらしい。あんなに重たいのを動かせるのだろうか…。

「アシマリ、一緒に泳ごう!」

「アウ♪」

スイレンと一緒に泳ぐアシマリ、ほしぐもちゃんと楽しくお散歩をするリーリエ、ついでのマーマネとトゲデマル。それぞれ楽しんでいた。一方サトシは………

「ピカチュウ、あそこまで向かってくれないか?」

「ピカァ?」

「久しぶりにゲッコウガと競争したいんだ」

「ピッカー!ピッピッピッピッ…」ピュ-ン






「よし、行くぞゲッコウガ」

「コウ…」

「よーい………スタート!」

71:マジュ◆slE:2017/05/04(木) 23:46 ID:vXs

>>70のつづき
サトシとゲッコウガは走り出す。それぞれの速さがだいたい同じだというのを見た人たちは驚きまくる。

「やっぱ、速くなったな!」

「コウガ!」

「あっ!…俺だって!!」





「ピカピ…ピカピーカ……」

ピカチュウがサトシを心配しているとゲッコウガがゴール目前になった。サトシもゲッコウガに追い付こうとして精一杯…そしてゲッコウガがゴールし数秒後にサトシもゴールをした。

「やっぱ、ゲッコウガは速いなぁ…」

「ピカピーカ!ピカチュ!」

「コウガ…」

「そうか?俺も速くなったって?そんなわけないぜ…」






サトシたちはピカチュウも入れてまた走り出した。やっぱり、みんな互角の速さで走っていた。

72:マジュ◆slE:2017/05/04(木) 23:52 ID:vXs

>>71のつづき
「サトシ、速かったー………」

「本当にサトシは驚かせることばかりですね…」

「そうだな。」

「面白いデータになりそうだよ。」

*

PM9:00になり、一部の人は寝ようとする人がいるが、サトシはゲッコウガのモンスターボールだけを持って気付かれないようにソッと歩く。暗い中だったから気付かずに音を出してしまったけど、モクローの寝起きが悪くて良かったと思うサトシ。

「…………」

「ぴゅうぴゅう!」

「………♪」

リーリエは楽しそうな顔をしていたけど、心は悲しそうだった。

「リーリエ?どうしたんだ?」

「あっ!えっとその……夜の散歩です…!」

「そっかぁ。なら、俺も一緒に行っていいか?」

「え、ええ…いいですよ」

73:キド:2017/05/05(金) 08:25 ID:5rg

マジュさん発見!!! 見つけるの遅くなってスイマセン…!
やっぱり凄いですね〜…! 才能あります!
私なんて全然書けません…w

74:マジュ◆slE:2017/05/05(金) 09:11 ID:vXs

>>73
いやいや、そんなことないですよ。練習すればうまくいけますよ(私は絶対ない)

>>72のつづき
「そう言えば、リーリエは家出してるとか前に言っていたよな…」

「はい…」

「つまり、ほしぐもちゃんはリーリエのじゃないってことだよな?」

「はい。私はただ、ほしぐもちゃんを守りたかったんです……」

「守る?」

「ほしぐもちゃんは道具みたいな扱いをしているんです。サトシが見たあの穴はほしぐもちゃんと関係しているんです……」

サトシは“道具”という言葉に対して否定をする。「ポケモンは道具なんかじゃない、友達だ」ということ。リーリエはポケモンを戦わせることが少し苦手。いわゆる、平和がいいということ。だからほしぐもちゃんを守ったんだと思う。

「あと、スカル団が狙っていたのは?」

「スカル団の中でボスがいるんですが、その人がほしぐもちゃんを狙っている人と手を組んでいるらしいんです。」

「えっ!?敵なのに!?」

「いいえ、ただ単に目的が一致しただけです。」

サトシは、ほぼ全てのことを聞いて「ほしぐもちゃんは守ってやる!」だということ。リーリエも希望が少しずつ見えてきて嬉しそうにほしぐもちゃんを眺めていた。

75:マジュ◆slE:2017/05/05(金) 09:18 ID:vXs

>>74のつづき
「さて、戻りましょう」

「そうだな」

家に戻っていると思いっきり爆睡してて全く気付いていなかったようだった。

*

翌日、リーリエにとって最悪そうなことだった。なんと今回の授業は……

「ポケモンに触れてみよう!」

(ど、どうしましょう…私、やっとほしぐもちゃんを触ることしか…………)

リーリエは焦り始めた。それを見たサトシはフォローをしてリーリエは落ち着いた。

*

「まずは、ピカチュウに触ってみようか」

「は、はい………」

リーリエはそーっと触ろうとしたけどピカチュウが急に動いたからリーリエはビビって固まっていた。

「リーリエー大丈夫かー!?」

「」

「失神してそうだな…;;」

(カキ突っ込むな)しばらくして、リーリエは我に帰った。そして何もなかったような空気をする一同だった。

76:匿名さん:2017/05/05(金) 17:25 ID:I3g

これってリレー小説ですか?

77:マジュ◆slE hoge:2017/05/05(金) 17:44 ID:vXs

>>76
いいえ。自分の話で自由に書いていくだけです。

78:マジュ◆slE:2017/05/05(金) 21:26 ID:vXs

>>75
リーリエが復活して良かったと思う一同、授業が終わりそうになったそのとき、サトシが奇妙なものを感じていた。

「サトシどうしたの?」

「あ…いや……」

どうやら、サトシだけじゃなく、ゲッコウガも感じていた。しかも、ほしぐもちゃんがバッグの中に入っていった。

「ほしぐもちゃん?」

「ぴゅう……………」

ほしぐもちゃんが怯えていた。怯えていた瞬間、再び謎の穴が開いていた。

「あ、あれって……!」

「…………。」

「コウガ……」

リーリエ、サトシ、ゲッコウガは警戒をし、それ以外は首を傾げる。すると、穴からポケモンかやってきた。この前のクラゲっぽいのではなく、全身が赤く虫っぽくてとても気持ち悪い。

79:マジュ◆slE 続き書いてませんでしたごめんなさい:2017/05/05(金) 21:51 ID:vXs

>>78のつづき
「な、何あれ……!?」

「き、気持ち悪いっ!」

女子は引き気味……

「ロトム、あれは!?」

『データなしロト…』

「えっ…」

サトシはとりあえず困る。でも、この前のと関係はありそうと微妙に思うサトシだった。

「「なんか脳筋に見えるな…(んだけど…)」」

謎の脳筋の気色悪いポケモンはリーリエのバッグを狙っている。多分、正確に言うとほしぐもちゃんが狙われている。

「なっ!ほしぐもちゃんを守るぞ!」

「ピカッ!!」バチハチバチ

ピカチュウと気色悪い脳筋ポケモンの戦いが始まる。

80:マジュ◆slE 自信ないよ。:2017/05/05(金) 22:07 ID:vXs

>>79のつづき
バトル開始時、謎のオーラを出した脳筋ポケモン。これで攻撃力がぐーんと上がっていた。サトシは(やっぱり、あのときのと関係してそう…)と思う。そう思いながら指示を出す。

「ピカチュウ、10万ボルト!」

「ピーカーチュー!!」

見事直撃した。脳筋は少し態勢を崩した。

「アイアンテール!」

「チュー…ピッカー!」

回避された。一方、脳筋はアームハンマーを出した。

「ピカァー!」

「ピカチュウ!大丈夫か!?」

威力が強くてもピカチュウはすぐに立ち上がった。
「よし、10万ボルト!」

「ビーカーチュー!!!!」

脳筋ポケモンはピカチュウの10万ボルトをあっさりとかわし、ストーンエッジを繰り出す。ピカチュウは避けようとしたけど直撃した。そして、威力はとてつもなく強力だった。

「ピカァー!!!!」

「ピカチュウ、立ち上がるんだ!」

「ビ、ビーカ………」

だけど、倒れてしまった。やっぱり、ストーンエッジがやばかったようだ。

「ピ、ピカチュウが……」

「負けた……」

そして、攻撃力が上がっていた。多分、相手の特性は倒す程強くなる厄介な奴のようだ。

「ピカチュウ、お疲れ様…」

「ピカピ…ピカピーカ……」

「大丈夫、後は任せろ。よし…行くぜ!ゲッコウガ!!」

「コウガ!」

81:マジュ◆slE 改行ミスがww:2017/05/05(金) 22:35 ID:vXs

>>80のつづき
「ゲッコウガ!すぐに決着を付けるぞ!」

「コウガアアアァァァアアアア!!!」

ゲッコウガから激流が出て背中に巨大な水しゅりけんが現れた。それを見たロトムが『な、何事ロト!?』と言う。

「行くぞ!水しゅりけん!」

「ゲッ、コウガ!」

水しゅりけんは直撃したが、効果は今ひとつ……。脳筋ポケモンはアームハンマーを繰り出す。それに対してゲッコウガはつばめがえしをした。つばめがえしとアームハンマーの接戦でお互い、疲労が激しい。もちろんサトシもそうだった。

『なんでサトシまで疲れてるロト!?』

「あのときのゲッコウガはサトシとシンクロしているんだ。」

「視界に動き、痛みそれぞれが、共有しているの。」

『理解不能ロト』

ゲッコウガはアームハンマーをかわし、つばめがえしが見事に命中。効果は絶大だった。

「むしとかくとうタイプにひこうの技。効果は絶大です!」

「ゲッコウガ、かげぶんしん!」

「コウガッ!」コウガコウガコウガコウガ

脳筋はストーンエッジを繰り出す。分身は全部消えていた。だけど、本物のゲッコウガは上にいた。そして、水しゅりけんを繰り出し、見事に命中。

「凄い!」

「この勝負…一体…」

「ゲッコウガが追い詰めてるよ!」

「これならきっと……」

そう思っていたが、いきなり、凶暴化した。

「……!?」

そしてアームハンマーがゲッコウガに当たる。さっきよりも威力が強くなっていた。

「ぐっ……!さっきよりも……強い…!」

『何が何だかわからないロト……』

82:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 15:57 ID:vXs

>>81のつづき
「サトシがあそこまで苦しむなんて……」

「それだけ、威力が強いんですよ……」

「あのZ技のようなキズナのチカラで何とかなるのか…………」

サトシが勝てるのか分からなくなり……場の空気が悪くなっていた……。

「ゲッコウガ…絶対に、ほしぐもちゃんを守ってみせるぞ!」

「コウガァ!」

バッグの中にいるほしぐもちゃんは申し訳なさそうな声を出す。リーリエはほしぐもちゃんに触れ、ほしぐもちゃんを落ち着かせていた。

「かげぶんしん!!」

「コウガ!」コウガコウガコウガコウガコウガ

かげぶんしんのゲッコウガはいつもより倍も現れていた。それをみた一同は驚く。脳筋ポケモンもそうだった。

「絶対にほしぐもちゃんを守るぞ!水しゅりけん!!!!」

「コウガアアァァァアアアア!!!!!」

かげぶんしんとほしぐもちゃんを守る気持ちの全てを水しゅりけんに出す。奇声ポケモンと戦ったときより少し大きめの水しゅりけんだった。それを見たロトムが1番驚いていた。

「行っけぇー!!!!!!!!」

「コウガアアァァァアアア!!!!!!!!」

脳筋ポケモンはストーンエッジを繰り出す。水しゅりけんとストーンエッジが炸裂し、その勢いで暴風が起こった。

83:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 18:54 ID:vXs

>>82のつづき
勝負の結果は………



ゲッコウガがふらついたが、何とか耐えたと思ったら普通の姿に戻り倒れた。一方、サトシは息切れをしていた。サトシにとって、全力で戦っていたんだと思う。脳筋ポケモンもふらつき、倒れた。よって、この勝負は引き分けに終わった。

「引き分け……」

「だけど、あっちもなかなかの強者だったよな………」

『気になることがありすぎて頭がおかしくなりそうだロト。』

ロトムは気になることが多すぎて頭がパンクしかけていた。脳筋ポケモンはこの前の奇声ポケモンみたいに消えていった。そして、丁度いいタイミングで授業が終わった。

84:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 19:13 ID:vXs

>>83のつづき
夜になり、今日のことを思い出していたサトシ。

(ゲッコウガと久しぶりにあのチカラを使っていてあまりこなしていない気がする……。何もかもかがゼロになった気分だな……。それにあのポケモンは一体…。何でほしぐもちゃんを狙うんだ…?)

「サトシ、考え事ですか?」

「あ、あぁ…。」

『サトシにしては珍しいロト』

サトシはいつもとは違う感じだった。何故なら、ゲッコウガと互角のポケモンに会ってばっかりだからだ。いつも相手は圧倒されていたけど……いつもとは違い、苦戦をしていたからである。

「俺には足りないものが…まだまだきっとあるんだ…」

「全く、そうには見えませんよ…」
次第にリーリエも笑顔をなくす。ほしぐもちゃんは心配そうに見つめ、ロトムが『理解不能理解不能』と混乱をする。

「…ピカピ。ピカ、ピカピカチュウ!」

ピカチュウはサトシが笑顔じゃないことを“そんなの、サトシじゃない!”と否定していた。

「…!」





『俺は、もう迷わない!』





サトシはふと、8個目のバッジを手にするための2回目の挑戦のことを思い出し、次第にサトシから笑顔が戻ってくる。

「ピカチュウ、わりぃ。もう過去のことは繰り返さないって決めたことをすっかりと忘れていたぜ。」

「…!ピカピ!!ピカピカチュウ!!」

「そう、それでこそサトシです!」

「ぴゅうぴゅう!!」

ゲッコウガはモンスターボールに入れていたが、ゲッコウガも同じことを考えていたのではないかとサトシは思っていた。そして、こんなタイミングにモクローの寝言を聞き、呆れる一同だった…。

85:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 21:40 ID:vXs

訂正
×入れて ○入って

本当にすみません。では、続きをどうぞ!


>>84のつづき
翌日、今回の授業も体を動かすことだった。昨日みたいにまた来るのではないかと警戒をしているゲッコウガととにかく突っ走るサトシだった。一応優しくサトシを見守るピカチュウと、競争をしていた。

「よーいスタート!」

一斉に走ると、ほぼ互角の速さで、リーリエたちは思わず(人間やめてる)と声に出していた。勿論、走ることにしか集中していないから聞こえていない。

曲がり角でサトシとピカチュウはスピードが落ちるが、ゲッコウガは普通に保っていた。そして、折り返し地点に最初に行ったのがゲッコウガ、ピカチュウとサトシも続けて折り返し地点に着いた。サトシもここから本領を発揮しようとするが……やっぱり、曲がり角でスピードが落ちる。普通にゴールしたゲッコウガ。ゲッコウガにかなうものはいないと思うリーリエたち。

そしてピカチュウとサトシが同時にゴールをした。ピカチュウは少し息切れをし、サトシは結構本気で行っていたから息切れが激しかった。

「お疲れ様です」

「サンキュー、リーリエ……。」



『それにしてもサトシには謎が多すぎるロト…』

86:マジュ◆slE ネタ切れそうで怖いw:2017/05/06(土) 21:48 ID:vXs

>>85のつづき
「確かにそうだね〜。サトシってポケモンのことになると、凄いよね!」

「えっ…そ、そうかな…あはは………。」

サトシは思いっきり否定をする。ロトムが『サトシはだいたいのことが非論理的ロト。』と納得をする。

「おい、そこは否定しないのか…;;」

「ピ、ピーカチュ…;;」

「コウガァ…;;」

聞いて呆れるピカチュウとゲッコウガ。もちろん、モクローは相変わらずリュックの中で爆睡。それを見たロトムは『リュック好きのモクローっていうのはレア物ロト!』と言い、カメラをパシャリと撮る。

87:マジュ◆slE ネタ切れそう:2017/05/06(土) 22:48 ID:vXs

>>86のつづき
「ロトムって本当にポケモン図鑑なのか?」

『失礼ロト!ボクはちゃんとしたポケモン図鑑ロト!ピカチュウねずみポケモン。でんきタイプ(ry』

「まぁ、確かにポケモン図鑑だな…」

『サトシのピカチュウは引っ張ると噛みつくのか試すロト!』

「あっ…!ちょっ!!」

試しにピカチュウの尻尾を引っ張るとピカチュウは怒って10万ボルトを繰り出す。みんな被害者になった。ゲッコウガは、気配でよけていた。モクローは寝起きが悪かっただけで何の害もない。サトシは単に慣れていた。ほしぐもちゃんはビビって逃げ、ロトムはピカチュウの電撃で充電し、それ以外はバタリと倒れる。

『尻尾を引っ張ると10万ボルトを出すピカチュウもいる……アップデート完了ロト!』

「おーい大丈夫かー!?」

みんなは撃沈状態。トゲデマルの特性ひらいしんで受け止めてくれるかと思っていたらビビって100mも離れていた。

88:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 22:58 ID:vXs

>>87のつづき
10分してみんなは復活していた。

「ほしぐもちゃんもう大丈夫ですよ」

「ぴゅ…」

「わりぃな驚かせて……」

「ピカチュ…」

『サトシのピカチュウは、電撃が強力ロト。』

「そりゃあ、俺の相棒だからな」

「ピーカ!」バチバチ

*
昼食の時間になり、マオが昼食を作る。今、特製アローラシチューというものを作っているらしい。

「あ〜…楽しみだな!」

「ピカ!」

「コウガ!」

そして、マオがやってくる。「ピカチュウ、お願いがあるんだけどいいかな?」と訪ねてきた。

「ピカ?」

しばらくすると、あっちから電撃を放っていることが分かる。何があったんだと思う一同。そしてマオが少し黒焦げ状態でやってきた。

「完成!特製アローラシチューをどうぞ!」

具が少し黒っぽいがおいしそうな香りはしていた。ポケモンたちにはポケモンフーズを用意する。アマカジもマオのお手伝いをする。そしてめったにないことにモクローが起きていた。多分木の実のおかげ。

「うわぁー、旨そうー!」

「「「「「いただきまーす!!」」」」」

89:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 23:07 ID:vXs

>>88のつづき
みんなが口にすると電撃が襲いかかった。

「「「「あばばばばばばばばば!?」」」」

「クロー!?」

「アウッ!?」

「マル!?」

「コウガ………;;」

『何事ロト!?』

ゲッコウガ以外のポケモンはビビり、ゲッコウガはピカチュウを見て呆れていた。

「ピカチュウ、みんなにとってお前の電撃は強力だから少し手加減してやって欲しかったぞ…;;」

「ピ、ピーカ…;;」

「あ、サトシには分かっちゃう?実は、山吹の蜜を使うんだけど、季節外れでピカチュウを代用したんだ。ピリッとした味わいにしようと思って……」

「いや、ビリビリだし。どうしてそうなるんだ!?」

「まあまあ、落ち着いて……」

「でも、味は良かったよ!」

「それにしてもマオはこのレシピを知っていたんですか?」

リーリエの質問にマオは首を振る。このレシピはマオの兄からメモしてくれたらしい。そんなことを聞いてサトシは蜜を取りに行こうと思った。

90:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 23:14 ID:vXs

>>89のつづき
次の日になり、マオとサトシ、リーリエで蜜を取りに行くことにした。

「悪いな。リーリエまで付き合っちゃって…」

「私は全然平気です。」

「良かったぁ。それより、どうやって蜜を探そう……」

そんなことを聞いてロトムは『ふっふっふ…』と笑う。

『そんなときは、ボクに任せるロト!山吹の蜜を探すにはオドリドリを見つけることが大事ロト!』

「オドリドリ?」

「オドリドリは蜜を吸うと姿とタイプが変化するポケモンなんです!」

説明を聞いていたマオとサトシは納得をする。ロトムが『言われたロト…』とショックを受けていた。それをピカチュウがフォローする。

「よし、オドリドリを探すぞー!」

「「「おーっ!!!」」」

91:マジュ◆slE:2017/05/06(土) 23:21 ID:vXs

>>90のつづき
数時間探しても、なかなか見つからなかった。

「疲れたぁ…」

「なかなか見つかんないな……」

「カジー」

「クロー♪」

アマカジの香りに近づくモクロー。ビンタされて苦笑い。

「大丈夫ですか…?」

「あぁ、よくあることだよ…」

「ん…?もしかして…」

「どうしたんですか?」

(モクローは鳥。木の実が好き。アマカジの甘い香りが木の実の勘違いだとすると……)

「そうかっ!」

「サトシ、どうしたの!?」

サトシなりの理論を言ってみると……



『名案ロト!』

「それなら…アマカジ、お願いできる?」

「カジー!」

甘い香りに反応をするモクロー。ピカチュウが止める。するとオドリドリが来ていた。

『オドリドリロト!』

「あれがオドリドリ?全部オドリドリなのか?」

92:ケン◆EY:2017/05/06(土) 23:47 ID:.ik

>>91
・・・やっぱりマジュは才能の固まりだよ・・・

93:マジュ◆slE hoge:2017/05/06(土) 23:56 ID:vXs

>>92
ちょま!なわけないよ!

94:マジュ◆slE:2017/05/07(日) 11:01 ID:vXs

>>91のつづき
「オドリドリは4つの姿があるんです。今ここにいるのがでんきとひこうタイプのパチパチスタイルのオドリドリ、ほのおとひこうタイプのメラメラスタイルのオドリドリです。」

「へぇー…」

「アマカジ、お疲れ様。」

「カジ…」

アマカジがやめるとオドリドリがどこかに行こうとしていた。

「あぁっ!逃げちゃいますよ!?」

「でも、アマカジが…」

アマカジがしわしわになっていた。それだけ苦労したんだと思う。

「仕方ない。ゲッコウガ、君に決めた!」

「コウガ!」

「サトシ、どうする気!?」

「俺に考えがある。ゲッコウガ、オドリドリを見失わないように追ってくれないか!?」

「コウガ!」

ゲッコウガが全力疾走で走る。サトシが考えていることがよく分からず、首を傾げている。

『サトシは何をする気ロト?』

「何だろうね…」

「きっと、サトシなりの考えがあるんじゃないんですか…」

95:マジュ◆slE:2017/05/07(日) 13:14 ID:vXs

>>94のつづき
しばらく待ってみると、サトシが突然反応した。

「サトシ、どうしたの?」

「ゲッコウガ、着いたのか?」


『コウガ…』


「分かった…すぐ行く。」

「ピカピ?ピカピカチュウ?」

『どうゆうことロト?サトシがゲッコウガと話しているロト。』

マオは首を傾げていたけど、リーリエは「そういうことだったんですね!」と納得をした。

「リーリエ、どうゆうこと?」

「サトシとゲッコウガは強い絆のチカラで結ばれています。サトシとゲッコウガが離れていても強い絆でお互いが分かるんですよ!だからサトシはゲッコウガを出したんですよ!」

「なるほど、そう言うことね!そうと決まったら行くよ、リーリエ!」

「はい!」




『サトシの行動は非論理的ロト。しかもあのゲッコウガも謎すぎるロト。理解不能理解不能……』




「ロトムー!置いて行くぞ!」




『ま、待つロトォー!!置いて行くなロトォー!!!!』

ロトムが空中に浮いているが、思いっきり走っているようだった。サトシはケッコウガのところへと真っ直ぐ突き進み、リーリエとマオはサトシを見失いそうになる。ロトムは完全なる出遅れだった。

96:マジュ◆slE:2017/05/07(日) 13:25 ID:vXs

>>95のつづき
そして、みんなが着くとそこにはゲッコウガがいた。花の蜜も沢山ありそうな状態だった。

「見て下さい。あれがオドリドリの別の姿になるところです。」

めらめらスタイルのオドリドリが山吹の蜜を吸ったことにより、パチパチスタイルになった。それを見たサトシが「面白いな!あのポケモン!!」とテンションが上がっていた。

「あ、それより…蜜を採るんだったよな?」

「あっ、そうだった。」

一歩、踏み出すとゲッコウガは警戒して一歩下がる。アマカジとゲッコウガ以外はみんな罠に掛かっていた。

「な、なんだこれ!?」

「一体、誰がこんなことを!?」

「“一体誰がこんなことを!?”と聞かれたら…」

「聞かせてやろう。我らの名を」

「花顔柳腰羞月閉花。儚きこの世に咲く一輪の悪の花!ムサシ。」

「飛竜乗雲英姿颯爽。切なきこの世に一矢報いる悪の使徒!コジロウ。」

「一連託生連帯責任。親しき中にも小判輝く悪の星。ニャースでニャース!」

「「ロケット団参上!!」」

「なのニャ!」

「ソー、ナンス!」

97:マジュ◆slE あと3:2017/05/07(日) 15:34 ID:vXs

>>96のつづき
「また、お前たちか!しつこいぞ!」

『ロケット団?どこかに飛んで行くロト?』

ロケット団と一同はズッこける。

「ロケット団はポケモンを奪う悪いやつらなんだ!」

「ビカー!!」バチバチバチ

「あっ…おい……ピカチュウ……。みんながしびれまみれになるからやめといてほしい」

「ビ、ビカァ…」

ピカチュウがシュンとした。ゲッコウガはまた、気配を感じていた。そして近くにいたアマカジでも助かるようにアマカジを押して庇うような行動をしてゲッコウガだけにするようにしていた。そしてゲッコウガだけが罠にかかる。しかも、電気付き。ゲッコウガが動けば電気のダメージを喰らうことになる。

「ゲッコウガ!!」

「よーし、その隙に蜜は俺たちロケット団が」

「いただくニャ!」

「コウ…。コウガアアァァァアア!!」

「ゲッコウガ!!!!」

「ピーカ!!」

罠に掛かっていないのはアマカジだけ。だけど、小さいアマカジじゃ何もできない。「みんなを救いたい。シチューを完成させるんだ」そんな強い気持ちが光に現した。

「アマカジ……!?」

「あれは一体…!?」

「進化の光だ…」

そして、アマカジがアママイコに進化をした。

98:マジュ◆slE 2:2017/05/07(日) 15:43 ID:vXs

>>97のつづき
『アマカジがアママイコに進化したロト!』

「ピカピカ!」

アママイコはロケット団に往復ビンタをした。しかもとても強烈なビンタをしてロケット団のほっぺが真っ赤になっていた。

そして、ピカチュウたちをはっぱカッターで解放させた。

「ピカチュウ、罠に向かってアイアンテール!」

「チュー、ピッカ!」

そしてゲッコウガも解放。少し、電気を喰らって立ち上がっていなかったがサトシの支えによって何とか立てた。そして、逃げようとするロケット団。

「ゲッコウガ、上に水しゅりけんだ!」

「ゲッ、コウガ!」

バシャン

ロケット団は全体に水がかかっていた。そしてピカチュウの10万ボルトで当たりやすくなり、吹き飛ばされて行った。

「やったぜ!」

「マオ、蜜を」

「うんっ!」

マオはついに山吹の蜜を手に入れた。明日、またシチューを作ることになった。サトシとリーリエはみんなに招待をすることにした。

99:マジュ◆slE:2017/05/07(日) 20:31 ID:vXs

>>98のつづき
翌日、みんなを呼んで幻のアローラシチューを試食することになった。マーマネは「お腹すいた…」と言う。なぜかというと楽しみで何杯も食べたかったから朝食を抜いてきたらしい。

「そのままぶっ倒れるなよ…;;」

「多分、大丈夫。」

「マル!」

そして、アローラシチューが完成し、みんな食べてみる。

「うまい!」

「おいしい…!」

「これなら何杯でもいけそう!」

「ピリッとした感じがなんかいいぜ!」

みんな喜んでいたことが嬉しくなるマオとアママイコ。アママイコも進化してからマオのお手伝いがさらに楽しくなったということ。

「サトシ、ピカチュウ、ゲッコウガ、それにモクロー手伝ってくれてありがとね!季節限定メニューになっちゃったけど…また頑張るね!」

「あぁ!俺、次も楽しみにしているからな」

「ピカピカ!」

「コウガ。」

そして、モクローは相変わらずアマkいやアママイコにビンタされていたことだった。

100:マジュ◆slE 100だよ!:2017/05/07(日) 21:34 ID:vXs

>>99のつづき
別の日…サトシは、ポケモンバトルをしていた。

「バクガメス、かえんほうしゃ!」

「ガメース!」

「かわしていあいぎり!」

「コウガッ!」

ゲッコウガはかえんほうしゃをあっさりとかわし、いあいぎりを繰り出す。いあいぎりはバクガメスに見事命中し………

「バクガメス、戦闘不能。ゲッコウガの勝ち!よって勝者サトシ!」

「やったぜ!」

「コウガ!」

「ピッカ!」

あの不思議な姿にならずにバクガメスをあっさりと撃破。ゲッコウガは思いっきり成長していたようだった。

「サンキュー、バクガメス。」

「ガメース…」

そして、モンスターボールに戻すカキ。カキは笑顔で「強くなったなゲッコウガ」と言う。

「そりゃあ、ずっと夜に走っているからな」

(まじ怖ぇ…)

「カ、カキ…何か言ったか?」

「い、いや…何でもない…!」

カキは思いっきりごまかしていた。

「そう言えば、ゲッコウガはカプ・コケコとバトルしたことがないですよね?」

「確かにそうだな…」

「ねぇ、どっちが強いのかな?」

「きっと、ゲッコウガだよ…速いし強いもん…」

スイレン、カキ、マオはゲッコウガが強いと思う。リーリエは微妙と思い、マーマネとロトムはカプ・コケコだと思う。

「ゲッコウガは確かに誰よりも強いです。ですが、タイプ的にはカプ・コケコの方が有利です。」

『島の守り神には流石に勝てないロト…』

101:マジュ◆slE:2017/05/08(月) 22:03 ID:vXs

>>100のつづき
「それなら、強くなるために特訓をすればいいんだ!」

「先ずは、カプ・コケコのことについて知っておくべきですね」

リーリエがそう言うとマーマネが「でんきタイプのことなら僕に任せてよ!」と胸を張って言う。

「本当か!?」

「うん、僕の家に来る?」

「わ、私もついてっていいでしょうか。何か役に立つことでもしますよ!」

「リーリエありがとう。じゃあ、授業が終わったらね!」

102:マジュ◆slE:2017/05/08(月) 22:27 ID:vXs

>>101のつづき
授業が終わり、サトシとリーリエはマーマネの家に向かう。

「ここが、僕の家だよ!」

*

「さてと、カプ・コケコ対策についてですが…」

『カプ・コケコはでんき、フェアリータイプロト。』

「それで、この前のカプ・コケコのことなんだけど最初に出たあのエレキフィールドだけど…」

「特性 エレキメイカーで勝手に発動するんです。」

「エレキフィールドはでんきタイプの技の威力が上がる奴だよな?」

「はい。なので、ピカチュウには有効ですが…」

「問題はゲッコウガだね。カプ・コケコとの相性がむちゃくちゃ悪いからね…」

「確かにそうだな…」

ピカチュウはみんなの話を聞いているけどトゲデマルに邪魔されていてあまり聞けてない。ゲッコウガは精神統一をし、モクロー(ヒキニートw)はやっぱ爆睡。

「モクローも一応相性が不利な方だから……」

「全体的につらいな…」

ピカチュウはハムスターに乗っている奴に乗り、楽しんでいた。

「そうだっ!これで特訓してみないか!?」

「ん?あ、ちょっと待ってて!」

103:マジュ◆slE:2017/05/10(水) 18:55 ID:vXs

>>102のつづき
しばらくすると、巨大な回し車を外に作っていたマーマネ。みんなは大きくて驚いていた。

「すっげー!これで特訓するのか!?」

「そうだよ。」

サトシ(のポケモンも含む)は特訓をすることが楽しみでわくわくしていた。(ただし、モクローは別)

「ほら、モクロー起きろ…」

「ホゥ…zzz」

サトシは呆れ、とりあえずゲッコウガを出した。

「ゲッコウガ、当てなくてもいいから、モクローに向かってつばめがえしだ。」

「コウガ」

つばめがえしをモクロー目掛けてやった瞬間、モクローは警戒をし、起きた。

「クロ!?」

「コウガァ…;;」

『サトシ、準備は大丈夫ロト?』

サトシは思いっきり大丈夫そうに「いつでもオッケーだぜ!早く始めたいぜ!」と張り切って言う。

104:マジュ◆slE:2017/05/12(金) 20:21 ID:vXs

>>103のつづき
マーマネはみんな一気に走らせてもあんまつまらないと思い、最初はモクローだけが走ることにした。ついでにトゲデマルも走りたくて一緒にやっていた。













モクローはあまり走らなずに飛んでいる(ヒキニートでもある)から結果、数秒で終わった。トゲデマルはスピドに間に合わずコロコロ状態だった。

「Zzz…Zzz……」

((やっぱこうなると思った…;;))

次はサトシとピカチュウを走らせる。サトシとピカチュウは最初のポケモンだし、相棒でもあるから一緒に走らせてみたかったと思うマーマネだった。

「ピカチュウ、まだまだ行けるよな?」

「ピカピーカ!」

サトシとピカチュウはどんなに速いスピードでも乗りこなしていた。そして、ピカチュウのほっぺからは電気がバチバチとなって、サトシのデンキZがまばたいていた。

「ゼンリョクだぁー!!!」

「ピカピカチュー!!!」

それを見たリーリエ、マーマネ、ロトムは、驚いていた。

「ふぅ、いい特訓になったぜ!」

「ピカッチュ!」

『やっぱりサトシは頭より動く方が効率的ロト。』

105:マジュ◆slE:2017/05/13(土) 06:46 ID:vXs

>>104のつづき
(あはは…。何か…嬉しくない…;;)

サトシが特訓している中、カプ・コケコが強い電気を感じ取っていたのはもちろんだった。それに、ゲッコウガにも見えていたし感じてもいた。

「よし、ゲッコウガ!走るぞ!!」

「コウガ!」

2人共(1人と1匹)、やる気に満ち溢れていた。ゲッコウガは、最初からやりたかった気分みたいだった。(サトシになっているというのは突っ込まないであげて)

「サトシとゲッコウガの絆のチカラがここで判明できるかなー」

『あのゲッコウガはただ者じゃないロト!これでやっと分かるかもしれないロト!』

(あはは…;;)

ほぼのことを知っているリーリエは、マーマネとロトムのことを聞いて呆れていた。(いや、ただの汗マークだけ)

「マーマネ、準備はオッケーだぜ!いつでも来い!」

サトシが言った瞬間「オッケー」とマーマネが合図をし、走り始める。サトシとケッコウガにとって、今のスピードは遅いと思う。

そして、どんどんスピードが上がる中…

「俺たちは、更なる高みへと行くんだー!!!!」

「コウガァアアアア!!!!」

走ってる中、凄い激流が現れていた。それは、サトシとゲッコウガの絆のチカラがシンクロしていることだった。

「な、何これ!?」

『数値的に異常ロト!!』

「で、ですが…普通に走っていますよッ!!」

「『えぇー!?!?!?』」

サトシとゲッコウガは、いつの間にかシンクロ状態になっていた。しかも、お互いの周りに激しい激流が起き、次第に巨大な水しゅりけんへと形を変えていた。

スピードを落とし終えると、ゲッコウガはいつもの姿に戻った。

「何だか、凄いことになったね…」

『とりあえず、お互いの気持ちが1つじゃないとなれないっぽいことは分かったロト』

(そんなんでわかるのかよ…;;)

(コウガ…;;)

一方、ポニ島の守り神も何かしらの激流を感じ取っていたようだった。

106:マジュ◆slE:2017/05/13(土) 07:24 ID:vXs

>>105のつづき
翌日、昨日のことについてみんなに話していた。ついでにゲッコウガがモンボ(モンスターボール)から出ていた。(ほぼ、出てるだろという突っ込みはやめて)

「まぁ、サトシらしいな…」

「あはは…;;」

「凄いね…サトシ……私…憧れる…」

「だよねー!サトシってポケモンを誰よりも愛しているんだね!」

「あぁ」

そのとき、ピカチュウのほっぺから電撃が出ていた。しかも、ゲッコウガも感じ取っていた。

107:マジュ◆slE ミスした部分は自分で気付いて下さい:2017/05/15(月) 21:19 ID:vXs

>>106のつづき
ピカチュウは電撃を感じ、外に出た瞬間…











「ピカアアァァァアア!?」

ピカチュウが捕まってしまった。それを全力で追いかけるサトシ、みんなとはぐれそうになると思い「先に言ってるッ!」と言い、全力疾走していた。

勿論、追いつけられるのはゲッコウガだけ…それどころか、追い越していた。

*

その頃、ピカチュウは…



ロケット団に捕まっていた。サトシたちとの距離は遠かった………。

「ピカピ…」

*

「ピカチュウ…どこに行ったんだ……」

少し寂し気になっていたサトシをゲッコウガが「…………コウガ」と優しく一鳴きした。

「ありがとな…ゲッコウガ…。くよくよなんかしてる暇なんてないよな?」

ピカチュウと別れているのに関わらず、少し笑っていた。ゲッコウガはサトシのために、ピカチュウを探しに行く。サトシも行こうとするが、“任せろ”って感じで「コウガ!」と言い、ピカチュウを探しに行った。

108:シキ:2017/05/16(火) 19:42 ID:Hyo

続きが読みたくなりました!

109:ガードマン:2017/05/16(火) 20:10 ID:Raw

面白いです!
支援します!頑張って下さい!

110:マジュ◆slE hoge:2017/05/16(火) 20:12 ID:vXs

>>108-109
ありがとうごさいます!できるだけ早めに更新しますね

111:ガードマン:2017/05/16(火) 20:17 ID:Raw

僕学生なんですがテストがあるので、テストが終わったら書いてみようかなと思います!いいですかね?初心者なんですけど(笑)

112:マジュ◆slE hoge:2017/05/16(火) 20:26 ID:vXs

>>111
大丈夫ですよ。私もくそですから
ちなみに、私は中学3年ですよwwww

113:ガードマン2:2017/05/16(火) 20:47 ID:Raw

そうなんですか
ちなみに僕、『ガードマン』です
3DSとスマホで書いてます

114:マジュ◆slE hoge:2017/05/16(火) 20:53 ID:vXs

>>113
了解です。とりあえず、歓迎します!

※誰でもおkですから!初心者も大歓迎ですよ!

115:ガードマン2:2017/05/16(火) 21:14 ID:Raw

初めて書いてみようと思っている物語です。
ちょっと早いんですが、アローラ組で夏祭りに行く話です。(ちなみにサトリエです)

こんな感じの書いていいですか?

116:マジュ◆slE hoge:2017/05/16(火) 21:18 ID:vXs

>>115
いいですよ。あと、変にあげるとうるさい人がいるんで雑談はhogeでお願いします

117:マジュ◆slE:2017/05/19(金) 17:10 ID:vXs

最近、更新していませんでした。期待していた人には申し訳ありませんでした。
では、つづきをどうぞ!

>>107のつづき
「サトシー!!!!」

サトシを全力疾走で追いかけてきたマオたち、とても息切れをしていた。

「サトシ…速すぎ……」

「悪りぃ…」

「そんなことより…ピカチュウはどうなってるんですか……!?」

「…今、ゲッコウガが探しに行ってる」

「そうですか…」

そうすると、しばらく沈黙が訪れていた。
一方ゲッコウガの方ではピカチュウを見つけたらしく、サトシに伝えようとするが……










サトシも、ゲッコウガに伝えようとするが……









(あ、あれ………?)

お互いの気持ちがすれ違い、全く届かない。

「サトシ、ゲッコウガは今、どこにいるの?」

「それが…分からないんだ…」

「「「「えっ!?」」」」「はっ!?」

『何事ロト!?サトシ、どうしたんだロト!?』

(ゲッコウガ!答えてくれっ!!!)

118:マジュ◆slE:2017/05/19(金) 17:17 ID:vXs

>>117のつづき
(ゲッコウガ……………)

*

『ピカチュウ…どこに行ったんだ…』

『…………コウガ』

『ありがとな…ゲッコウガ…。くよくよなんかしてる暇なんてないよな?』

サトシは笑顔を取り戻す。『よし、行くぞ!』と張り切って言うと『コウガ!』と言い、走って行った。

(俺は……何もやれないのか……ピカチュウ…無事でいてくれ…!)

サトシはゲッコウガに迷惑を掛けたくなくて、笑顔を作っていたが…不安そうな顔をしていたままだった………。

*

「……俺、1人でいたいんだ…。悪いが、ロトムを頼む…」

119:マジュ◆slE:2017/05/20(土) 22:42 ID:vXs

>>118のつづき
「サトシ、様子が変ですよ…!」

リーリエが言っていたことを全く気にせず森へと奥に突っ走って行くサトシだった…。

「サトシ…」

『やっぱり、サトシを連れ戻すロト!』

ロトムはサトシを探す様子。ロトム曰く『“ほっとけない”って奴ロト!』と言う。“ほっとけない”はサトシから教えてくれた最初の言葉だったみたいで、ロトムは何があっても探しに行こうとする。

「ロトムの気持ち分かるよ!」

「サトシは…何があっても…笑顔でいる…」

「あいつがいないと楽しくないもんな」

「サトシがいて、毎日楽しいって実感するよ」

「サトシは私たちの憧れですから…」

「みんなで、探そうよ!」

みんなが、サトシがいないと楽しくないという強い気持ちをロトムにぶつける。ロトムは感動をしていた(機械はならないでしょという突っ込みをしたら負け)。

「さぁ、サトシを探しに行くわよ!」

「「「「「おーっ!」」」」」

120:マジュ◆slE リク受け付けてます:2017/05/21(日) 23:08 ID:vXs

>>119のつづき
一方、サトシは森の中で1人だった……。突然、茂みがガサゴソと音がして警戒をしていたが…出てきたのはピンク色の大きくて可愛い熊だった。

「キーッ?」

「な、何だあのポケモン!?ロトム!教えてくれ……ない…か…」

サトシはロトムがいなかったことを気付き、不安という気持ちが強くなっていた。

「キー…」

熊のポケモンはサトシを抱きしめて心を落ち着かせようとしてくれていた。

「…ありがとな」

「キー♪」

すると、次は…体が大きくて草履を履いている人がやってきた。

「おや、迷子になったんですか?」

「あ、いいえ…。ところで、あなたは?」

「申し遅れました。私はハラです。」

「あ、俺はサトシです……」

自己紹介を終えていると、ハラさんはサトシの左腕を見ていた。

「む?それは……Zリング…」

「え!?知っているんですか!?」

「ええ。私も付けてますし」

「あ…本当だ。」

「それに、これを作ったのも私ですから」

「えぇっー!?!?!?」

121:マジュ◆slE:2017/05/22(月) 22:20 ID:vXs

>>120のつづき
「も…もしかして、このデンキZって…」

「私が作ったものです」

ハラさんの言葉にサトシは黙り込んだ。むしろサトシは何故カプ・コケコからZリングをくれたのかが気になっていた。

「あれは、カプ・コケコが何故かデンキZごと持っていたんですが…まさか、サトシ君だったとはね…」

「え?何のことですか?」

サトシはハラさんの言っていたことがよくわからなかった。ハラさんは「いや、こっちの話です」と言う。

「……………」

「それに、してもサトシ君」

「はい?」

「あの凶暴なポケモン…“キテルグマ”がサトシ君に懐いてるのが……」

「へぇー、キテルグマって言うのか…」

キテルグマはサトシを強く抱きしめていた。サトシは首を閉められて窒息死しそうになる。

「ゴホッ!!ヒヘブフハ!フフヒヒ…!!(キテルグマ!苦しい…!)」

「キーッ!!」

キテルグマはすぐに首を閉めるのをやめた。サトシは「死ぬかと思った…」と大袈裟に言う。

122:マジュ◆slE 3/26に初めて約2ヶ月:2017/05/22(月) 23:00 ID:vXs

>>121のつづき
「サトシ君は、ポケモンに愛されてるんですな」

「あっ…はい……。あっ!ハラさん!」

サトシはピカチュウを見たか聞いてみた。ついでに探してくれようとしていたゲッコウガについてのこともついでに話していた。

「ゲッコウガなら、見ましたよ。」

「あ、案内してくれませんか!?」

「分かりました…でも、その前に…」

ハラさんは、キテルグマをジーッと見ていた。キテルグマは首を傾げていた。

「ごめんな、キテルグマ。また会いに来てやるからな…」

「クゥ…」

「じゃあな……」

*

サトシたちはキテルグマと別れて、ピカチュウを探しに行くことにしていた。すると、ゲッコウガの姿が見えていた。

「ゲッコウガ!」

「コウガ!」

1人と1匹は再会を喜んでいた。

(やはり、サトシ君は気になる人ですな…)

123:マジュ◆slE:2017/05/24(水) 19:00 ID:vXs

>>122のつづき
ゲッコウガは、さっきのことで何があったのかさっぱり分からなくて、サトシに問い掛けていた。

「ごめんなゲッコウガ…。俺、焦ってた…。不安だったんだ……探してもピカチュウがいなくて不安だったんだ……」

「…!コウガ!!」

「え!?ピカチュウを見たって!?」

そう言うとゲッコウガが全力で走って行く。サトシとハラさんはそれを追いかけていた。

「ハラさん、見失わないように先に行ってます!」

サトシがゲッコウガなみの速さで走って行った。

(やっぱり、サトシ君は不思議な人ですな…)

124:マジュ◆slE:2017/05/24(水) 19:07 ID:vXs

>>123のつづき
一方ピカチュウは、ロケット団に捕まっていた。

「ピカチュウを奪う作戦は成功したわね」

「…だな」

「電気で呼び寄せてその隙に奪う作戦は成功だニャ!」

ロケット団は呑気にしていたが……










「やっぱり、ロケット団だったか!!」

サトシとゲッコウガに見つかってしまった。

(((げっ!ジャリボーイ………)))

(まずい…このまま、飛ばされるオチになるわ……)

(せっかく行くと思ったのに……)

(今度は、ゲッコウガを狙うべきかもしれないニャ)

ロケット団はほぼ、諦め掛けていた。そして、素直にピカチュウを解放し、撤収をしようとした。












そのとき…!

「ピカチュウ10万ボルト!!」

「ピーカーチュー!!!!」バチバチバチバチ

直撃をし、吹き飛ばされて行った…










と思った、次の瞬間…!

「キーッ!!」

「えっ…!?」

「ピカァ!?」

さっきのキテルグマが、ロケット団を連れさらった…。


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