「 貴方こそが姫様だ 」
舞台は悪魔が信じられていた頃の西洋。貴族の家に生まれた娘は、人ならざる者が見えるゆえに不気味がられていた。彼女はひとりぼっちだ。幼い娘を哀れんだ悪魔が、彼女を自身の城へと攫ったのは、もう十余年も前のことである。
◆character
娘（ 一人募集 ）／悪魔や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力を持つ。５歳の頃に誘拐されて以来悪魔の城で育った。現在１９歳
使用人（ ∞ ）／城へ住み着く人ならざる者達。種族は悪魔や幽霊、思い付く限り何でもどうぞ。娘のことを姫は慕っている。魔法の力を使い、不老不死であるが...？
◆舞台設定
ゴシック調のお城。鬱蒼として外界から隔てるかのように周りは針葉樹が囲い、空はいつだって暗い雲が塞いでいる。
何世紀も前に没落した王家のものを現在勝手に占拠しており、魔物の力ゆえに城周辺は夜のまま時間が止まっていたのだが、人間である娘の介入により少しずつ針が進み始めていた。
娘が20になる頃には完全に時間が正しい流れへと戻ってしまうのだが、時を同じくして不老不死だった魔物達は命の終わりを迎えてしまう。それに気付いているか否かは任せます
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