あの時 君の手を離さなければ なんてことをまた夢見てた どうか、どうか、もう一度だけ ふたりであの空を見たいんだ
痛い、苦しい、助けて、助けてよ…どれだけ悲痛な叫びをあげても誰も手を差し伸べてくれる人なんかいない。私の声はただ虚空に消えていくのみ。 あの子も、その子も、この子も…みんな気づいているはずなのに私を無視していく。薄情な者ばかりが蔓延るこの世は虚な闇のよう。 今日も私は右も左もわからぬような真っ暗の道を歩いていく。