あぁ〜、久しぶり！
貨物列車は知っている ＮＯ,７
７,若武に電話
彩side
ピッピッ、ピッ。 プルルルル、プルルルル……。
「はい、若武でございます。」
あっ、この声は島崎さん。
「もしもし、立花ですけど。 若武君、いますか？」
「あら、彩さん。和臣くん、読んできますわね。」
そして、保留音。
ふふっ。また、思わず笑っちゃた。保留音が軽く優しくアレンジされた情熱大陸。若武にぴったり。
「はい、俺。 どうした？ もしかして、事件？」
うん、その通り。
「そう、事件よ。依頼人は、私の同級生。」
すると、得意そうな声が返ってきた。
「へぇ〜、同級生ね…。 俺のコト知ってるかな？」
私は、返す。
「知ってるんじゃない？秀明生だもの。ほら、如月さん。」
今度は、さっきとはうって変わって低い声。
「…あの、１位の？ 俺せっかく波に乗ってたのに。」
「う〜ん…正しくはその姉妹の子ね。」
声が少し、高くなる。
「わかった。じゃ、土曜日に俺ん家まで連れてこい。宜しく。
ｋｚメンバーには、俺が集合をかける。 じゃあ、もう勉強するから。」
プツッ。 ピッー、ピッー、ピッー……。
あ、きれた。 もうっ、せっかちなんだから！
え〜っと、じゃ、土曜日に若武ん家ね。
明日、学校で綾乃さんに教えてあげよう。
どう？ かなり、久しぶりです。 という訳で全部、羅列するよ…。
ＮＯ，１ >>235 ＮＯ，４ >>254 ＮＯ，７ ＮＯ，２ >>238 ＮＯ，５ >>256 ＮＯ，８ >>378
ＮＯ，３ >>241 ＮＯ，６ >>261
以上！ いつ終わることやら…。