【>>730の続き。そろそろガチで本編更新やってくわ。たぶん】
「夜久!!」
「ッ!!」
田中さんのサーブを夜久さんが見事にレシーブで上げる。そのままボールは、セッターの影山のところへ行く。
(トス打つか…?それともツーか…!)
(影山はトスを打たない的なことを言ってたからたぶんツーアタック!)
俺たち全員がそう思っただろう。
だから、影山のツーアタックに備えた。なのに、
「カゲヤマくん!」
「!!」
「居るぜ!!」
そのままトスは木兎さんに打たれた。そしてツーに備えていた俺たちは反応が遅れ、スパイクは床に叩きつけられた。
“居るぜ!!”
これは、俺が影山に言った言葉。
ーー俺が言うべき言葉。
それを他人に、奪られた。
ーー
「あの、俺のトス…どうでした?」
自信なさげに聞く影山。あのトスは、たしかに俺たちが打ってたトスとは少し違った。
いつもより速いトス
「ちょっと速かったけど、俺がタイミング合わせたらバッチリだぜ!ヘイヘイヘーイ!!」
「え、」
「飛雄!今度は俺に打たせて!!」
「リエーフ!お前はレシーブだろ!!!」
続く