【合同合宿小説うううううう!!!!!】
牛、兎、黒「着とけ。…………あ?」
寒がる影山に牛島、木兎、黒尾がジャージを渡そうとする。しかし、お互いの声が邪魔してお互いを睨み付ける。
影「だ、大丈夫っス!3人が寒くなるんで着ててください!」
影山も牛島も木兎も黒尾も、ジャージは着ているが上だけで、それを渡せばその下はTシャツだ
黒「木兎お前寒がりだろ」
兎「言われてるぞ牛若!」
牛「だそうだぞ、黒尾」
言い争いを始めた3人に、影山はオロオロする。自分は日向や月島と喧嘩をすることがあっても、他人の喧嘩を止めたことはない。
影(菅原さんとか田中さんはどうやって喧嘩止めてたっけ…?)
菅原→落ち着かせる
田中→殴る
影(どっちもできねぇ!!!)
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すると、どこからともなく声が聞こえた。
「何してるんですか」
兎「赤葦ィ!!」
黒「山本!」
影「岩泉さん!!」
牛「なぜお前たちがここにいる」
それは赤葦、山本、岩泉、五色だった。この4人も、道を知っている赤葦を先頭に走っていたらしい
赤「この4人で練習してて、風呂の前に走りに行くかって話になったんです」
岩「赤葦がここら辺をよく走ってるって言ってたから、赤葦に案内してもらいながら走ってたんだんだよ」
兎「赤葦!!」
黒「岩泉クン!!」
ガバッと勢いよく木兎と黒尾が飛び付くが、2人はサッと避ける。
虎「お前よくこのメンバーと走れたな。やっぱ付いてんじゃねぇの?」
影「そんなこと言うから潔子さんに振り向いてもらえないんですよ。」
虎「潔子さんは照れてるだけですぅ〜。おこちゃまなトビオちゃんには分からないだけですぅ〜」
影「なんですかコラ。やるんならやりますよコラ」
虎「やってみろよコラ。来いや宮城ガールコラ」
その間に、犬猿の仲である山本と影山が睨み合う。それを見た青城のお母ちゃんである岩泉が、間に入った
岩「影山も山本もヤメロ。お前らが言ってることは五分五分だよ。
あと影山、寒ぃから着とけ」
影「岩泉さんあざっす!!」
牛、兎、黒「……」
赤「で、木兎さんたちは何してたんですか?木兎さんなんかしょぼくれモード寸前でしたよね?」
岩泉からはジャージを受け取る影山を牛島、木兎、黒尾が納得いかないとジロリと見つめる。そして面倒くさいと思いつつ、それを顔を出さずに赤葦が問いかけた。
牛「木兎に付いて走っていたら迷ったんだ」
兎「このメンツで走るってなると楽しみになって、テンション上がって迷った!」
黒「誰かに連絡しようにも、俺のケータイはほぼ充電ねぇし、あとの3人はケータイすら持ってきてねぇんだよ」
影「それでどうするか話し合ってたら、岩泉さんたちに会ったんです」
その場に、誰が吐いたか分からない溜息が吐かれた。
【続く!!!】