探偵チームKZ事件ノート13

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992:檸檬:2016/11/13(日) 22:14 ID:gNQ

【金の鹿は知っている】
3.過去のテスト
「すごいじゃないか、こんなに堂々とやるなんてな!!」
目の前の___さんは笑顔で大笑いしている。
この人は私の恩人だ。私にとって唯一信じている人でもある。
「まだまだ頑張れよ。」
私は今、テストを受けている。
世間に自分の存在を知らしめて、
3ヶ月逮捕から逃れられればクリア。
つまり、殺人犯として連行されなければ合格、というテスト。
これに受かれば私はこの人と同じ
___になれる…
「テストっていえば、ほら。
覚えてるか?あの時の。」
「……もちろんです」
それは昔、私が___達に出会ったときに、
『この問題があってたやつには___の素質があるらしい』
そう教えられて挑戦してみた問題。
もちろん、仲間として見られるために
実技も頑張ったけれど。
トップクラスの人達は皆正解している
、なんてのも聞いたことがある。
「いやぁ、お前が答えだしたとき、
マジでビビったぜ?自慢気な顔で
恐ろしいこと言うもんだ、ってな!」
可笑しくてたまらない、というように
声をあげる___さん。
「えぇっと…
『あなたは父親の葬式の途中、魅力的な男性と出会います。
あなたも妹もとても好みの男性です。
次の日、あなたは妹を殺しました。
何故ですか?』
って感じのやつだよな?」
「……うん。」
軽くうなずく。
答えを思いだし、思わず笑みがこぼれる。
「妹の葬式でまた会えると思ったから……ね…。」
途端に___さんが吹き出す。
どうやらツボになったのか。
「…お前にはきっと、才能がある。」
「…ん。」
そう言うと、___は立ち上がった。
「頑張って、俺たちのチームに来いよ?約束だ。」
「……当たり前。」
そうして私達は強く拳付き合わせた。


ちえ◆MwQ/iOF3j2U4k:2016/11/13(日) 22:21 ID:TXc [返信]

あ、これサイコパスかサイコパスじゃないか分かるテストだよね!?

>>994
駄菓子の完成〜
檸檬おばあちゃん、当たりでたから次回の更新と交換してぇ?


コアラ◆ak:2016/11/13(日) 22:28 ID:C4E [返信]

おおお!
続きを早く読みたい...!

>>993
小6か〜
じゃあ檸檬とアイスは年下になだめられてるってことだね!


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