>>130の続きw
猫「ーーまあ、それでもあの10番に付いて行ける奴は限られてると思うけどな」
芝「犬岡くん、大きいけどすばしっこいですもんね!」
猫「頭使ったプレーは全然ダメだけどな。
ーーが、ひとつの事を徹底してやらせればーー」
犬(10番を追いかける10番を追いかける)
猫「大いに力を発揮する」
犬岡が、日向のスパイクに触った。球(ボール)は夜久がレシーブで返す。
犬「俺だって攻撃も負けないぜ!!」
日「俺だってブロックも負けない!」
(速攻来る…!)
その球は孤爪の手に渡ったが、犬岡にトスは上がらずにネットの向こう側に落ちた。
“ツーアタック”だ
急いで西谷が拾いに行くが、間に合わずに床に落ちる。
影「おい、力みすぎんなよ。ちょっとのスキも見られてる」
日「おっ?おう」
ーーーーーーーー
フェイントの球を田中がギリギリで拾う。そして、西谷がカバーする。
影「ライト!!」
しかし、影山がトスを呼んだ。これには菅原も日向も驚く。
西谷は影山にトスを上げた。
影(視えた…!)
影山は思いきり、サイドライン沿いまっすぐにストレートを打った。
これには東峰も田中も日向もショックを受ける
影「オイ、今のが“ストレート”だかな!サイドライン沿いまっすぐ!ちゃんとコースの“打ち分け”できるようになれよ!」
日「うぐぬ〜」
田「アイツのハイスペック、マジ腹立つわ〜」
ビシッと日向を指差す影山を、ギリギリと睨み付ける田中。背後では菅原が頷いている。
芝「すっごいですねーっ!烏野高校のセッター!」
猫「ああ」
芝「でも、孤爪さんだって派手じゃないけどスゴイです!」
猫「…ふム
…他人が苦手で、他人の目を気にするが故、他人を良く観察する
孤爪(アイツ)は“予測”が上手いんだ。『コイツはこういうタイプできっとこう動く』って予測が
…でも、音駒(ウチ)の強さはそこがポイントじゃないけどな」
猫又が、ニヤリと笑った。