http://ha10.net/up/data/img/25269.png
見て俺のジンギスカン。
【乱入大歓迎!!!!幼児のスレです(大嘘)】
☆ >>2 前スレ
☆ >>3 事故紹介 (変換ミスではない)
☆ >>4 予備
>>4までレス禁で!
https://i.imgur.com/CwRCibO.png
これがこいつ
2ビンゴですね(白目)
474:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 22:24 https://i.imgur.com/VdTUZSv.jpg
これ大好きなんだけど、どうすればいい?
マフィアパロとかファンタジーパロとかしたいけどアクション書けねぇぇぇ
476:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 22:53 ひゅっ
風を切り裂いて突き出されたのは、青く光る日本刀だった。
それを振るう彼の顔は不気味に歪められている。笑ってる。あいつ、この状況を楽しんでる。
「狂ってんな、アンタ」
間一髪、半身をずらして避けた。
息を吸うことすら、ままならない。
「お互い様ッ!」
そう言って容赦なく俺の顔面を狙ってくる。
ぎらついた俺の目に、はっきりと写る日本刀の先端は月明かりに照らされて怪しげに光を放つ。
...この攻撃、大きく避ければ完全にかわせる。でもあいつは多分その俺の動きを読んで、さらに攻撃を仕掛けてくるはず。
「そんなに俺の顔が嫌いかよっ!」
次の攻撃に意識を集中させるため、あえて軽く避ける。
ちり、と頬に熱い衝撃が迸った。刀の先端が頬を掠ったのだ。
「ノンノン!I like you!ひひっ!」
いたずらっ子のような笑い声をあげて、大きく刀を振り上げた。ばっさりと俺の肩から腰を斬りつける気なのか。化け物め。グロいだろ、そんなの。内臓とかそーゆーもんがたくさん出てくるぞ。俺のことが好きならもうちょっと優しくしてくれよ。
____彼のお高い日本刀が俺の体をバッサリといく寸前。
...この世界はスローモーションになる。
セピア色の世界で彼の太刀筋が、見える。
俺はその刀を受け止めた。
瞬間、この世界は幕を閉じる。
彼の舞い上がった前髪がもとの位置に、はらりと戻る。
「は、はは.....アンタ....【異能力者】かよ」
大きく目を見開いた彼の表情。
俺はそっちのお前の顔の方が好きだよ。しおらしくて、そっちの方がまだマシ。
「は?何言ってんだ。刀を【氷】で受け止めただけだろ」
自分の手元に目をやると氷が生成されていた。
日本刀が氷に食い込んで止まっている。
溶けかけた氷の中を、光が何回も反射してきらきらと光っている。
「俺はただの落ちこぼれの【エルフ】だよ」
氷から刀を抜き彼に言った。
もうこいつに敵意は感じられない。面白いショーを見せてもらった、とばかりにその顔が明るくなっている。
「エルフ?....すっげぇ!まぁ肌白いし、そうかも」
疲れた。彼とかでぼかしてあるけどテギっぽいね。
エルフとか異能力とかはその場で考えた。何にもしょうさいは考えてない。そしてアクション下手すぎ事件な
てひょがちょっと狂いぎみになる私のss
478:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 22:59ちなみにゆんぎの頬から出た血が、エルフの力使ったときに氷になってたら萌えない?あと目が赤くなる、とか。手が無機物みたく冷たくなるとか
479:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 23:07てひょの「I like you」はどう考えても、でんのほぷさんのパートですね
480:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 23:08わりとばんたんの歌詞をssにいれてる
481:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 23:08ほんと歌詞も大好き
482:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 23:09なんならfullのじんの「ほんと僕ってどうしようもないな」もconvers highからだし、emptyなんてもろ「死んでも君だよ」って言わせてる
483:ミルク牧場◆X.:2018/08/08(水) 23:11最近首締めせっ...にはまってるんだが大丈夫か?(大丈夫なわけない)
484:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/08(水) 23:48 「あ、すき。好きだよ、てひょん...」
彼の細長くって、それでも男らしい指が僕の首を圧迫する。
...苦しい。けど気持ちいい。
いつから僕はこんな異常な思考を持つようになったんだろう。そんなことを霞む視界で考えていた。
「ひょん、俺も...俺も死ぬほどひょんのこと好き。」
生理的な涙で滲んでゆく視界に、本当に綺麗な顔で微笑むテヒョンの顔が写る。
まるで、花が舞っているよう。花嫁、っていう言葉が彼にぴったりと当てはまっている。
はっきりとした視界でこの顔を見たかったのに。涙で見えないのが惜しいな。
「ねぇ、ヒョン?死にそう?....大丈夫?」
さっきとは一転して、テヒョンは泣きそうな顔をした。僕が心配で仕方がないって顔。
「うん、...っ死にそう。...いいよ、僕を殺して」
顔にじわじわと、熱が集まっていく。行き場を失った血が上の方で暴れている。
息が吸えない。しにそう。死ぬのかな僕。でも怖くないんだよ。....何でだと思う?ねぇ、テヒョン。
「ねぇ...ひょん、俺のこと、どのくらいすき?」
ぐぐ、と僕の首を締める力が強くなる。
たまらず口が酸素を求めてはくはくと開閉を繰り返す。
口の端から唾液が溢れる。
そんな僕を見てテヒョンは、ふわりと笑いを溢した。本当にいとおしそうに僕を見つめて。
「おまえ、の、ためなら...しねる、よ」
息も絶え絶えに言葉を発する。なんとか彼に微笑みながら。少し不器用な笑みになっていたのかもしれない。なにせ死にそうだったんだし。
ぱちり、とひとつ瞬きをすると僕の頬を涙が伝っていった。
瞬間。僕の首から彼の手が離れていく。
一気に大量の空気が流れ込んできて、激しくむせる。
目の前がちかちか光ってる。耳鳴りがする。.....ああ、僕マジで死にかけたのか。現実味がいまいちわかない。
思わず床に倒れこむ。荒くなった息を整えようと深呼吸を繰り返す僕をテヒョンが呆然と見つめていた。
やがて、彼の瞳から涙が溢れた。何かがプツンとちぎれたみたいだった。
「....あ、俺.....ひょんにひどいこと....」
ぼろぼろと大粒の涙を流すテヒョンは、僕にそっと手を伸ばす。
僕はその手を殆ど無意識でとった。そして、両手で優しく包み込む。
テヒョンは脆い。壊れやすい。
僕がいないと駄目なんだ。
「だい、じょぶ.....ぼくの手は...」
君だけに暖かいんだよ。
いい終える前にテヒョンに手を引かれて、彼の方へ倒れこんだ。
震える手で何度も頭を撫でられた。
だんだんと呼吸が落ち着いていく。
僕はこの瞬間がたまらなく好きだった。
....正直、首を絞められるのはあまり好みじゃない。
狂った僕の神経は快楽を拾うけれど、やはり苦しいもんは苦しい。
それでも僕は彼に甘い言葉を吐く。現実から目をそらしてテヒョンの愛と快楽だけを辿る。
そして、余裕ぶった僕は迷いやすい彼を先導するよう、手を差し伸べる。
この笛の音についておいで。
君を助けに来たんだ。いや、君をダメにしに来たんだ。
君が僕を呼んだんだよ。
でもほら、甘いだろ。
この狂った世界は。
【pied piper】
自分で書いといて、狂いすぎてて驚いてる
486:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/09(木) 00:45ある意味才能
487:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/09(木) 00:47多分この話のてひょは、じんくんが好きすぎておかしくなった。それでこんな行為に走る。じんもそれを受け入れる。
488:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/09(木) 00:49じんは自分が主導権を握ってると思っているが、自分もまた正常ではなく狂っている。(本人も若干気がついている)
489:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/09(木) 00:55 【最後の文の解釈】
この笛の音についておいで。
(笛の音→じんの先導)
君を助けに来たんだ。いや、君をダメにしに来たんだ。
(てひょを助けたいじん。しかし自分も狂っていることは分かっているから、その行為を受け入れることしかできない。結果、てひょをダメにしてしまう)
君が僕を呼んだんだよ。
僕が君を呼んだんだよ。
(共依存。互いに助けを求めあっている)
でもさ、ほら。甘いだろ?
僕らの
この狂った世界は。
(狂ったこの世界に満足している、風な閉め。多分どこかでだめだってじんも思ってるはず。でも言わない。本文にもあるように、気持ちいいしてひょからの愛を一番に感じる行為だから)
ぴくしぶにあげたいけど大丈夫か
491:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/09(木) 01:02とりあえず友達から返信来てからにしよう.....
492:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 01:03わりと好きなんだけど、これも深夜テンション??もうなんなの?
493:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:03終わるまでノー浮上。終わったら騒ぐ。そして寝る
494:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:21終わった(ぜんぜんおわってない!)
495:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:22物書きが、読書感想文うまいとかいってんの嘘やで???興味ない文かいたってやる気出るわけないし、そもそも才能ないから賞なんてとったことないわ
496:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:22え、ねむ
497:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:22とりあえず500までいこう.....
498:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:23もう500か....っていってもだいぶながかったし、ほぼss
499:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:24鏡を見てみろ。そこに写るのがお前のアンチだ
500:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:24ごひゃく
501:ミルク牧場◆X. 古典終わるまで寝ない:2018/08/09(木) 01:41えっっっノリでさっきのss投稿してまったんだが.....!??
502:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 01:41ノリじゃすまない
503:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:01https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9966956
504:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:01戦 犯
505:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:05ばんたん好きな人このつぶやき板にいらっしゃるのかな
506:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:05ほげてるからやべーのは遡らないと目につかないけど申し訳ないな、なんか
507:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:06ほげてます!!!!(唐突なキレ)
508:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:06次のスレの事故紹介のとこにばんたんって書いとくか
509:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:07ほんっっとじんくん好き
510:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:10じんくんはド受けなんだけど、別に攻めでも大丈夫。なにせワールドワイドなハンサムですから??
511:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:10ほげろやカス(遅い)
512:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:15夜更かしするとブスが加速するぞ(寝ませーーーーんwwww)
513:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:15え、何この人こわい
514:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:16眠いのに眠りたくない
515:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:16うぉーおお、今日はもーおお、ねむーりたーくなーいだけぇー
516:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:22 そういえば今日、pied piper 爆ノリで歌いながら学校の下駄箱いったら
運動部の子(面識皆無)と目が合う。
↓
歌 聞 か れ た
↓
死ぬほどテンパる
↓
私「よぉ!」片手挙げる
↓
運動部の子「??????」
↓
私(死にてぇぇぇぇぇwwwww)
っていう事件が起きましてね(圧倒的地獄絵図)
その日の深夜にpied piper っていうssあげてるしもうこれは草
518:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:31ねっむ
519:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:32首絞めって全く受け入れられないと思ったけどそうでもないのかな。とりあえず今回のやつは閲覧数少なくてしょうがないな
520:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 02:32って予防線貼っとく(爆笑)(真顔)
521:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 08:52【end.....?】って書いてるんだから、「続きください」とかなんとか書いてくださいよ!!そんなのいくらでも書きますから!!
522:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 09:25めんどくせぇ女
523:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 09:26昨日あげたほも
524:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 09:26わりと短くまとまったよね
525:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 09:27今まではどう頑張っても3kは越えてたのに。1300くらいで済んだ
526:ミルク牧場◆X.:2018/08/09(木) 09:33 https://i.imgur.com/Px0I4Ze.jpg
暇だから私の好きなボケて貼る
https://i.imgur.com/1aBOvlo.jpg
推しの顔面強すぎーーーーーー
やったるわい
529:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 19:53浮上
530:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 19:535分休憩でいかほどほもかけるかチャレンジ!はい!
531:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 19:54そもそも今考えなきゃいけないのはempty最終回なんだよな
532:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 19:55ネイティブ日本人なんで英語全然解らないからタイトルの英単語思い付かない
533:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 23:05 【とりま今の時点での流れ】
(前回、思い出したところで終る。テヒョンへの気持ちに気がついたジン)
自分の気持ちがやばすぎて、フリーズするジン。
気持ちが止まらない!!!(空っぽだった心に強すぎる思いが流れ込んでくる)
↓
ジンくん思わず逃げる
↓
て「逃げないで」(後ろからぎゅっ。耳に囁かれる低音ボイスウウアっ)
て「さっきまでは何にも覚えてないって顔してたけど、思い出したんだよね」
騒いでたくせに洞察力!!!!
↓
ジン「離して」でも、耳を舐められて力抜ける。
て「逃げたらもっといちゃいちゃしますよ」
じ「そ、それは勘弁して....」
んで落ち着くちょろいじんひょん
て「あんまり動かないでください。変な気になりそう」
じ「わー変態!!」
↓
て「何であんな状態になったか分かりますか」
じ「多分、分かる......かな」
て「教えて、くれませんか?」
少し不安げに。じんひょんに踏み込むのを躊躇うみたいに
じ「いいけどさ」
て「はい」
じ「風呂場で話すのはやめようよ。僕、もうのぼせちゃった」
へにゃり、と顔を綻ばせたジンをみて、テヒョンは顔を赤く染めた。
おいおい、お前ものぼせたのか?なんて茶化しながら風呂場からでていく二人。
自分の笑い声のせいでてひょんの「やば、ちょーかわいー」って声には気がつくはずもなかった。
↓
髪を乾かすのもそこそこに、じんひょんの部屋に帰ってきた二人。
て「他のメンバーも呼んできましょうか?」
じ「いや....いい」
顔が暗くなる。この「いい」は「結構です」の意味だろうとテヒョンは推測する。
てひょんもしばらくはじんと二人っきりでいたかった。
しかし、そうもいかない。こんなに大切なことをメンバーに伝えなくてどうするのだろう。
て「でも....」
じ「まず....テヒョンに、伝えたかったから」
↓
ベッドに腰かける二人。
じ「自分に自信が持てなくなった、のかな」
て「そう、ですか」
あまりにも簡潔にジンが説明したので、テヒョンはそれをさらに深く掘り下げるべきか迷った。
じ「自分が、急にとてつもなく嫌になったんだ。.....それだけ。ごめんね。迷惑かけて。これから色んな人に謝りにいかなきゃ」
困ったように笑うヒョン。無理してる。
言葉も、まるで言葉を選んでいるかのようにゆっくりと吐き出される。
また無理させてるんだ。このままじゃいけない。また本心を隠して、あんなことになりかねない。
なんか言えよ、俺。
て「ひょん。僕は貴方が大好きです。」
ジンは大げさに体をびくつかせた。
そんな、自身の反応に顔を赤らめ俯く。かわいい。
....いやはや、我ながらとんでもないことが口から滑り出たな。
その【好き】は、二つの意味をもっている。
一つは、【自信が持てなくなった】というヒョンを慰めるように、メンバーの一員としてかける好きの意味。
もう一つは....もちろん恋愛としての意味。
出来るだけ心配かけまいとしているヒョンが、なんだかひどく健気で、愛しい。一晩中抱きしめて愛を囁き続けたい。自分に自信が持てないのならば、俺が自信を取り戻させてあげるよ。
て「僕は貴方の全てが大好きなんです。お調子者でワールドワイドハンサムで、今だって俺たちに心配かけないように慎重に言葉を選んで喋ってる、そんな優しすぎるところも。...死んでも貴方が好きです。ほんとに【死んでも君だよ】なんですよ」
どこかで聞いたことのある台詞だった。
.....そうだ。これはヒョンが【空っぽ】になったその日に、人形みたいになってるヒョンへ心の中で叫んだ言葉。
「俺だけじゃない。皆ヒョンのことが大好きなんです。今リビングに行って手当たり次第に【ジンヒョンのこと好き?】って声かけたら全員が【好き】だって答えます。もちろんアーミーもそう言います」
ジンヒョンは、さらに頬を赤くして、居心地悪そうに足元を見ている。いざ褒めると本気で照れるのも、かわいくて大好き。
ヒョンの頬に触れ、俯いているヒョンと無理矢理目を合わせる。
その瞳は、涙がこぼれ落ちそうなほどに潤んでいた。
「だから、自分なんていなくてもいい、なんて思わないで」
ヒョンの心の奥底を探りながら言うと、ジンヒョンは、図星だというようにたじろいだ。
すぐに感情を悟られまいと、目をそらそうとするが、そんなの俺が許さない。頬に添えた手でそれを阻んだ。
じ「も、もういいから!!....照れるなー、もう」
照れを隠すように、笑い声をあげる。ついでに背中を激しく叩かれた。痛い。無駄に強く叩いてくるな、このヒョンは。
じとり、と睨むとヒョンは俺の背中を叩くのをやめた。
じ「....と、言うわけで。ただそれだけだから。もう解散!と、いうことで....」
て「待って」
「まだ言い残したことがあるんじゃないの」
「俺にまず伝えたかったんでしょ?さっきみたいなことなら他のメンバーにも言えるじゃん。違う?」
じ「....違わない」
て「....なら俺に関わる理由がまだ残ってるんじゃないの?」
正解、というように眉がひそめられた。分かりやすい反応だ。
じ「....テヒョンには言えない。矛盾してるよね。【テヒョンにまず伝えたい】なんて言ったくせに」
目を伏せた。長いまつげが影を落とす。
て「....どうして」
じ「どうしても」
淡々と告げられる言葉が、心にやけに鋭く刺さった。
あまりにも俺は悲しそうな顔をしていたのか、優しく抱き締められる。
ああ、ジンヒョンの匂いだ。好き。大好き。愛してる。
甘えるように体重をジンヒョンへかけると、簡単に押し倒せた。二人でベッドに沈みこむ。今俺幸せだよ。
「ちょ、....や、やだ、どいてよ」
首もとに顔を埋め、耳元で囁く。さっきの風呂で分かったがどうやらヒョンは耳元で囁かれるのが苦手らしい。
「俺に話してくれるまでこうしてます」
「う、うそ....」
「嘘じゃありません」
首を舐めあげると「ひっ...」と小さく声をあげた。なかなかそそる反応だ。
しばらくそうやってヒョンに触れる。もはやどっちが先に折れるかの戦いだ。
ジンヒョンは「あ」とか「う」とか呻いて、身動ぎした。しかし、何せ久しぶりに自我を取り戻したのだ。上手く体に力が入らないのか俺をどかすことができない。
「ジン...」
声をとびっきり甘くして囁くと、とうとうヒョンは折れた。呼び捨てがなかなか効いたのだろうか。
「わ、わかった!!話す、話すからっ!」
「本当に?」
好きな人にはいじめたくなってしまう。
にやつきを隠さずに耳元で囁くと、唇がジンヒョンの熱い耳に触れた。
「っ、いいから、離れて!一刻も早く!」
頭をオーバーヒートさせたように叫ぶジンヒョンに、ふと疑問を抱いた。
わりとこのくらいの距離はいつも通りだ。耳に口付けはしないとはいえ。
なのにこの反応は、少しおかしい。まるでヒョンが俺を異常なくらいに意識してるみたいだ。
体を起こしてジンヒョンに聞く。
「ジンヒョンってこんなに照れ屋でしたっけ?」
「おまえが近いと、どきどきして喋れないんだよっ、ばか!」
なんでメモ書いてるはずが知らないうちに小説かいてんの???
537:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 23:24 呆然と固まっていると、突き飛ばされるテヒョン。
どういう意味だそれ、と固まる。期待していいのかな。
↓
じ「お前のせいなんだよ、こうなったの」
て「え?」
じ「知らない内にお前のこと目で追ってるし。最近なんか凄くカッコよく見えるし。....お前のせいで収録も集中できなくて振り付け間違えるし。」
て「ひょん、それって....」
まるで、俺のこと....
じ「ああ、そうだよ。まるで、テヒョンに....恋、してるみたいだ」
彼は力なく笑った。
笑えよこんなのドン引きだろ、そう言っているみたいで思わずジンヒョンの腕を強く掴んで、俺の腕の中へ引き寄せる。
腕の中に収まったヒョンの頭にキスをした。
「恋してください、俺に」
片手で彼の顎をくい、とあげてやる。
目が合った。その瞳は期待でゆらゆらと揺れていて、ずっと何かを欲してるみたいで、あのハンサムなキムソクジンとは思えない。
俺だけが見られるヒョンの表情。それってなんだかぞくぞくする。
「....キス、しますよ。いいですよね?」
どこに、とは聞いてこなかった。
彼はただ一度だけ、こくりと頷いて、目を瞑る。
ウブな反応がかわいい。
ふ、と小さく笑いをこぼした俺にさえ気がつかないヒョンは、眉間にシワができるんじゃないかってくらい目を強く瞑っている。
唇が触れる寸前。
「好きです」
と言うと、彼は消え入りそうな声で「僕も」とだけ返した。
そして、ヒョンとの距離がゼロになった。
「そんで?どこまでヤったんだ?」
あまりにも直球なユンギの言葉に、朝の穏やかな空気が凍りついた。
ナムジュンは昨日の朝のように、コーヒーを吹き出しそうになったし、ジョングクはその握力でコップを割りかけた。
「ちょ、ユンギヒョン!」
あまりに下世話な質問を咎めるナムジュンだが、テヒョンは暗い顔で平然と返す。
「キスしかしてない」
「はぁ?マジか」
ユンギは呆れた顔をした。
やれやれ、と首を振りコーヒーをすする。
「いい感じだったんですよ。なのに服の中に手を突っ込んだら、【やめろ!!!】ってマジギレされまして」
それはもう、心から残念そうな顔だった。
「なんで嫌がられたんですか?」
今度はジョングクが質問した。
こいつまで何を、という顔をナムジュンは向けた。
好奇心旺盛というのは時に恐ろしい。
「【もうちょっと段階を踏むだろ、普通!いきなり行為に及ぶやつがいるか!】って真面目に諭されたけどそれを押しきって服を脱がせようとしたら、【あーー死ぬよ、僕!心臓発作で!!どきどきしすぎてテヒョンに殺されたって皆に言いふらすからね!!】って...」
テヒョンがソクジンの声真似をしながら言うので、ジョングクは、けらけらと笑い始めた。ちょうど、今リビングにやって来たジミンまでも笑っている。
ナムジュンも口角が上がりかけたのをなんとか堪えるのに精一杯だった。
「あは、死んだら言いふらすことなんてできないじゃないですか!」
「いや、ジョングク、ツッコむのはそこじゃない」
冷静にユンギが言葉を返す。
「もーその言葉がかわいくって....諦めちゃいました。そのあとすぐに寝始めたから襲おうと思えば襲えたんですけど...」
ぽっと頬を赤らめるテヒョン。
いやそこは顔を赤らめるところではないだろう、とナムジュンは心の中でツッコミをいれた。
その直後、ばたんと激しくドアを開ける音が響く。
そこには顔を赤くし、涙目でテヒョンを睨み付けるソクジンがいた。
「お、お前は....僕の恥ずかしい黒歴史をつらつらと皆に.....っ!」
ソクジンからどす黒いオーラが出ていた。
やばいめちゃ怒ってる、とテヒョンが後ずさった。
「そこに正座しろーーーっ!!」
後にテヒョンは「あのあと滅茶苦茶叱られた」と語ったそう。
【end】
タイトルは Even If I Die, It's You 意味は分かるな????(威圧)
540:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 23:59英語版タイトル。安直だね。よく考えたらこの曲てじの結婚式ソングだからタイトルがこれで当然だね
541:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/10(金) 23:59頭わいてる
542:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/11(土) 00:01いつあげれるかな
543:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 00:01ほげ解除
544:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 00:01ユンギが節操ないキャラになってしまう
545:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 00:03こちら脳死スレです
546:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 00:04今日夢にばんたんでてきたんだけど、なんの夢かあんまり覚えてない
547:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 00:05なんかアクション系だったような
548:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 00:07上のメモは適当に書いてるからまだ修正しなきゃな
549:ミルク牧場◆X. ふと思い付いたやつ:2018/08/11(土) 01:22 「好きって言って」
久々に目が合ったと思ったらそれか。
俺はため息を吐いた。
その呆れたようなため息に、彼は傷ついたって顔をした。それに気が付いてない振りをするのは、今日でもう何度目か。その演技には慣れてしまった。
ベッドの近くのオレンジのライトの色が、なんでか冷たく感じる。
無機質なライトの暖かそうな色に照らされた彼の顔は、やはり綺麗だ。
傷ついても綺麗なんて。そんなのさ、なんかずるくない?
「言わない」
「なんで」
分かってるくせに。そーゆーこと聞くんだ。酷いな貴方は。まぁ俺も大概なんだけど。
「好き、って言ったらおしまいでしょ。俺らの関係は」
つまり、彼とはそんな仲だった。
最初はただの気の迷い。二回目はなんだか癖になって。三回目は彼が急に愛しく思えて。四回目は今夜。
「好きって言ったほうが盛り上がらない?」
嘘でもさ、と彼は付け加えた。
小さく笑ってベッドから投げ出された足を落ち着きなくぶらぶらと揺らす。
「嘘でも言っちゃだめでしょ」
ああ、神様。どうか今の顔を彼に見られていませんように。
俺は今どんな顔をしているんだろう。とりあえず良い顔はしていない。はは、笑っちゃうよね。演技にはだいぶ自信があるはずなのに。
「好きって言って」
もう一度彼は言った。
俺はもうとっくに分かっていた。彼は余裕ぶっているけど、それは【演技】なんだって。
彼はたしか大学の学部は演技に関係することだった。それを存分に活かして俺とこーゆーことしてる。行為に及んでいるときはあんまり上手に出来ていなかったみたいだけど。そんなところもかわいい、なんて思ってしまったら俺の負け。
惚れたら負け。
いや、惚れていることを悟られたら負け。
だから、俺と彼は演技をし続ける。繊細に。ひとつもボロを出さないように、慎重に。
「おねがい」
震えた声は彼から発せられたものだった。
これ、多分だけど演技じゃない。これは経験からではなく直感が告げたものだった。
「好き」
あー負けた。
気がついたらそんなことを口走っていた。ばか、俺のばか。
「僕も好きだよ」
彼は綺麗に微笑んだ。
オレンジのライトが急に鮮やかになる。世界が華やかだ。
それは演技か否か。いや、そんなんもうどうだっていい。
笑顔のままの枯れに口付けた。
これで俺らの関係は、おしまい。
次からは、その関係を【恋人】とでも呼ぶのだろうか。
「愛してます」
俺がそういうと、彼は花嫁のように幸せそうに、確かにしっかりと頷いたのだ。
演技派の二人だから
551:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 01:27タイトルは.....どーしよう....「恋人を演じよう」とか(くそださタイトル)
552:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 01:30深夜だとなんか知らんけどあげたい願望半端ないからやだ
553:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 02:43あげた
554:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 02:44行動力の化身jk
555:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 19:17ねむ
556:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 19:17今都会にいます
557:ミルク牧場◆X.:2018/08/11(土) 19:17眠いwwwww
558:ミルク牧場◆X. 多分それは、演技じゃない:2018/08/12(日) 21:39 「好きって言って」
久々に目が合ったと思ったらそれか。
俺はため息を吐いた。
その呆れたようなため息に、彼は傷ついたって顔をした。これは演技なのかどうか。俺は静かに見極める。
ベッドの近くのオレンジのライトの色が、なんでか冷たく感じる。
無機質なライトの暖かそうな色に照らされた彼の顔は、やはり綺麗だ。
傷ついても綺麗なんて。そんなのさ、なんかずるくない?
「言わない」
「なんで」
分かってるくせに。そーゆーこと聞くんだ。酷いなヒョンは。まぁ俺も大概なんだけど。
「好き、って言ったらおしまいでしょ。俺らの関係は」
つまり、ジンヒョンとはそんな仲だった。
最初はただの気の迷い。二回目はなんだか癖になって。三回目は彼が急に愛しく思えて。四回目は今夜。
「好きって言ったほうが盛り上がらない?」
嘘でもさ、と彼は付け加えた。
小さく笑ってベッドから投げ出された足を落ち着きなくぶらぶらと揺らす。
「嘘でも言っちゃだめでしょ」
ああ、神様。どうか今の顔を彼に見られていませんように。
俺は今どんな顔をしているんだろう。とりあえず良い顔はしていない。はは、笑っちゃうよね。演技にはだいぶ自信があるはずなのに。
「好きって言って」
もう一度彼は言った。さらりと甘えるように言葉を吐かれる。
俺はもうとっくに分かっていた。彼は余裕ぶっているけど、それは【演技】なんだって。
彼はたしか大学の学部は演技に関係することだった。それを存分に活かして俺とこーゆーことしてる。行為に及んでいるときはあんまり上手に出来ていなかったみたいだけど。そんなところもかわいい、なんて思ってしまったら俺の負け。
惚れたら負け。
いや、惚れていることをはっきりと悟られたら負け。
だから、俺と彼は演技をし続ける。繊細に。ひとつもボロを出さないように、慎重に。
....本当は、もう互いに好きだとわかってる。恐らく彼も。
でも怖い。この関係を己から変えてしまうのが。
恋人になる、ってのは思ったよりも大変だ。男同士で、アイドルで、歳も離れている。
行為をするだけの仲の方がずっと楽。
きっかけを探しているのだ。
恋人になるきっかけを。
どちらかがボロをだして、相手のせいにして恋人になる。
それって、自分は楽でいい。
そんな考えで、妙に演技派な俺たちの奇妙な関係は存在していた。
ジンヒョンは、なにも言わない俺を前髪の間からちらりとのぞき俯いた。
「....おねがい」
震えた声は彼から発せられたものだった。
これ、多分だけど演技じゃない。これは経験からではなく直感が告げたものだった。
「...好き、です」
あー負けた。
気がついたらそんなことを口走っていた。ばか、俺のばか。
「テヒョンの負けだね」
彼は綺麗に微笑んだ。
「ずるい。全部俺のせいにするの?」
むっとしながら問う。
「僕はただ、テヒョンから告白してほしかっただけだよ。駆け引きとかもうわりとどうでもよかったし。テヒョンがあと三秒【好きです】っていうのが遅かったら、僕から告白してたよ」
でも、と彼は続ける。
「【おねがい】って頼んだ時点で僕の恋心は、はっきりしてたよね。だからヒョンの負け、ってことにしていいよ」
「そうやって歳上ぶるのやめてください」
特徴的な笑い声をあげたジンヒョンは、ふとその笑顔を妖しいものに変えて言った。
「お礼に今日はお前の好きにさせてあげる」
彼は、ばちんとウインクを飛ばした。
相変わらずだな、ほんとに。この人は。というかいつも好きにされてるじゃん。
オレンジのライトが急に鮮やかになる。世界が華やかだ。
彼が今浮かべる余裕綽々な笑みは、彼の瞳が興奮で潤んでいるのは、演技か否か。
....いや、そんなんもうどうだっていい。
俺は噛みつくように、ヒョンに口付けた。
これで俺らの関係は、おしまい。
次からは、その関係を【恋人】とでも呼ぶのだろうか。
「愛してます」
俺がそういうと、彼は幸せそうに、確かにしっかりと頷いたのだ。
腕いたい
560:ミルク牧場◆X.:2018/08/12(日) 21:55余裕なじんとわんこててを書きたかった
561:ミルク牧場◆X.:2018/08/12(日) 21:56あと演技の二人だから駆け引きとか
562:ミルク牧場◆X.:2018/08/12(日) 21:57ねむい
563:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/14(火) 23:39かえってきたよ
564:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/14(火) 23:46「好きって言って」から始まるss書きてぇって思ったけどもうかいてたわ
565:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/18(土) 09:07 て「何であんな状態になったか分かりますか」
じ「多分、分かる......かな」
て「教えて、くれませんか?」
少し不安げに。じんひょんに踏み込むのを躊躇うみたいに
じ「いいけどさ」
て「はい」
じ「風呂場で話すのはやめようよ。僕、もうのぼせちゃった」
へにゃり、と顔を綻ばせたジンをみて、テヒョンは顔を赤く染めた。
おいおい、お前ものぼせたのか?なんて茶化しながら風呂場からでていく二人。
自分の笑い声のせいでてひょんの「やば、ちょーかわいー」って声には気がつくはずもなかった。
↓
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10007102&uarea=wordできた
567:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/18(土) 10:49おいおいfullが70ブクマいったんだけど何が起こってんだよ
568:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/18(土) 10:50だから最終回あげにくいっていったやん!!!!(言ってない)
569:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/18(土) 12:27なんで小説あげた後ってこんなキチガイになるの?
570:ミルク牧場◆X. hoge:2018/08/18(土) 12:27精神不安定になるよねぇ
571:ミルク牧場◆X.:2018/08/18(土) 12:27ほもかかないからあげる