発破天獄(はっぱてんごく)
白神山脈の奥地で何百年もの間ひっそりと鍛錬を重ねた不老不死の修行僧が編み出した技。
体全体のバネを使い、大地のオーラを吸収しつつ音速を越える速度の掌底を放つ。
その威力は地獄の底から天上まで積み上げたダイナマイトを同時に爆発させた威力と同程度とも言われる。
斬業(ざんぎょう)
神話時代の鬼であり、伝説の剣豪で、人斬りでもあった斬業。そのあまりの残忍さで人々を苦しめていたのを見兼ねた武神・神人釈陰(しんじんしゃいん)が斬業を切ったとされる刀にもその名が付けられた。
斬業の血が染み込むその刀は名刀ゆえに刃こぼれや切れ味の鈍りは起こらないが、使用者を呪い三日三晩眠らずに人を斬らせ続けた後、生命力を喰らいつくし自らの主さえも絶命させる。