怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(9)

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1:星月夜 杏里◆gg (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2018/09/08(土) 00:36 ID:CrI

題名の通り、怪盗レッドの二次小説を書くところです。
荒らしや暴言、許可なく他人のパクりなどといったことはやめましょう。
皆さんで楽しく仲良く小説を書いていきましょう!

82:ナナシリア もう終わってるなぁ:2022/04/02(土) 14:13 ID:fSw

流石にこのレスもう終わってるかぁ……
誰か来るといいなぁ

83:ナナシリア:2022/04/02(土) 14:14 ID:fSw

長く続いたみたいだけどさすがに今ではやってないか
楓さんももう来ないかな?

84:匿名さん:2022/04/03(日) 20:37 ID:FPo

この小説全然おもんない
細かい情景描写とかもないし、ストーリーがよくわからん

85:ナナシリア:2022/04/04(月) 14:33 ID:fSw

>>84
全肯定しろとは言わんけど趣味スレなんだから面白くないと感じる人は黙って去って行って結構。
アドバイスのつもりならもう少し口をよくしてくれないか。

86:匿名さん:2022/06/06(月) 20:52 ID:Ho6

まだ人います?八年かな?くらい前にいたんですけど、たまたま見て懐かしくて…

87:ナナシリア:2022/06/19(日) 22:28 ID:8po

>>86 自分は新参というか4月くらいにコメントした者ですが自分以外にはいないようです

88:匿名さん:2022/07/22(金) 21:11 ID:EGc

>>87 そうなんですね、教えてくださってありがとうございます。寂しいですね…私は今でも怪盗レッド大好きです笑

89:匿名さん:2022/07/27(水) 09:11 ID:IAw

もう単純にスレに集まってた人が歳重ねて児童小説に飽きたってのと
怪盗レッド自体に明確な目標がないから、シナリオがどれくらい進んでるかもわからない宙ぶらりんな状態
それが原因で飽きられたとこあるんじゃねーのって思ってる

久しぶりに過去スレ含めて覗いてみたけど、凄いむず痒くなるな、ココ

90:匿名さん:2022/07/27(水) 13:14 ID:URg

なんか偉そうだな

91:楓:2022/09/14(水) 01:06 ID:SzM

2、3年前までいた者です
ふと思い出して久しぶりに覗きに来ました
まだ見てる人いるかな…?

92:匿名さん:2022/09/20(火) 00:39 ID:kws

こんにちは

93:楓:2022/09/21(水) 20:05 ID:SzM

こんにちは。反応ありがとうございます
もうほぼ人いなさそうですね…
また気が向いたら顔出しに来ようと思います

94:匿名:2023/04/19(水) 21:22 ID:4zY

久々に来たけどやっぱ過疎ってるよね、、

95:匿名:2023/06/17(土) 09:30 ID:sbY

恭マサのドムサブって良くない?漢字あっとるかわからんけど。でもカプだとマサキ×桜子ちゃんの方が好きなんだよな。でもやっぱ恭弥×マサキも食べれるよな…

96:匿名:2023/06/17(土) 09:31 ID:sbY

オメガバで書くとしたらどのカプよ

97:リリ:2023/10/05(木) 16:15 ID:RAY

はじめまして!リリです!つい最近此処を見つけました!
私もちょこちょこお話を投稿させていただきます!
更新速度が遅いかもしれませんが、お許し下さい!

98:リリ:2023/10/05(木) 16:16 ID:RAY

ちなみに此処ってまだ続いてます…?

99:リリ:2023/10/05(木) 16:50 ID:hfk

もうすぐ書くお話の設定です!

・飛鳥→ア ・圭→ケ ・響→響 ・翼→翼 ・圭一郎→圭      ・恭也→恭  ・マサキ→マ  ・ツバキ→ツ  ・桜子→桜
・七音→七   ・ファルコン→ファ  ・エメラ→エ  ・ゼス→ゼ
・ニック→ニ  ・ノア.ガーネット→ ノ   アリーヤ.ガーネット→アリー  ・ナレーション→ナ

題名「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!」
 ネーミングセンス無くてすみません
 

100:リリ:2023/10/05(木) 17:36 ID:c3g

すみません追加です
 ・猿渡警部→猿  ・響の父→響父  ・七音の母→七音母

 ナレーションは勝手に入って来ます
季節は夏休みぐらいです

101:リリ:2023/10/05(木) 18:40 ID:c3g

   「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part1」 

アスカ視点
ア「ケイ、スターランタンは盗んだよ」
ケ『そうか、なら今から指定する場所へ行け』
ア「りょーかい!」
私、アスカ!今はレッドの仕事でスターランタンを盗み出したところだよ!この後ケイが指定した場所に行って悪者達を警察に突き出せばカンペキ!…ってダメダメ油断しちゃ!油断しているときが一番やられやすいってお父さんも言ってたし!
私が頭を振った時だった。
  ゾクッ
ア「!?」
背中に寒気が走る。私が振り向こうとした時… 
  ドンッ
ア「がはっ…」
首に思いっ切り手刀を入れられる。あっという間に遠のいていく意識の中、ケイの
ケ『おい、どうした!大丈夫か、アスカ!』
という言葉を最後に私は意識を失った……

桜子視点
桜「ふぅ……」
私ーこと宇佐美桜子は、部屋のベッド寝転がっていた。
桜(疲れた……)
ベッドで寝転がっていると、自然と眠気が襲ってくる。晩御飯は食べたし、お風呂も入った。歯は磨いてないが……まぁいいだろう。
桜(…マサキ、元気かな……)
そんなことを思いつつ、いよいよ眠りにつこうとした時。
桜「…あーっ!」
私は思いっ切り体を起こす。というのも、大学の研究室で行き詰まっていたところの解決法が急に思いついたからだ。
桜「ここのデータFRにデータIを組み合わせて……あっそうかだからデータVTがここに……」
などと、次々に出てくる言葉を、メモにまとめる。
桜「まさか解決法がこんなとこにあるなんて……」
そう言うと、ふと部屋の壁に掛けてある時計が目に入る。
桜(もうこんな時間…?)
いつの間にか大分時間が過ぎていたみたいだ。あと暑い。アイスでも食べよう、と下に降りていき、冷凍庫を開けると、アイスは無かった
桜(そんなぁ〜)
私はがっくりうなだれる。
桜(…買いに行くかぁ……)
めんどくさいけど、欲望と暑さには勝てない。
さっさと準備をして外に出る。
桜「あ〜おいしい……」
と言い、アイスにかぶりつきながらスーパーを出る。
桜(早く帰ろ……)
そう思いながら足を早めると、
  ガッ
桜「!?かはっ………」
後ろから首を締められる。
桜(っ…くるしっ……!)
私は、意識を失った…

ツバキ視点
ツ「……こんなものか。」
私はツバキ。ファンタジスタ様直属の部下だ。今は次のターゲットの下見をし終わり、帰るところだ。
ツ「……さて」
私がターゲットに背中を向けた時…
  ゾッ
ツ「……っ!?」
気配を感じ、後ろを振り向く。…だが、そこには誰もいなかった。
ツ「…気の、せいか……?」
そう思い、また帰ろうとした時……
  バチッ
ツ「がっ……」
ツ(ス、スタンガンッ……!)
  ドサッ
ツ(く…ファンタジスタさ…ま………)
目の前が真っ暗になり……そのまま、意識を失った。

七音視点
七「……寝れない」
私ー深沢七音は、悩んでいる。今の時刻はAM1:30。いつもはぐっすり眠れるのに、何故か今日にかぎって眠れないのだ。
七(どうしよー……)
七「…そーだっ!」
七(散歩しよう!)
今は夏。二度寝しようにも暑すぎる。
七「そうと決まれば……」
私は手早く準備を済ませ、外に出る。
七「ふぅ……」
私は夜道をてくてく歩く。
 数分後
七(…そろそろ、帰るかな)
私は今しがたきた道を引き返そうとくるりとUターンした。
すると…
  ドンッ
七「っ!?うぅ……」
思いっ切り手刀を叩き込まれる。
私はそのまま、なすすべもなく意識を失った


続く…

102:リリ:2023/10/06(金) 17:13 ID:GpY

キャラ崩壊あるかもです
    「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!」
アスカ視点
?「レッ……きて……ッド…!」
?………だ、れ……?
?「レッド!起きっ…ってきゃあ!?」
私は思いっ切り体を起こす。すると、
  ズキッ
ア「っ……!」
?「大丈夫?首の後ろ、すごい腫れてるわよ…?」
ア「…七音?何でここに……?」
七「誘拐されたの。それに、私だけじゃないわ」
七音に言われてあたりを見回してみると、たしかに七音以外にも桜子やツバキの姿もあった。
桜「えーっと……大丈夫…ですか…?」
ツ「………」
七「あ、レッド。あの子のこと知ってる?」
と七音はツバキを指差した。
ア「知ってるわ。あの子はツバキ。…ファンタジスタの部下よ」
桜、七『えっ!?ウソっ!』
ア「嘘言ってどうするのよ……」
ツ「……何で知ってる」
ア「知ってちゃ悪い?」
ツ「知らないかと思ってた。馬鹿だし」
ア「……馬鹿は余計よ」
七「……っていうか知ってるのね」
ア「……アイツから聞いた」
ツ、七、桜『あぁ…………』
ア「………」
七「……ん?」
ア「どうかした?」
七「レッド…あなたいつの間に縄ほどいてるのよ……」
ア「結構最初から。あなた達のもほどくわね」
七「……頼むわ」
?七音、どうかしたのかな?

響視点
ピロリロピロポロ ピロリロピロポロ……
響「…ん………?」
僕ー白里響は電話のメロディーで目が覚めた。
響「誰だ……?」
響(今日は日曜のはずだが……仕事か?)
と思いながらスマホを見ると
響「……七音の母さん………?」
不思議に思いつつも電話に出る。
響「もしもs」
七音母『もしもし、響君!?そっちに七音来てない!?』
響「き、来てませんが……何があったんですか?」
七音母『あ、朝起きたら…七音が居なくてっ…!』
響「…!」
七音が…!?
響「よく聞いて下さい。七音の知り合いに連絡は…」
七音母『取ったけど、どこにも居なくてっ…』
響「わかりました。では警察に連絡をしてください。僕も今からそちらへ向かいます。僕か警察が来るまで何もしないで下さい。」
そう指示を出しながら手早く準備をする。
響「……いいですね?」
七音母『わ、分かったわ…』
電話を切る前、七音の母さんの
七音母『七音っ…七音っ……!』
という声が聞こえた。
僕は階段を二段飛ばしで駆け下りる。
下には、父さんと妹の奏がいた。
響父「響、何かあったのか」
響「…七音が、誘拐されました」
響父「……!?」
響「今から七音の母さんの話を聞きに行ってきます」
響父「…そうか」
 バタン
響父「あいつ、七音のことになるとめちゃくちゃ一生懸命だな……」
と言う言葉は聞かなかったことにしておこう。
  数時間後
響「……はぁ」
響(収穫は無しか……)
警備員1「お疲れ様です」
響「お疲れ様です」
警備員1「そういえば、響様あてに手紙がありましたよ。」
と言われ、手紙を渡される。
響「僕あてに……?」
と思いながら手紙の封を切ると、こう書かれていた。
『これを見たら、今すぐこの番号に電話して、指定された場所に来い』
響「……?」
謎に思いつつもスマホに番号を打ち込む。すると、すぐに電話に出た。
?『…やっとか、待ちくたびれたぞ』 
響「!?」
その声は…スカイタワー事件の時の声に、そっくりだった。
驚いて声を失っていると、
?「じゃあ、場所を言うぞ……」
と言われ、我に帰る。慌ててメモをとり、その場所に向かった。すると、
?「……遅い」
?「もう少し早く来てほしかったね〜」
?「………座れ」
見知らぬ三人がおり、びっくりしている間に僕は部屋の中に引きずり込まれた………

場所は変わり、タキオン
ナレーション視点
ファ、伊『………』
ニ「あの四人……」
エ「いや、それは……」
ゼ「でも…」
ここは犯罪組織、「タキオン」の本拠地。ただいま幹部のファルコン、藤堂伊織、エメラ、ニック、ゼスの五人が集まり、話し合いをしている真っ最中だ。話し合いの議題は、「あの四人を攫って来たはいいが、どうするのか」である。要するに、特に後のことを考えないで攫って来たのだ。
ニ、エ、ゼ『……』
ファ、伊『………?』
ニ、エ、ゼ『アイデア出せ!』
ファ、伊『任せる』
ニ、エ、ゼ『丸投げすんな!』
これが小一時間続き、結局その日は何も決まらなかった……

続く…

103:リリ:2023/10/07(土) 12:51 ID:Vuw

前回part2です。今回は響視点多いかも
   「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part3」
響視点
響「……???」
?「いつまで混乱してんだ」
?「仮にも探偵なのにね〜」
響「ちょっと待て、とりあえずお前ら誰だ?」
?「僕は織戸恭也……別名、怪盗ファンタジスタだよ」
?「…ファンタジスタ様の部下、マサキだ」
?「…レッドの相棒。カイとでも読んでおけ」
響「そうか。で、僕を呼んだ理由は?こう見えて一応忙しいんだが」
カ「お前が一番よくわかっているはずだが?」
響「…まさか」
恭「…そのまさかだよ」
カ「…アイツが、攫われた」
恭「僕のもう一人の部下、ツバキもだ」
マ「……ついでに桜子も攫われた」
響「…計四人か」
恭「そ。だから『名』探偵の白里響なら何か情報を持ってないか、と思ってね」
響「……悪いな」
カ「…だと思った」
響「…?どういう意味だ」
カ「この事件……『タキオン』が関係している可能性が高い」
響、恭、マ『…!?』
マ「嘘だろ……」
カ「嘘言ってられる現状か?」
恭「四人一斉の誘拐事件、組織性が高いとは思っていたが…まさかタキオンとは…」
響「…根拠は?」
カ「情報の足跡の消し方がゼスそっくりだった」
響「それだけか?」
カ「あともう一つ、アイツに渡している通信機が壊されたことだ。あの通信機は結構硬い、壊せるとしたら……ファルコンぐらいだ」
響「ということは…」
マ「……あそこにファルコンが…!?」
響「聞いただけで寒気がするな…」
カ「お前一回腕折られたしな」
響「それを言うな!つか何で知ってんだ!」
カ「映像見たから」
響「撮ってたのかよ!」
ファンタジスタは笑い、マサキは呆れたような顔をしている。
響「だ、だからタキオンが関係していると思ったのか」
我に返り、無理矢理話の矛先を変える。
カ「そうだ。お前、一応特別捜査許可証持ってんだろ。」
響「で、警察の持っている情報を聞き出せと?」
カ「そういうことだ」
響「…断っていいか?」
カ「死にたいなら」
響「強制かよ…」
カ「当たり前だ」
響「しょうがない、協力するか…」
こうして僕は、怪盗達と協力することになったのだった…


続く…

104:リリ:2023/10/08(日) 12:47 ID:c3g

定期テスト前なので、更新速度クッソ遅くなります
  「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part4」
響視点
ピロリロピロポロ ピロリロピロポロ……
響「もしもし…」
カ『生きてるか?』
響「死んでる…」
カ『はは……』
響「笑い事じゃねぇよ…」
ただいまの時刻は午前6:30。睡眠時間はゼロ、つまり徹夜だ。正直言って眠い。出来ることなら今すぐ寝たい。だが、今日は平日、つまり学校があるのだ。まぁ事件のおかげ(?)で休みなのだが。そんな時間まで何をしていたのかというと、情報集めだ。静乃さんにも手伝ってもらい、今に至るまでずっと駆けずり回っていた。が、収穫は無し、情報は全て消されていることを再確認しただけだった。
響「遺骨は東京湾に撒いてくれ…」
カ『妹にどう説明すんだ』
響「妹によろしく言っといてくれ…」
カ『んな知らない人が言うみたいに』
響「で…?要件は…?」
カ『とりあえず外でろ』
響「…?」
よくわからないまま外へ出る。
響「出たが…?」
カ『よし。今から五秒以内にこっち来い』
響「……はあぁぁぁ!?」
到底徹夜明けの人間とは思えない声が出た。
カ『じゃ、ヨーイ……ドォン!』
響「そっちついたら、真っ先にぶん殴るっ……!」
そんな強い殺意を抱え、僕は敵のところへ全速力で走った…
  一分後…(常人で二分。半分のスピードで行けた自分を褒めてくれ。)
 ピーンポーン
響「はぁ、はぁっ……!」
  ガチャリ 
カ「遅い!五十五秒遅刻っ!」
響「此処までの距離分かってんのか!◯せんせーでもなきゃムリだろ!徹夜明けの人間◯す気かっ!」
カ「一徹で死なねーよ、あとアイツなら三秒でこっち来れるぞ?」
響「あのイノシシと一緒にすんな!」
?『イノシシで悪かったわねっ!』
 ……ん?
この声、まさか…恐る恐る声のした方向を見ると…
響「……は?」
スマホがあった。
恭「あれ、言ってなかったっけ?今あの四人とビデオ通話中だよ?」
響「……」
驚きのあまり、
カ「…大丈夫か?」
響「……えよ…」
カ「?」
響「それ先に言えよっ!」
怒鳴った僕は悪くないと思う。

続く…

オマケ
リリ「じゃあ皆んな、おつかれーっ!」
全員『おつかれー!』
響「あ〜足と喉と頭痛てぇ…」
ケ「多いだろwww」
響「やった本人の気持ちになってみ」
ファ、伊、ニ、エ、ゼ『出番ねーじゃんチキショー!』
ア「こら!出番無い人に失礼でしょ!」
猿、翼、圭、アリー、ノア『……泣いていい?』
リリ「次は出すから…三人ぐらい」 
翼「最初はグー!ジャンケンポン!」
猿、圭、翼『勝ったどー!』
リリ「というわけで、次回はこの三人が出まーす!」
リリ「今日はここまで!皆さん!」
全員『読んでいただき、ありがとうございました!』
ア「次回も読んでねー!」
全員『さようならー!』

105:リリ:2023/10/08(日) 16:29 ID:jSg

オマケが最終回みたいな感じになりましたが、まだまだガッツリ続けていくので応援宜しくお願い致します

106:リリ:2023/10/09(月) 00:08 ID:c3g

響…お疲れ。ただいまオール中です 
   「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part5」
カ「声デッカ…」
響「あ、悪い」
マ「まぁ気持ちは分からんでもない」
恭「急に電話かかって来たら誰でも驚くよね」
響「だよな」
恭「敵からだったら尚更ね〜」
響「……は?」
チョットマッテシコウガオイツカナイ
響「聞いていいか?」
カ「何だ?」
響「大体予想付くけど電話かけてきたのって…」
カ、マ、恭『ゼス』
響「…猿渡警部呼んでいいか?」
カ「やめろやめろやめろ」
響「あとお前、親とかに連絡しなくていいのか?」
カ「あ、」
響「あ、じゃねぇよ…」
 ピポパポピ プルルルル プルルルル…ガチャ
カ「あ、もしもし父さん?…うん。………え、今から?うん、うん…分かった、じゃあ」
 プツッ
ピーンポーン ガチャリ
カ「早いね。父さん、おじさん」
響「…?」
気になったので見てみると…
翼「娘の危機に駆け付けない親がいるか?」
圭「兄さんの場合は親バカなだけだろう?」
……初代怪盗レッドがいた。

続く…

107:リリ:2023/10/09(月) 00:19 ID:c3g

短くてすみません…m(_ _;)m

108:リリ:2023/10/09(月) 14:13 ID:c3g

果たして響の思考がこの意味わからんフルコンボに追いつくのか…
  「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part6」
響視点
響「??????」
カ「あ、居たのか」
翼、圭『お』
カ「知ってるの?父さん、おじさん」
翼「前にあったからな」
圭「で、何で2日3日連絡よこさなかったのに、今連絡したんだい?」
カ「あぁ、それは……」
 数分後
圭「思ったよりも深刻だね…」
翼「あぁ…………」
ア『お父さん!?それにおじさんまで!どっから出てきたの!?』
七『そんな虫が湧くみたいに』
響「七音!無事か!?」
七『一応無事よ。私以外もね』
響「そうか…」 
七音が無事なのが分かってホッと息をつく。
翼、圭『む、虫…』
ア『あ、ヤバ』
響(落ち込んでる…)
カ「…ドンマイ」
マ「南無…」
恭「ご愁傷さまです」
ゼ『色々ひでぇな』
全員(ーゼス)『どっから湧いてきた』 
ゼ『…泣いていいか?』
翼「どうぞご勝手に」
ゼ『…ファルコン、パス』
ファ『…何で泣いてんだ?』
ゼ『色々あってな』
ファ『そうか』
エ『相変わらず人の心無いわね』
ニ『本当に』
響「メチャクソ言われてる…」
カ「何か嬉しい」
響「ひっど」
ファ『…?』
マ「しかも意味分かってねぇぞ」
ツ『質悪いわね』
マ「生きてたのかお前」
響「安心しろ、お前も充分質悪い」
ア『誰に言ってんのよ』
響「マサキ、ファンタジスタ、お前の相棒…カイだっけ?」
カ「忘れんじゃねぇよ、どつきまわすぞ」
響「怖」
ア『元気そうね』
響「徹夜したけどな」
ア『…返す言葉が無いわ』
カ「イノシシって言われた事はいいのかよ」
ア『安心しなさい、後でぶん殴る』
響「…取り消し機能ってあるか?」
ア『無い』
響「機嫌治す方法知ってるか?」
全員(ーアスカ、響)『無くね?』
響「絶望しかねぇ」
ア『話脱線しまくってない?』
全員(ーアスカ)『あ』
ア『今気づいたの?』

続く…
 中途半端に切ってすみません。次回からまともになります。…タブン

109:リリ:2023/10/12(木) 08:06 ID:MtI

中間テスト真っ只中です
  「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part7」
響視点
響「で、何で僕に電話かけてきたんだ?」
カ「呼べって言われたから呼んだ。それだけ」
翼「何であっちから電話かけてきたのかは分かったのか?」
カ「全然」
ファ『じゃあ始めるか』
一気に周りの空気が張り詰めたのが分かった。
ゼ『まず電話をかけたのは話し合いのためだ』
響(立ち直ったのか)
カ「話し合い?何の」
ゼ『単純だ、こっちにータキオンに協力しろ』
カ「どっからどうなってその結論に」
ゼ『感で』
カ「野生動物」
ノ『失礼な』
響「誰」
カ「簡単に説明するとタキオンのボス」
響「何でいんだよ」
圭「本拠地だからじゃないか?」
ノ、ファ、ゼ、ニ、エ、伊『ギクッ』
響「こんな分かりやすく驚くか、普通…」
カ「今現在驚いてるヤツいるぞ、そこに」
響「そうだな」
カ「おい場所分かるか」
ア『まったく』
七『同じく』
ツ『分かったら苦労してない』
桜『こっちが聞きたい』
響「GPS付けときゃ良かったかな」
マ「取られんだろ」
恭「体内に埋め込みでもしない限りね」
響「さすがにそこまでするヤツは…」
カ「あ、埋め込んでたわ」
響「ごめん、居たわ」
ア『え、いつ?』
カ「お前すぐどっか行ってトラブルとかに巻き込まれて帰ってくるから何か誘拐とかされそうだから一応」
七『キモ』
桜『変態』
ツ『ストーカー』
響「ストーカーは違うだろ」
ア『で、どこに埋め込んだの?』
カ「忘れた」
全員(ーカイ)『……は?』
カ「忘れた」
ア『よし、後でまとめてぶん殴る』
カ「暴力はんたーい」
マ「そーだ、そーだ!」
響「何デモ起こしてんだよ!」
ご丁寧にプラカードまで用意している。
響「ってかまた脱線してる」
カ「…どこからだっけ」 
響「タキオンに協力なんちゃらかんちゃら部分」
カ「それそれ」
響「…断ったら?」
ゼ『とりあえずコイツらは無事じゃないぞ』
ノ『制限時間は5日間、それまでに返答がなかったら否定とみなし、お前らの街へ攻めに行く。覚悟しておけ。』
 プツッ ツーツー

続く…

110:リリ:2023/10/12(木) 18:40 ID:c3g

  「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part8」

アスカ視点
 プツッ ツーツー
七「…切って良かったの?」
ア「ま、あとは自力で見つけ出すでしょ」
七「それもそっか」
ツ「暇ね」
桜「なにする?」
七「ババ抜き、UNO、カルタ、坊主めくり、あとは…」
桜「カード無きゃできないじゃん」
七「うーん確かに…」
ファ「あるぞ」
桜「うわっ!」
七「びっくりした…」
ア「あんの?」
ファ「ほら」
ア「ホントね…」
そこにはトランプやUNO、百人一首、カルタ、人生ゲームまであった。
七「すごい量」
桜「一体どっから…」
ファ「さっきから」
七「とりあえずやろっか」
ア「暇だしね」
ニ「ファルコン、UNO知らない…ってあったあった。混ぜてくれ」
エ「私も」
ゼ「俺も」
伊「じゃあ儂も」
七「いっそのこと全員でやりましょ」

響視点
響「切られたか」
カ「GPS追跡してみる」
恭「どうする?答え」
圭「決まっているだろう?」
翼「一応お前らの答えを聞こうか」
僕らは一度顔を見合わせ、頷く。ーもちろん、答えはただ一つ。
響、マ、恭、カ『ぶちのめす』
ーこれが、僕らの答えだ。
圭「だね」
翼「俺らも同意見だ」
響「そういうと思った」 
カ「なんせアイツの親だしね」
恭「考えることは一緒か」
マ「ついでに勝手に突っ走るところも」
圭「じゃあ、作戦会議を始めよう。タイムミリットは5日、それまでに、必ず助け出すぞ」
全員『了解!』

ーこうして、僕らの救出作戦が始まった。

続く…

111:リリ:2023/10/13(金) 12:37 ID:yxI

もうすぐ最終回です。追加で美華子さん→美
  「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part9」 
タキオンの電話から3日後、響視点
圭『…準備はいいか?』
響「あぁ」
僕らはある場所に居た。
カ「実戦は初めてだな」
マ「肩の力抜いといた方がいいぞ」
翼「じゃあ、始めるか」
美「久々ねーワクワクするわ」
圭『よし、ー始めるぞ』
全員『了解!』

カ『こちらカイ。そっちはどうだ?』
響「こちら響。第1段階はクリアだ」
マ『こちらマサキ、同じく第1段階はクリアした』
翼『こちらユウ、第3段階までクリアだ』
…とりあえず、全員第1段階まではクリアか。
響「…ふぅ」
僕は、誰にも聞かれないように小さく息をつく。僕は今ー女装してタキオンに潜り込んでいる。
響(重い…)
メイド姿に変装しているため、結構服が重い。メイドの仕事は大体部屋の掃除が主だ。僕の掃除場所はと言うとーアイツらが捕まっている部屋だ。
だから堂々と作戦が練れる。
ユ「行くわよ、ハナ」
響「あ、はい!」
慌ててバケツを持つ。
ユ「着いたわよ」
ミ「ここだけ1日3回っておかしくない?」
ラ「ホントホント。なんでだろ?」
ユ「ほら、喋ってないでさっさとやるわよ。これが終わったら今日はもう終わりなんだから。」
ミ、ラ、響『はーい!』
 ガチャッ 
七「またか…」
桜「多くない?掃除の回数…もう3回めよ?」
ア「慣れるしかないわ」
ツ「何かこの光景、見たことある」
響(自由だな)
ユ「ハナ、あなたはこの子達が怪我とかしてないか見てあげて。ミウは箒をかけて、ララは私と一緒にモップかけるわよ」
ミ、ラ、響『はーい』
響「怪我無いか見ますねー」
ラ「わざわざ言う必要ある?」
響「勝手に見られたら誰だって嫌でしょう」
ラ「そっか」
…よし。僕はない手に忍ばせた紙を確認する。そして
ア「!!」
ユ「どうだった?」
響「怪我はありません、大丈夫です」
ユ「そう。こっちも終わったわ、戻りましょう」
響「分かりました」
…気付いたか?少し不安だが…信じるしかないか。

アスカ視点
ア「これ…」
七「どうかした?レッド」
ア「見ればわかるわ」
七「これっ…!」
そこには、こう書かれていた。
『この場所全部の電気が消えたら、これで部屋を出て、地図の場所に行け』
という文と、小型懐中電灯、スペアキー。
ア「…響だったのね」
そう呟いた瞬間…
 ブツンッ
部屋が真っ暗になった。

続く…

オマケ 

美「私、殆ど出番無いじゃない…」ショボン
リリ「ごめんって…ね?謝るからさぁ…」
響「女装しなくてもいいだろ…?」
リリ「いいじゃん…響の女装姿見たかったんだから…」
ア「お似合いだったよー♪」
響「忘れてくれぇ…頼むからぁ…」
七「あ、写真撮ってるよ♪」
カ「エアドロ(エアドロップ)で送ってくれ」
響「時を戻したい」

112:リリ:2023/10/14(土) 02:34 ID:c3g

中間テスト終わっっったぁぁぁ!!!

  「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!part10」
アスカ視点
七「な、なに!?」
桜「え?え、何が起きたの?」
ツ「停電…?」
 パッ
七「わっ」
ア「出るわよ」
七「え、えぇ…」
 カチャッ ギィィ…
ア「誰も居ないわ。行くわよ」
ツ「分かった」
七「ねぇレッド…これって…」
そう七音に話しかけられてその視線をたどると…
ア「随分と派手にやったわね……」
そこには倒れている警備員達が数十名居た。
ツ「シャレにならない」
ア「無視よ、無視。こういうのはスルースキルが大事だから」
七「慣れてるわねぇ…」
桜「さすが歴戦の戦士」
ア「侍みたいに言わないで」
ア(この道を真っ直ぐ行って…次の角を左に……ややこしい…)
ア「…ここね。一応全員気配消しといて」
桜「どうやって消すのよ」
ア「感覚」
七「野生動物…」ボソッ
ア「失礼な」
七「聞こえてた?」
ア「ガッツリね。とりあえず行くわよ」
 ガチャッ
カ「来たか」
響「…無事か?」
ア「全員無事よ。響って女装するのね」
響「忘れろ」
七「あれは面白かったわ」
響「あのなぁ…」
ア「…っ!?全員走って!」
恭「なっ…!」

 ドォン!!
ファ「逃げ出したか。ネズミが」
カ「…随分早いお迎えなこった。もう少しゆっくりしときゃ良かったのに。」
マ「いっそのこと消えてくれ」ボソッ
ファ「もう包囲網を張っている。逃げられんぞ」
カ「出来ればあんま戦いたくないんだが…んなこと言ってらんねー…なっと!」
 ビュォォォッ!
カ「音エグすぎんだろ…どうなってやがる」
ファ「…チッ」
響「加勢するか?…っとと!」
 ビュッ! 
響「危ね…」
伊「よそ見してちゃいかんのう。貴様の相手は儂じゃ」
恭「マサキ。残りの2匹、叩くよ」
マ「…言われなくても、分かっています」
恭「そう?…今の君は、怯えているみたいだ。」
マ「……っ!」
恭「…怖いのか?彼女と別れることが」 
マ「…分かりません」
 ヒュンッ
エ「…舐めないでくれる?」
ゼ「あまり、調子に乗るなよ」
恭「…ま、今は戦いに集中しようか」

  数時間後
恭「なんとか片付いたか…アンドロイド、結構硬かったな」
翼「?柔くないか?」
マ「化け物の意見は聞いてない」
美「まったく、兄さんは…」
響「こっちも終わったぞ」
翼「あとはアイツか」
ア(ケイ、大丈夫かな……)
ケイはもう、2時間以上戦い続けている。さすがに体力もそろそろ尽きる頃だろう。
ア(…加勢しに行ったほうが…)
 ガシッ
ア「………え?」
響「…止めておけ」
ア(響…?)
恭「はっ!」
ア「!」
ア(あれって…!まさか!)
カ「…!」ニッ
  ダンッ!
ファ「どうした、もう終わり……っ!?」
  ボオォォォォ!
ア(やっぱり…!恭也が最初に見せた技!)
ファ「ぐっ………!」
カ「…今だ!叩くぞ!」
 ドガガッ!ガッ!ドッ!
ファ「が……」
 ドサッ…
ア「…ファルコン、生きてる……?」
全員(ータキオン)『…………』
ア「…な、なによ………」
カ「こんな時まで敵の心配か。お前らしいな。」
翼「安心しろ、死なない程度に殺ったから」
ア(ホントに大丈夫かな…)
ピーポーピーポー
響「そろそろお別れだな、怪盗共」
ア「…ありがとね、助けに来てくれて」
響「……それは相棒に言ってやれ」
ア「もう言ったわよ……じゃあね、名探偵、白里響」
響「またな、怪盗レッド」

続く…
次回は後日談です!
猿「結局名前しか出てない…」ショボン

113:リリ:2023/10/14(土) 17:28 ID:c3g

最終回です!あと急遽、奏出します!

  「ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!〜後日談〜」
アスカ視点
ア「疲れた〜」
ケ「…お疲れ」
ア「ありがと、助けてくれて」
ケ「当たり前だ」
翼「晩飯出来たぞー!」
ア「はーい!行くよケイ!」
ケ「あぁ」

桜子視点
桜「………」
マ「…桜子。怪我、無いか?」
桜「無い、けど…」
マ「そうか」
恭「ニコニコ」
マ「恭也様どうかしましたか?」
恭「いや?な〜んにも無いよ?」
マ「怪しい…」
ツ「マサキ…あんたにも春が来たのね」
マ「どういう意味だ」
恭「そのまんまだよ。なぁツバキ」
ツ「えぇ」
マ、桜『?????』
恭「鈍感コンビめ」
ツ「お似合いですね」
マ、桜『……!!!』
ようやく言葉の意味を理解する。
恭「いいパートナーだ」カシャッ
マ、桜『撮らないで下さいっ!』
ツ「よっご両人!」
マ、桜『違うっ!!』
恭「ププッ」
マ、桜『笑わないで下さいっ!』

七音視点
七音母「七音!」
七「お母さん!」
響父「響、よくやった」
響「父さん…」
奏「お兄ちゃーん!七音お姉ちゃーん!」 
七「奏!?」
響「奏!飛び付くなって、いつもいつも…」
奏「ごめんなさーい!七音お姉ちゃん、大丈夫ですか?」
七「大丈夫よ!かすり傷一つ無いわ!」
奏「よかった〜」
響「嘘つけ。お前の『大丈夫』は大丈夫じゃないからな」
七「うっ…何で分かんのよ」
響父「好きだからじゃないか?」
響、七『は!?』
響父「冗談冗談」
響「質の悪い嘘つかないで下さいっ!」
響父「やけに必死だな〜?」
響「そ、そんなこと……」
七「嘘ね。目が泳いでるし反応が遅れた。バレバレね」
七音母「よく分かるわね…」
七「そんな演技下手で潜入の多い探偵業が務まるのかしら?」
響「腕に怪我負ってる奴に言われる筋合いはねーよ」
七「くっ…そうそう、忘れてた」
響「何を」
七「レッドの正体分かったかも」
響「それ先に言えよ!ったく…とりあえず病院行くぞ!話はそれから!」
七「はーい……ってわぁ!?」
  ヒョイッ
七「ちょっ…下ろして!」
響「怪我人がとやかく言う権利は無い。黙っとけ」
七「うう〜!」

ツバキ視点
ツ「あ〜面白かった」
マ「……」
  ゴッ
ツ「痛ったぁ…」
マ「痛くしてんだから当たり前だ」
桜「仲いいね、2人共」
マ「良くない」
桜「そう?」
ツ「あ、桜子。マサキ昔話の続き聞く?」
桜「聞く聞く!」
マ「おいツバキ!勝手に話すな!」
桜「マサキ…ダメ?」
マ「う…ちょっとだけだぞ!あんま話すなよ!」
桜「やった!マサキありがとっ!」
マ「お、おう…」
 数日後……
七音視点
 ガラガラ
響「どうだ?怪我の調子」
七「大丈夫。あと2日で退院できるって」
響「そうか、無茶すんなよ。ホレ」
 ポイッ
七「わっ…何これ」
響「欲しがってただろ」
七「覚えてたの?」
響「まあな」
七「ありがと。あ、響あの話何だけど…」
響「あぁ、レッドの正体か?」
七「うん、確信は無いんだけど…レッドの正体、アスカかも」
響「根拠は?」
七「偶に言動がアスカみたいになってた。でも、あんま信じたくない説なのよね…」
響「だな。こっちでも調べて見る」
七「ありがと響。……大好き」ボソッ
最後の言葉は届いたか分からないけど…届いてたらいいな

END
オマケ
リリ「遂に終わったね〜『ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!』」
七「最後の恥ずかしいんだけど!」
リリ「聞こえてないでしょ」
響「聞こえてたぞ」
七「あれは、その……演技だから!」
リリ「そお〜?随分思いが籠もってるように聞こえたけど〜?」
七「ちょ、ちょっとリリ……!」
響「…僕は本気だけど」
七「……え」
ア「ラブラブじゃん」
桜「ツイッターに上げよ」
リリ「はぁ……気を取り直して……皆さん!『ミッション!攫われた相棒達を救い出せ!』は如何でしたか?楽しんでいただけたのなら幸いです!」
ア「次の作品の舞台は私とケイの卒業式!なんと学校内に爆弾が!?」
七「そして再生される悲しい過去とは?」
全員『次回!『届け!愛と涙の卒業式!』乞うご期待!』
リリ「では皆さん、次の作品でお会いしましょう!」
全員『ありがとうございましたー!』
 

114:リリ:2023/10/14(土) 23:20 ID:c3g

次の作品の設定です

・登場人物

アスカ、ケイ、美咲、優月、水夏、響、七音、奏、翼、猿渡警部

・オリジナルキャラクター

横島達郎…私立春が丘学園の学園長。事件の犯人の戸塚啓一とはちょっとした因縁があるみたいで…?

戸塚啓一…今回の事件の犯人。どうやら学園長の横島達郎とは恨みがあるみたいで…?

・舞台設定

季節は春、アスカとケイの中3の卒業式。その真っ最中に爆弾事件が!?
そしてアスカ達の悲しい過去とはー

・題名「届け!愛と涙の卒業式!」

115:リリ:2023/10/15(日) 16:38 ID:c3g

  「届け!愛と涙の卒業式!part1」

ー例えば、夢に出てくる小さな子。ずっと泣きながら誰かの名前を呼んでいる。その子はどこかで見たことがありそうな子。でも、何故か思い出せない。誰なのかは分かっていそうなのに、分かっているはずなのに、ずっと思い出せない。誰なんだろう。                               




     あの日からずっと。夢に出てくるあの子は。






アスカ視点
ア「ふ〜んふふ〜ん♪」
ケ「やけにご機嫌だな」
ア「うん!だって今日は卒業式だもん!」
私、アスカ!今日は私とケイの卒業式なんだ♪
翼「朝飯出来たぞー!」
ア「はーい!行こっケイ!」
ケ「分かった」

七音視点
七「もう朝か…ふぁ〜あ」
カーテンから差し込む光が眩しい。私は小さく伸びをして、ベッドから降りる。
七(そーいえば今日はアスカ達の卒業式だったな……)
私はちょっと嫌なことを思い出して頭をふる。アスカ達についてはちょっと信じたくはない説があるからだ。
七「ま、アスカがレッドなんてこと、あるわけないよね」
そんなことを呟きながら着替え、下に降りる。
七音母「おはよう七音。随分と早いわね。響君とでもデート?」
七「ちーがーうーっ!何度言ったら分かるのっ!今日は学校なんだってば!」
七音母「お似合いだと思うけど。……それに七音。あんた病院で告はk」
七「いただきまーす!」
七音母「まったくこの子は…素直じゃないんだから」
  ピーンポーン
響「七音ー?遅れるぞー」
七「わわっヤバ!」
七音母「がんばれ〜♪」
七「ごちそーさまー!いってきます!」
七音母「はい行ってらっしゃい!七音をよろしくね、響君」
響「分かりました!行くぞ、七音」
七「分かってるー!」

アスカ視点
達郎「では、3年1組…朝山優太!」
朝山「はい!」
達郎「明日羽雪見!」
明日羽「ひゃ、ひゃい!うぅ…噛んだ……」
今は卒業証書をジュヨ?しているところ。ケイは相変わらず眠そうだな…
達郎「紅月アスカ!」
ア「はいっ!」
達郎「紅月ケイ!」
ア「ほら、ケイの番だよ!」コソッ
ケ「は…い……」
ケイ、大丈夫かな…あぁ、やっぱり階段で転びかけてる…見てるこっちがハラハラするよ…
達郎「では…」
まぁ無事だからいいけど…
達郎「氷室美咲!」
美咲「はい!」
あと、お父さんの視線がキツイ……なんかコワイ…
達郎「続いて3年2組……」
そうして学園長先生が3年2組の卒業証書のジュヨをしようとした時。
  ドォン!
「きゃあぁぁぁぁ!」
「な、何!?」
「助けてぇ!」
ア(ば、爆弾……!?)
ケ「…アスカ」
ア「分かってる!」
「皆さん落ち着いて!今外へ案内します!」
皆の混乱に乗じて。私は私はその場から抜け出した。

続く…  

116:リリ:2023/10/16(月) 17:56 ID:c3g

  「届け!愛と涙の卒業式!part2」

アスカ視点
ア「よし…」
私はトイレでレッドのコスチュームに着替える。インカムをつけ、電源をONにする。少しノイズがしたあと、ケイが出る。
ケ『アスカ、どうだ?』
ア「うん、大丈夫!行けるよ」
ケ『分かった。もう情報は手に入っている。行くぞ』
ア「うん!」
  ドォン!
ケ『大丈夫か?』
ア「うん、大丈夫だよ」
ケ『そうか、じゃあ解除しに行くぞ』
ア「りょーかい!」

ア「ふぅ……」
ケ『あと一つだ。場所は……』
ケイから爆弾の場所を聞いて、そこへ向かう途中…
美咲「ど、どこ…?」
ア(美咲っ…!)
嫌な予感がして美咲の頭上を見ると、…ガレキが美咲へ降りかかろうとしていた。
ア「危ないっ!」
美咲「レッ…!?」
反射的に美咲を突き飛ばす。バランスを崩したけれど、美咲は無事。
ア(よかった…)
その油断が、いけなかった。
美咲「レッドッ!!」
ア(……え)
  ガラガラッ!ドォン!
ア(いっ……つ…)
一瞬、何が起きたのか分からなかった。でも薄れていく意識の中、美咲とケイが叫んでいて、ようやく私がガレキの下敷きになったと理解した直後、気を失った…

響視点
 ピロリロピロポロ ピロリロピロポロ……
響(猿渡警部から……?事件か)
時は放課後、今日は学校が午前だけだったため、七音と一緒に帰っている。
響「もしもし、響です」
猿『響君、事件だ!』
響「分かりました。なんの事件ですか?強盗ですか、誘拐ですか?」
猿『それよりも物騒だ!爆破事件だ、爆破事件!』
響「確かに物騒ですね。場所は?」
猿『私立春が丘学園だ!』
それを聞いた瞬間、頭の中が真っ白になった。
響「分かりました、すぐ行きます」
  プツッ ツーツー
七「…事件?」
響「あぁ、爆破事件だ。場所は…春が丘学園。」
七「!!」
響「すぐ行くぞ」
七「分かった!」

響「猿渡警部!」
猿「響君!」
響「皆さん、無事ですか!?」
水夏「……いない」
響「え」
水夏「アスカと美咲がいない!」
優月「ケイ君も!」
響(…あの中か!)
今すぐ駆け出そうとした時…
  タンッ ヒュッ!
響「!?」
その姿は何度も何度も見たことがある。
響「レッド…!?」
なんだかよくわからないが、自分も行こう。
七音に他の人のことを頼み、僕は燃え盛る学校へと駆け出した。

続く…

117:リリ:2023/10/17(火) 16:40 ID:wvc

「届け!愛と涙の卒業式!part3」

響視点
響(どこだ…!?)
響「熱っ……」
やっぱり熱い。火の中だから当然といえば当然か。
?「ッド…きてっ…ド…!」
響「この声…まさか!」
声が聞こえた方角に進むと、案の定氷室さんが居た。そして、ー呆然と立ち尽くすレッドの相棒、カイが居た。
響「氷室さん!無事ですか!?」
美咲「白里探偵……」
響「怪我は…」
美咲「レッドがっ…!」
響「えっ…」
……嫌な予感がする。ーそして、その予感は当たった。
響「レッド!?」
アイツがーカイが立ち尽くしていた意味がようやく分かった。
翼「なっ……」
響(初代も居たのか)
何やらカイとコソコソ話している。
響(まずガレキをどけないと…出血がひどいな。このままだと失血死するぞ)
そう思いながら、ガレキをどかしはじめる。すると、ハッとしたようにカイ達も手伝い始めた。

響「ふぅ……ゲホッ」
響(煙が…)
ガレキはもうどかし終え、一応止血もしたが、煙が濃すぎる。これじゃ脱出できない。
翼「で、どうやって脱出するんだ?」
再び嫌な予感。そしてまたしてもその予感は当たった。
カ「窓」
響「は?」
カ「窓から飛び降りる」
響「自殺志願者?」
カ「大丈夫。お前らの体の丈夫さなら、この高さでも死なない。あと、最後の爆弾があの部屋にある。その爆風でスピードかさ増しするぞ」
翼「分かった」
響「もうどうにでもなれ」
美咲(ヤケクソだ…)
と美咲が思っていることを、彼らは知る由もない。

カ「じゃあ、いくぞ…3!」
翼「2!」
響「……1」
僕らが窓から外へ飛び出した瞬間、全員これから何が起こるのか分かったような顔をする。
全員(………ゼロ)
    ドォォンッ!
窓際に置いた爆弾が爆発して、強力な爆風が背中を直撃する。そのままなんとか体を捻り、背中から着地する。爆風の勢いの衝撃が思ったよりも強く、まだ立ち上がれない。
カ「死ぬかと思った……」
響「考案者お前だよ」
翼「もうちょい鍛えろ」
響、カ『化け物に言われても』
翼「シクシク」
こっちが泣きたい。いい迷惑だ。
七「響、大丈夫!?」
響「生きてるから多分大丈夫」
水夏「美咲!」
優月「アスカちゃん!ケイ君!ってあれ、アスカちゃん達は…?」
と聞かれたので
響「ここに居ますけど」
と言って自分の腕抱えているものー怪盗レッドの実働担当こと、紅月アスカを指差した。カイこと紅月ケイは明らかに動揺している。
一瞬の沈黙の後、
全員『えええええええええええええ!?』
という叫び声が聞こえた。

続く…

オマケ
ア「急展開すぎでしょ…」
リリ「いーじゃんいーじゃん!」
ケ「あれ、響達は?」
リリ「あ、響?七音とデート」
桜「ちゃっかり付き合ってんじゃん」

〜その頃の響〜
響、七『はっくしゅん!』
七「風邪かな…?」
響「さぁ?」
 誰かが噂してるとくしゃみ出るってホントでした♪

118:リリ:2023/10/19(木) 16:59 ID:5dg

中間テストほぼほぼ補習だった件について。
  「届け!愛と涙の卒業式!part4」

響視点
水夏「アスカ達がレッド!?」
優月「え、どういう事!?え、え!?」
七「まず何でその結論に至った」
響「殆どお前と同じ理由」
カ「ボ、ボロは出してないはず…」ボソッ
響「あ、聞こえてるから」
カ「ゲッ」
翼「よく分かったな〜」
カ「ちょっ……!?」
七「取り敢えず救急車……よね」
響「あぁ。怪我が思ったよりもひどいからな」

ナレーション視点
彼女はまだ目を覚まさない。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月……それほど時間が過ぎても、『彼ら』はまだ見舞いに行っている。今日は起きてるかな、起きてたらいいな、きっと起きてる……そう思って。ずっと、ずっと。


アスカ視点
?『……かあさーん…さーんっ!』
夢の中、ずっと誰かの名前を呼んでいる小さな子。あなたは誰?聞きたいのに聞けない。何でだろう。その子はどこかで見たことがありそうな子。聞こうとしても、みるみる遠ざかってしまう。追い付くだけで精一杯。
?『どこっ……どこっ…!』
あなたは誰を探しているの?
?『返事してよっ……』
あなたは何でここにいるの?……やっと、追い付けた。
ア「ねぇ、あなた……」
その子が振り向く。私は驚いた。だってその子は……小さい頃の、私だったんだから。
幼いアスカ「お姉ちゃん、おかーさん知ってる……?」
ア「……お母さんの名前、わかる?」
私は、ようやくその言葉を絞り出す。違う、そんなわけ無い……そう思って。
幼いアスカ「美緒っ…紅月、美緒っ…!」
そこまで聞いた時、フッと目の前が真っ暗になって…もう一度目を開いた時、病院のベッドの上だった。体中が細い管に繋がれている。朦朧とした状態で考える。直後、

   ドサッ
と音が聞こえた。見ると、そこには……

続く…

119:リリ:2023/10/21(土) 23:11 ID:Z62

ス・ペ・シ・ャ・ル・ゲスート!登場デス!   
   「届け!愛と涙の卒業式!part5」

アスカ視点
ア「おかー……さん…?」
居ないはずのお母さんが居た。一瞬、幻覚かと思った。けど、
美緒「アス…カ……?」
疑問が確信に変わった。
美緒「アスカッ……アスカッ……!」
ア「お母さん…お母さんっ…!わあぁぁぁん!」
思わず、涙が溢れて。思いっ切り泣いた。
  ガラッ
響「レッド…?起きて……」
ア「ん…響……?」
響「よかった…」
ア(響……笑ってる)
響「取り敢えず誰か呼ばないと」
そこからはよく分からなかった。あっという間にお医者さん達が来て、ケイ達も来て、いろんな検査を受けた。お医者さん達からは『奇跡の復活』
と言われた。なんと4ヶ月も眠っていたらしい。それからも、皆に泣かれ、喜ばれ、怒られた。曰く、もっと自分を大事にしろ。自分を大切にしている人がいることを忘れるな。……お母さんには言われたくない。これは見事に満場一致した。
ア「お母さん、何で教えてくれなかったの?生きてること」
美緒「えーっと…これは、そのぉ……」ゴニョゴニョ
杏子「お母さん達が居なくなったことになってるのに、急に現れて、ハイ生きてました、なんてことになったら混乱するでしょ?混乱しないのはケイぐらいだと思う。でも、私だけ現れて美緒だけ現れないのは、フコウヘイだと思うから。だから、『居ない』ってことにして、どっちにも現れないようにした。こんな感じ」
美緒「杏子ぉ……ありがと……」ボソ
ア「なるほど……」
ケ「……帰ってきたら、ビンタ十回」
ア「勘弁して、ホントに。頼むから」
響「怪我人に拒否権あるわけねーだろ」
ア「あとさ……」
ケ「?」
ア「なにげに人数、多くない?」
そう…私の病室には50人以上の人がいる。もちろん、アリー先輩達も入れて。さすがに多すぎる。
響「全員お前の知り合い&親の知り合いだぞ。人脈広いなーお前ら」
弦「なんか俺、除け者満載なんだけど」
ア「えーと確か、響の父親の……」
ケ「白里弦。警視総監。ついでに父さん達とは幼馴染み。」
ア「え、初めて聞いた」
翼「ま、言ってないからな」
響「で、どうだった?」
ア「あと2、3ヶ月あれば退院できるって」
アリー「……よかった」
ケ「そうだ。いいこと思いついた」ニヤァ
あ、いや〜なヨカン……
ケ「次こんな事になったら……」
ア「なったら……?」
ケ「タバスコ一気飲みで♪」ニッコォ
ア「怖いぃぃぃ!その笑顔が一番怖いぃぃぃ!」
そんな感じで(どんな感じだよ)2ヶ月は過ぎていった……

続く…

オマケ
リリ「次の作品何にしようか」
ア「どーせならなんかの作品のコラボにしたら?」
リリ「んー例えば?出来れば角川翼文庫にしたいんだよね……」
ケ「『神スキル!!!』」
ア「『世にも奇妙な商品カタログ』」
七「『恐怖コレクター』」
響「『暗殺教室』」
全員(ー響、リリ)『漫画だし角川翼文庫じゃないじゃん』
リリ「……いいね」
全員(ー響、リリ)『は?』
リリ「よし!次は暗殺教室とのコラボにしよっ!ってわけで」
全員(ー響、リリ)『どんな訳で?』
リリ「次、『届け!愛と涙の卒業式!』最終回にするね!その次コラボ書くから!早速話の構想練んないと……ふ〜んふふ〜ん♬」
全員(ー響、リリ)『後でぶん殴る』
 その後、リリを見た者は……居た。(居るんかい!←全員)

120:リリ:2023/10/22(日) 11:08 ID:Z62

自分のクラスがバチクソうるっっっせぇ件について。
  「届け!愛と涙の卒業式!〜最終回〜」

アスカ視点
ア「やぁ〜っと退院できたぁ…」
ケ「おつかれ」
響「死人じゃん」
七「まぁ2ヶ月も入院してたらそーなるよ」
翼「よし!じゃあ行くか!」
ア「どこに」
翼「退院パーティーだー!今日はうちの店貸し切りだぞー!!」
響「ってわけでいくぞ〜」

恭「改めまして…」
全員(ーアスカ)『退院おめでとう!カンパーイ!』
弦「アーカちゃ〜ん〜よあったなぁ〜たーいんれきて〜」
響「うわっ父さんもう酔っ払ってる!」
翼「下戸なのは変わらないな〜」
ア「おじさんも…」
圭「何で兄さんは勝手に動くなって何度も何度も言ってるのに勝手に動いて……それに美華子ちゃんも美華子ちゃんで……」ブツブツブツブツ
七「酔っ払うとネガティブ思考になるタイプね」
響「父さんとは正反対」
ア「このぶどうジュースおいしい!」
翼「ぶどうジュース…?店には無いはずだが……」
ケ「ワインじゃん!」
ア「え、ぶどうジュースじゃなかったの!?」
響「むしろワイン飲んで平気なのかよ」
七「ふふっ…」
桜「どうかしたの?七音ちゃん」
七「いや……いつもどーりだな〜って」
響「確かに。でも、なんか懐かしい感じがするな」
ア「なになに、何の話?混ぜて混ぜて!」
響「なんでもね〜」
七「なっんでっもな〜い」
ア「教えてよ〜!」
響「ガキか」
ア「ガキだもん!」
響「それもそーだわ」
ア「あとお父さん…よくこの人数お店に入ったね……?」
翼「案外ギリギリだけどな!」

 数時間後…
翼「そろそろ、おひらきだな」
ア「え〜」
翼「不満か?」
ア「うん、もっと皆と遊びたいー!」
響「良い子は早くお家に帰んな」
ア「じゃあ響悪い子じゃん!」
響「高校生だからいいんですー」
ア「ズールーイー!」
響「また遊んでやっから」
ア「ホントッ?」
響「ホントホント。大人はウソつかない」
ア「やったあ!」
響「ほら、分かったらお家に帰んな」
ア「分かったー!」
響「……やれやれ」ボソッ
奏「私達も帰りますね!」
響「奏、片方持ってくれ。2人で父さん持ち帰るぞ」
  ひょいっ
奏「おとーさん重いー!あとお酒臭いー!」
ア「ゲンキだねぇ…」
……こうして爆破事件は幕を下ろし、いつもの平穏な日常が訪れたのでした。あ、あと、レッドは今も続けてるよ!……『必ず』響と協力するって約束で。……皆のおかげで、楽しい学園生活だったな〜。あんなに楽しかった時間は他に無いよ。………ありがと、皆。これからもヨロシク。

   END
オマケ
リリ「う〜む……」
ア「何悩んでるの?」
リリ「いや…次の作品の構想練ってたら呪術廻戦も入れたいっていう願望が出てきて……」
ケ「いれれば?」
リリ「いやでも…トリプルコラボってアリなのかなぁ……」
響「いいんじゃないんですか?pikivにもありますし。」
リリ「う〜ん……入れよ。」
全員(ーリリ)『もうちょい悩めよ』
リリ「よし、そうと決めたら話の構想練り直さないと」
全員(ーリリ)『人の話聞けぇ!!』
  ありがとうございました♬

121:リリ:2023/10/22(日) 19:26 ID:SRw

次の作品の設定です!後々変わるかも

・怪盗レッドキャラ

紅月アスカ
・中学3年生。父親の紅月翼の転勤(?)により椚ヶ丘中学校へ編入。何故か関係無い響達も付いてくる(ホントは不安なため勝手に付いてきた)。その後成績不振でケイ達共に(アスカ以外は成績優秀)E組行きとなる。
そして、またまた五条悟(本編では2、3話したら出す)にケイ達共に呪術師にスカウトされる。嘘がつけない。
術式:コピー。乙骨と同じ。

紅月ケイ
・大体アスカと同じ。違うのは性格、言動などなど。アスカのことが好きなのか本人達(アスカ、ケイ)の知らないところで度々学級会が勃発。
もちろんA組でも話題。バレンタインデーの日にはチョコが絶えないとか。
あまり人とは関わらないが、アスカ達のうざ絡みで矯正されつつある。
術式:コピー。

白里響
・この世界ではアスカ達と同じ年齢。七音と付き合っている。それをことあるごとにイジられ、ブチギレるまでがお約束。怒るとめっちゃ怖い。
よくケイ、マサキ、虎杖悠仁達と一緒に居る。七音、桜子、マサキ、恭也、アスカ、ケイとは幼馴染み。
術式:コピー。

深沢七音
・響同じくアスカ達と同じ年齢。響と付き合っている。ちょこちょこイジられ、ぶん殴るまでがお約束。
アスカ、桜子の女子軍団と一緒に居ることが多い。茅野とは『永遠の0同盟』
を結んでいる。「永遠の0」と言うと半殺しにされる。
術式:コピー。

宇佐美桜子
・七音同じくアスカ達と同じ年齢。七音の友達。ケイとは大学の研究室で素粒子物理学(?)の研究をしている。体力はあまり無いが、頭の回転が速く、呪術高専では作戦を立てている。偶に真希と特訓している。
術式:コピー。

マサキ
・桜子同じくアスカ達と同じ年齢。近頃『マサキは桜子のことがすきなのでは?』という噂が後を絶たない。実際好きなのだが、どうすればいいのか分からず、よく響にアドバイスを求めている。
術式:コピー。

その他
出したかったら出す。

・暗殺教室キャラ
 原作同じく。変更点無し。

・呪術廻戦キャラ

五条悟
・たまたま椚ヶ丘中学校の近くを通ったら呪力量多すぎる人が何人も居てびっくり!中3と聞いてまたびっくり(ケイは小5、その他高2に見えたらしい)!全員同じ術式でまたまたびっくり!最早怖い。
アスカは懷いているが、その他は警戒心高め。アスカ達に上層部は腐ったミカン、ということを教えた。その為、アスカ達は上層部が大っっ嫌い。

虎杖悠仁
・大体原作同じく。持ち前のコミュ力を高さで全員と友達になる。アスカ、響、桜子に料理を教えている。

その他1年ズ、2年ズ、京都校の人達、上層部
原作同じく。上層部も原作同じく腐ったミカン。

・題名          
  「怪盗達は呪術師であり暗殺者です。」

122:リリ:2023/10/23(月) 16:28 ID:5/g

   「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part1

アスカ視点
ア「えぇーっ!転校ー!?」
翼「あぁ、店が移転してなぁ。そっちに住むことになったんだ」
ケ「早く言って下さい」
圭「まぁまぁ、あっちも良いとこだよ」
ア「もう……で、いつ引っ越すの?」
翼「明後日だ」
ア、ケ『はぁ!?!?』
翼「明後日だ」
ア「ホントに早く言って!」
ケ「今すぐ準備しないと」
  次の日
ア「ああぁぁぁっ!」
ケ「どうしたアスカ」
ア「響達に引っ越しの連絡してない!」
ケ「ヤバ、早くしないと」

響視点
響「はぁ!?!?引っ越し!?明日!?」
ア『う、うん』
響「早く言えよ!」
ア『私だって言われたの昨日だもん!』
響「あ、おいまっ……」
  プツッ ツーツー
響「アスカめ……」
奏「お兄ちゃん、なんかあったの?」
響「あ、奏。紅月さん達が引っ越すことになった。明日」
奏「えー!」
七「響ーなんかあったのー?」
奏「アスカ先輩達が引っ越すことになったんです!明日!」
七「えぇー!」

桜子視点
桜「え、引っ越す……?」
ケ『うん、親の転勤で。出来ればマサキにも伝えといて』
桜「うん、分かった……」
  プツッ ツーツー

マサキ視点
マ「え、引っ越す?明日?アスカ達が?」
桜『うん、びっくりだよ』
マ「もう少し前に言ってくれよ…」
桜『私もそう思ったんだけどさ、あっちも昨日言われたんだって』
恭「なに〜?何の話〜?」
マ「あ、ファンタジスタ様。アスカ達が引っ越すそうです。明日」
恭「え、明日!?急じゃないか!?」
マ「あっちも昨日言われたそうですよ」
  次の日
ア「……で?どうして居るのかなぁ、あなた達は」
響、七、マ、桜『はて、なんのことだか』
ケ「親の許可」
響、七、マ、桜『ばっちり』
ケ「引っ越しの準備」
響、七、マ、桜『ばっちり』
ケ「連れてくかぁ……」
  数時間後
アスカ視点
ア「ねぇケイ」
ケ「何」
ア「理事長室ってどこ…?」
ケ「さぁ…」
はい、紅月アスカです。ただいま……椚ヶ丘中学校の敷地内で絶賛迷子中でございます。

続く…         

123:リリ:2023/10/23(月) 17:45 ID:Z62

   「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part2

アスカ視点
響「校内の地図とか無いのか?」
ア「無い」
ケ「どうしたものか…」
?「あの……」
全員『はい?』
学秀「何かお探しでしょうか?あ、僕は浅野学秀です」
ア「理事長室を探してるんですけど…」
学秀「そうでしたか、こちらです」
   コンコン
?「はい」
学秀「浅野です。お客様をお連れしました」
   ガチャ
学峯「はじめまして、転校生の方々ですね?私は浅野学峯と申します」
ア「はっ、はい!はじめまして紅月アスカです!」
ケ「紅月ケイです」
響「白里響です」
七「深沢七音です!」
桜「う、宇佐美桜子です!」
マ「マサキです」
学峯「アスカさんにケイ君、響君、七音さん、桜子さんにマサキ君ですね?よろしくお願いします。あのマサキ君、名字が無いのは……」
マ「孤児院育ちなので…」
学峯「すまない」
マ「気にしないで下さい」
学峯「あぁそうだ、君達のクラスは6人共Bクラスだ。学秀、案内してあげて」
学秀「分かりました」

先生「えー今日は転校生が居ます」
生徒1「何人ですか?」
先生「6人です。では入ってきて下さい」
ア「紅月アスカです!よろしくお願いします!」
ケ「紅月ケイ。よろしく」
響「白里響です。よろしくお願いします」
七「深沢七音で〜す!よろしくお願いします!」
桜「うっ、宇佐美桜子です!よろしくお願いします!」
マ「マサキ。よろしく」
生徒2「可愛くね?あの子……」
生徒3「あぁ……」
生徒4「かっ、カッコいいっ……!」
先生「静かに!えー、あなた達の席は……あそこです」
ア「はい!分かりました!」
先生「ではこれでHRは終わり!各自授業の準備をして下さい」
   キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
生徒3「なあなあ!紅月……ケイか?よろしくな!好きなもんとかある?」
ケ「…パソコン」
生徒4「ねぇ響君!響君って名探偵白里響でしょ?」
響「知ってるんですね、ありがとうございます」
生徒5「桜子ちゃん、後で一緒に学校案内してあげるねっ!」
桜「ありがとう。楽しみにしておくね」
生徒6「なぁ、『紅月ケイ』と『紅月アスカ』って名字おんなじだよな。偶然?」
ア「あ、私とケイは従兄弟なの!響達とは幼馴染みだよ!」
生徒7「へー!そうなんだ!あれ、マサキって名字無いよな……」
マ「俺、孤児院育ちだから」
生徒7「ごめん」
マ「大丈夫。気にしてないから」
生徒8「そろそろ授業始まるよ!早く準備しないと!」
生徒2「わわ、ヤッベ!」
生徒3「最初って数学だよな?」
生徒6「バカ、国語だよ!」
    バタバタッ!
先生「では、授業を始めます!号令!」
生徒1「起立!」
    ガタガタ
生徒1「気を付け!礼!着席!」
先生「では教科書80ページを……」
   キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン 
先生「では、また明日!」
生徒7「次、英語だよな…俺英語ニガテなんだよ……」
生徒8「be動詞とかややこしいしね〜」

   キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
生徒6「やっと終わった〜」
生徒4「この後どこ行く?」
生徒5「◯✕モール行こうよ!新しくオープンしたクレープ屋あるんだって!」
生徒9「いいね!行こ行こ!」
ア「響〜帰ろ〜」
響「ん」
七「疲れたぁ…」
桜「終始質問攻めだったし……」
ア「転校生なんてそんなもんじゃない?」
桜「それもそだね」
?「ねぇ、キミ達」
ア「ん………?」
?「僕の名前は五条悟。キミ達『呪術師』にならない?」

続く…

124:リリ:2023/10/24(火) 18:39 ID:Z62

  「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part3


あらすじ!
 帰ってる途中に白髪目隠しの不審者に声をかけられた!

アスカ視点
ア「じゅじゅつし……?」
聞いたことがない言葉に首をかしげる。
悟「そ!呪術師!」
ア「ケイ、聞いたことある?」コソッ
ケ「無いな」コソッ
  ドダダダダダダ……
ア「ドダダダダダダ……?」
?「あ!五条先生みっけ!」
?「おい悟!勝手にどこ行ってんだ!」
?「まったく…」
?「悟はガキか?」
?「しゃけしゃけ」
?「虎杖ぃ!走るなぁ!」
ア「パンダ……?」
響「何で町中に…」
七「上野動物園から脱走したのかな?」
?「悟……お前…」
?「遂に誘拐しようと…」
悟「違うよ!?」
ア「パンダが…喋った……」
悟「ん〜ちょっと飛ぼっか♪」
  シュンッ!
ア「え、どこ?」
悟「東京都立呪術専門高等学校…通称『呪術高専』で〜す♪」
ア「???」
悟「あ、紹介するね!このピンクの髪の男子は虎杖悠仁!」
悠二「おっす!よろしくな!」
悟「んでもってこのウニ頭の男子は伏黒恵!」
恵「ウニじゃないって何度言ったら分かるんですか!」
悟「そんでこの茶髪の子が釘崎野薔薇!」
野薔薇「荷物持てよ虎杖ぃ!」
悠二「伏黒助けて!」
恵「嫌」
悠二「ギャー!」
悟「この3人が僕の担当する1年ね!続いて2年!このポニテの子が禪院真希!」
真希「名字で呼ぶなよ」
悟「で、この白い髪の子が狗巻棘!語彙がおにぎりの具しかないから会話頑張って!」
棘「おかか」
ア「はい!よろしくお願いします!」
悟「分かんの!?」
ア「え?はい」
悟「ま、いっか…んで最後がパンダ!」
パンダ「パンダだ。よろしくな」
ケ、響、七、マ、桜『パンダをパンダで済ます気!?』
ア「そういうもんでしょ」 
ケ、響、七、マ、桜『違うから!』 
悟「ホントはもう一人いんだけど…多分今頃、北海道!」
ア、ケ、響、七、マ、桜『何で?????』
悟「にんむ〜!」
悠二「んで先生!何でこの人達連れてきたの?」
野薔薇「そうよ!たとえ美男美女が揃ってたって誘拐していい理由にはならないわ!」
悟「だーかーらー……誘拐じゃなくてスカウトだよ、ス・カ・ウ・ト!」
全員(ー悟)『はぁ???????』

125:リリ:2023/10/25(水) 16:34 ID:0S.

  「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part4

アスカ視点
悠二「え、この人達全員!?」
野薔薇「嘘でしょ……」
恵「諦めろ、五条先生はこういう人だ」
真希「何言っても無駄だって身に沁みて分かってるしな」
悟「あ、そうだ!これから学長のとこ行くね!下手したらこの学校入れてもらえないから!ガンバ!」
  シュンッ
悟「ついたよ〜心の準備いい?」
  ガチャッ
?「遅いぞ悟!」
悟「許してちょ♪あ、この人が夜蛾学長ね!」
夜蛾「ん?誰だそいつら」
悟「僕がスカウトしてきた人!」
夜蛾「なるほど…おい」
ア「はっ、はい」
夜蛾「お前ら、見えるか?」
ア「はい」
夜蛾「じゃあ質問だ、お前らはなぜ呪術師になろうと思った?」
ア「誰かを傷つけたくないから」
夜蛾「合格」
悟「やりぃ!」
夜蛾「何歳だ?」
ア「全員15です」
夜蛾「おい悟!こいつらまだ中3じゃないか!」
悟「じゃ、こっち来て〜」
夜蛾「無視するな!」
   バッタン
悟「いや〜アスカちゃんだっけ?演技凄かったね〜演劇部?」
ア「はい!よく分かりましたね!やっぱり《六眼》ですか?」
悟「……何で分かった?」
ア「……感です」
悟「六眼の名前すら一般人は知らないはずだ。それを軽く行ってのけるなんて普通じゃない」
ア「呪術師自体が普通じゃないでしょう」
悟「うまく言いくるめられた気がするが……まあいいか」
悠二「先生ー!」
悟「どしたの悠二ー」
悠二「釘崎と!伏黒が!喧嘩してるー!」
悟「初仕事だよ、おいでー」
ア「?はーい」
  トタタタタ……
悟「んじゃ飛ぶよー」
  シュンッ
恵「何度ウニじゃないって言ったら分かんだこの田舎っ子!」
野薔薇「あ?田舎っ子って言わなくなるまで言ってやんよこのウニ頭!」
悟「はいはいグッドルッキングガイの五条先生に免じてここh((」
恵、野薔薇『ナルシ先生黙って!』
ケ「ナwwナルシww先生wwww」
響「腹痛てぇwww」
七「つか自分でグッドルッキングガイってwwwイタすぎwwww」
悟「酷くない!?泣くよ!?僕泣くよ!?ねぇ!誰か否定して!?」
真希「分かった分かったナルシ先生」
悟「グッドルッキングガイだよ!」
ア「取り敢えずどうやって落ち着かせましょうか、これ」
悟「棘!この2人呪言で落ち着かせ……」
棘「おかか!」
悟「最後まで言ってないんだけど!?」
パンダ「ほら、この心優しいパンダ様がモフモフさせてやるから!な!」
真希「無駄みたいだな」
ア「モフモフ……」
パンダ「するか?」
ア「するっ!」
  ボフッ
ア「モフモフ…♪」
棘「しゃけ、いくら、明太子?」カシャッ
真希「どうしような…」カシャッ
悟「シレッと写真撮ってない?」カシャッ
真希「ほら恵、野薔薇、この写真やるから、な?」
恵「……分かりました」
野薔薇「はーい……」
悟「あ、落ち着いたね」
悟「んじゃ、取り敢えずまたね〜♪」

続く…
意味分かんなくてすいません

126:リリ:2023/10/26(木) 17:05 ID:t0.

   「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part5

数ヶ月後←飛び過ぎ?気の所為だよ、気の所為

アスカ視点
響「…アスカさんや」
ア「はい」
響「どうしたらこんな点数採れるんだい?」
ア「さぁ…」
ケ「赤点だらけ…」
桜「頭が痛い」
七「私でさえ赤点じゃないのに」
 ピンポンパンポーン
『紅月アスカさん、至急理事長室までおいでください。繰り返します、紅月アスカさん…』
ケ「…行っといで」
ア「はい」 
  コンコン
ア「紅月アスカです」
学峯「入って下さい」
ア「失礼します」
  ガチャ
学峯「アスカさん、君は明日からE組行きだ」
ア「……はい…」 
学峯「これだけだよ、帰っていい」
ア「分かりました、失礼します」
 バタン
 次の日
ナレーション視点
今日はいつもにまして静かだ。それは何故なのか、それはアスカがE組行きになったからである。すると、生徒1が来た。
 ガラガラッ
生徒1「ふぅ…ん?アスカ、居ないのか…風邪でも引いたか?」
そんなことを言いながら自分の席に着こうとし、ふとアスカの席を見ると…
生徒1「…手紙?」
気になってアスカの席の近くまで行き、内容を見ると……
生徒1「………はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
と大絶叫した。それもそのはず、手紙にはこう書かれていたからである。                     『アスカがE組行くんで、自分もE組行きます。』 
しかもご丁寧に、響、ケイ、七音、桜子、マサキの署名が入っている。これで驚かない人は居ないだろう。
 ……その頃。
アスカのところでは…
ア「…皆さんや、何故ここに居るのかな」
響、ケ、七、マ、桜『何故と言われても』
皆さんお察しの通り、響、ケイ、七音、桜子、マサキがアスカの側にいた。
ア「……解せぬ」

続く…

127:リリ:2023/10/27(金) 18:33 ID:Z62

    「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part6

アスカ視点
ア「まったく、もう…来るならもうちょい体力付けてよ」
桜「待って…アスカ……ゼーヒーゼーヒー」
ケ「速度……落として…」
響「死ぬ……」
ア「死なないよ!?」
何でそんな発想になるんだか…まったく。
ア「お、付いたよ〜」
ケ「よ、ようやく…」
響「付いた……」
桜「あ、足が……棒に…」
マ「もう……立てねぇ…」
七「動けない……」
ア「ホラホラ!寝っ転がってる暇は無いよ!これから先生に挨拶しに行かないとなんだから!」
全員(ーアスカ)((鬼だ…))
ア「声に出てるよ〜」
ケ「え」
ア「じゃあ行こっか♬」
響「……はい」
ケ「うぅぅぅ……」
  トコトコ
ア「職員室、職員室……ここかな?」
  ガラガラッ
ア「失礼しまーす」
?「君らか?今日からE組に入る人は」
ア「はい、そうです!」
烏間「そうか。紹介が遅れたな、俺は烏間惟臣、このクラスの担任だ。……一応」ボソッ
ア「一応ってどういう事ですか?」
烏間「聞こえてたか……あぁ一応担任だ。表向きのな」
ケ「表向き……?」
響「一体どういう……」
烏間「それは今から説明する。まず……」
   数十分後
響「なるほど……」
ケ「つまり、このクラスに居るタコ『殺せんせー』を暗殺しろと」
ア「ケイ…まだタコと決まったワケじゃ…」
烏間「これがアイツの写真だ」ピラッ
そこにあったのは丸い頭に8本の足(触手?)。
ア「ごめん、タコだった」
烏間「あ、もう一人居るんだが……イリーナ」
イリーナ「あんたが新しいガキ達?私はイリーナ・イエラビッチよ。イエラビッチお姉様、もしくはイリーナ先生とお呼びなさい」
ア「分かりました、イリーナ先生!」
ケ、響、七、マ、桜『分かりました、ビッチ先生』
イリーナ「コラそこ!略すな!そもそも発音が違う、それはただの卑しい女!」
ケ「事実」
響「こっちのほうが発音しやすい」
桜「なんか言いやすい」
七「なんか懐かしい」
マ「なんとなく」
イリーナ「理由を聞いてんじゃないわよ!!何なのカラスマこのガキは!」
烏間「ではクラスに案内する。」
イリーナ「無視すんな!」

その頃、教室では…
カルマ「渚く〜ん聞いた?」
渚「聞く?何を?」
カルマ「今日さ〜転校生が来るんだって!それも1人じゃなくて6人!」
渚「えっ、転校生!?しかも6人!?」
カエデ「やっぱり暗殺者だよね〜」
寺坂「逆に暗殺者じゃなかったらなんだっつーんだ」
   ガラガラッ
渚「……!」
渚(き…来た……!)
……僕らは暗殺者。
殺せんせー「…では、HRを始めます!日直の人は号令を!」
渚「…き、起立!」
ーターゲットは、先生。
渚「気を付け!」
  ガチャ!ガタタッ
渚「れーい!」
これが僕らの暗殺教室。今日の始業のベルが鳴る。

続く…

128:リリ:2023/11/03(金) 00:33 ID:0xs

    「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part7

渚視点
殺せんせー「では出席を取ります。赤羽カルマ君!」
カルマ「は〜い」
殺せんせー「磯貝悠馬君!」
磯貝「はい!」
渚(全然当たらないっ……!)
殺せんせー「潮田渚君!」 
渚「はっ、はい!」

殺せんせー「今日も遅刻、欠席者無し!先生とても嬉しいです!」
速水「今日も当たらなかった……」
殺せんせー「あ、今日は転校生が居ます。入ってきて下さい!」
カルマの言った通りだな…誰が来るんだろう……
  ガラガラ
ア「紅月アスカです!よろしくお願いします!」
ケ「紅月ケイ。よろしく」
響「白里響です。どうぞよろしく」
七「深沢七音で〜す!よろしくお願いします!」
マ「…マサキ」
桜「う、宇佐美桜子です!よ、よろしくお願いします!」
渚(いや多くない!?聞いてたけど!あと個性強っ!)
ツッコミどころが多すぎる。
殺せんせー「はい、自己紹介ありがとうございます!早速、質問タイムにしましょう!」
渚(早いって!)
カルマ「は〜い、し〜つもん」
殺せんせー「珍しいですね、どうぞ」
カルマ「6人共さ〜やっぱり《暗殺者》なの?」
渚(ド直球に聞いたー!)
ア「?違うけど…?」
渚(違うんだ!?)
 ザワッ
カエデ「え、違うの…?」
速水「てことは、一般人……?」
ア「????」
殺せんせー「これで烏間先生から怒られなくて済む……」ボソッ
ア「殺せんせー、何かやらかしたんですか?」
烏間「おい……」ゴゴゴゴゴゴ……
殺せんせー「ひいっ、許して!」
渚「授業始めましょうよ…」
烏間「…それもそうだな。1限目は体育だ、体操着を支給する」
殺せんせー「渚君ありがとう!本ッッッ当にありがとう!」

ア「この体操着動きやす〜い♬」
  トコトコ
烏間「早いな」
ア「多分ケイ達もうすぐ来ますよ〜」
烏間「そうか」

烏間「では授業を始める!まずナイフの素振り!」
磯貝「いっちに〜さ〜んし、ご〜ろっくしっちはち!に〜に〜さ〜んし、ご〜ろっくしっちはち!」
烏間「あと10回!」
磯貝「はい!」
殺せんせー「いや〜ぬけるような青空に子供達の姿!いいですね〜図になります……手元のナイフが無ければですが」
烏間「どっか行ってろ暗殺対象」
殺せんせー「ひどいですよ!烏間先生!私の体育は生徒に好評だったのに……」
全員(ーケイ達)((んなワケねーだろ!!!))
烏間「砂場にでも行ってろ」
殺せんせー「シクシク」
烏間「素振り終了!次は…俺に当てろ」
杉野「来たよ地獄の時間……」
烏間「まずは……紅月!」
ア、ケ『はい』
烏間「すまん、女の方だ」
響「お前らホントややこしいな……」
ケ「俺に言うなよ……」
ア「じゃ、行きまーす」
烏間「……いつでも来い」

アスカ視点
ア(この人強そーだし……ちょっとぐらい本気出しても良いよね♬)

   ゾゾッ!

ピタッ
ア「烏間先生、どうかしましたか?」
渚「ッ!?」

渚視点
ナイフを、当てた……?一般人の、暗殺者でも無い、あの子が……
あの子は……一体、何者なんだ……?

ケ「……アスカ、やり過ぎだ」
ア「あ、ごめん。大丈夫ですか、烏間先生」スッ
烏間「……あぁ」 

続く…

129:リリ:2023/11/03(金) 20:38 ID:0xs

   「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part8

アスカ視点
にしても、烏間先生手応え無かったな〜
烏間「じゃあ次は…紅月君!」
ケ「はい」
ア「ケイがんばれ〜」
ケ「ん」スタスタ
烏間「いつでもいいぞ」
ケ「じゃ、遠慮なく」
     フッ
渚「え………」
莉緒「消えた!?」
烏間「一体何処に……ッ!?」
     ドンッ
ケ「………ここですが」
ア「おおー!ケイも中々いいカンジだね!」
ケ「……圧勝した人間にそれ言われても…」
烏間「悲しくなるからやめてくれ」 
ケ「あ、すいません」
烏間「次は…白里君!」
響「あ、はい」
  スタスタ
響「じゃ、始めますね」
  タンッ
烏間「ッ!?」
  ヒュンッ
響「あれ、避けちゃいましたか。結構自信あったんですけど」
寺坂「おいおいマジかよ……」
狭間「烏間先生ちょっとヤバくない?」
響「んじゃあ……」
  タッ、トン、ピッ
烏間「なっ……!?」
響「お、当たった」
磯貝「3人も……」
片岡「すごい……」
烏間「次は…深沢君!」
七「私、女だかんね?」
響「男に見えんだろ」ニヤニヤ
七「よし後で覚えとけ」
  スタスタ
七「じゃ、行きまーす」
  スタッ、ピッ
七「………あり?」
カエデ「烏間先生が……負けてる……」
烏間「つ、次は…マサキ君!」←心折れかけてます
マ「はい」

続く…

130:リリ:2023/11/04(土) 13:14 ID:teA

   「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」part9

アスカ視点
マ「行きます」
烏間「もらっ……た!?」
   トンッ
マ「はい、勝った」 
烏間「くっ………次は桜子君!」 
桜「私女ですよ?次、君付けしたら◯しますよ?」
ア「桜子ちゃ〜ん、落ち着いて、落ち着いて」
  スタスタスタスタ
桜「じゃ、行きますね」
  タッ、ピッ
桜「はい、勝ちですね」
ア(あちゃ〜、桜子ちゃん怒ってる……)
烏間「………」ガックリ
渚「あ、烏間先生落ち込んでる……」
カルマ「レアじゃ〜ん写真撮ろ」パシャパシャ
莉緒「アスカちゃん達強いね!何で?」
ア「ん〜特殊な環境で育ったから……としか言えないかな……」
莉緒「そっか〜よかったら私達に修行付けてよ」
ア「私はオッケー!皆は?」
ケ「いいよ」
響「同じく」
七「オーケーだよ〜」
マ「いいぞ」
桜「え、私でいいなら」
ア「皆いいって!」
殺せんせー「ヌルフフフ、烏間先生、無様ですねぇ」
ケ「あ、名古屋城」
ア「へ〜あれ、名古屋城って言うんだ」
いや待って。砂場に名古屋城?何で?作ったの?マジで?後何で着替えてお茶立ててるの?
…ま、いっか。
烏間「……うるさい」
殺せんせー「にゅやっ、酷い!」
あれ、殺せんせーって……
ア「ねぇケイ」
ケ「なんだ」
ア「殺せんせーってさ…五条先生にそっくりじゃない?」 
ケ「確かに。なんかデジャヴ」
殺せんせー「皆さん、先生うるさくないですよね!ね!」
莉緒「うるさいよタコさ〜ん♪」
殺せんせー「なっ……」シクシク

続く…

オマケ
烏間「なんか俺、負けてばっかり……」
リリ「そっちのほうが面白い!ガンバ!」

131:リリ:2023/11/10(金) 17:22 ID:0xs

お知らせ

はい、リリです!申し訳ありません!ただいま書いているオリジナル小説、「怪盗達は呪術師でありアサシンです。」の原作を都合上、手に入れられなくなってしまいました!つまり、この小説は続行不可能となったため、無かった事とさせて頂きます!本ッッッッ当に申し訳ありません!殺せんせーの光速土下座で謝らせて頂きます!誠に申し訳ありませんでした!次の書き込みがいつになるのか分かりませんが、その時にはこの作品に代わる小説を投稿致します!それでは、また会う日まで!

PS
「深沢七音はあきらめない」が12/13発売です!『KADOKAWA児童書ポータルサイトヨメルバ』で先行試し読みが出ているため、興味のある方々は是非!


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