昔、天使と悪魔が戦争を起こした。
神が静めようとしても、どうにもならないほどの戦い。
どちらかが勝ったかは、誰も知らない。
それから幾多の時間が過ぎた。
人間が生まれ、文明を築き、科学的なことだけが信じられるようになった。
それを憂いた神が、人間に加護を授けた。
空想でしかなかった魔法が使えるようになり、文明はもっと進歩した。
やがて人はそれを戦いに使うようになった。
それを見た天使や悪魔は、我先にと人と契約し、人にこう言った。
『敵を倒せ』と。
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