おうむ真理教の麻原彰晃が死刑になりました。 FTのこの記事には、麻原彰晃の説明として、the son of a tatami mat makerであると書いてあります。同じ日（７月８日） の死亡記事に宇宙建築家のConstance Adamsの記事にもこういう人から生まれたと、 お父さんはダラスのsouthern Methodist University の中世史の学者で、お母さんは、 作家でシャンペーン鑑定家だと出ていました。コンスタンス・ アダムスは、スペース・シップの設計もしたそうで、 火星で使う家具や家の設計もしていたという先端建築家ですが、 その人の死亡記事も、 彼女が誰から生まれたかをまず書かなければ、どんな人生で、 何をしたかの記述は始めらないのです。 こちらの新聞には死亡記事だけでなく、人間が関係する記事には、 必ずその人の両親の名前や職業が出てきます。
日本の人物の記事には、両親の名前も、 職業も出てこないですから、日本では、一人の人物の親は、 その人間の成功にも失敗にもあまり関係なく、 その人間のやり遂げたことは、素晴らしいことでも、 悪いことでも、 その人物だけの独り相撲でやり遂げたのだと思い込んでいる節があ ります。これは、大間違いです。 わたしは麻原のお父さんが畳屋さんだったことと、 彼があぐらをかいたまま、空中に浮いたりする超能力で、 若い知識人まで、誘惑して、彼のセクトに入信させたことは、 コネクトすると思います。 どんなコネクションか考えておいてください。 面白いコネクションです。ぜったいに関係があリマスから。 運命はそこから始まっているのです。もちろん、○○先生の遺伝子の授業を聞けば、 父親の遺伝子と母親の遺伝子の持つ強力な引力もわかります。 両親がどんな仕事を選ぶようになるかは、 その遺伝子とも関係あるでしょう。 イギリスの新聞もアメリカの新聞も、 両親の名前と職業を載せなければ、死亡記事を始めないのは、 人間形成が両親抜きでは考えられないのだと信じているからですね 。欧米のジャーナリズムの人間観は理にかなっていると思います。
このコネクションが分からん。教えてくれ〜