森奥深くの羊羮、創作の館 【第一室目】

葉っぱ天国 > 日記 > スレ一覧
47:羊羹:2015/02/27(金) 14:41 ID:hRQ

225 羊羮 [2014/12/24(水) 17:52:05]
俺は双子の弟が居ます
俺は今時珍しくない金髪、弟は今時珍しい黒髪です
弟は外見からよく苛められました
俺はいつも弟の手を握っていました
二人一緒だと何時も楽しいのです
ある日革命が起こりました
黒髪の人達が伝統を取り戻す為に立ち上がったのです
弟の手はいつの間にか握ってませんでした
国が二つになったのです
弟が居なくなったのです
俺は大きくなって、軍人さんになりました
今度はみんなを守ろうと思ったのです
ある日の号外、もうひとつの国の宣戦布告が伝わりました
写真には黒い髪の総司令と、見覚えのある黒髪の人が見えました
俺はこっそり出掛けました
長い砂地を歩きました
俺は双子の弟が居ます


僕には双子の兄が居ます
兄はいつも僕を守ってくれましたが、あの日だけは手を握ってくれませんでした
黒髪の叔父さんが、もういじめられない、君を必要とする世界をつくると言いました
だから僕は、付いていきました
叔父さんは科学者でしたが、新しい国のトップでした
時々寂しくなると、一緒に遊んでくれる女の子が居ました
楽しいです
でも何故相手が兄ではないのでしょうか
思えば最後まで僕は、守られるのが当然だと思っていたのです
僕には双子の兄が居ます


226 羊羮 [2014/12/24(水) 18:19:08]
>>217 続

水辺に住むメドゥーサの噂
彼女と目を合わせると、気が狂って死んでしまうんだって

それを聞いたとある自.殺志願者が、噂の水辺にやって来ました
少女は慌てて隠れました、『失敗』から学んで即座に行動するようになったのです
「そこにいるのか?」と聞かれました
「居ないわよ」と答えました
自分が居なければ平和が続いたであろう人達を、少女は何人も見てしまいました
少女は何度も何度も、魔女に、自.殺の方法を聞いておけばよかったと思いました
「いいや、居るじゃないか。 ちゃんと」
そんな精神状態でしたから、志願者の意味のない言葉ですら、存在を許してくれたように感じてしまったのです
「顔を見せておくれ」 「見たら貴方は狂い死ぬわよ」
「なあ、貴方が死神か神様かは知らないが、俺は目が見えないんだよ」
少女は驚きました
鏡でちらりと覗き見た姿は目に包帯が巻かれていて、車椅子に腰掛けていたのです
「私は貴方を見れないが、貴方は私を見れるだろう?
 何時も監視が厳しくてね、今日はようやくここに来れたんだ
 どうせ死ぬのなら、死神だって神様じゃないか」


227 羊羮 [2014/12/24(水) 20:28:10]
おやすみ みんな(orむねん) そして すまん わが むすめ


228 羊羮 [2014/12/25(木) 16:29:39]
言無 句忽(ことなし くこつ)
少数意見尊重者 「この者達の言葉等、十万分の一にも捉えられむだろう」

爽鳥 四香(さわとり しこう)
朝告げ鳥 「あーさでーすよ〜」

榾(ほた)
「速くなったな、少女よ」

Emeth(エメト)
死胎告知 「子供(ガキ)の欲に際限は無いの。 よって彼の御子は、死にました」


229 羊羮 [2014/12/27(土) 19:51:02]
「私が傷つけただけ、世界は歪んでいく。 それがきもちいいのよ」
「……違うわね、歪んでいるのは貴方。世界は妄想の姿を捨て、現実に戻りつつある。
 貴方はそれを受け入れられないだけだわ。」


「みんな、北は南には敵わないと思っていた。だが北には世界一強いヤツがたった一人居たんだ」


230 羊羮 [2014/12/27(土) 22:18:18]
生前葬、生後誕。
「俺の中では葬式は要らないんだけど、家族はそうは言ったってやらなきゃいかんでしょって言うから、じゃあ死ぬ前にやれば本当に死んだときやらなくていいなって」

「また新しく、輪廻の一片となるんだよ」

下の文のショボさが際立ってるって?
(私が付け加えたんだと)御察しください。

緑の金塊、竹を漕ぐバングラデシュさん。


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ