赤の城と紅の孤島

葉っぱ天国 > 変人・中二病 > スレ一覧
187:◆rDg:2020/07/10(金) 00:21


・・・‘‘魂’’・・・

「 …そうだな、本当に、この機械の子と私は似ていると思うよ… 親近感さえ湧いてくる、あぁ、魂もそりゃあ要るだろう…其処でだ、取り引きをしないか?… 君達にとっても有益な物ではある、どうだ?」



( 声の響く方向に… 返事、答えてくれるかは分からない、一つの提案で、何か思う所があるのか見えないように拳を握り締めて、虚空を掴み…思い切り息を吸い込んでから、愚痴のように吐き出す
____________その取引内容は )



「 …『この機械の子の魂、私にくれないか?』…其方には… あまりくれてやりたくないが、私の持っている戦闘向きの魂達… そして、あの‘怪物’…今も培養液に浸してある、アイツだ、アイツを… あげてやる、私の研究、能力の集大成だ、損は絶対にしたいと、約束しよう… 」


( ____________損が激しく、徳が小さいような、内容。 )



・・・集中モード・・・


『 …承知、かろん、やる気…充分。… 私、同じ、一緒に…。…後で、話…』

( 元気に振る舞っている黒機を見ては… 何処か呆れる反面、凄いとも思い… 白にとっては、愛おしくも思えるようで… 今は、自分の気持ちは仕舞おう、それが合理的… そう思える程、テンション上がっているのを、嬉しく思えて )


「 …あ〜、やっぱそっちの方がカロンらしくてとっても良いな、後良い事言うじゃん… ま、そうだな、じゃ… 行くか」

( 頼れる存在、悪友のような… とにかく、信頼出来る黒機…いざ、すぐ側にある孤島へ… )


・・・ストレンジャー・ハウス・・・


( …当然猫耳はそんな情報を聞き流すはずもなく… )

「 …!?て、テテテ、テホプゥッ!?な、何、何言って… す、住む!?い、いや、確かに広いし良いかもしれないけどぉっ!!!ち、ちょっと待つんだぞぉっ…!!」


( …先程までの緊張感は消え去り、顔を真っ赤にしサンダルを脱ぎ捨てながら、同じ方向を着いていく… ただ、尻尾を立てて満更でも無さそうなのは後ろから見れば丸分かり… )


「 …やれやれだね、さて… 一体全体これはどういう事かねぇ… 」

( 少々奇妙に感じるも、原因が不明な為、取り敢えず着いて行き… ジーッと、辺りを警戒、見渡した… 指に唾液少量漬けて、風も確認しつつ… 裸足のままスローペースに着いて行き )


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